ベビーパウダーは固形と粉どっちがおすすめ?人気商品をタイプ別に紹介!
固形と粉それぞれのタイプがあるベビーパウダーはベビー用品としてだけでなく、大人の体にも使えて化粧直しの道具としても利用できます。固形と粉どちらのタイプの長所を生かしつつ、上手にベビーパウダーを利用してこれからの暑い季節に役立てていきましょう。
目次
ベビーパウダーは固形と粉どっちがいいの?
赤ちゃん・大人を問わずに利用できるベビーパウダー
ベビー用品としてのイメージが強いベビーパウダーですが、大人にもおすすめの製品です。ベビーパウダーはの使い方は、赤ちゃんの肌を汗などの刺激から守るだけではありません。大人が衣服との摩擦を避けたい時や、汗疹ができて不愉快な時の対処法としての使い方もできます。
ベビーパウダーには、固形タイプとパウダータイプがあります。どのような種類のベビーパウダーがあり、またおすすめのベビーパウダーにはどのようなものがあるかを以下で紹介していきます。
固形タイプのベビーパウダーの長所
固形のベビーパウダーの長所には吸入の危険度が低い、飛び散る心配がほとんどない、コンパクトで持ち運びに便利という点があげられます。
粉タイプのベビーパウダーの蓋を開けた瞬間に粉が飛び散った、という経験をした人は多いのではないでしょうか。粉タイプのベビーパウダーは気をつけていても、粉が飛び散りやすいものです。飛び散ったベビーパウダーを吸い込んでしまって蒸せたとまではいかなくとも、口の中がひどく粉っぽくなったという経験をした人も多いでしょう。
また粉タイプのベビーパウダーを赤ちゃんが吸ってしまった場合、呼吸器系疾患を起こす可能性がありますので注意が必要です。
ですが固形タイプのベビーパウダーには、そのような危険性はありません。1つの塊となっていますので、吸入の危険も飛び散る心配もありません。固形タイプはコンパクトなものが多いため、持ち運びにも便利です。
ベビー用品として利用するのであればなおさら、少しでも危険を回避できるタイプのベビーパウダーを使用したいものです。固形タイプのベビーパウダーは、ピジョンや資生堂が販売しています。
粉タイプのベビーパウダーの長所
粉タイプのベビーパウダーは飛び散りやすいという難点がありますが、長所も当然あります。粉タイプのベビーパウダーの長所は、ベビーパウダーを塗布する際に伸びが良いという点です。
固形タイプのベビーパウダーは1つの塊に固められていますから、ベビーパウダーを塗布する際はちまちまと塗る必要があります。この場合、赤ちゃんの体に塗る時は大変です。赤ちゃんはじっとしていてくれませんから、固形のベビーパウダーをうまく塗ることが難しいです。
ですが粉タイプのベビーパウダーは、赤ちゃんの体に一塗りで手早く済ませることができます。そのため粉タイプのベビーパウダーは、お父さんお母さんの面倒を省いてくれます。
固形・粉タイプの使い分け【赤ちゃん編】
赤ちゃんにベビーパウダーを使用する時は、固形と粉それぞれの長所を利用して使い方を分けると良いでしょう。
粉が飛び散る心配がほとんどなくて吸入の危険が低い固形のベビーパウダーは、赤ちゃんの顔、口や鼻に近い首や耳などの利用におすすめです。また固形タイプはコンパクトですので、外出時の形態にもおすすめします。粉のベビーパウダーは、顔周辺以外の部位に塗布する際に利用すると便利です。
固形・粉タイプの使い分け【大人編】
肌トラブル対策とファンデーションの代替としての使い方
敏感肌の人は特に、衣服と肌が擦れてパチパチし、痒みを感じる人が多いでしょう。化繊の服は余計に肌との摩擦でパチパチしやすくなり、敏感肌の人には余計に辛いものです。その不快感を軽減するという使い方で、ベビーパウダーはおすすめです。
またベビーパウダーは大人も汗疹対策として使用しますが、実はメイク用品としての使い方をする人もいます。この場合ファンデーションの代わりとしてメイク直しやメイク仕上げに利用されます。ベビーパウダーはベビー用品としてのイメージが強いだけあり、刺激がほとんどなくて肌に優しい成分で作られています。そのため敏感肌に悩む人の中には、ベビーパウダーをファンデーションの代替品とするのです。
大人がファンデーションとして利用する場合は、薄く均一に伸ばすことができる粉タイプのベビーパウダーをおすすめします。また外出時の携帯には、飛び散る心配のない固形タイプの勉強おすすめします。
ファンデーションとして使う場合の注意点
ベビー用品でもあるベビーパウダーは、体にとても優しい成分からできています。そういう製品であっても、使い方を誤ると肌トラブルへと繋がりますから、注意が必要です。
ベビーパウダーをファンデーションとしての使い方をする場合、湿った肌には使用しないことをおすすめします。本来ベビーパウダーは汗などから肌を守り、蒸れないように肌をさらさらにしておくためのものです。乾燥した肌につけるというのが、ベビーパウダーの正しい使い方ですので、化粧下地などで湿った肌に塗布すると、毛穴詰まりを起こして肌トラブルが起きる可能性があります。ニキビなどの肌トラブルが起きている時も、ベビーパウダーの使用は控えてください。
ベビーパウダーをファンデーションの代替とする場合は、化粧下地が落ち着いてから塗布してください。
ベビーパウダーの選び方
成分をしっかりチェックして
ベビーパウダーの成分:タルク
タルクは、滑石と呼ばれる水酸化マグネシウムなどを含む鉱石のことです。この鉱石を砕いたものがベビーパウダーだけでなく、化粧品の粉としても利用されています。
実はタルクは危険だとの見方があります。実際に以前輸入タルクから、発がん性のあるアスベストが含まれていると報告があり、社会問題にまで発展したこともあります。
ですが日本国内で売られているタルク成分のベビーパウダーは、安全基準を満たしたものが使われています。政府が基準を設けており、メーカー各社のホームページ上でも安全の確認ができます。
しかし外国製のタルク成分のベビーパウダーは、日本のものとは基準に差があります。ベビー用品としてベビーパウダーを使用する際は、なるべく国産のものか、外国産のものでも信頼できるものをおすすめします。
ベビーパウダーの成分:コーンスターチ
コーンスターチはトウモロコシのデンプンから作られた成分です。コーンスターチは料理にも使われる成分ですので、体に優しいベビーパウダーです。そのためベビー用品としての使い方にも安心感が持てます。
またファンデーションとしての使い方をする場合にも、コーンスターチ成分のベビーパウダーはおすすめです。コーンスターチ成分は肌に優しい成分というだけでなく、脂を吸収してくれる働きを持つので化粧の下地や仕上げに使うと良いという声があります。
なお化粧品用のコーンスターチも売られています。
お肌に使うならばベビー用品に使えるほどの優しい成分を
ベビーパウダーをファンデーションの代替品などで使う場合は、肌に負担がかからないものを選ぶようにしましょう。
ベビーパウダーの成分:酸化亜鉛
酸化亜鉛は亜鉛を酸化させたもので、安全性が高いと言われています。酸化亜鉛は昔から医療用の薬としての使い方をされていました。酸化亜鉛には止血や鎮痛、消炎、紫外線拡散などの働きがあります。そのためベビーパウダーだけでなく、軟膏や日焼け止め、そして化粧品としての使い方をされてきました。
こちらもベビー用品としてだけでなく、ファンデーションの代替品としておすすめです。
ですが、ニキビがある場合は注意をしてください。薬として利用される場合の酸化亜鉛は、ニキビ予防や治療薬として効果があります。炎症を起こしている赤ニキビは酸化亜鉛が有効です。そしてベビーパウダーに含まれている程度の酸化亜鉛の量では治療薬とまではいきませんが、ニキビを悪化させることもありません。
しかし酸化亜鉛には殺菌作用がありませんので、黒ニキビや白ニキビには適していません。場合によっては悪化させる可能性もありますので、注意をしてください。
酸化亜鉛のベビーパウダーを利用する際は、自分の肌の状態をチェックしてからにしましょう。
夏本番に向けて日焼け止めの準備を
肌への刺激もチェックが必要
「ベビーパウダーはベビー用品として使えるほどの安全性が高いものであるから、肌にも絶対に安全」と言い切ることはできません。乾燥肌の人には、乾燥させる効果があるベビーパウダーは逆に肌トラブルを引き起こす、あるいは悪化させる可能性が高いのです。
タルクは水分を蒸発させる性質があるため、肌の乾燥を加速させる危険があります。そして酸化亜鉛はニキビを悪化させてしまう可能性があります。
そのためファンデーションとしての使い方をしたいのであれば、まずは1番安全と思われるコーンスターチ成分のベビーパウダーを試してみてください。これはベビーパウダーを使う場合にも同じことが言えます。
そしてコーンスターチ成分のベビーパウダーを使用する際も、事前に化粧水などを利用して保湿を行い、肌が乾いてから塗布してください。肌が濡れたままでベビーパウダーを使用すると、安全が高いものでも毛穴詰まりが起きる可能性があります。加えてニキビができている時は、ベビーパウダーの使用は避けてください。ベビーパウダーを利用する前は、事前の肌チェックも行いましょう。
固形ベビーパウダーのおすすめ人気2選
赤ちゃんも大人も安心のベビーパウダー
ベビー用品としてだけでなく、大人も安心して使えるおすすめのベビーパウダーを紹介します。この中からお気に入りのベビーパウダーを見つけ、好みの使い方をしてみてください。固形タイプのベビーパウダーを開発している会社は少なく、ピジョンと資生堂の2社が販売しています。
ピジョン 薬用固形パウダー 45g パフ付
ベビー用品で有名なピジョンの固形ベビーパウダーです。粉が飛び散りにくいため、上半身の使用に適した作りとなっています。あせもやただれを防いでくれ、塗布に便利なパフ付きです。
このピジョンの固形パウダータイプは、主剤はタルクで有効成分は酸化亜鉛です。お肌に嬉しいコラーゲン入りが魅力的です。携帯にも便利なコンパクト固形型ですので、外出先にも持ち歩くことができます。ちょっとしたおしゃれなケースや可愛いケースに入れ替えて、持ち歩くのも楽しそうです。
ベビー用品ピジョン開発の安心パウダー
ベビー 資生堂ベビーパウダー(プレスド)
化粧品で有名な資生堂が開発した固形ベビーパウダーです。大人なのイメージの資生堂が開発しただけあり、ケースも何だかおしゃれです。資生堂ファンには見逃せない商品です。ベビー用品としてだけでなく、ファンデーションとして利用する人も多いです。
化粧くずれが起きず、わざわざファンデーションを使わなくてもこれで十分という声がありますので、資生堂ファンでなくても1度は利用してみたい商品です。資生堂は元々敏感肌持ちの人に人気がある製品ですので、ベビーパウダーも信頼できる製品でしょう。
敏感肌持ちの人は試してみたい資生堂
378円
商品の購入はこちら粉ベビーパウダーのおすすめ人気7選
一般に認知度の高い粉系ベビーパウダー
ベビーパウダーとして一般的な認識の強い粉ベビーパウダーです。こちらもベビー用品として認知度の高いピジョンなど、多数の会社が販売しています。
ピジョン 薬用ベビーパウダー 弱酸性
ベビー用品の製品を開発しているピジョンの製品だけあって、可愛らしいイメージのベビーパウダーです。ピ見た目ふわふわとしたパフが、子供らしさを増しています。弱酸性で肌に優しいので、赤ちゃんにも安心して利用できます。
可愛い見た目のピジョンのベビーパウダー
和光堂 シッカロールデオ (パフ付)
ベビー用品開発社の和光堂が販売しているベビーパウダーです。パフ付きですので、ベビーパウダー塗布の助けになります。汗のにおい対策だけでなく、腋臭対策も可能なベビーパウダーですので、悩みのある人には嬉しいベビーパウダーです。
におい対策にも有効ベビーパウダー
和光堂 シッカロールナチュラル
和光堂製のベビーパウダーです。体に優しいコーンスターチ成分でできていますので、肌が弱い人には特におすすめのベビーパウダーです。ほんのりと香る紅茶のにおいに癒されます。
優しい自然生まれのベビーパウダー
ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶
ピジョン製のベビーパウダーです。無香料と内キャップが好評です。パフが入っていないのが難点ですが、内キャップに別売りのパフを納めることができます。おむつかぶれや股ずれなどの下半身のケアにおすすめのベビーパウダーです。
香料が苦手な人向けのベビーパウダー
シッカロールキュア
和光堂のベビーパウダーです。敏感肌向けのベビーパウダーで、便利なパフつきです。粉も飛び散りにくいつくりとなっています。保湿成分のももの葉エキスが配合されており、乾燥に悩まされずに済みそうです。
敏感肌の人には試してほしいベビーパウダー
ママラボ ベビーパウダー
無添加のベビーパウダーです。粉タイプですがパフとケースが一体となっていますので、蓋を開けてそのままパフをはたいて塗布します。構造上、ベビーパウダーが飛び散る心配がありません。
飛び散らないベビーパウダー
ジョンソンベビー ベビーパウダー
ジョンソンエンドジョンソン社が販売しているベビーパウダーです。タルク成分でできたベビーパウダーですが、会社側の説明で有害物質は含まれていないと保証されています。香りもきつさのない微香タイプです。
シンプルだが清潔感のあるケースが好ましいベビーパウダー
ベビーパウダーの正しい使い方
ベビーパウダーは先にも述べましたように、乾いた状態の肌に使うことが前提です。お風呂上りに使用する際は、水気を拭き取ってから塗布してください。
塗布する時、パフを使うよりも手で直接塗ると粉が舞い散らずに済みます。顔周辺にベビーパウダーを塗布する際は、手で行うようにしてください。
ベビーパウダーの容器に手を入れると、雑菌の混入が起きる可能性があります。そのリスクを避けるためにケースを振って別の入れ物に入れるか、スプーンなどを使ってパフに塗るなどして、直接容器の中に手を入れないようにしましょう。
便利な別売りパフ
ベビーパウダーは自分に合ったものを
固形、粉両方のベビーパウダーはどちらが強くおすすめということはありません。
ですので、肌の状態や成分を確認しながらピジョンや資生堂などのメーカーから自分にあったものを選んでください。トラブルを防ぐため、使用する際は使い方の注意を見落とさないようにしてください。