人と目を合わせられない人の特徴や心理22選!改善方法は?
人と目を合わせられない人が増えています。私だけが苦手なのかな、と悩んでいる方も大丈夫。今の社会ではだれでもなり得る症状です。人と目を合わせられない人の特徴や心理を、シーン別に解説します。目の合わせ方の改善策を考えましょう。
目次
人と目を合わせて話せますか?
目は言葉よりも感情を豊かに表現してくれます。日常でも、職場でも、恋愛においても、人と目を合わせて話す場合、メールでのやりとりよりも、心のこもった交流ができますよね。反対に、人と目を合わせられない場合は、相手との信頼関係を築きにくく、コミュニケーションが円滑に行えないことが多くなります。なぜ自分は、自信をもって人と目を合わせられないのかを分析して、改善策を見つけていきましょう。
人と目を合わせられない人の心理【基本編】7選!
「目は口ほどに物を言う」といいます。目は、人の感情が素直に出る部位で、目の動作に注目すると、その人の思っていることが分かるといいます。他人と目を合わせられない人が苦手に感じている心理を読み解いてみましょう。
①自信がない
目は感情が表にでます。相手と目を合わせるということは、相手に自分の感情を読まれるということです。人と目を合わせられない人には、自分に自信がない性格の持ち主が多く、心理的に憶病で、人と目を合わさずにいたいと思っています。
②距離を縮めたくない
相手に感情を読まれると、相手との心理的な距離が縮まります。人と目を合わせられない人にとって、苦手な相手であったり、一定の距離感を保っていたい相手と付き合う場合、自然と目を伏せて、こちらの感情を隠そうとして、目を合わしたくないという心理が働きます。
③拒絶反応
見るのも嫌、話すのも嫌、一緒の空間にいるのも嫌、などの拒絶反応が、目を合わせないという行動で示す場合があります。人と目を合わせられない人は、関係を断ちたい相手や、自分の領域に入って来てほしくないという苦手な相手に対して、顕著に示す反応行動です。
④後ろめたいことがある
相手に嘘をついている、秘密にしておきたいことがある場合、感情をかくして、目を合わせられない場合があります。相手が正しいと分かっている場合や、自分に自信がない場合は、動揺を隠そうとして、目を合わせることができなくなってしまいます。
⑤プレッシャーに弱い
人と目を合わせられない人は、視線を交わすことで、相手からのプレッシャーを感じてしまう場合があります。相手からじっと見られると、奥底の心理を読まれるのではないかと不安を感じて自信を失い、目をそらしてしまうことがあります。
⑥苦手意識がある
そもそも、目の合わせ方が分からずに、目を合わせることへの苦手意識が強い人がいます。目を交わして感情を見せ合うことが苦手で、ストレスを感じてしまうため、最初から目を合わさずに話そうとする方がいます。
⑦疑心暗鬼なネガティブ思考
相手が自分の視線を不快に思っている、自分は嫌われているのではないか、という思い込みから目を合わせられないという暗い心理状態です。個人に対する心理だけでなく、集団に対してもネガティブに考えてしまう場合は、社会生活に支障が出るまで追い込まれる場合があります。
人と目を合わせられない人の心理【職場編】3選!
職場でのコミュニケーションは円滑に仕事を行う上でとても重要で、目の合わせ方によって、仕事の良し悪しに影響します。そのため、普段とは違い、職場では意識的に、目を見て会話をする努力が必要です。職場という環境で、人と目を合わせられない人の心理はどのようなものでしょうか。
①緊張している
職場では、性別や年齢を超えて、人と関わります。個人、またはグループで行動し、一緒にいる相手の生活環境は知らない状態で会話をしなければなりません。お互いによく知らなくても、コミュニケーションをとるので、人と目を合わせられない人は、極度に緊張をしてしまうことが考えられます。
②そもそも目を合わせることが苦手
普段の生活から、感情を相手に露わにできない人は、そもそも、人と目を合わせることが苦手なので、たとえ職場であったとしても、人と目を合わせられない人がいます。どうしても必要な場合以外は、目を合わさずに過ごして、心理状態を正常に保とうとします。
③嫌っている
職場では、相手の好き嫌いに関わらず、仕事を遂行しなければなりません。たとえ、嫌っていてもコミュニケーションを図る必要がある場合は、極力目を合わせずに、言葉や文章のみで相手と意思の伝達をはかろうとします。
人と目を合わせられない人の心理【恋愛編】2選!
恋愛において、人と目を合わせられるかどうかは、その恋愛が成就するかどうかにかかわってきます。男性の目の合わせ方と、女性の目の合わせ方は、意味や受け取り方が違うと言われていますが、どのような心理的な違いがあるのでしょうか。
①好意がある
男性においても、女性においても、見つめあう行為で相手の好意を感じることがあります。特に男性は、好意を持っている女性に目を奪われてしまい、相手の目をじっと見てしまうという傾向が強いです。女性の場合は、好意がある男性ほど、恥ずかしくて目を見て話せないという人もいます。好意のある人と目を合わせられない人は恋愛が成就する可能性は低くなります。
②興味がない
男性は目を見て話さない女性には、興味がない場合がほとんどです。女性の場合、男性からじっと見つめられることで、威圧感や嫌悪を感じる事もあるため、興味のない男性からの不躾な視線に苛立つ人もいます。男性にとっても、女性にとっても、目を合わせない場合は、恋愛においてお互いに関心がない状態です。
人と目を合わせられない人の性格と特徴10選!
①気が弱い
人の視線にプレッシャーやストレスを感じる性格の持ち主です。相手に見られることに恐怖や威圧感を感じるため、目が合うとそらしてしまう特徴があります。自信のない性格の人に多く見られる特徴で、無意識に「人と目を合わせるのが怖い」と感じています。
②警戒心が強い
目を合わせることで、相手から心理状態を読まれることを警戒する性格を持っています。警戒心の強い、人と目を合わせられない人は、対人関係に用心深くなるため、信用できる相手なのかが判断できるまで、目を合わせることを避ける特徴があります。
③秘密主義
相手に物事のすべてをさらけ出すことを嫌がり、秘密にしたまま知らせないでおこうとする考え方を持っています。相手から質問を受けても、知らせたくないという心理が常に働くため、相手を選んで、目の合わせ方を考えるという特徴があります。
④恥ずかしがりや
人の視線が恥ずかしい性格の持ち主は、人前で気持ちがうわずってしまい、どう振舞ってよいかわからない気持ちになります。視線をさけて、平静を取り戻そうとするため、人と目を合わせられなくなります。
⑤興味がない
他人への興味がない人は、相手が何を考え、どう感じているかに関心がありません。ですので、目を合わせる必要を感じず、自分の世界に入り込んで生きます。性格的に独自の世界を持っている人に見られる特徴です。
⑥コミュニケーションが苦手
人との付き合いが苦手な人がいます。お互いに意思や感情、思考を伝達することが苦手な人は、社会と関わりたがらないという特徴があります。心を許した人とだけ付き合い、その他大勢を排除した生活を送ろうとする特徴が見られます。
⑦自意識過剰
自分が、他人からどう見られているのか気にし過ぎる性格の持ち主です。高いプライドと、自信のある人にも見られます。他人の感情や考えを無視しがちになり、自分が一番だと思い込んで自分勝手な話をするという特徴があります。
⑧周囲の目が怖い
私だけ注目を集めている、みんなが私だけを笑っている、と思い込む人がいます。周囲からの視線に監視・注視されているという思い込みがあるため、緊張状態が続ます。そんな人と目を合わせられない人は、相手と話すときには頭が真っ白になってしまうという特徴があります。
⑨コンプレックスがある
外見的、内向的、そして、これまでの経歴等、人の評価の指標は様々ですが、どこかにコンプレックスを抱えている人は、他人からの評価が気になってしまいます。性格的にプライドの高い人にも見られる特徴で、相手と自分を比較して自己嫌悪に陥りやすいという特徴があります。
⑩過去のトラウマ
目の合わせ方で、人から注意をうけた場合や、嘲笑されたことがある場合、そのトラウマから、人を正視できなくなる場合があります。一度辛い目にあうと、心理的にまた同じ目に合いたくないと思うため、人と目を合わせることに恐怖を感じています。
私だけ目を合わせてもらえない?4つの視点から検証!
目を合わせて会話をするということは、特に恋愛においては、相手の好意を確かめる手段になります。私だけ目を合わせてもらえないのでは?と疑心を抱くことはとても辛い事ですね。目を合わせない理由は様々ですが、4つの視点から検証してみましょう。
①必ずしも嫌われてるわけではない
性格的に自信がないなど、目を合わせることがもともと苦手な人もいます。そんな人は、自分以外にも目を合わせていない人がいるのではないでしょうか?人との付き合い方を観察してみて、私だけと目が合わないわけではなければ、嫌われているのではないことに気づけるはずです。
②後ろめたいことがあるのかも
あなたが正しい場合や、気がかりなことがある場合が考えられます。話題が変わった瞬間から急に態度がよそよそしくなり、そわそわして、目を合わせなくなることがあります。そんな時は、何か裏にある、とよく観察してください。
③無言の抗議をしている
目を合わせないという意思表示です。あなたに対して怒りや不安、不信を抱いていることを無言で伝え、目を合わせずに感情を押し殺していることが考えられます。あなたにだけそういう態度をとる人がいたら、自分に否がないか、見直してみましょう。
④単純に嫌われている
もともと気が合わないという人は、少なからずいるものです。見ていたくない場合は、必要以上の接触を避けるために、目を合わせないようにしています。そんな相手とは、わざわざ付き合う必要はこちらにもないので、差しさわりのないように付き合いましょう。
人と目が合わせられない人必見!自然な目の合わせ方と改善方法4選!
①眉間を見る
目を合わせるのが苦手な人は、まず、眉間を見てみましょう。目と近い場所にあるため、相手は目を合わせているような錯覚を覚えます。そして、徐々に目線を下げていき、いずれは目を合わせられるように改善するとよいでしょう。
②目を合わせるのが怖いという考えを直す
人と目を合わせられない人は、視線に対して怖いと思い込み持っています。しかし、目を合わせて話す相手があなたに悪意を抱くことはほとんどありませんし、もし悪意を持っているなら、思い当たることがあるのではありませんか。「私だけ」ではないことに気づくことで、視線に対する恐怖心をなくすように改善してみましょう。
③慣れるために少しずつ練習する
目を合わせる回数を少しずつ増やしていく方法です。緊張する場面を5~10段階に分けて場数を踏んでいくごとに、記録をしていくというやり方もあります。恋愛の場面でも、好意のある男性を振り向かせたい場合には、相手に心を徐々に相手に心を通わせる方法として効果的です。
④ずっと目を合わせなくても良い
相手に対して苦手意識がある場合は、ずっと目を合わせている必要はありません。相手に不快感を与えない程度で、視線を交わせばよいのです。無理はせず、必要な場合だけ目を合わせるように心がけましょう。
人と目を合わせられない人は障害や病気の可能性も?
目に障害がある
斜視といって、両方の目で目標物を見られない目の病気があります。また、目の病気は、目そのものだけの病気以外にも、他の病気から派生して引き起きる目の病気もあります。老衰によって目が見えにくくなることも考えられるので、思い当たる症状が出た場合は眼科を受診をしましょう。
精神的な恐怖症
人と目を合わせられない人は視線恐怖症かもしれません。視線恐怖症には、様々な特徴があります。目を見て話さないことを注意されると、ますます意識過剰になり、社会生活をおくれなくなる方もいます。また、自閉症などの発達障害の方にも、目が合わせるのが苦手という特徴がみられます。
人と目を合わせられなくても気にしすぎないで!自分のペースで改善しよう!
人と目が合わせられない人は、そのことを悪と考えすぎて、悩んでしまいます。職場でも、恋愛をしていても、自然な目の合わせ方を忘れてしまい、「私だけ」と不安を抱えているのではないでしょうか。しかし、目の合わせ方というのは、そもそも必要以上にはしなくてよいのです。無理に目を合わせようと意識せずに、自分なりの対人関係スキルを見つけて、段階を踏んで改善していきましょう。