自分語りとは?自分語りする人の心理や特徴・対処法を男女別に解説!
自分の事ばかり話しをする「自分語り」の人と会話しているととてもストレスが溜まりますよね。自分語りする人はいったいどのような心理や特徴があるのか、また対処法や撃退法についてもご紹介していきますので、是非試してみてくださいね。
目次
自分語りする人は女性に多いらしい?
次から次へと自分のことばかり話をする「自分語り」をする人は、人に話を聞いてほしい願望が強い女性に多いと言われています。
人が話しているときでも、自分の話しにすり替えて、また次から次へと自分の話しをする性格なので、聞いている方は疲れてしまいます。今回はそんな自分語りする人の性格や特徴、また対処法や撃退法について詳しくご紹介いたしますので、是非参考にしてくださいね。
そもそも「自分語り」とは?
「自分語り」とはいったいどういう意味なのか、どういった特徴があるのか、それぞれ見ていきましょう。
突然「自分語り」は始まる
自分語りは何の前触れもなく突然始まります。突然自分語りを始めるので周囲にいる人たちは驚いてしまうこともあるでしょう。全くそういう話になっていたわけではないのに、突然自分に向けて話題を変えて話し始めるという特徴があります。
また、出会って間もないうちは、あまりに突然なので、自分語りする人と気付かずに真剣に話しを聞いてしまったり、独り言だと思う人もいるようです。
話しに落ちがない
自分語りする人は基本的に話しに落ちがありません。話しに落ちがない上に話しが長いので、聞いている方は非常に退屈です。「早く話し終わらないかな」「いつまで話すんだろう」と思っている人も多いでしょう。
下手に相槌を打ってしまうと、ますます落ちがない話を聞かされてしまうので注意が必要です。自分語りする人は「話しに落ちをつける」という概念がないというのも特徴です。
【自分語りする人①】心理的な特徴3選!
自分語りする人には心理的な特徴がいくつかあります。では、その心理的な特徴についてそれぞれ見ていきましょう。
1. 自分を認めて欲しい
自分語りする女性の心理的な特徴として、自分を認めてほしいという承認欲求が強い性格の人が多いというところがあります。自分のことを認めてもらうことで、自分自身の自信へと繋がっていくのです。
誰が聞いたわけでもないのに、突然自分の過去の苦労や努力などを話し始めます。それに対して周囲が「すごいね」「頑張ったね」と反応すると満足し、また別の話しで自分を認めてもらおうとします。
2. 役に立っていると勘違い
自分語りする人は、男性であっても女性であっても、基本的に自分は他人よりも多くのことを経験していると思っている心理があります。自分の経験は他人よりも勝っているので、自分語りすることで他人の役に立っていると思っているのです。
また、他人の役に立っていると思って話しをしているので、上から目線なところもあります。自分の方が経験していて何でも知っていると勘違いしているところも自分語りする人の特徴です。
3. 自信がない
誰かが質問したわけでもないのに自分語りをする人の心理的な特徴として、自分自身に自信がないというところがあります。
自分語りをして周囲から反応を得られることで、「自分は他人の役に立っている」「自分は必要とされている」と思う心理になっています。なので、1度「すごいね」と反応すると、褒めてもらいたくて次から次へと自分語りを始めてしまう傾向もあります。
【自分語りする人②】性格的な特徴4選!
自分語りをする人には男性にも女性にも性格的な特徴があります。自分語りする人と上手に付き合っていくためにも自分語りする人の性格を知っておきましょう。
4. 寂しがり屋
自分語りする人は男性であっても女性であっても寂しがり屋の性格をしています。特に話しを聞いてもらいたい欲求の強い女性に多く、幼いころの環境などが影響しているともいわれています。
寂しがり屋の性格のため、誰かに構ってほしいのでSNSを頻繁に更新していることが多いのも、自分語りが多い女性の性格の特徴です。
5. 自意識過剰
自分語りする人は男性でも女性でも、他人が自分にとても興味があると勘違いしている自意識過剰な性格です。また、自分は他人よりも多くのことを経験していて、苦労もたくさんしてきたと思っているので、自分語りすることが他人の為だと思っています。
6. 自分勝手
自分語りする人は、他人の話しの途中であっても突然自分語りを始めたりするので、自分勝手な性格です。また、自分勝手な性格は、自分語りをするところだけではなく、いろんなところで自分勝手な行動をするので、周囲の人たちは段々離れていってしまうこともあるでしょう。
7. ナルシスト
自分語りする人は、男性であっても女性であっても自分語りをするほど自分のことが大好きなわけですから、ナルシストな性格をしています。
そのナルシストな性格は、とても強烈で、女性の場合であれば、常に鏡を見ていたり、SNSで自撮りの写真ばかり載せていたりします。
男性の場合であれば、髪の毛を触っている時間が長く、電車の窓ガラスに自分が映った瞬間でさえも髪の毛を触って自分チェックをしたりします。
【自分語りする人③】話し方の特徴3選!
自分語りする人には男性も女性も話し方に特徴があります。では、いったいどのような話し方の特徴があるのか、それぞれ見ていきましょう。
8. 人の話しを聞かない
自分語りする人は男性でも女性でも、人の話しを聞きません。自分の話が一番だと思っており、自分の話しに他人も興味があると思っています。
なので、他人が真剣に話していても、全くお構いなしに自分語りを始めます。人の話しを聞かないので、他人から学ぼうという心理がなく、いつまでたっても人間として成長できないのも自分語りする人の特徴です。
9. 空気を読まない
自分語りする人は、他人の話しを聞くことができないので当然空気を読むこともできません。他人が話していても、退屈そうな顔をしたり、適当な返事しかできないので、周囲にいる人たちはその態度に嫌気がさしてしまうでしょう。
また、自分語りする人は話しに落ちがないので、他人は面白くないと感じていることも、読み取ることができません。空気が読めない心理状態のまま、延々と自分語りをするのです。
10. 自慢話しが多い
自分語りをする人の話し方には、男性も女性も自慢話しが多いという特徴があります。特に女性に多く、周囲の人たちよりも「目立ちたい」「尊敬されたい」という心理が強く、自慢話しをする傾向があります。
優越感に浸っていることを悟られるのが嫌なので、自慢話しをしている時は、周囲が「すごいね」と反応しても「それほどでもないよ」という反応を見せます。
しかし、心の中ではとても優越感に浸っているので、また誰かに褒められたくて自慢話しをはじめます。周囲は全く興味がないので、不快に思っている人が多いでしょう。
自分語りする人への対処法【男性編】3選!
自分語りする人といると返事をするのも面倒ですよね。では、自分語りする人にはどのような対処をすればよいのか、まずは自分語りする男性の対処法からそれぞれ見ていきましょう。
1. 聞き流す
自分語りする男性は男性特有のプライドの高さがあるので「興味ないよ」と直接言ってしまうととても傷ついてしまいます。なので、適当に相槌をうって聞き流すのが良い対処法です。
聞いているふりをして、男性が自分語りをしている間は「次の休みは何しようかな」「ご飯何食べようかな」などと他のことを考えて話しが終わるのを待ちましょう。
2. スマホをいじってつまらなそうにする
自分語りする男性は直接「つまらない」と言われると傷ついてしまうので、スマホをいじってつまらなさそうな態度をすることで相手に気付かせてあげるのも良い対処法です。
自分語りをする人は基本的に自分の話しに他人は興味があると思っているので、楽しそうに話しを聞いてしまうと、嬉しくなってますます自分語りがヒートアップします。そうならないためにも、わざとスマホをいじってつまらなさそうにすることが効果的な対処法になります。
3. 楽しそうに聞く
自分語りする男性は自分の話しを聞いてくれることが大好きなので、自分語りする男性に好意を抱いているのであれば、楽しそうに話しを聞いてあげるのが良いでしょう。
自分の話しを楽しそうに聞いてくれ、自分語りに反応を示してくれれば、男性はあなたのことをとても好意的に見てくれるようになるはずです。
自分語りする人への対処法【女性編】3選!
次に自分語りする女性への対処法についてそれぞれ見ていきましょう。自分語りする人は割と女性に多いので、対処法をうまく活用することで自分語りする女性とも上手に付き合えうことができるでしょう。
1. 話しのすき間で話題を変える
女性はもともと話が脱線しやすい特徴がありますので、自分語りしている女性の話しに隙ができた瞬間に話題を変えるのが良い対処法です。
周囲の人も自分語りの人の話しにはうんざりしているので、誰かが話題を変えてあげる方が周囲の人の気持ちも楽になるはずです。また、変えた話題で周囲が盛り上がったり、笑いが起こることで自分語りは収まるでしょう。
2. 「その話は聞いた」という
自分語りする人は自分の同じ自慢話を何度もする傾向があります。本人は、それに気づいていない事が多いので「その話は聞いたよ」と直接伝えてみるのも良い対処法です。
特に以前話したときに周囲の反応が良かった場合などは、また同じ話をする可能性が高いです。なので、話しの序盤でもう聞いたということを伝えてあげることで、自分語りを少しでも聞かずに済みます。
3. 話しの腰を折り続ける
自分語りする人は、他人が話しをしていてもお構いなしに自分語りをする性格をしています。それをそのまま相手にやり返すのも良い対処法です。
自分語りが始まったら、話しの腰をとことん折り続けましょう。自分語りを聞いてもらえないことをつまらなく感じるので、やがて相手の方から離れていくはずです。
自分語りする人への撃退法【男女共通】4選!
自分語りをする人に自分語りをさせない撃退法について、それぞれ見ていきましょう。自分語りを真剣に聞いてしまうと、とてもストレスになりますので是非撃退法を試してみてくださいね。
1. 席を外す
自分語りが始まったら、席を外してその場からいなくなるのが自分語りする人を撃退するのに良い方法です。トイレや用事などと適当に理由をつけて席を外しましょう。
また、席に戻った際も、さっきの話しが全く気にならないという態度で席に戻りましょう。適当に理由をつけてそのまま違う席に座ってしまうのも良い撃退方法です。
2. 相槌を打たない
自分語りする人は、相槌を打てば打つほど自分語りをしたくなる心理なので、相槌を全く打たないのも撃退するのに効果的な方法です。自分語りする人に相槌を求められても、一切相槌を打たないようにしましょう。
無視するわけではなく、自分語りが始まったら相槌を全くやめるのです。そうすることで、自分の話しに興味がないということを自覚することができるはずです。自分語りを聞いてくれないことがつまらなくなるので、相手は自然と離れていってくれるでしょう。
3. かかわらない
自分語りする人の1番簡単な撃退法は「かかわらないようにする」という方法です。そもそもかかわらなければ、自分語りを聞かなくて済みますし、ストレスもたまりません。
自分語りする人といて疲れたと思ったら、かかわらないようにしましょう。話しかけてきても「今日ちょっと忙しいんだ」「また今度ね」などといって自然な方法で距離を置いていくことで、かかわりがなくなっていくのでとても効果的な撃退法です。
4. 話しをすり替える
自分語りする人の撃退法として、相手の話しをすり替えてしまうという方法があります。自分語りをずっと聞かされていると周囲もだんだん疲れてストレスが溜まってきます。なので、周囲の人も盛り上がれるような話に思い切ってすり替えてしまいましょう。
周囲は自分語りの話しにうんざりしているので、自然とすり替えた話題に乗ってくれるはずです。自分語りするたびに話しをすり替えられることで、自分語りができない環境になり、効果的な撃退法です。
自分語りをする人とはほどほどに付き合おう!
自分語りする人は、基本的に自分の話しを聞いて反応を得られることで満足する性格をしています。そんな自分語りをする人とは、あまり深く関わりすぎると、毎日自分語りを聞かされてしまうので、適度な距離感を持って接することが大切です。
適度な距離感を持って接することで、自分語りする人ともストレスなく付き合っていくことができます。今回ご紹介した対処法や撃退法を是非参考にして、自分語りする人と上手に付き合っていきましょう。