イヤホンの正しい付け方!外れない&音質がよくなる?【タイプ別】
イヤホンにはカナル型などの種類があります。カナル型などの種類によっても音質が異なりますが、自分に合うイヤホンを選ぶ事や、正しい付け方をする事で耳から外れる事がなくなります。今回はイヤホンの正しい付け方から、外れにくいイヤホンの付け方についてご紹介いたします。
目次
イヤホンが外れやすくて困っていませんか?
正しい付け方をしていても、イヤホンが外れやすいと感じる人もいるでしょう。イヤホンには沢山の種類や音質のものがあるため、選び方によっては外れるイヤホンを選んでしまう事があります。今回はイヤホンの正しい付け方や、音質が良くなるイヤホンなどについてご紹介いたします。
イヤホンが外れる主な理由とは?
イヤホンを使って歩きながら音楽を聞く人も増えていますが、動いた拍子にイヤホンが外れる事もあるでしょう。イヤホンが外れるのには理由があり、付け方以外にもサイズや選ぶ方法が間違っている場合が多いです。次はイヤホンが外れる理由について詳しくご紹介いたします。
イヤーピースのサイズ
イヤホンが簡単に外れてしまう理由としては、イヤホンに付いているイヤーピースのサイズが問題かもしれません。人によって耳のサイズは異なるので、自分の耳に合ったものを使用していなければ外れやすくなってしまいます。イヤホンを使用する時は正しいサイズを選ぶようにしましょう。
イヤホンの選び方
イヤホンの種類によっても外れやすいものと外れにくいものがあります。特にインナーイヤー型のイヤホンは構造上の理由でどうしても他のイヤホンと比べると外れやすくなってしまいます。外れないイヤホンとして評判なのはカナル型イヤホンです。外れにくいイヤホンが欲しい時は、選ぶ時にも気を付けると良いでしょう。
イヤホンが外れにくいと話題の「シュア掛け」とは?
イヤホンの付け方にはシュア掛けというものがあります。シュア掛けの付け方は最近注目され始めてた付け方で、イヤホンが外れないようになるとその付け方が話題になっています。次はそんなシュア掛けについてご紹介いたします。
音響メーカー「SHURE」のイヤホンから名付けられた
シュア掛けというのは世界でも有名な「SHURE」というオーディオ機器の企業が作っているイヤホンから名付けられました。本来はSHUREで製造しているイヤホンの付け方ですが、一般的に売られているイヤホンでもこの付け方をする事によって外れないようになります。
シュア掛けのメリット
シュア掛けのメリットはイヤホンが外れないという点だけではありません。この付け方にしておくと、タッチノイズが減少します。服や腕などに擦れてしまうとノイズが入ってしまう事がありますが、シュア掛けの付け方にするとイヤホンのコードが安定するのでノイズが入りにくくなります。
イヤホンのシュア掛けのやり方を紹介!
シュア掛けの付け方は正しい付け方をする事で、外れるイヤホンも外れないようになります。サイズや選ぶ方法をチェックしたら、今度はシュア掛けの付け方でさらに外れないようにイヤホンを調節してみてください。次はシュア掛けの正しい付け方についてご紹介いたします。
左右のあるイヤホン
シュア掛けの付け方は通常のイヤホンの付け方とは異なり、イヤホンをコードが上に向いた状態で耳に装着します。上を向いたコードは耳の裏側に掛けるような付け方が正しい付け方となります。また、ノズルに方向性があるイヤホンだと上向きにした事で左右が入れ替わる事があるので注意しましょう。
シュア掛け専用イヤホン(SHURE SE215SPE)
イヤホンにはシュア掛け専用のものも販売されています。こちらのイヤホンは密閉度が高いため、簡単には外れないので動いていても快適です。シュア掛けの付け方で選ぶ際は、シュア掛け専用のイヤホンも検討してみると良いでしょう。
シュア掛けに適しているイヤホンとは?
シュア掛けの付け方に適しているイヤホンは、インナーイヤー型よりもカナル型イヤホンの方がおすすめです。理由としてはカナル型は耳への密閉度が高く、タッチノイズの影響を受けやすい所にあります。先程ご紹介したようにシュア掛けの付け方をする事によってタッチノイズの減少というメリットを活かしやすいイヤホンなので、カナル型イヤホンにはシュア掛けの付け方を試してみてください。
イヤホンの正しい付け方をタイプ別に紹介!
イヤホンにはさまざまな種類があるので、選ぶのにも一苦労するでしょう。付け方や選び方にさえ注意すれば快適にイヤホンを付ける事が出来ます。次はイヤホンの中でも、正しい付け方をタイプ別にご紹介いたします。
iPhone付属イヤホン
iPhoneには専用の付属イヤホンがありますが、このイヤホンは他のものと比べるとシュア掛けの付け方にはあまりおすすめ出来ません。構造上の理由でイヤーピースとコードを繋ぐ接着部分が長く作られているので、上向きにした時にコードを耳の後ろに掛けにくくなります。通常の付け方であれば、イヤホンの左右を確認してから耳に装着して下にコードを垂らしましょう。
カナル型イヤホン
シンプルな作りが多いカナル型イヤホンは、シュア掛けの付け方に適しているのでおすすめです。カナル型はイヤーピースとコードの接着部分も短く、上向きにしてもコードが掛けやすくなります。イヤホンによっては左右が入れ替わるので、音楽を聞きながら確認してください。付け方は上向きに装着して耳の裏側にコードを垂らしてください。
カナル型イヤホン(スポーツタイプ)
シュア掛けの付け方はスポーツなど体を動かす時にピッタリなので、スポーツタイプのカナル型イヤホンも適していると言えます。多くのカナル型のスポーツタイプはシュア掛けの付け方をしやすい作りをしており、激しく動いても外れる事はありません。こちらも先程ご紹介した通りの付け方で、外れにくくなります。
開放型イヤホン
開放型イヤホンは、周囲の騒音などを完全にシャットアウトしないタイプのイヤホンです。イヤーピースはなく、密閉されないので周囲の音を聞き取る事も出来ます。こちらのイヤホンはシュア掛けの付け方をしやすいタイプとシュア掛けの付け方をしにくいタイプがあるので、形状を確認してから正しい付け方を行ってください。
付け根が長いタイプ
イヤホンにはイヤーピースとコードの接着部分である付け根が長い種類のものと短い種類のものがあります。長い種類のイヤホンはシュア掛けの付け方をすると構造上の理由で付け根が邪魔になってしまい、上手く装着する事が出来ない場合があります。シュア掛けの付け方をしたい場合は耳の裏側に向かって上手くコードを掛けられるように角度を調節してください。
Y字ケーブルイヤホン
Y字ケーブルイヤホンは他のイヤホンと比べると、コードの分岐部分までの長さに余裕があります。シュア掛けの付け方をしてもコードに余裕があれば長さが足りないという事もありません。こちらのイヤホンも接着部分が邪魔にならないよう、角度を調節するとキレイに装着出来ます。
U字ケーブルイヤホン
U字ケーブルイヤホンはイヤホンのコードを後ろに回す付け方をするタイプのものです。この付け方はコードが邪魔になりにくいメリットがありますが、イヤホンの種類によってはケーブルが短い場合があります。特にシュア掛けの付け方をしたい時はコードの長さにも注意して購入してください。
ちょっと変わったイヤホンを紹介!
イヤホンはよく見るようなタイプとは別に、珍しい変わったイヤホンなども販売されています。音質だけではなく、装着時も快適に過ごせるという面がメリットと言えます。次はちょっと変わったイヤホンについてご紹介いたします。
イヤーカフ型イヤホン
イヤーカフ型イヤホンは他のイヤホンとは形状が異なります。イヤホンを付けると耳が塞がってしまうため、どうしても周りの音が聞こえなくなってしまいます。しかし、イヤーカフ型イヤホンは耳をふさぐ事なく装着する事が出来るので、いつものように周囲の音をしっかりと聞き取る事が出来ます。
骨伝導イヤホン
通常のイヤホンは鼓膜によって音楽を聞けるような構造になっています。しかし、こちらの骨伝導イヤホンは、人の骨の振動によって音楽を聞く事が出来ます。ただし音質は他のイヤホンよりも劣化している種類もあるので、音質よりも耳への負担を重視する時に購入する事をおすすめします。
シリコンユニボディ・スリーピングイヤホン
シリコンユニボディ・スリーピングイヤホンは旅行での移動中や睡眠中でも快適に使用出来るように作られたイヤホンです。どんな耳のサイズにもしっかりフィットするようにシリコン素材が使われています。柔らかい素材は横になっても痛くならず快適に装着しておく事が出来ます。寝ている間も耳が疲れないので、場所や状況に応じて選ぶのも良いでしょう。
正しい付け方をすればイヤホンは快適に使える!
イヤホンは自分自身の耳に合ったサイズで正しい付け方をすれば、快適に音質の良い音楽を楽しむ事が出来るようになります。また、シュア掛けの付け方をすればさらに密閉されるので快適になるでしょう。今回ご紹介した正しい付け方を参考に、是非イヤホンの正しい付け方を実践してみてください。