直情型の人の性格や特徴13選！上手な付き合い方も！【恋人・上司】

あなたの恋人や会社の上司は直情型の人ではありませんか？人はそれぞれ性格も千差万別ですが、穏やかな人もいれば、直情的になってしまう人もいます。

では、直情型とはいったいどんな性格をしているのでしょうか。その特徴やうまく付き合う方法、また直情型な性格を治す方法などを詳しくご紹介していきますので、是非参考にしてくださいね。

直情型とはいったいどのような人のことを言うのでしょうか。「直情型」の意味と「直情型の人」についてそれぞれ解説していきます。

皆さんは「直情径行」という四字熟語をご存知でしょうか。「直情」とは文字通り、ありのままの感情のことを言います。「径行」とは思うことを曲げずにありのままに行動することを言います。この二つの意味を持つ直情径行は、自分の感情の赴くままに行動することを意味しているのです。

直情型の人は、まさに直情径行という四字熟語そのものの行動をする人のことを言います。周囲のことを考えずに自分の感情のままに行動するので、自己中心的にみられることも多いようです。

では、直情型の人は一体どのような性格や、どういった心理をしているのか、一つずつ見ていきましょう。

ストレスが溜まることがあっても、理性によって感情を抑えるのが一般的ですが、直情型の人は基本的に自分の感情を優先します。自分の感情を第一に考えているので周囲からは少し距離を置かれてしまう事も少なくありません。

直情型の人は、理性よりも感情を優先することから、自分の感情をそのまま相手にぶつけてしまう傾向があります。激しく感情をぶつけるときもあるので、場合によっては激情型と言われるときもあります。

理性が働くと、物事を一度落ち着いて冷静な判断をすることができます。しかし、直情型の人は感情的で自分の事しか考えていないので、物事を冷静に判断することが出来ません。特に自分の思い通りにいかないと、直情的になりやすいのが特徴です。

直情型の人は、自分の非を認めなかったり、自分の思い通りにいかないと機嫌が悪くなるなど、自己中心的な性格をしています。会社の上司や恋人など、身近な人が直情型の人だとうまく付き合っていくのは大変ですね。

直情的な人はその性格によって周囲からは距離を置かれていることが多いです。そのため、友人などの仲間が少なく、物事をネガティブに考えがちな性格をしています。

物事をネガティブに捉えがちなので、ストレスをため込みやすい性格をしているのも直情型の人の特徴です。少し自分の思い通りにいかなかっただけでもストレスに感じてしまうのです。

では、直情型の人にはどのような特徴があるのでしょうか。直情型の人とうまく付き合っていくためにも、その特徴を知っておきましょう。

直情型の人は、思ったことをそのまま口にしてしまうので度々デリカシーのない発言をするという特徴があります。「こういうことを言ったら相手がどう思うか」というのを考えないので、友人や恋人などを無意識に傷つけることも多いでしょう。

仕事が思い通りに進まないと直情的になる上司などもいますが、そのような場合は家庭も上手くいっていない場合が多いです。家庭でも思い通りにならないと直情的になっているので、家族は疲れてしまいます。

仕事で上司に叱られたり、自分がミスをしたことになどが気に入らずに家族や子供に八つ当たりするのも直情型の人の特徴です。

周囲に直情型の人がいると疲れてしまいますよね。直情型の人は基本的に性格が悪いので、自然と周囲は離れていきます。その人徳のなさから周囲からは煙たがられていることが多いでしょう。

実は直情型の人にはストレスを感じやすい中間管理職の男性が多いのが特徴です。自分が上司という立場でありつつも、自分より上の立場の上司もいるの、ちょうど間に挟まれることで様々なストレスが生じやすいのです。

社会経験の少ない女性はストレスを感じやすく、直情型の人になりやすい特徴があります。社会経験が少ないことから、自分自身に余裕がなく、常にストレスを感じている状態になっているのです。

若い女性は自分の事を冷静に判断しますが、年を重ねることによってプライドが高くなっていき、少しでも気に入らないことがあると直情的になる女性も多いのが特徴的です。

直情型の性格になってしまうのにはいくつかの理由があります。では、その理由をそれぞれ見ていきましょう。

若くて社会経験が少ないと、感情を抑えることが難しい場合があります。この場合は、ある程度社会に揉まれることで治る場合もありますが、本人が自覚することがないと治らずにそのまま直情型の大人になってしまうこともあるでしょう。

小さい頃から我慢を知らず、周囲に甘やかされて育った場合、自分の感情を抑えることを知らないので直情型になりやすいです。

今まで思い通りに進むことが多く、大人になって初めて挫折を経験すると直情的になりやすいです。物事がうまくいかないことに大きなストレスを感じてしまうのです。

直情型の人と恋愛関係になると喧嘩も多いかもしれませんね。そんな直情型の恋人と上手に付き合う方法をいくつかご紹介いたします。

直情型の人は自分の思い通りにいかないことで不機嫌になるので、直情的な恋人にはできるだけ恋人のペースに合わせてあげましょう。

直情型の恋人とうまく付き合っていくには、喧嘩をしても冷静な態度をとり、こちらが折れてあげることが良い方法です。相手に治してもらおうとせず、優しく丸め込んでこちらが折れてあげるようにしましょう。

直情型の人と恋愛関係になると、デリカシーのない発言が多く傷ついてしまう事も多いかもしれません。しかし、本人が治す気がないのであれば、そういう性格だとこちらが割り切って考えるようにする方が良いでしょう。

基本的に直情型の人は恋愛があまり長続きしません。直情型の人は恋愛においても恋人に八つ当たりをすることも多いです。このまま性格が治る気配がなく、本当に辛くなったら別れも考えておくようにしましょう。

仕事においても直情型な上司はいます。毎日顔を合わさなければならない場合だとストレスも大きいですよね。そんな直情型な上司とうまく付き合っていく方法をいくつかご紹介していきます。

直情型の上司が直属の上司である場合は、我慢するしかありません。少しでも意見するともっと面倒なことになるので、我慢して受け流すのがうまく付き合っていくのには良い方法でしょう。

一人で意見をすると攻撃されやすいので、直情型の上司に意見するときは、なるべく同僚などと一緒に意見するようにしましょう。

他の人がどういう付き合い方をしているのかを見て、直情型の上司の扱いを学ぶのも良い方法です。特に上司と席が近かったり、一緒に居る時間が長い人は直情型の上司とうまく付き合っていく方法を知っている場合があるので、よく観察してみると良いでしょう。

直情型の人は自分の性格に気付いていないことがほとんどです。以下の診断項目に当てはまることが多い場合は、あなたも実は直情型の人である可能性が高いです。では、一つずつ診断していきましょう。

恋人や友達に対して思ったことをすぐに口にしている場合は注意しましょう。恋愛では思ったことを言うのも大切ですが、何でも言っていいわけではありません。

相手にとってネガティブな事であっても、そのままはっきりと伝えている場合は直情型の可能性が高いです。相手にとってはデリカシーのない発言に思われているかもしれません。

直情型の人は怒りを抑えることが出来ません。怒りを抑えることが難しく、とてもストレスに感じる場合は要注意です。

思い通りにいかないことがあるとすぐに怒ってしまう場合は、直情型の可能性が高いです。

直情型の人は自然と周囲が離れていってしまうので友達が少ない傾向があります。友達が少なかったり、気付けば友達が離れていってしまっている人は直情型の可能性が高いです。

先ほどの診断項目に当てはまるものが多かった人は直情型の可能性が高いです。では、直情型の性格を治すにはどのような方法が良いのか、いくつかご紹介していきます。

自分の性格を治すには自分の性格を認めることが良い方法です。自分は直情的な性格であるという事を自覚しておきましょう。

怒りは自分の考えや価値観に対して相手が従わないことで生まれます。怒りっぽい性格を治す方法として、この怒りの感情を理解しておくことが大切です。

自分は直情的な性格という事を自覚することが出来たら、穏やかな性格になる努力をしましょう。怒りの感情が芽生えても、自分の中で穏やかになるように努力することが怒りっぽい性格を治す第一歩です。

自分が怒っている時は、なぜ怒っているのか、何に対して怒っているのかを自分に問いかけてみるのも良い方法です。考えることで冷静に怒りを鎮めることが出来ます。

自分の価値観とのズレが生じることで直情的になりやすいので、自分の価値観がすべてではないという事を理解するようにしましょう。

直情型の性格を治すには、「～であるべき」「～されて当たり前」という考え方をやめましょう。誰かに何かをしてもらって当たり前に思うのではなく、感謝することが大切です。

他人の気持ちを受け入れることで、自分の気持ちも受け入れてもらうことが出来ます。直情型の性格を治すためには、自分の感情を押し付けないようにしましょう。

直情型は感情がストレートなゆえに周囲から煙たくみられがちですが、実は直情型の性格にはメリットもあるんです。では、どのようなメリットがあるのか、体験談とともにご紹介いたします。

直情型の人は恋愛においてはとてもメリットのある性格をしています。恋愛の駆け引きは一切せず、とにかくストレートに愛情をぶつけるので、そのまっすぐな思いに相手も愛情を返してくれるようになります。

また、恋愛になると全力で恋愛モードになり、失恋しても思い残すことがないので、次の恋愛に向けての切り替えが早いというメリットもあります。

あまり相手にされていなかった相手に「あなたのことが好きでたまらないから、毎日好きって言わせて」とお願いしたら「別にいいよ」と軽めに返事をされました。毎日好きって言い続けているうちに、だんだん相手の方から連絡をしてくれるようになりました。

ストレートで真っすぐな直情型の一途さに相手が心を開いてくれることもあるので、恋愛においては直情型の人はとてもメリットがありますね。

直情型の類義語や由来をご存知でしょうか？直情型には英語表現も存在します。マメ知識として知っておくと面白いですよ。

直情型は思ったままに行動する直情径行という四字熟語の意味と同じなので、類義語には「直言直行」などがあります。直言直行は思ったことをはっきりと言い、すぐに行動に移すことを意味します。

また、「猪突猛進」なども周囲の人のことを考えずに目的に向かって突き進むことを意味するので、直情型の類義語とされています。

直情径行は中国の「礼記」という書物の中に書かれている「直情径行なる者あり、戎狄の道なり」という文章が由来です。

戎狄（じゅうてき）とは、中国の四方に移住していた野蛮な異民族に対する総称のことで、「感情のおもむくままに行動をすることは、野蛮な人がすること」という意味で言われていました。そのため、直情径行は悪い意味で使われることが多くなったようです。

直情型は英語表現では"impulsive"と使われることが多いです。"impulsive"は形容詞で「衝動的な」という意味を持ちます。直情的な人のことを"an impulsive person"と言って使われることが多いです。

直情型の人が周囲にいるとうんざりしてしまう人も多いですよね。直情型の人は自分の性格に自覚がない人が多いので、相手に治してもらおうとするのは話が平行線になってしまう可能性が高いです。今回ご紹介した直情型の人との上手な付き合い方を是非参考にしてみてくださいね。