【フェチの種類一覧】男女別に定番からマニアックなものまで32選！

ようこそ魅力あふれるフェチの世界へ！突然ですが、あなたはどんな種類のフェチが好きですか？「君は何フェチ？」などと、合コンや飲み会では割と聞かれたことのある人もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、一言でフェチといってもよくある「声フェチ」や「胸フェチ」といった定番のフェチもあれば、「マスクフェチ」や「骨フェチ」といったちょっと聞いたこともないようなマニアックなフェチまで、まさに種類は無限大なんです。これほど奥深い世界はありません。今回は、そんなフェチの種類を男女の傾向別にたくさんご紹介したいと思います。

まず初めに、フェチについて少しお勉強しておきましょう。そもそも皆さんは、フェチってどういう意味かご存知ですか？

辞書を紐解いてみると、フェチとは「フェティシスト」という言葉の略称。意味は、特定の種類のモノに異常に執着・偏愛を示す人とあります。日本語に言い換えると、「○○狂」という言葉がしっくりくるかもしれません。

英語では「フェティシズム」と言います。性的に執着・偏愛を示す人のことをフェティシストあるいはフェティシズムと言うようで、「胸フェチ」とか「足フェチ」といった言葉がまさにそういう種類の言葉ですね。

一方で、性的な執着とは少し違う、例えば「猫フェチ」「お料理フェチ」という種類の使われ方も最近ではよく見かけるようになりました。これは本来の使い方ではありませんが、単純に「○○好き」と言うよりはより「好き感」が出る新しい使い方として、ネットやブログでの自己紹介などでよく使われているようです。

フェチはよく「好き」という意味と誤解されがちですが、実は意味合いは全く違います。

フェチとは、「絶対こうじゃなきゃダメ！嫌！」と強く思えるモノが対象で、他に代用ができないほど執着心のあるものが対象です。例えば「胸フェチ」なら、こういう種類の胸にしかときめかない・性的魅力を感じないと思うほどの気持ちがあります。

一方で「○○好き」は、そこまで強く執着していなくても使うことができます。最近では「○○好き」の代わりにキャッチ―なフェチという言葉が使われがちですが、本来フェチというのはより強い意味合いで使われてきたものなんですね。

フェチをもっと詳しく掘り下げてみると、フェチ＝性的にあるモノに執着することですので、男性と女性ではフェチの種類・傾向が違います。

女性が男性に求めるフェチには、「男らしさ」が表れる仕草や体の一部分が最も多く挙げられます。

男らしさというのは人それぞれに解釈が違ってきますが、例えば喉仏とか、たくましい胸板など、女性が持っていない部分に魅力を感じる女性が多いようです。

一方で男性は女性に、「女性らしさ」と「色気」を求める傾向にあります。

男性もまた、女性に求めるのは、胸や柔らかいお尻など女性特有の部分であることが多いようです。また、特に男性は色っぽいと感じる仕草や部分を魅力に感じるようです。

まずは、男性が魅力に感じるフェチ、定番編を一覧にしました。このあたりは女性も「男性はこういう部分が好きなんでしょ？」と意識しているところが多そうですね。

まずは男性が好む大定番、「うなじ」フェチです。

うなじって日常では割と隠れている部分です。ですが、着物を着て髪を結いあげているときや、ポニーテールなどにしているときにたまにうなじが見えると、同性でもドキってしてしまうことがありますよね。

うなじにフェチを感じる男性も、そういうところに魅力を感じるのかもしれません。また、綺麗なうなじが好きな人もいれば、変わった形のうなじに色気を感じる男性もいます。

男性が好むフェチ、大定番2つ目は「二の腕」です。

女性からすると、あまり見られたくない部分でもあるのですが、なぜか男性には魅力的に映るそう。男性に言わせると、二の腕は触るとぷにぷにと気持ちが良く、胸やお尻よりいやらしくなく見ることができるのがいいそうです。特にぽっちゃりしている二の腕を見るとなんだか安心感があるとか。

夏のノースリーブ時期、二の腕フェチの男性はウハウハなわけですね。

男性が好むフェチ、大定番3つ目は「脚」です。

スカートから伸びる、スラリとした色白の色気たっぷりな脚。太ももからくるぶしにかけてのシルエットが美しいと、脚フェチの男性はたまらないそう。また、素足、パンスト、ストッキング、網タイツなどなど、プラスアルファで好みが分かれるようです。

男性が好むフェチ、大定番4つ目は「胸」です。

男性なら誰でも大好き！といってもいいと思いますが、胸フェチの男性は特に女性の胸に対して高い憧れやこだわりを持っています。こだわりの種類は人さまざまですが、大きい胸が好き！という人もいれば、小さい方がいい！という人もいます。首元の開いたすきまからチラッと胸が見えるとドキドキしますよね。

男性が好むフェチ、大定番5つ目は「お尻」です。

パツンと張った健康的なヒップは、男性の大方が大好きな部分です。ですが、尻フェチの男性にとってはお尻がすべて。お尻さえあれば、女性の他の胸や顔といった一般的に色気や魅力を感じる部分も、付け足し程度の意味しかありません。

お尻の形がわかるような体のラインに沿ったパンツスタイルだと嬉しいよう。カップルや夫婦なら、パートナーのお尻の感触を楽しむ人も多いそうです。

男性が好むフェチ、大定番6つ目は「髪」です。

髪フェチの男性は、女性の髪の毛を触ることが好きな人もいれば、特定の髪型に魅力を感じるという人もいます。髪といえば、赤ちゃんはお母さんの髪の毛を触ると安心することがあるように、男性も女性の髪の毛に母性のようなものを抱いているのかもしれませんね。

男性が好むフェチ、大定番7つ目は「下着」です。

下着フェチの男性は、「下着姿の女性」が好きというよりかは、色気ある「下着」そのものだけで好き、という種類の人が多くいます。フリフリのレースやリボンのついたキラキラした下着は、男性にとっては夢そのもの。アニメや映画などで主人公のパンチラシーンがあるように、多くの男性にとって下着は魅力的なのです。

お次に、女性の好む大定番のフェチを一覧にしました。「あーわかる！」って思うフェチがけっこうあると思いますよ。

女性が好むフェチ、大定番1つ目は「声」です。

女性にはないハスキーボイス。色気すら感じる声で耳元で囁かれると、女性なら誰しもグラッときてしまいますよね。声フェチの女性は、喧嘩して怒っていても「ごめんね」と優しく囁かれるだけで許したくなってしまうんだそう。顔がふつうくらいでも、声が好みだとかっこよく見えるのも「あるある」だと思います。

女性が好むフェチ、大定番2つ目は「匂い」です。

女性は男性よりも遺伝子レベルで嗅覚が鋭いという理由もあって、匂いフェチは男性よりも女性の方が多い傾向にあります。特に、人類は子孫を残す上で自分と遺伝子的に似ていない相手を選ぶようにできているため、遺伝子的に似ていない人の匂いほど「魅力的な匂い」と感じるのだそうです。

匂いフェチの人にとって、その匂いが香水のように万人受けするような匂いである必要はありません。少し汗臭い匂い、男臭い種類の匂いに惹かれる女性も多くいます。
 

女性が好むフェチ、大定番3つ目は「腹筋」です。

鍛え上げられた筋肉は女性にとって「男らしい色気」を感じる部分ですよね。Tシャツの上からでもわかる分厚く引き締まった腹筋は、腹筋フェチにとってはたまらない大好物です。見ているだけでいいという人、触って感触を確かめるのが好きという人、腹筋の魅力、種類はさまざまあるようです。

女性が好むフェチ、大定番4つ目は「胸」です。

ある調べでは、女性が男性に色気を感じる部分第一位に輝いたこともある「胸」または「胸板」。引き締まった腹筋と同じく、分厚い胸板は女性にはない「男」を感じられる素敵な部分ですよね。「そのガッシリした体で抱きしめてもらいたい！」と夢見る女性はたくさんいます。

女性が好むフェチ、大定番5つ目は「手」です。

男性の無骨で大きな手は、握りしめられるだけで包容力を感じられ、「守られている感」がする！というのが手フェチの女性方の傾向です。ちなみに、科学的に見てみると、指がのびやかな男性は男性ホルモンが多い傾向にあるというデータがあります。女性は無意識に男性ホルモンの多い男性を選び取っているのかもしれませんね。

女性が好むフェチ、大定番6つ目は「メガネ」です。

メガネフェチの女性の中には、「好きになった人がたまたまメガネをしていた。それ以来メガネの男性が好きになった」というケースもかなりあるんだそうです。メガネをしているときの彼のイメージと、たまに外したときの「プライベート感」など、いつもとのギャップがたまらないんだとか。

女性が好むフェチ、大定番7つ目は「ヒゲ」です。

ビジネスマンでヒゲを蓄えている男性はあまりいないイメージがありますね(お仕事上NGな方が多いのでしょう)。それでも、ヒゲを蓄えている男性が好きな女性は、休日にはやした無精ヒゲに密かにときめいていたりします。「自分にしか見せない顔」というのが嬉しいのかもしれませんね。

あと、「この人ヒゲを生やしたらキレイに生えそうだな」と、ヒゲを生やしたときの顔を想像するのも楽しいのだとか。無精ひげスタイルやちょび髭スタイルなど、ヒゲの種類によっても好みが分かれます。

女性が好むフェチ、大定番8つ目は「骨」です。

骨といっても骨そのものが好きな女性もいますが、この場合は男性の体にある骨ばった部分のことが好きな種類の女性のことを言います。手も、女性と比べると男性の手って骨ばっていますし、首筋や足首など、大きく筋張った部分というのは魅力的に感じる女性が多いです。

女性が好むフェチ、大定番の最後は「肩幅」です。

広く逞しい肩幅を持つ男性は、肩幅フェチの女性にとって何よりも魅力的な男性に映ります。よく水泳をやっている人は肩幅が広く育つと言いますが、歴代の水泳選手を見てみるとやはり肩幅の立派な男性が多い傾向がありますよね。肩幅が広い男性は、「男らしくて頼りがいがある」と感じる女性が多いそうです。

ここからはフェチの中でも上級者向け！男性の好むマニアックなフェチを見ていきましょう。マニアックすぎて付いていけない？って人も、「こんな人もいるんだな」くらいの温かい目で見てくださいね。

男性が好むマニアックなフェチ、1つ目は「脇」です。

女性にとってはデリケートな部分。男性にジロジロ見られるのは恥ずかしいと思う人も多いと思いますが、脇フェチの男性は、そういう女性の恥ずかしがるトコロまで含めて、「いい！」と思う人もいます。一見完璧で非の打ちどころのない女性が恥ずかしがる仕草って、男心にくるというのもわかりますよね。

男性が好むマニアックなフェチ、2つ目は「匂い」です。

女性の匂いフェチと同様、男性の匂いフェチの人も、決して「いい匂い」である必要はないようです。人によって好きな匂いがあり、「かわいい女の子」の見た目からギャップを感じるような匂いが好き、という男性もいます。

男性が好むマニアックなフェチ、3つ目は「贅肉(ぜいにく)」です。

女性にとっては憎き「贅肉」も、贅肉フェチの男性にとっては愛すべきチャームポイントになるようです。下着や水着姿で前かがみになったときのお腹のぷよぷよ感はたまらないそう。ガリガリに痩せている女性よりぽっちゃり系の女性の方が好き、という男性は意外と多いですよね。

男性が好むマニアックなフェチ、4つ目は「股間」です。

股間フェチの男性は、太ももの際や股間部分のラインが分かるようなピッタリとしたラインのパンツが好きで、普段から思わず股間に目が行ってしまう傾向があります。股間はダイレクトに女性の色気を感じられる部分ですよね。

男性が好むマニアックなフェチ、5つ目は「口」です。

女性の口とひとくちに言っても色々な形が種類がありますよね。男性と違って女性はリップを塗ることで自在に口元の印象を変えることもできます。口元に色気を感じる男性は、どちらかというと薄い唇よりも分厚いぽってりとしたタイプが好むという傾向があります。また、口元のホクロなんかにもグッと来るようです。

男性が好むマニアックなフェチ、6つ目は「メガネ」です。

メガネの女性は、日本人男性には昔から根強い人気がありますね。冴えないキャラクターが、メガネを取ったらとんでもない美人で恋心が芽生える、なんていうアニメや漫画はもう鉄板中の鉄板。メガネをずらして見つめられると、ドキドキしちゃうそうですよ。

男性が好むマニアックなフェチ、7つ目は「へそ」です。

一般的に綺麗なおへそというのは、縦長で綺麗なスジのように見えるおへそです。ですが、へそフェチの人の中にはあえて丸い不細工な形のおへそが好きな人、でべそが好きな人もいます。水着姿や短いシャツでお腹見せしている女性を見ると、ついつい色気たっぷりのおへそに目がいってしまいます。

男性が好むマニアックなフェチ、8つ目は「爪」です。

爪まで綺麗にしている女性を見ると魅力を感じる男性。中には自分の爪も綺麗にしたい！と思っている男性もいるようです。傾向的に、いわゆる「美爪」に目がありません。もしかすると、気軽にネイルでおしゃれができる女性をうらやましく思うこともあるのかも。

男性が好むマニアックなフェチ、9つ目は「マスク」です。

マスクフェチにも種類が色々あります。例えば普通の使い捨てのガーゼマスクが好きという人、ガスマスクのような種類のフルフェイスマスクがいいという人、はたまた夜会などで使われるような目の部分を隠すタイプのマスクが好みの人などなど。

ガーゼマスクタイプのフェチという男性は、小学校の給食配給時にマスク姿の異性を見てフェチに目覚めたというケースが多い傾向があるそうです。そういう方は、割烹着や白衣なんかにもフェチを感じる方が多いです。

男性が好むマニアックなフェチ、10こ目は「歯」です。

歯にフェチを感じる男性の傾向として、女性の八重歯や綺麗にそろった前歯など特徴的な歯に魅力を感じる人や、差し歯や矯正器具を付けた歯に魅力を感じる人などが多いようです。ほかにも、ネズミやハムスターなどのげっ歯類の歯が好き、など、歯フェチの世界も奥深いものがあります。

最後は、女性が魅力に思うフェチ、マニアック編の一覧です。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、一つ目は「喉仏」です。

男性特有の喉仏は、女性にとって男らしい色気を感じる部分であるようです。喉仏が動いている様子を見るのがたまらないという人、尖っていれば尖っているほど色気を感じる！という人、女性にないというだけで魅力を感じるという声もありました。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、2つ目は「鎖骨」です。

男性の骨ばった体つきに魅力を感じる女性は多いですが、鎖骨フェチの女性は特に色気たっぷりの鎖骨が好み。ワイシャツからチラっと見える鎖骨や、運動後の汗ばんだ鎖骨が大好きです。特に、筋肉質で大きく骨ばっている鎖骨が好きという傾向があるようです。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、3つ目は「筋肉」です。

筋肉も、女性にはなかなか付け辛い部分です。男性の筋肉質な体は色気を感じられますし、たくましく守ってもらえるような気になりますよね。いわゆる細マッチョが好きな人、ゴリゴリのボディビルダーのような筋肉が好きな人、種類もさまざまですが、筋肉の部分でいうと大胸筋や腹筋、上腕二頭筋などが人気のようです。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、4つ目は「血管」です。

血管フェチの女性の傾向としては、腕や手首・手の甲などに浮き出ている太い血管に魅力を感じる人が多いようです。指と生殖器の遺伝子は実は同じ、という心理科学者の論文があるように、実は無意識に優秀な子孫を残すための選別として魅力を感じているのかもしれませんね。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、5つ目は「まつげ」です。

まつげというと、女性の魅力的な部分というイメージが強いですが、男性で長く美しいまつげの人を見るとドキっとしてしまうこと、ありませんか？女性のように美しい男性も、女性が魅力に思うタイプです。まつげフェチの人は、長くて存在感のあるまつげに色気を感じるようです。

女性が魅力に思うマニアックなフェチ、最後は「お尻」です。

男性のお尻フェチは定番ですが、女性にももちろんお尻フェチの人がいます。男性のお尻フェチは大方がぷりっとした弾力のあるお尻やその柔らかさを魅力に感じる一方で、お尻フェチの女性は筋肉質でキュッと引き締まったお尻を好む傾向にあります。そこに、動物的な魅力を感じるのかもしれませんね。

今回は奥深いフェチの世界についてお話ししました。ちなみに筆者はメガネフェチ。メガネをすっと外す瞬間とくいっと押し上げる仕草にたまらなく色気を感じます。

世の中本当にさまざまなフェチがあるものです。フェチには、幼少期の経験に起源がある場合、また遺伝子的にフェチを感じやすい種類のフェチがある場合もありました。同じフェチでも、好みは千差万別。同じフェチを持つ人同士で集まってフェチ会をしてみるのも楽しそうですよね。