年収3000万の奥様はどんな生活?車や住環境などリアルを紹介!
年収3000万円の人はどのような生活を送っているのでしょうか。年収3000万円の実際の手取り額や、マイカー事情・生活事情について様々なことを解説していきます。年収3000万円を目指せる職業についてもご紹介しますので、ぜひご覧下さい。
目次
年収3000万円はどんな生活が送れるの?
年収3000万円の人は賃貸や借家に住んでいる人は少なく、年収3000万円以上の世帯ほとんどは高級住宅街に一軒家を持っています。結婚をしている人の場合、夫婦別々の高級車を持っていて子供の送迎なども奥さんが高級車に乗って行うことが多いです。
そんな年収3000万円の税金を引かれた手取り額についてや、独身者や夫婦・子供がいる世帯などの生活についてだけでなく年収3000万円の職業についてご紹介していきます。
そもそも年収3000万の手取り額はいくらなのか
年収3000万円の独身者や夫婦+子供がいる世帯の手取り額についてご紹介します。
独身の場合
結婚していない独身者で年収3000万円(東京都在住)の場合、手取り額は約1720万円です。税金や保険料などの内訳は下記をご覧下さい。
年収3000万円-税金853万5016円(所得税+住民税)-社会保険料423万7500円(健康保険+厚生年金+雇用保険)=手取り額1722万7484円
税金や保険料は自治体によっても違うので多少の変動がありますが、年収3000万円あっても半分近く引かれてしまうのには驚きです。
家族がいる場合
家庭持ちで年収3000万円(夫婦+子供1人・東京都在住)の場合、手取り額は約1770万円です。税金や保険料などの内訳は下記をご覧下さい。
年収3000万円-税金801万9968円(所得税+住民税)-社会保険料423万7500円(健康保険+厚生年金+雇用保険)=手取り額1774万2532円
結婚している夫婦で子供がいる場合、結婚していない独身者に比べて約50万円税金が抑えられるようです。
年収3000万の月収とその内訳は?
年収3000万円の月収は約190万~250万円です。しかしそこから税金や保険料が引かれるため、実際の手取り額は約130万~150万円まで減ってしまいます。月に150万もあればかなり優雅な生活を送ることが出来そうですが、交際費などにお金をかけることが多く貯金などはあまりしない世帯が多いようです。
年収3000万円稼ぐ職業とは?
年収は性別や年齢によって変わるため一概にこの職業は年収3000万円だとは言えませんが、年収3000万円になりやすい職業を簡単にご紹介します。
・医療法人施設病院の院長:平均約3100万円
・投資銀行本部顧問コンサルタント:平均約3100万円
・外資系トレーダー:平均約3500万円(年度によって大幅に異なる場合があります。)
・上場株式会社取締役:平均約3800万円
・外資系金融機関フロントオフィス:平均約3000万円
外資系コンサルだと年収2000万円前後であることが多いですが、それが金融機関になると交渉次第で年収を3000万円以上にすることが出来ます。医療系の院長の場合、年々年収が増加する少し珍しい職業のためかなり優雅な生活を送れそうですね。
年収3000万円の人はどれぐらいの割合いるの?
国税庁の民間給与実態調査を見てみると、年収2500万円以上の割合は男女合わせて全体の0.2%だとされています。男女別で年収が3000万円ある人を見てみると、男性の年収3000万円以上の割合は0.4%なのに対し女性で年収3000万円以上の人は0.0%という結果が出ています。
割合で見ると年収3000万円以上の女性は0%なのですが、人数で表すと約2000人の女性は年収が2500~3000万円の間だとされています。
年収3000万世帯のリアル!どんな生活水準?
年収3000万円の結婚していない独身・夫婦・夫婦+子供1人の世帯、それぞれの生活レベルについてご紹介します。
独身一人暮らしの場合
結婚していない独身者の、年収3000万円・月収130万円の生活レベルについてご紹介します。
月収(ボーナス有り) | 1,300,000円 |
家賃 | 250,000円 |
食費(外食費含む) | 230,000円 |
水道光熱費 | 50,000円 |
通信費 | 15,000円 |
日用品 | 75,000円 |
衣料品 | 100,000円 |
趣味・娯楽 | 200,000円 |
家具・家電 | 40,000円 |
医療費 | 10,000円 |
自動車 | 60,000円 |
交通費 | 30,000円 |
貯金(ボーナスも貯金) | 240,000円 |
合計 | 1,300,000円 |
夫婦二人暮らしの場合
結婚をしてまだ子供がいない夫婦だけの年収3000万円世帯の生活レベルについてご紹介します。
月収(ボーナス有り) | 1,300,000円 |
家賃 | 250,000円 |
食費(外食費含む) | 200,000円 |
水道光熱費 | 60,000円 |
通信費 | 20,000円 |
日用品 | 50,000円 |
衣料品 | 100,000円 |
趣味・娯楽 | 130,000円 |
家具・家電 | 40,000円 |
医療費 | 10,000円 |
自動車 | 60,000円 |
交通費 | 30,000円 |
夫の小遣い | 150,000円 |
貯金(ボーナスも貯金) | 200,000円 |
合計 | 1,300,000円 |
子ども有り家族の場合
夫婦+子供1人の年収3000万円世帯の生活レベルについてご紹介します。
月収(ボーナス有り) | 1,300,000円 |
家賃 | 250,000円 |
食費(外食費含む) | 200,000円 |
水道光熱費 | 60,000円 |
通信費 | 25,000円 |
日用品 | 50,000円 |
衣料品 | 100,000円 |
趣味・娯楽 | 150,000円 |
家具・家電 | 35,000円 |
医療費 | 10,000円 |
自動車 | 60,000円 |
交通費 | 30,000円 |
養育費 | 30,000円 |
夫のお小遣い | 150,000円 |
貯金(ボーナスも貯金) | 200,000円 |
合計 | 1,300,000円 |
年収3000万円のリアルな家賃相場は?
適正家賃とは、年収や月収といった収入の2.5割~3割が適正だとされています。家計を圧迫しないよう収入の2.5割で家賃を試算すると、年収3000万円の適正家賃は「62.5万円」だと言えます。
しかし実際には年収3000万円の世帯は、賃貸などに住んでいる人は少なく一軒家を購入し家賃=住宅ローンとなっている人が多いです。
年収3000万円のリアルなマイカー事情は?
年収3000万円と聞くと、フェラーリなどのスポーツカーに乗っているようなイメージがあります。しかし実際に30代で年収3000万円になった約300人で調査を行ったところ、「メルセデス・ベンツ」が最も多くスポーツカーを買う人は滅多にいないという結果が出ています。
年収3000万の貯金額&貯蓄術とは?
年収3000万円の人は、持ち家の場合でもローンを早く払い終えることが多いためローンを払い終わったあと貯金額を増やす傾向があります。子供がいる家庭であっても老後ゆっくりと過ごすため、堅実に年700万~900万円を貯金する人が多いです。
毎月一定額を貯金するというよりは、ボーナスが入った時に一気に貯金するということもあるようです。
年収3000万の人たちが持つ苦労とは?4選!
あまり知られていない年収3000万円の苦労についてご紹介します。
①税金が高すぎる
年収3000万円の一番の苦労と言えばやはり「税金」がとにかく多いということです。年収が3000万円あっても、実際の手取りは約1700万円なのでかなり税金で引かれてしまうことが分かります。
②控除制度が利用できない
税金と関連するのですが、年収が3000万円を超えると住宅借入金等特別控除の適用が受けられなくなります。年収が3000万円もあるから大丈夫だろうと、国から控除を削られてしまうのです。そのため案外貯金が出来ない「高収入貧乏」という言葉があります。
③貯蓄できない
年収3000万円の苦労では、貯蓄が中々出来ないという欠点もあります。人によってはそうではありませんが、見栄やステータスが高いことによって無駄な出費が多くなったり子供に不必要な習い事をさせたりする傾向があります。
④仕事が忙しすぎる
年収3000万円の職業は、コンスタントに3000万円稼ぐためにかなり苦労することが多いです。そのため休日出勤などは日常茶飯事で、家に帰れる時間がかなり少ない人が多いです。そして1度失敗して落ちてしまうと、様々な辛い現実を見るハードな人生を送ることになります。
年収3000万の生活でも悩みは尽きない!
年収3000万円について、独身者や結婚をして子供がいる家庭の手取り額についてなど様々なことをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。高収入なのだから苦労が何もない生活をしているのかと思ったら、高すぎる税金や忙しい職業についての苦労など年収3000万円ならではの苦労があることが分かりました。