もみあげのお手入れ＆整え方！バリカンでカットする方法も！【男女別】

自分でカットするよりも美容院などでカットすることの多いもみあげのお手入れ方法は、男性・女性それぞれで切り方や整え方が異なります。男性はバリカンを使い女性はシェーバーを使うといったそれぞれに合った切り方や整え方がありますので、後程ご紹介するお手入れ方法について是非参考にしてください。

またツーブロックやアップヘアなど、男性・女性それぞれのもみあげの似合う髪型や特徴ごとの整え方もご紹介します。

そもそも「もみあげ」とは、耳の側（顔側）に生えている髪の毛のことです。地域によっては「もみさげ」と呼ばれることもあります。「もみあげ」の由来は様々な説がありますが、有力だと言われているのは「武士がもみあげ部分の髪の毛を揉み上げていたことから、もみあげと呼ばれるようになった」という説です。

もみあげの整え方は男性と女性で異なりますが、理想の長さや濃さに関してはあまり違いがありません。もみあげの長さは「耳たぶに届く程度」が理想の長さだと言われています。しかし髪型によっては長いもみあげよりも短い方がバランスがよくなることもあるので、自分に合った長さを確認しましょう。

また濃いもみあげは顔の印象を強くしてしまうため、濃く長いもみあげにしておくよりは薄く短いもみあげになるようにバリカンやハサミでカットして整えるのが理想だと言えます。

もみあげは美容院などでカットしてもらうだけでなく、自分でカットすることも出来ます。しかし左右のバランスを揃えることが難しいので、必ず鏡で何度も確認をして直接肌に刃が当たらないようガードのついたシェーバーやバリカンを使用してください。

男性・女性それぞれにもみあげを手入れするメリットがありますので、それぞれご紹介します。そのままにしている方は、メリットを活かせるようもみあげをカットしてみましょう。

男性がもみあげをバリカンなどでカットして整えることで、見た目をかっこいい印象にする効果があります。それだけでなく、しっかり整えられているとそれだけで清潔感があると感じられるため「清潔感のあるかっこいい男性」という印象になります。

女性がもみあげを整えると、小顔効果を得ることが期待出来ます。薄いもみあげが影のようになり、1回り小さな輪郭に見えて顔が小さく見えるのです。しかしもみあげを短くカットしすぎると小顔効果は得にくいので注意しましょう。

もみあげには主に4つの種類がありますので、それぞれの特徴や整え方についてご紹介します。

四角いもみあげは、もみあげの下側を刈り上げたようなカットをした形です。ツーブロックやショートヘアの男性に多く、少し厳格な印象を与える効果があります。整え方はとても簡単なので、自分のイメージを変えたい方におすすめです。

耳たぶに向けて長いもみあげが逆三角形に見えるもみあげも、一般的なもみあげの形です。先端を尖らせるようにカットをすれば簡単に作ることが出来て、もみあげが濃い人や薄い人でも整え方が簡単でお手入れも苦労しません。

もみあげが長い人は、自然と逆三角形のような形になっていることが多いです。長いもみあげは輪郭を1回り小さく見せてくれる小顔効果がありますが、顔を縦長に見せてしまう効果もあるのでもみあげを伸ばす際には注意が必要です。

ナチュラルなもみあげは、お手入れをしていないということではなく「長いもみあげが直線的になっている状態」のことを指します。この直線的なもみあげは男性・女性共に最も一般的で、どのような髪型にも合わせることが出来ます。

もみあげを自分で手入れする際に必要な道具は、何度かお伝えしておりますように男性・女性それぞれで異なります。それぞれに必要な道具についてご紹介しますのでご覧ください。

男性がもみあげの手入れをする場合、濃いもみあげを薄いもみあげにするにはバリカンを使いましょう。濃さを調整するのではなく、しっかり剃りたいという人はバリカンではなくひげ剃りを使うとムラなく綺麗に手入れすることが出来ます。最後に細かい箇所を整えるために、ハサミとコームも用意しておくとよりいいです。

女性がもみあげを手入れする場合には、ハサミやコーム・顔用シェーバーが必要です。それ以外にも、肌に刃が当たって怪我することを防ぐために普段使用している化粧水などの保湿剤も用意しておくと安心です。

バリカンでのもみあげの整え方は、最も失敗しにくいと言われているのでおすすめです。切り方や整え方はとても簡単なので、下記の4つのステップでの整え方を参考にもみあげを整えてみてください。

1.9～6mmのアタッチメントで全体を刈り上げる。
2.もみあげのした半分を3mmのアタッチメントで刈り上げ少しボカす。
3.耳上の髪の毛を9～6mmのアタッチメントで軽く刈り、自然なラインにする。
4.コームでもみあげを横からとかし、コームから出る毛をハサミでカットする。

女性がシェーバーを使ってもみあげを手入れする際には、まずは洗顔を行い化粧水や乳液など洗顔後のケアをしてからカットしましょう。切り方を間違えると肌を切ってしまう危険性があるので、下記手入れ方法を参考にして正しい切り方で手入れをしてください。

1.左右同じ長さになるよう、アイブロウペンシルで印を入れる。
2.処理する部分にワセリンや乳液を塗り滑りをよくする。
3.シェーバーを肌に軽く当て、印よりも下に生えている毛を刈る。
（この時の切り方は、必ずシェーバーを上から下に動かしてください。）
4.もみあげの長さを確認して、濃い場合コームを後ろから当て飛び出している毛をカットする。
5.水やぬるま湯で簡単に洗い流し、化粧水などで保湿をする。

もみあげを自分でお手入れした時に、切り方や整え方で失敗しないためのポイントを3つご紹介します。

もみあげの切り方や整え方で失敗しないためには、もみあげ部分の髪の毛を先にカットすることが重要です。もみあげ部分の髪の毛が薄い可能性があるため、後からカットすると穴が空いたようになってしまいます。

左右のバランスが崩れると、調整するのが難しくなってしまいます。切り方や整え方は先程ご紹介した方法と同じですが、手入れする前にカットする場所の目印をつけておくと失敗しません。

肌が乾燥した状態でバリカンやシェーバーを使うと、切り方を間違えると肌を傷つけてしまう可能性があります。肌を守るためにも、もみあげを手入れする際には必ず顔を洗い化粧水などで保湿をしましょう。

もみあげの形や効果、整え方についてなどをご紹介してきました。正しい手入れ法を覚えた次は、もみあげに似合う髪型についてご紹介します。

左右やバックの髪を刈り上げた髪型のツーブロックは、もみあげが似合う髪型として一般的です。ツーブロックは男性の髪型という印象が強いですが、実は女性でも左右の髪の毛を刈り上げたツーブロックは人気があります。

スポーツ刈りのようにもみあげからトップにかけて刈り上げた髪型は、さっぱりした印象にしたい男性におすすめの髪型です。切り方などを気にすることなく、バリカンで刈り上げるだけなので長いもみあげを一気に薄いもみあげに出来るのでおすすめです。

もみあげの濃い男性におすすめの髪型は、マッシュパーマです。マッシュパーマはもみあげやバックを刈り上げて、トップにパーマをかけることでトップにボリュームが出ておしゃれな印象になります。

女性におすすめの髪型はベリーショートです。サイドの髪の毛に合わせてもみあげをカットすることで、自然なシルエットになりおしゃれな印象になります。もみあげをカットせず、サイドの髪より長いもみあげになってしまうと不自然になるため必ずカットしてください。

おすすめの髪の毛をアップにした髪型には、バリカンなどでもみあげを刈るのではなく自然と伸ばすのがいいでしょう。しかし伸ばすだけではもみあげが濃いことがあるので、濃いもみあげを鏡でバランスを見ながら軽くカットして薄いもみあげにすると整って見えます。

もみあげが薄いことに悩んでいる人には、2つの方法でもみあげを伸ばすことが出来ます。下記のもみあげを伸ばす方法を参考に、自分に合った方法を試してください。

男性ホルモンを増やすともみあげを伸ばすことが出来るので、男性らしい濃いもみあげにすることが出来ます。ネギや肉類といったタンパク質を多く含む食物を摂取して、強い運動を行うことで自然に男性ホルモンを増やせます。

マッサージなどを行い、肩周りの筋肉をほぐすことで頭皮の血行がよくなりもみあげを自然と伸ばすことが出来ます。目の疲れを取ることも頭の血流をよくするのに必要だと言われているので、ホットアイマスクを使うなど目のケアも大切です。

もみあげのバリカンでの整え方やおすすめの切り方などをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。もみあげはツーブロックなど様々な髪型に合わせた形にすることでよりおしゃれな印象に見せることが出来ます。今回ご紹介した整え方や切り方を参考にして、もみあげを手入れして好感度を上げる見た目にしてください。