頬杖をつく心理10選！マナー違反とされる理由や直す方法も！【男女別】

頬杖をつくという行為を無意識にやっている人もいるかもしれません。頬杖をつく時というのは、人間には様々な心理が働いているとされています。そしてその心理や意味は男性と女性でも変わってきます。

また、頬杖はだらしない姿勢とされ、TPOをわきまえないとマナー違反となる事もある上に、自分の体にも悪い影響を与える可能性さえあります。何かとデメリットの多い姿勢ですが、クセとなっている場合にも直す事は可能です。頬杖をつく心理や、頬杖をつくクセを直す方法など、頬杖をつく事について掘り下げていきましょう。

まずは「頬杖をつく」とはどんな事なのか、改めて確認していきましょう。頬杖とは机などの体重を支えられるところに肘をつき、手のひらで頬を支える行為のことを意味します。手や腕には頭の重さがかかりますが、頬杖をつく事で首や肩の負担が軽くなるため、ついやってしまう人も少なくないでしょう。片手で頬杖をつく事もあれば両手で頬杖をつく事もありますが、表情などの様々な条件により、その人の心理状態が表す意味が変わります。

まずは頬杖をつく男性の意味と心理について紹介します。男性が頬杖をつく仕草には、どんな意味があるのでしょうか。男性が頬杖をつく意味や心理としてありがちな事を挙げていきます。

男性が頬杖をつく意味として、退屈している場合がある事が真っ先に挙げられます。頬杖をつく男性本人は無意識なのかもしれませんが、退屈という心理を頬杖をつくという行動で表しています。集団の中で頬杖をついて退屈ぶっている男性がいたら、「退屈だから早く帰りたい」と思っている場合があります。

不安な心理状態である事から、頬杖をつく事があります。自信がない時は気持ちが不安定になり、その不安定さを支えようとするために頬杖をついてしまいます。体のどこかに触れる事で気持ちを落ち着かせようとしているのです。男性が悩んでいたり暗い表情で頬杖をついている時は、不安な気持ちを意味しています。

疲れている時に頬杖をつく男性もいます。本当は横になってゴロゴロしたいけれども、職場内や出先であって思うように休めない時に、疲れた体を支えようと頬杖をつく事があります。目を閉じて頬杖をつく男性がいたら、心身ともに疲れがピークに達しているのかもしれません。

例えば学校の先生や職場の上司に頬杖をつく事は失礼にあたるように、頬杖をつく状態で人と接する事はマナー違反となります。つまり頬杖をついて人と接する男性は、相手を自分よりも下に見ている事を意味しています。中には相手に高圧的な印象を与えて威圧するために、故意に頬杖をつく男性もいます。

ため息をつきながら頬杖をついている男性は、何かに悩んでいる状態である事が多いです。さらに表情もどんよりしていてうつむき加減な場合は、深刻な悩みを抱えているのかもしれません。頬杖をついている事をマナー違反だと注意する前に、悩みの相談に乗ってあげましょう。

自信がない人の行動の心理として、体を小さく見せようとする事があります。自信がないために頬杖をつく事で顔を隠して、体を小さく見せようとしているのです。頬杖をつく事が自信がない事に必ず結びつく事はありませんが、自信がない人は無意識に頬杖をついてしまいます。

男性よりも女性の方が頬杖をつく事が多く、当たり前のように思っているかもしれません。しかし、男性と同じように何かしらの心理状態であるために、頬杖をつく事もあります。女性が頬杖をつく意味と心理について紹介していきます。

女性が頬杖をついている時は、考え事をしている場合があります。女性は一度に複数の物事を考えられるため、考え事が尽きる事がなかったり、考え事をしながら妄想していたりと、女性の頭の中は常に忙しいです。そのため、真剣に考え事をしている時ほど無意識に頬杖をつく事があります。眉間にシワがよっていたり、あさっての方向を見ながら頬杖をついていたら、考え事をしているのかもしれません。

男性でも当てはまる心理ではありますが、女性は退屈な時に頬杖をつく事もあります。男性は退屈な心理から無意識に頬杖をつきますが、女性の場合は退屈である事をアピールするために、頬杖をつくのです。女性が頬杖をついて不満そうな顔をしていたり大きなため息をつく時は、その場が退屈である事を表しています。

女性の身のまわりの何かに不満がある場合などに、頬杖をつく事もあります。口で不満を表さない代わりに、頬杖をつくという行動で周囲に不満を表す事もあります。もしも頬杖をついた事をマナー違反で怒られたとしたら、怒った人の前で故意に頬杖をつく事もあるようです。理由としては、構ってほしかったり不満を聞いて欲しいからなのかもしれません。

女性の場合は、考え事をしていなかったり不満を持っていなかったとしても頬杖をつく事があります。女性が当たり前のように頬杖をつくと前述しましたが、リラックスをしている時にも頬杖をつく事から、このように言われる事があるようです。ただし、いくらリラックスしていても、人前で頬杖をつく事は悪い印象を与える事にもなりかねませんので、注意して下さい。

どんな状況であっても、シチュエーションに関係なく頬杖をつく人は必ずいます。頬杖をつく行為は、基本的にはマナー違反な行為となっていて、周囲に悪い印象を与えてしまう事もあります。ただ、なぜ頬杖をつく事がマナー違反になるのでしょうか？マナー違反となる理由について紹介していきますので、頬杖をつく事がクセとなっている人はしっかりと理解していきましょう。

頬杖をつく事がマナー違反となる最大の理由は、行儀が悪い事となります。例えば人と会話をしている時に頬杖をつく場合は、相手に悪い印象を与えてしまいます。人によっては逆鱗に触れる事もある場合もあるほどに、頬杖をつく事は非常に行儀もマナーも悪い行為となっています。

頬杖をつく態勢の時は、体が丸まっていて気だるそうな印象を与えてしまいます。もしも仕事中に自分の部下がそのような態勢であったら、良い印象を持つはずはありませんよね。それは自分自身にも言える事で、頬杖をついて姿勢が悪いと、周囲からは「あの人やる気ないのかな」と思われてしまうかもしれません。マナー違反である前に、自分自身の価値を下げる事にもなってしまいます。

頬杖をついた状態で相手と接する事で、相手を不快な気持ちにさせてしまう事もあるでしょう。たとえ会話をしていたとしても、頬杖をつかれてしまうと「面白くないのかな」「もしかして嫌われているのではないか」と思われてしまう事もあるでしょう。上手に人間関係が築けない場合は、無意識に頬杖をつく事がクセになっているのかもしれません。

頬杖をつくことは、マナー違反である他にも、様々な影響を及ぼす場合があり、その影響は体の事から人間関係に関わる事まで様々です。何気ない心理状態から頬杖をつく事もありますが、及ぼす影響は何気ないものでは済まないかもしれません。頬杖をつくデメリットについて紹介していきます。

頬杖をつくことで周りから姿勢が悪いように見られるデメリットもありますが、頬杖をつき続けていると本当に姿勢が悪くなります。頬杖をつく際は、利き手の影響などで決まった手でつく事が多く、体のバランスが左右非対称となってしまいます。左右非対称となって歪んでしまった体は、腰痛などのさらなるデメリットへと繋がってしまいます。

相手と会話をしている最中の頬杖が不快な気持ちになるのは紹介したとおりです。頬杖をつく事で退屈している印象を与えたり、一生懸命話しているのに話を真面目に聞いていないと思われる事もあるでしょう。頬杖をつくクセが人間関係にも影響を及ぼし、気がついたら孤立している可能性さえも考えられる、深刻なデメリットです

姿勢が悪くなる事をデメリットとして紹介しましたが、姿勢が悪い事が影響し、体に様々な異変を起こしてしまいます。代表的なものとして、肩こりや頭痛などの症状が挙げられます。頬杖をつくという行為は一見楽な姿勢のように感じますが、肩への影響は相当なものとなります。頬杖をつく事がクセとなっていると、いずれは慢性的な肩こりの原因となってしまいます。そして肩こりから来る頭痛にも悩まされる事もあるでしょう。

頬杖をつく事は、歯並びにも影響を及ぼします。頭の重さを手で支えるので、手にかかる重さは相当なものとなります。しかし、手にかかる重さと同様の力で口元を圧迫してしまうのです。もしも歯並びが綺麗な人であったとしても、頬杖をつき続ける事で悪い歯並びとなってしまう可能性があります。歯並びが悪くなると、顔が歪んで見える原因ともなってしまいます。

頬杖をつく事は、骨格だけでなく肌に対してもデメリットがあります。特に女性ならば肌の状態を気にして様々な対策をしていますが、よくやりがちな頬杖をつく事は、肌に多大なデメリットを与えます。頬杖をつく事で皮膚が引っ張られ、伸びてしまいます。頬杖がクセになってしまうと皮膚の伸びもクセとなり、シワやたるみを作ってしまう原因となってしまいます。

何気なくつく事の多い頬杖ですが、その手が清潔でない場合は肌の状態にも影響を及ぼします。良く触りがちなパソコンのキーボードやマウス、スマートフォンなどは非常に汚れていて、ある研究では、トイレよりも雑菌が多いとされています。雑菌だらけの手で頬杖をつく事で、ニキビなどの症状に悩まされる事もあるでしょう。

ここまで読んで頂いた人ならば、頬杖をつくクセをやめたいと思う人もいるでしょう。しかし、やめたいと思っていてもクセはそう簡単に直す事はできません。意識をし続ける事が直すためのポイントとなりますが、どこに意識を持てば直す事ができるのでしょうか。直す方法について紹介していきます。

「頬杖をつくのを直すんだ！」と強く思ったとしても、ふと気が緩んだ瞬間に無意識に頬杖をつく事もあるかもしれません。いきなり直す事ができれば苦労はしないのですが、中々上手くはいかないものです。頬杖をついている事に気付いたらはずすようにするだけでも、直すための意識には非常に効果があります。

頬杖をつく事が及ぼす様々なデメリットについて紹介しました。特に女性であれば、見た目に影響を及ぼすデメリットは特に気にする事と思われます。また、人間関係に影響を及ぼす事も、仕事や恋愛でも非常に大きなデメリットになってしまいます。頬杖をつく事のデメリットを明確に持っておく事で、自然と頬杖をつくクセを直す事ができるでしょう。

頬杖をつかないようにするためには、相手に与える印象を考える事も大切です。もしも相手に頬杖をつかれたら、自分はどんな気持ちになるでしょうか？答えは自ずと出てくると思いますが、立場が逆になった時は、自分が導き出した答えを相手が持つ事でしょう。相手の立場に立って考える事を意識すれば、頬杖をつく事もなくなってくるのではないでしょうか。

女性ならば、持ち前の可愛らしさをアピールするために頬杖をつく方法が有効な場合があります。かわいい印象を与えるための方法について紹介していきます。この方法を試す時は、あくまでも退屈な態度や悩んでいる顔をせずに、笑顔でいる事がポイントです。

包丁を握る際に、指を切らないように「猫の手」の形を作ると思います。この「猫の手」を両手で作り、頬に添えてみましょう。そして首を引き、小首を可愛らしくかしげれば自撮りポーズの完成です。恋人や気になる男性がいるのならば、甘える際に使ってみるのも良いかもしれません。

先ほど紹介した「猫の手」とは逆に、指を伸ばして頬に添えてみるのも可愛い印象を与える事ができます。頬から顎あたりまで手が覆い、小顔効果を得る事ができるため、顔の大きさや顔の肉がコンプレックスである女性には最高のポーズです。ツイッターやインスタグラムなどでも自撮りして投稿している女性が多いのが特徴です。

頬杖をつく事の心理やデメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。頬杖をつく事には、自分自身にも人に対しても、基本的には良い事はありません。もしも頬杖をつくクセがあるのならば、それを直す事で新たな可能性を開く事にも繋がります。これを期に頬杖をつくクセを直すように意識してみましょう。