生ゴミ用ゴミ箱のおすすめランキング20選！選び方や臭い対策も！

料理をするとき、ゴミ箱に近づくと異臭がする。生ゴミの臭いを放っておいたら室内に染み付いてしまった、などなど。生ゴミの臭いは日常の中で悩みの種になりやすいものです。ここで重要なのがゴミ箱の選び方です。生ゴミ用のゴミ箱には性能のいいものを選ぶ必要があります。実はゴミ箱も最近はかなり進化しており、性能面、デザイン性から見てもたくさんの種類があります。店頭で混乱しないよう、必要な性能をしっかり押さえておきましょう。ここでは、性能・種類ごとにおすすめ商品をご紹介します。

そもそも、生ゴミはどうして臭くなるのでしょうか。それを知ることで、対策が立てやすくなります。

生ゴミが悪臭を放つ大きな原因は、雑菌が繁殖し腐敗臭が出るためです。食べ残しや野菜の皮などは、雑菌たちにとっては豊富な栄養源です。雑菌は知らず知らずのうちに生ゴミの中で活発化し、悪臭や有害な物質を発生させます。ではなぜ冷蔵庫の食材は無事なのか？それは温度が関係してきます。室内のように暖かいと、雑菌が繁殖しやすいのです。

温度が関係する、ということでお気づきかもしれませんが、夏になりゴミ箱の温度も高まると生ゴミの腐敗が一気に早まります。ですので臭いもいっそうキツくなり、室内に充満してしまいます。夏は臭くなりやすい、というのは経験的にご存知の方が多いでしょう。

さらに、水分は生ゴミの腐敗を手助けします。ですので夏の暑い時期に水分を大量に含んだ生ゴミを放置しておくことは、最悪の悪臭発生条件なのです！とはいえ生ゴミはそれ自体が水分を含みますし、シンクなど水回りに置いてあることも多いでしょう。水分を完全に除去しきることはできませんが、水気を切ることは臭い対策につながります。

では、どのような生ゴミ用ゴミ箱を選ぶのが良いのでしょうか？4つのポイントから選び方をご紹介します。

臭い対策できるゴミ箱かどうか判断するには、その構造や材質に注目します。臭いはゴミ箱の隙間から室内に漏れていきます。蓋にパッキンが付いているものや二重蓋になっているものは臭いが漏れにくい構造といえます。また、ステンレスなど金属製のゴミ箱はプラスチック製よりも生ゴミの臭いや汚れが付きにくいという特徴があります。消臭効果や抗菌効果のあるゴミ箱も、臭いを防ぐことができます。

ゴミ袋がスムーズに着脱できれば、毎日のストレスも軽減できますし、なにより生ゴミの臭いが漏れる時間を短くできるので、重要なポイントの一つです。できれば購入前に商品を実際に見て確認しておくのがおすすめです。

ゴミ箱自体が臭いの元になるのを防ぐために、清潔に保つことも重要です。手入れを定期的に行えるよう、簡単に洗える構造になっているものを選びましょう。ゴミ箱が二重構造になっていて、中箱を取り出して洗えるタイプもあります。

ゴミ箱に蓋があることによって、生ゴミの臭いが漏れにくくなります。しかし、同時に「蓋を開ける」といったひと手間が必要になります。ゴミ箱は毎日使うものなので、その使いやすさで選ぶことも非常に重要です。自分のライフスタイルに合った開閉方法を選びましょう。次項から詳しく解説していきます。

生ゴミ用のゴミ箱に適した開閉方法、それぞれの特徴をご紹介します。

本体の上部や側面にセンサーが付いていて、人が近づいたり手をかざすと蓋が開く仕組みになっています。両手がふさがっているときに便利ですし、直接ゴミ箱に触れる必要がないため、手をきれいに保つことができ衛生的です。また、自動で開閉するという機能自体、スタイリッシュですし、見た目もデザイン性に優れたゴミ箱が多いのが特徴です。しかし、センサーの感度が低いとなかなか開かなかったり、電池を交換する手間がかかるなどのデメリットも存在します。

ゴミ箱の下部にペダルが付いていて、足で踏むことによって蓋が開く仕組みになっています。こちらも、手で開く必要がないため衛生面で〇です。蓋はペダルを踏んでいる時に開閉するので、素早く開け閉めできるものを選べば、生ゴミの臭いが漏れる時間を短縮できます。ただ、ゴミ箱によってはペダルが重く感じられたたり、閉まる時の音が気になるということもあるようです。

開閉というより、「閉」の方法になりますが、蓋にロックが付いておりしっかりと密閉できる仕様です。密閉することで臭い漏れを防ぐ効果が高まります。それだけでなく、ゴミ箱を倒してしまったとしても中身が散乱することがありません。ペットや赤ちゃんがいるなど、ゴミ箱が倒れる可能性のあるご家庭では役に立つ機能と言えます。しかし、頻繁に開閉する場合は、不便に感じるケースもあるでしょう。

これまでご紹介した選び方のポイントを踏まえて、おすすめの生ゴミ用ゴミ箱をランキング形式でご紹介します。

最低限の機能があればよく、値段重視の方におすすめです。シンプルで、ザ・ゴミ箱という印象。蓋と本体をしっかりとロックできるバックルが付いています。帯電防止加工がされているため、本体にチリやホコリが付きにくい仕様。容量も使いやすい45Lで、室内用にも屋外用にも向いています。

ゴミ箱の使用頻度が高く、デザイン性の高いゴミ箱を使いたい方におすすめです。指紋が付きにくい加工がされた美しいボディが特徴的です。上部のタッチバーを押すと開きますが、ちょうど太もも部分の位置にあるので、両手がふさがっていても足で押すだけで開きます。開いた状態を維持できるため、連続で作業することもできます。中箱があるので洗いやすさもポイントです。

おしゃれ可愛い、ペダル式ゴミ箱を探している方におすすめです。幅27cm×奥行き27cm正方形の、室内の隙間にきれいに収まってしまいそうなサイズ感ですが、割に容量はあります。フタの接続部分には「ガスダンパー」が内臓されているので、蓋が閉まる際に大きな音がしません。中箱を取り出しやすい取っ手付きなのもうれしいです。

シンプルで機能的なゴミ箱を使いたい方におすすめです。ゴミ箱を思わせない部屋になじむ美しいデザインです。蓋を開けるとゴミ袋が複数取り付けられるようになっており、分別もできるので便利です。口コミでは生ゴミの臭い漏れがしないとの意見が多く、臭い対策的にも〇です。底にキャスターが隠れており、移動もスムーズです。

デザイン性と使いやすさを兼ね備えたペダル式をお探しの方におすすめです。ペダル部分がとてもワイドで踏みやすい構造になっています。丸洗いはできませんが、生ゴミの臭いや汚れが付きにくいステンレス製。スタイリッシュかつどこか可愛らしさもあり、室内のアクセントになりそうです。色はスチール製も合わせて7種類と豊富です。

極力ゴミ箱に触らないで生活したいという方におすすめのセンサー式ゴミ箱です。センサーが側面についているため、人が近づくのをいち早く察知して、蓋を開けてくれます。しかも、そのままそばに立っていれば蓋を開けっぱなしにしてくれます。開閉のコントロールがしやすいですね。

生ゴミの量はそんなに出ないけど、しっかり臭い対策したい方におすすめの小さめ容量です。パッキン付きの蓋で臭いを漏らさない上、ロック付きのため二重の防臭効果があります。そのため、赤ちゃんや高齢者のおむつ入れとしても使用できます。色も6種類から選べ、インテリアとしても遜色ないデザイン性を兼ね備えています。一人暮らしの方にもぴったりです。

とにかく防臭機能を優先したい方におすすめです。内蓋が中箱に吸着することによって内部の臭いを閉じ込めるという、独自の技術を使っています。内箱を丸洗い可能で、ステンレス使用なのもうれしいです。

室内のスペースを効率的に使いたい方におすすめです。上段はワンプッシュ、下段はペダルで開ける仕様になっています。両方の蓋にはパッキンが付いており、しっかりと臭い対策がされています。さらに、上下段容器とも取り外せて丸洗いできるのも魅力的です。

実用性の高いおしゃれなゴミ箱を使いたい方におすすめです。プッシュ＆ペダルの2種類の開閉方法が選択でき、小さいゴミをサッと捨てたいときはステンレスの蓋からワンプッシュで、大きなゴミやまとまったゴミを捨てたい時はペダルを踏んで全開に、といった使い分けができます。小さいゴミを捨てる際に蓋を全開にしなくていいということは、臭い漏れを防ぐことにつながります！シックな4種類のカラーから選べます。

小さくて防臭性の高いゴミ箱をお探しの方におすすめです。今回ご紹介する中では一番小さい9.5Lサイズになります。奥行きが17cmと薄型のため、シンク横のスペースに置くことも可能です。こうすれば、生ゴミが出た時点で目の前のゴミ箱にスムーズに捨てられるため、わざわざゴミを捨てるために移動したり、かがんだりする必要がありません。ワンタッチ開閉で蓋にはシリコンパッキンが付いているため防臭性が高く、おむつ用にも使えるレベルです。

小さめのセンサー式を使いたい方におすすめです。手を近づけると開き、センサーから手が離れた3秒後に自動でフタが閉じます。蓋の密閉性が高いため、臭い漏れを防ぐことができます。また、取っ手付きの中箱があり丸洗いできるのも特徴です。

臭いの発生自体を防ぎたい、生ゴミを長時間保管しても臭わないゴミ箱を使いたい方におすすめです。パッキン付きの蓋と、ロック機能で二重の防臭効果があります。さらに抗菌加工されているため、ゴミ箱内で悪臭やヌメリ、カビが発生するのを防いでくれる、優れものです。

デザイン性と機能性に優れたゴミ箱をお探しの方におすすめです。滑らかな曲線が美しいフォルムです。ゴミ袋が複数取り付けられるようになっているため分別しやすく、キャスター付きのため移動もスムーズです。ペダルもワイドで使いやすさも魅力です。蓋がしっかりと閉まるため臭い漏れも少ないです。カラーも5種類とお部屋に合わせた選び方が可能です。

リーズナブルで高い防臭機能のゴミ箱をお探しの方におすすめです。蓋にはパッキンが付いており、ロック機能付きのため生ゴミの臭いを二重で防いでくれます。ロックは片手で取っ手をつかんだ時に外せるので使いやすさも〇です。シンプルで見た目も可愛いですね。

一か所ですべてのゴミを分別したい方におすすめです。上段の袋留めにスリットがあるためゴミ袋を3つ取り付けることができ、下段と両サイドの袋掛けを使えば最大6分別が可能になります!また、上下段ともペダルで個別に開閉できるため手を汚さずに使用できます。生ゴミは蓋がきちんと閉まる上段に捨てると良いでしょう。

斬新なセンサー式ゴミ箱を使ってみたい方におすすめです。蓋が横にスライドして開く画期的なスタイルです。このスタイルは、上開きのように手が蓋にぶつかることがなくスムーズな動作で捨てられる、カウンターやテーブルの下でも使えるなど様々な利点が。さらに、横開きだと開閉の際に内部の空気を動かさないため、臭いが漏れにくいという効果もあります！センサーの検知範囲も調節可能で、まさにハイスペックゴミ箱です。

臭い漏れをリーズナブルにシャットアウトしたい方におすすめです。蓋と、本体の両方にパッキンが付いているため、非常に密閉性が高いのが特徴です。生ゴミの臭いが漏れやすい夏場でも安心して使えます。ワンプッシュで簡単に開くのが使いやすいシンプル設計です。

トップクラスの防臭力を求めている方におすすめです。二重蓋＆3か所のパッキンという、ものすごく厳重な防臭対策がなされています。それだけでなく、本体は消臭剤配合の樹脂を使用しており、蓋のウラには市販の消臭剤をセットできるポケットが付いています。使用中も私たちに生ゴミの臭いを届かせない、使用者目線に立った優れものです。容量は比較的小さめの14L。

防臭機能も使いやすさもハイレベルなものが欲しい方におすすめです。パッキン付きで臭い漏れを防ぐ上、抗菌仕様の中箱がついているため臭い移りや汚れが付きにくいのが特徴です。ペダル式なので開閉も楽ですし、キャスター付きのため移動もしやすく利便性も〇。必要な機能をバランスよく備えた、生ゴミ用ゴミ箱の鑑です。

お気に入りのゴミ箱は見つかりましたか？ゴミ箱の選び方はとても重要ですが、それに加えて、私たちの工夫次第で臭いをさらに防ぐことができます。

水分があると生ゴミの腐敗が早く進み、臭いやすくなります。ゴミ箱に捨てる際は水気をよく切ってから捨てるようにしましょう。そもそも生ゴミに水分を含ませない手としては三角コーナーを使わないというのも有効な手です。

いくら水気を切っても、腐敗を完全に止めることはできません。少しでも臭いが漏れにくくなるよう、生ゴミを入れた袋の口はしっかりとしばり、ゴミ箱に入れましょう。

新聞紙などの紙類は水分を吸収するため、生ゴミから水分を奪い、腐敗を和らげてくれます。さらに、新聞紙のインクには消臭効果があり、臭いを抑えてくれます。

重曹はアルカリ性ですが、生ごみの臭い物質は多くが酸性ですので、中和作用によって消臭効果を発揮します。少なすぎると効果が出ないので、様子を見ながら適量使いましょう。値段も安いですし、水分を吸収する効果もあるため、非常にハイパフォーマンスな物質です。

生ゴミに腐敗する時間を与えないことは非常に重要です。たくさんためて保管しておくよりも、できるだけこまめにごみを捨てるようにしましょう。

ゴミ袋に穴が開いてしまうと、そこからゴミや水分が漏れ、ゴミ箱自体に臭いが移ってしまいます。ゴミ袋は二重にしたり、わりばしなどのとがったゴミはできるだけ入れないようにしましょう。

ゴミ箱を長く使っていると、どうしても臭いがゴミ箱に移ってしまいます。ゴミ箱自体が臭いのもとにならないよう、定期的に掃除することがおすすめです。丸洗いできるものはお風呂場などで洗い、キッチン用の漂白剤を使うことで臭い、汚れを落とすことができます。頻度は数か月に1回程度が良いでしょう。

高い消臭効果があるおむつ用消臭袋を使うのも有効な方法です。これは生ゴミのゴミ袋としても応用できます。おむつが１～２個入るような、手ごろなサイズの袋は、調理中に生ゴミをためて、終わったらそのまましばって捨てるといった使い方にぴったりです。

生ゴミ用のゴミ箱の選び方、生ゴミに関する知識をご紹介しました。生ゴミの臭いは悩みの種になりやすいですが、日常生活とは切っても切れないもの。生ゴミ用のゴミ箱を上手に選ぶことによって、くさい臭いとは無縁の、ストレスフリーな生活を過ごしましょう！