40代に似合うロングの髪型集！ストレート/パーマ/まとめ髪/前髪

40代女性はロングヘアやショートヘア、カラーリングやパーマなど色々な髪型を経験された方も多いのではないでしょうか。「髪は女の命」と昔から言われますが、美しい髪の毛は女性の美しさを引き立てくれる大切な身体の一部です。特に黒い艶やかな髪を持つ日本人にとってロングヘアは女性にとって強い憧れを持つ髪型です。

ロングヘアを続けている方なら、若い時と同じヘアアレンジをしたり、まとめ髪にしているのに、依然とは何か違うと感じている方も多いのではないでしょうか。それはが年を重ねる毎に髪が衰えてしまっているのが原因。パーマやヘアカラー、紫外線を受け続けているため、40代になると髪の毛の傷みが進み、ハリやコシが失わて髪の毛にうねりが出てきたり、白髪が出てきたり、トップのボリュームがなくなってきているのです。

髪型に対する違和感は、若い頃と比べて40代に入ると肌がくすみがちになったり、目元にシワがでてきたり、また、顔型も少しずつ変わってしまっていることも原因です。

けれども、心配しなくても大丈夫です。まだまだヘアケア次第でロングヘアも艶やかさをキープできますし、ロングヘアならば、ヘアアレンジ次第で気になる部分をカバーしたり、気になる顔型もカバーできます。若い頃とは違ったヘアスタイルで、今の自分をより美しくみせませんか？

メイクやファッションよりも、髪型だけでおしゃれ度がグーンとアップするのをご存知ですか？第一印象の7割は髪型で決まるとも言われています。自分に似合う髪形をするだけで、若々しくスタイリッシュな40代になりますよ。そのためには、自分の顔の形のタイプを知りましょう。顔のタイプは大きく分けて5種類に分類されています。

・丸顔　
日本人で一番多いといわれている顔の形です。若々しく可愛らしいイメージがあります。
長所：女性らしい柔らかな印象
短所：ぽっちゃりして見えることも

・面長　
アメリカ人に多いといわれています。大人っぽいイメージです。
長所：涼しげで清楚な印象
短所：実年齢よりも上に見られることも

・卵型　
ヨーロッパ人に多いタイプです。理想の形とされているのは、輪郭がこの卵型といわれています。
長所：女性らしい柔らかな印象
短所：地味な髪型にするとふけてみえることも

・ひし形　
頬骨が横に張っていて、フェイスラインがスッキリとしていてあごがシャープなタイプです。
長所：シャープな顔立ちなので知的な印象を持たれやすい
短所：冷たいイメージを持たれることもある

・ベース型　
頬骨が出ていてエラが張っているベース型は、韓国人に多いタイプです。
長所：大人っぽく個性的なイメージ
短所：顔が大きく見えて男性的に見えることも

ロングヘアで似合う髪形を作る上で重要なのは、ヘアスタイルのシルエットをAラインに近づけること。毛先にボリュームをもたせることで小顔に見える効果が生まれますよ。また、フェイスラインを理想の顔型といわれる卵型に見えるようなヘアアレンジをするのが美しい40代のヘアスタイルにするポイントです。

チャーミングで活発なイメージの丸顔は、顔の「タテ2：ヨコ3」で、実際の年齢よりも若く見えやすいのが特徴です。芸能人でいえば、永作博美さんや吉瀬 美智子さんなどが丸顔ですね。

丸顔には、ロングストレートがよく似合います。全体のイメージを下に持ってくることで、横のフェイスラインを切り取って、細面に魅せるから小顔効果抜群の上に、40代のシックな女性らしさも印象づけられます。

ゆるめのパーマがナチュラルで優しい印象を与えますね。センターに分けた前髪で縦ラインを強調することで、丸顔をカバーして落ち着いた女性らしい雰囲気を出しています。

子供っぽくなりがちな丸顔さんは、低めの位置でのまとめ髪にすれば40代大人シックなイメージになりますね。まとめ髪にするときも、顔回りに横髪をたらすことで縦ラインを出すのがポイントです。

40代の丸顔さんには、ざっくりした編み込みでトップにボリュームを持たせたヘアアレンジがおすすめです。顔回りに横髪をたらすと、顔がよりほっそりと見えます。また、片側だけに髪を寄せたアシンメトリーヘアもおすすめですよ。

40代丸顔さんには、厚めな前髪だと子供っぽくみえてしまいますし、横に広いワイドバングは、顔の横幅が強調されてしまいます。フェイスラインが縦ラインを見えるようにするのがポイントです。

全体的に丸い印象を抱かれてしまう丸顔さんには、縦ラインを意識した「前髪なし」がおすすめです。「センター分け」や「かきあげ前髪」は。大人シックになるので40代丸顔さんに特におすすめですよ。

前髪はある方が好きという40代丸顔さんには、薄くて軽い「シースルーバング」で縦ラインを作りましょう。また、前髪を「アシメントリー」に少しだけ斜めにカットすれば、スタイリッシュなイメージになります。両サイドの髪を長くすれば、小顔効果も期待できますよ。

40代ロングヘア面長さんは、どうしても縦ラインが強調されてしまいがちで、実年齢以上にみられてしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。面長の芸能人でいえば、水川あさみさんや吉高由里子さんがいます。

面長さんがロングストレートにすると、どうしても縦ラインが気になってしまいます。縦ラインを解消するには、まずトップにボリュームを出さないようにするのが大切です。「レイヤーロングストレート」でサイドに少しボリュームを出して、サイドにボリュームを持っていくと縦ラインの印象が解消されます。フェイスラインと包むようなレイヤーもおすすめです。

面長さんには、トップにレイヤーをしっかり入れて、サイドの耳の高さから強めのパーマをかけ、サイドにボリュームを持たせることで、面長がカバーされ小顔に見えますよ。全体がひし形のラインになるように意識するのがポイントです。

輪郭がシャープな面長さんは、まとめ髪でもアップスタイルが似合います。まとめる時は、トップの毛以外にも全体的に毛を引き出してバランスよくボリュームを出して横のボリュームを出して丸みを出しましょう。

面長さんには、ボリュームのあるふんわりとしたヘアアレンジが似合います。横にボリュームが出るように、耳下あたりから髪の毛を巻きましょう。また、今話題の「くるりんぱ」を使ってゆるめのハーフアップにすると程よく横にボリュームが出るのでおすすめです。

縦ラインが気になる面長さんは、おでこを隠して縦ラインを隠すような短めの前髪がおすすめです。長めの前髪ヘアスタイルでも、ポイントを抑えれば40代面長さんに似合う横ラインを強調した髪形になりますよ。長めの前髪のポイントをご紹介します。

前髪なしのロングヘアスタイルは、フェミニンで色っぽい印象がありますよね。面長さんが前髪なしにするときは、分け方がポイントです。8：2くらいに分けることで、横ラインを意識した髪の流れになるので面長さんにおすすめです。また、「かきあげ前髪」にすれば、やわらかな印象になり、横にも広がって見えますよ。

前髪によっては縦ラインを強調してしまうので、上手にアレンジして縦ラインを抑えましょう。「ななめバング」や「シースルーバング」で軽やかさを出しながら、横ラインを出しましょう。

理想の顔型といわれる卵型は、どんなヘアスタイルも似合うといわれています。欠点がないと思われている卵型さんですが、フェイスラインが整いすぎているがゆえ、髪型によっては地味な印象になってしまいがちです。芸能人でいえば、吉田羊さんや北川景子さんが卵型です。

顔の比率のバランスがとれた卵型さんには、どんな髪型も似合いますが、トップにボリュームのあるヘアスタイルにすると顔が長く見えてしまうので気をつけましょう。極端にまっすぐ過ぎないナチュラルなストレートヘアは、卵型さんによく似合います。

顔周りにレイヤーを入れてひし形シルエットを作るレイヤーパーマは、卵型さんの魅力をより引き立てます。柔らかな雰囲気が40代の女性らしさを際立たせます。

まとめ髪でお団子ヘアをつくるときは、トップに持っていくと、子供っぽくなりがちですし、縦ラインが目立ち面長の印象になってしまいます。お団子ヘアにするときは、低めの位置につくります。また、一本のまとめ髪にするときは、ふわっと編み込みにしてアシメントリーにサイドにたらしても素敵です。

ハーフアップにするときは、トップにボリュームを持たせないように気をつけます。ハーフアップを1回くるりんぱしても素敵。三つ編みを二本作り、それぞれの毛束を後ろに移動させてピンでしっかり固定させれば、簡単にレトロで可愛いまとめ髪も作れますよ。

理想の顔型の卵型さんは、前髪ありでもなしでも似合います。ただ、輪郭は縦型に分類されるため、縦ラインに気をつけた前髪を意識しましょう。前髪なしでも「センター分け」は縦ラインが強調されてしまうので裂けたほうがいいかもしれません。

卵型さんの前髪なしは、キレイめでクールな印象になります、「かきあげ前髪」が卵型の魅力を引き立てます。おでこが広めの卵型なら、7：3分けにして、ふんわりと毛束を顔周りに流しておきましょう。

前髪ありの髪型は、可愛らしい雰囲気になるのが特徴です。40代ならばまっすぐ前髪をたらすのではなく、軽く斜めに前髪を分けると大人の可愛らしさがでるのでおすすめです。おでこが狭い卵型さんには、「ななめバング」がおすすめですよ。

ひし形さんが小顔に見えるポイントは、幅広の頬骨部分を狭く見せることがポイントです。フェイスラインがひし形の芸能人は、押切もえさんや常盤貴子さんがいます。

シャープな顔立ちなひし形さんには、柔らかな印象を与えるような髪形がおすすめです。前髪は狭くとって両頬がかくれるようなふんわりとしたストレートにして柔らかなラインを作ります。

シャープなイメージの強いひし形さんには、ふわっとしたパーマでゆるふわウェーブラインを作ることでフェミニンな印象を作るのがおすすめです。ふわっとしたカールで気になる両頬部分を隠します。

まとめ髪にすると、どうしても気になるのが頬骨付近です。頬骨が高い方がまとめ髪をするときは、サイドのヘアを残すとフェイスラインが目立たなくなるのでおすすめです。サイドの髪は残しながら、後ろに重心のくる低めのポニーテールにします。トップは少し大きめにしてエアリー感を出して丸みのあるシルエットにすれば柔らかい印象になるのでおすすめです。

ヘアアレンジするときには、髪に流れを作ってあげると柔らかい印象になるので、シャープな印象のひし形さんにはおすすめです。トップにボリュームを持たせて、おくれ毛や毛先をふわっと巻くとシャープなあごのラインが目立ちにくくなります。

ひし形さんは、頬骨が横に張っているため、横ラインが気になりますよね。ワイドバングなどは横ラインが強調されるので控えたほうがいいかもしれませんね。

「センター分け」にすると両頬が隠れるので、頬骨が気になるひし形さんにおすすめの前髪です。「かきあげ前髪」は顔周りが華やかになるので、頬骨がカバーされますよ。

シャープなイメージのひし形さんには、前髪を片側に流す「流し前髪」にすればフェミニンな印象になるのでおすすめです。また、丸顔さん同様に「シースルーバング」も縦ラインを出すのでひし形さんによく似合いますよ。

ベース型さんは、エラが張っていてあごのラインが角ばっているため、男性的に見えるのが特徴です。芸能人でいうと、深津絵里さんや堀北真希さんがいます。

横ラインが気になるベース型さんには、ロングのストレートヘアがおすすめです。ストレートヘアで縦ラインを作るとともに、エレガントな女性らしさも演出できますよ。ストレートでも顔周りにレイヤーを入れるとフェイスラインがキレイにみえるのでおすすめです。

あごの下ラインからゆるっとした大きめなカールをもたせるようなパーマもベース型のフェイスラインをキレイにカバーすれば小顔効果がでるのでおすすめです。

ベース型さんがまとめ髪をつくるときには、トップに高さを出して縦ラインを出すのがポイントです。平面的に見えないように、頭後ろ側にボリュームをだして立体的にすることで丸いラインを作りましょう。40代ベース型さんのフェミニンさを印象づけるまとめ髪のおすすめは、ふんわりとしたお団子ヘアがおすすめです。全体がきっちりしないおうに、トップは指で髪を引き出してルーズに仕上げます。

ストレートヘアの方でも、ワッフルアイロンを使ってワッフル巻きにして、トップはカールアイロンでしっかりまいてトップと目・耳の横にボリュームが出て顔全体のシルエットがひし形になってベース型のフェイスラインをカバーすることができます。

ベース型さんのロングヘアに似合う前髪は、縦ラインを強調する前髪なしがおすすめです。おでこを出して横幅のある輪郭をカバーしましょう。サイドの髪もアレンジすればより小顔効果がうまれます。

「7：3のサイドパート」や「かきあげ前髪」「センター分け」が縦ラインを強調しつつ、フェミニンさを印象づけるため、ベース型さんにおすすめの前髪です。

前髪を作るなら、前髪を横から分けて流すような「ななめバング」がおすすめです。また、幅が狭めの前髪にすれば、横ラインが気にならずに、縦ラインが生きるのでベース型さんにおすすめの前髪です。

若い頃と違って大人のエレガントさが求められる40代になると、髪型やヘアアレンジ次第で「痛い」と思われてしまうこともあるので注意が必要です。フェミニンなおしゃれとヘアアレンジが楽しめるロングヘアは、若い頃に似合っていたヘアアレンジでも、年を重ねた40代では、「痛い」と思われてしまうことも。中でも次のような髪型は40代女性の髪形としては『痛い」と思われがちなので気をつけましょう。

■子供っぽさが「痛い」髪型
・パンダのような二つのお団子ヘア
・高めのポニーテール
・ツインテール
・ぴっちりとしたおさげ
子供っぽいヘアアレンジをしてしまうと、ギャップで逆に実年齢よりも上に見られてしまうこともあるので注意が必要です。

■過度な若作りが「痛い」髪型
・ゴテゴテとした巻き髪
・ドレッドヘアなど個性的なパーマ
ナチュラルな巻き髪は大人の美しさを演出しますが、20代がするようなゴテゴテとした巻き髪は「過度な若作り」のイメージがあって逆に「痛い」と思われてしまいます。また、あまりに個性的なパーマも「痛い」と思われてしまうこともあるので、細心の注意が必要な髪型ですね。

今までのパーマやカラーリングの積み重ねもや加齢によって、40代になるとどうしも髪が傷んでしまいがちです。そんなデリケートな40代の髪をよりパサついたイメージになるようなカラーリングは「痛い」と思われてしまいがち。

■「痛い」と思われがちなカラーリング
ハイトーン(明るい色）のカラーリングは、「若さ」の象徴ともいえるカラーなので避けた方が無難です。また外国人風のグラデーションカラーも、40代女性には、髪が傷んで見えてしまい「痛い」と思われてしまいがちです。

■傷んだロングヘアは生活感が出過ぎて「痛い」
美しいロングヘアは、女性らしさの象徴でもあります。ロングヘアは艶やか手入れされてこそ輝きます。手入れが出来ずにボサボサのストレートロングヘアや傷みきった髪では、逆に老けて見えますし、生活観がですぎて「痛い」と感じられてしまいます。

前髪ぱっつんスタイルを40代女性がすると「痛い」と思われがちなのは、目元が強調されて、くすみやしわが気になって老けてみえがちだから。中途半端なメイクでは、実年齢よりも高くみえてしまう可能性があります。

とはいえども、ファッションモデルの故山口小夜子さんやモデルのはなさんのように個性的なヘアスタイルでも「痛い」と思われず「おしゃれ」と思われるのは、ヘアメイクが個性的な上にトータルコーディネートが素敵だからです。個性的なヘアスタイルを通すならば、ヘアケアと同時に、トータルコーディネートが決めることが大切です。

40代は白髪が目立ってきたり、薄毛も気になってくる年頃です。うねり・ぺたんこ・パサつきが気になる40代のロングヘアにはそれ相応の対策が必要です。ストレートロングヘアを維持するならば、髪質にあわせた早めのヘアケアで、美しい艶やかなロングヘアを目指しましょう。また、ヘアアイロンやカーラーなどを使いつつ、軽めに毛先をふんわり巻くことで女性的なラインを作ることができます。パーマロングヘアもうねりをニュアンスに変えるようなパーマをかければ美しいラインが目指せますよ。