半同棲のメリット&デメリット・同棲との違い!結婚前の半同棲はあり?
私のこの状況ってもしかして半同棲かも?と感じている人は意外と多いのかもしれません。一方で半同棲の方が気楽だからと、進んで半同棲している人もいるでしょう。お互いにとって楽しい半同棲を過ごせるように、しっかりと話し合いをしましょう。
目次
結婚前の半同棲ってあり?
結婚前はやはり同棲というイメージがありますが、結婚前の半同棲はありなのでしょうか?そこで同棲と半同棲を色々な面で比較していきたいと思います。もしかしたらあなたの半同棲に対するイメージが変わるかもしれません。
そもそも『半同棲』とは?
そもそも半同棲とはなんでしょうか?
もちろん同棲ではありませんし、お泊りとも違います。「もしかしたら私のこの状況半同棲状態かも」と気付く人もいるかもしれません。
一週間のうち半分くらい相手のお家にお泊りすること
一週間のうち1日くらい泊まりに行くなら、それは普通のお泊りです。私物を持っていくとしても、歯ブラシくらいでしょう。
でももし毎週必ず3日以上お泊りするとなると、洋服などの私物を持っていく量が増えていきますよね。こうなると半同棲しているということになります。
一週間のうち週末だけ連泊すること
一週間のうち週末だけ、必ず連泊するという人も半同棲状態といえます。
平日はお互い学校や仕事の関係で泊まりに行くとこができない人は、学校や仕事がない週末にどちらかの家に泊まるということが多いです。
半同棲と同棲の違い4つ!
同棲するのと半同棲するのとでは何が違うのかいまいちわからない人も多いでしょう。次は生活面での同棲と半同棲の違いを紹介していきます。
同棲の方が家賃などの金銭的なものが明確になる
半同棲はあくまでお泊りの延長線なので、「家賃や光熱費を払って」とは言いづらいものです。
しかし同棲は『同じ家に一緒に住むこと』なので、もちろん家賃などの金銭的なものは基本折半になります。負担は二人とも一緒です。そうなると金銭的な面でどちらかの負担が多くなるということはないので、金銭的な面が気になってしまうという人にはいいかもしれません。
同棲の方が一緒にいる時間が長い
半同棲だと毎日一緒にいるわけじゃないので、一緒にいないときに何をしているのか不安になる人もいるでしょう。そうなると、もちろん同棲の方が一緒にいる時間は長いので、同棲のほうが安心と言えます。なるべく長く一緒にいたいと思っている人は同棲をしたほうがいいです。
同棲の方が結婚も視野に入る
同棲する時点でお互いの両親に挨拶をする人が多いと思いますが、両親に挨拶もして同棲もしていれば、結婚目前といってもおかしくありません。そもそも同棲をしている時点で、籍を入れていない結婚生活みたいなものですので、そこから結婚に踏み込むのは難しいことではありません。
同棲の方が別れるときに大変
半同棲の場合別れたら荷物を持って帰ればいいだけですが、同棲していたとなるとそうはいきません。まず家の解約をしなければなりません。二人で買った家具や家電やその他のインテリアはどちらが所持するか相談して決めなければなりません。さらにお互い新しい家が見つかるまで基本は同棲しているその家に泊まるでしょう。何より困るのは、別れる相手とまだ一緒にいなくてはならないことです。喧嘩をして別れるカップルには少し苦痛かもしれません。
半同棲をするメリット5選!
同棲もいいなと思っている方はたくさんいるとは思いますが、半同棲にもメリットはあります。
もちろん同棲と同様、デメリットもありますが、まずはメリットから紹介します。
①2人の時間が増える
学校が一緒という方や、職場が一緒という方は毎日顔を合わせるとこができるかもしれませんが、学校が別だったり、職場が違うという方はお休みの日にしか基本的に会うことができません。学生と社会人のカップルなら、より会える時間が少ないかもしれません。しかし半同棲をしてしまえば、もちろん2人の時間は増えます。終電の時間が来てしまって寂しいなと思いながら「またね」と言うのも、もう少なくなります。
②気楽に始めることができる
同棲をするとなると、もちろん一緒に生活するということなので、私物を全部2人の家に移動させなければなりません。さあ同棲しようと思っても家のこともあるし、なかなかすぐにとはいきません。しかし半同棲なら、どちらかの家にいるのは週の半分くらいなので、バック一個分くらいで荷物は済むでしょう。同棲とは違い、かなり気楽に始められます。半同棲のほうがいろいろな面で自由なのです。
③お互いの私生活を確認できる
同棲をすると、今まで見えていなかった相手の私生活がいきなり丸見えになります。生活にの中でこだわりが多かったりすると、一緒に生活をするのは難しいかもと感じてしまう人もいます。しかし半同棲なら、相手の私生活を覗き見るのにはとても良いといえます。
④好きなときだけ一緒にいれる
多かれ少なかれ、人間誰でも一人で過ごしたいなと思う日があるでしょう。同棲していると一人で過ごしたくても難しいことが多いでしょう。もしかしたらその不自由さにすごくストレスを感じる人もいるかもしれません。しかし半同棲は毎日一緒にいる必要はないので、一人で過ごしたいときは一人で自由に過ごせます。一人の時間がないとストレスなんですという人にはもってこいです。
⑤逃げ場がある
同棲の場合、喧嘩してしまうと逃げ場がありません。一緒に生活しているので、必ずどこかで顔を合わせてしまいます。しかし半同棲なら仲直りしようとどちらかが言うまで顔を合わせることはまずないです。そういう面では半同棲はある意味都合がよいのです。
半同棲をするデメリット5選!
半同棲のメリットを伝えてきましたが、次はデメリットです。
①けじめのない生活になりやすい
半同棲はいつどれくらい泊まるか決まってないので、けじめのない生活になりやすいです。
週末だけお泊りすると言っていても、学校や仕事が始まる月曜日になっても休日モードが抜けきれなくて、なかなか切り替えられなくなってしまう人も多いです。そういったけじめのない生活を続けてしまうと、仕事や勉強に影響が出てきてしまうので、かなり注意が必要です。
②金銭的負担が増える
同棲だと生活費などの金銭面で、きちんと折半することが多いですが、半同棲だと片方の金銭面の負担が多くなってしまいます。金銭面での負担が多くなると、日々のストレスが増えてしまうこともあります。半同棲という曖昧なラインであるがゆえに、片方の負担が多くなってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。そういう金銭的な面で半同棲はデメリットが多いといえます。
③自由が制限される
今まで週に一回のデートで十分だったという人には、同棲はおろか、半同棲でさえストレスを感じる人もいます。週のほとんどは自分の趣味や勉強や仕事に打ち込んでいたのが、週の半分は恋人と過ごさなければならなくて、不自由だと感じる人はいます。恋人のことが好きでも、自分の自由な時間がないとストレスだという人には、このデメリットは我慢できないものなのかもしれません。
④狭い部屋でストレスが増える
いままで自分一人で使っていた部屋が、恋人との半同棲が始まったおかげで部屋が狭くなることは仕方がないことです。部屋が狭くなって不自由に思い、ストレスを感じる人も多いです。金銭面の負担が多いうえに、部屋が狭くなっては、デメリットばかりなのではないかと思ってしまうのも無理はありません。
⑤自宅に友達を呼べなくなる
同棲ならお互いの部屋を作れますが、半同棲となると一人で住む部屋に二人でいるので、友達を呼ぶスペースがありません。そうなると自由に友達を呼べなくなります。友達を呼ぶから帰って、と言っても浮気を疑われたり、また厄介なことになってしまうこともあるでしょう。
半同棲で心がけるマナーと注意点5つ紹介!
半同棲のメリット・デメリットを紹介してきましたが、半同棲するうえで心がけなければならないマナーと注意点がいくつかあります。つぎはそのマナーと注意点について紹介します。
①賃貸契約違反に要注意
クリスマスや夏休みなどの数日のお泊りなら大目に見られることがほとんどでしょうが、毎週、それも何日も泊まりに来ているとなると、話は変わってきます。契約時に定められた入居者以外が頻繁に来ているとなると、厳密にいえば、契約違反になります。
②大家や管理会社に相談しよう
厄介なトラブルを防ぐためにも、大家さんや管理会社に相談するのがベストです。大家さんによっては、別に問題ないと言ってくれる場合もあります。もし結婚が近いのなら、そのことを言ってみるのもいいでしょう。半同棲は自分たちだけの問題ではないので、しっかりと相談することが重要です。
③近所の方に気を使うようにしよう
もし大家さんから許可を得たとしても、不公平じゃないかという近所の苦情が出てくる可能性があります。きっと横柄な態度を取るカップルが半同棲をしていたら、周りも納得できないと思いますが、本人たちが謙虚で良い人だったら周りの反応は違うかもしれません。しっかりと近所の方に気を使うことが必要です。
④持ち物は必要最低限にしよう
結婚を目前にしている半同棲の場合は特にですが、持ち物は必要最低限にしましょう。半同棲はあくまでも半同棲です。同棲ではないので、いつでも出れるように、ボストンバッグ1個分くらいの荷物が理想的です。
⑤家賃・光熱費などの支払い方法を明確にしよう
半同棲は金銭的な面であやふやになり、片方の負担が多くなってしまうことが多いので、家賃や光熱費などの金銭面はしっかり話し合うことが大事です。どちらかのストレスが多くならないように、気を使いましょう。
話し合いをしっかりして、半同棲を楽しもう!
半同棲は同棲でもなくお泊りでもない、とても曖昧なものです。曖昧なものだからこそ結婚のこと、同棲のこと、金銭のことなどについてしっかりと話し合いをすることが重要です。しっかりと話し合いをすれば、きっと楽しい半同棲生活を送ることができるでしょう。