ダイソーの変換プラグは3種類！ちゃんと使えるの？

旅行や出張などで海外へ出掛ける時、スマホやパソコンやドライヤーなどの電化製品を日本から持っていきますよね？そこで必要になるものといえば「変換プラグ」です。

しかし、普通に購入すると変換プラグは意外と高く、海外に頻繁に行くのでなければ、使用頻度の低い変換プラグにそこまで値段をかけるのはちょっと、と躊躇する人もいるのではないでしょうか。

実は、変換プラグは100均のダイソーでも手に入れることができます。どういったタイプの変換プラグがあるのかを見ていきましょう！

海外と日本のコンセントは形状が違う事が多いです。日本と同じ長方形のものもありますが、丸であったり、差し込み口の数が2つのものもあれば3つというコンセントもあります。

そこで必要になるのがその国で使用しているコンセントの形状に合わせたプラグで、それが「変換プラグ」です。使い方は簡単で、その国のコンセントに合う差し込み口の形をしたプラグに、日本から持ってきた電化製品のプラグを挿すだけで使えるようになります。

日本のプラグのタイプはAタイプと呼ばれるものです。日本と同じタイプのプラグが使用できる国もありますが、こんなに色々なタイプのコンセントを使っているの？と驚くような国もあります。

世界各国のプラグのタイプを下記の表にまとめましたので、海外旅行に行く時などの参考にしてください。
 

100均ダイソーには「100均」にとどまらず、300円商品や500円商品もありますが、変換プラグはすべて100円商品です。国内メーカーの変換プラグは数百円するので、半額以下という事になります。

こんなに安いとちゃんと使えるのか心配になる人もいますよね？商品の中には、差し込みが甘く、すぐに抜けてしまうなどという事もあるようですが、メーカーのプラグでも差し込みが甘いものがあるようですので、一概に100均の変換プラグだから使えない、とは言い切れません。

逆に、ほとんど日本で使うことのない変換プラグなら100均のもので十分ともいえるでしょう。

日本の電化製品を海外で使うためには、変換プラグだけでなく、変圧器も必要と聞いたことはありませんか？その一番の理由は電圧の違いで、日本は100Vなのに対して、海外の主流は220Vです。

そのため、電圧を100Vに調整しないでそのまま日本の電化製品を使用すると、回路がショートして壊れてしまいます。そこで登場するのが変圧器です。

ですが、スマホやパソコンや充電式乾電池など、旅行に持って行くであろう電化製品は、100V-240Vとほとんど海外対応になっているため、変圧器は必要ありません。

では、女性だけでなく男性も髪を乾かしたりセットしたりするために使うドライヤーは？となると話しが変わってきます。

日本製のドライヤーはほぼ100V対応になっています。そのため、そのまま海外で使おうとすれば確実に壊れてしまいます。もちろん、変圧器を使えば壊れることはありませんが、問題なのは熱風を出そうと思っても冷風しかでない現象になる可能性があります。

実は、変圧器には容量があり、電圧を変えると同時にドライヤーに必要なワット数も変えてしまうため、熱風を出すためには容量の制限が1500W以上の変圧器が必要になります。

そこまで大きな容量の変圧器は値段も高く、サイズも大きくなります。ドライヤーのためだけに購入するには悩んでしまうほどです。

確かに変換プラグだけでは電圧に対応できませんが、ドライヤーだけが海外の電圧に対応していないのなら、変圧器を購入するのではなく、海外対応のドライヤーを購入する方がクオリティーの高いものが手に入るといえるでしょう。

100均ダイソーには、旅行に便利なグッズが色々取り揃えられており、変換プラグもその中の一つです。実際にどういった種類が取り揃えられているのかを紹介していきます。

なお、ここで紹介する変換プラグは、店舗によって取り扱っていなかったり、売り切れている可能性もありますので、その際はご了承ください。

100均ダイソーで買える変換プラグのうち、Aタイプは日本と規格が同じコンセントプラグのため、日本の電化製品を海外で使うためには買う必要はないかもしれません。ですが、逆に海外の規格のものを日本の規格に変換するために必要なので、海外で電化製品を買ってくる場合は持っておくとよい変換プラグです。

変換プラグのCタイプは、差し込み口が丸い形状で、ヨーロッパ圏で主流になっているタイプです。さらに、韓国や中国の一部の地域でも使える場所があります。中国や韓国旅行をする際は、Cタイプの変換プラグも持っておくとよいでしょう。

なお、残念ながらダイソーでの取り扱いはありませんが、丸い刃のプラグにはBタイプとSEタイプ呼ばれるプラグもあります。一見同じに見えますが、それぞれ足の太さが違います。

変換プラグのOタイプは、主にオーストラリアやニュージーランドや中国の中北部地域でも使用されているコンセントプラグです。語源はオセアニアだそうで、足がハの字型をしているのが特徴のプラグです。

アルゼンチンでもほぼ同じ形状と寸法のプラグを使っているそうですが、配線極が逆になっているため、極表示のあるプラグを使う際は結線時に注意する必要があります。

100均のダイソーで変換プラグが販売されているなら、セリアやキャンドゥでも買えるのでは？と思われる人はいるでしょう。しかし、同じ100均でも、セリアとキャンドゥでは、現在、変換プラグの取り扱いはありません。

日帰り弾丸ツアーなどでも訪れる人がいるほど韓国は人気ですが、それだけに日本から持っていく電化製品の変換プラグが気になりますよね。先ほど軽く触れましたが、さらに詳しく解説します。

韓国のコンセントプラグはCタイプが主流です。ですが、最近はSEタイプのプラグも使われるようになってきました。

足の形状を見ると、両方とも丸く、一見同じに見えるのですが、SEタイプの方が少し太めです。そのため、CタイプのプラグをSEタイプのコンセントに挿す事もできるのですが、安全面を考えるとそれぞれに合ったプラグを用意する事をおすすめします。

韓国で使われているコンセントプラグの電圧は220Vが主流です。日本では100Vが主流のため、電圧が合わない！と考えてしまいますが、電化製品の裏を見ると電圧が確認できます。AC100V-240Vと書かれてあれば、変圧器がなくてもそのまま使えます。

100均ダイソーの変換プラグは、日本の電化製品を海外でも使えるようにしてくれる、とても役立つアイテムです。

電化製品によっては変圧器の必要なものもありますが、使用方法をしっかりと把握し、行く場所に合わせた変換プラグを準備して快適で楽しい旅行にしましょう！