塩ビパイプを使ったおしゃれな簡単DIYアイデアまとめ!
この記事では、軽くて扱いやすく安価で、DIY初心者にピッタリの素材として人気がある、塩ビパイプの簡単DIYアイデアとその活用法をご紹介いたします。塩ビパイプがあれば、DIY初心者でもすぐにおしゃれな本棚、収納棚などインテリア制作ができるのでぜひご活用下さい!
目次
- 1塩ビパイプって何?
- 2塩ビパイプがDIYに向いている?
- 3DIYに塩ビパイプを使うなら!おすすめサイズ
- 4塩ビパイプのDIYアイデア①【テーブル】
- 5塩ビパイプのDIYアイデア②【収納棚】
- 6塩ビパイプのDIYアイデア③【本棚】
- 7塩ビパイプのDIYアイデア④【トイレットペーパーホルダー】
- 8塩ビパイプのDIYアイデア⑤【シェルフ】
- 9塩ビパイプのDIYアイデア⑥【フォトブース】
- 10塩ビパイプのDIYアイデア⑦【プランター】
- 11塩ビパイプのDIYアイデア⑧【ランプシェード】
- 12塩ビパイプのDIYアイデア⑨【ラック】
- 13塩ビパイプのDIYアイデア⑩【手作りシャワー】
- 14用意すると便利な道具
- 15塩ビパイプはアイデア次第でどんなものでもDIYできる神アイテム!
塩ビパイプって何?
塩ビパイプとは
塩ビパイプは下水道管や電線管、土木管など、排水や輸送配管に使われる建築資材で「ポリ塩化ビニール」という素材でできており、容易に切断・組み立てができ、さらに価格が安価なので、DIYにたいへん重宝されるアイテムとなっております。また、とても軽い素材なので、棚などのインテリアが簡単にDIYで作れ、塗装することでデザイン性の追求も可能なうえ、水や汚れにも強いので、様々な生活環境においても活躍するアイテムとなっております。
【基本パーツ】塩ビパイプ
塩ビパイプDIYの基本アイテムで、様々な長さのサイズで売られているパーツです。
DIYに使う必要な長さの塩ビパイプを購入するか、長めのサイズものを買って必要な長さにカッターなどで切断して調整しましょう。DIYに使うときのコツとしては、塩ビパイプは実際の使いたい長さより数センチくらい短めにすると丁度よくなることが多いです。ジョイントのパーツも含めるとそれくらいで丁度良いサイズ感になります。
【基本パーツ】キャップ
塩ビパイプの端にキャップとして取り付けるパーツで、いわゆる「行き止まり」の役割を果たします。
端っこがむき出しにならないようにこのキャップでカバーをする役割があります。また、単純にキャップとして端をふさぐだけでなく、地面に設置する際に安定性をもたらすことができ、いわゆる「キャップ」としての役割だけでなく、様々な面で活躍してくれる大切なパーツとなります。
【基本パーツ】ジョイント
塩ビパイプはジョイントパーツなどの組み合わせで様々な形の物を作れます。
例えば、テーブルやデスクに棚なども作ることができ、サイズの同じ塩ビパイプをつないだり、逆にサイズの異なる塩ビパイプをつなぐこともできます。
ジョイントパーツは二種類ございまして、同じ径の塩ビパイプをつなぐときに使う「TSジョイント」、径違いの塩ビパイプを接続する際に使う「径違いジョイント」があり、後者はデザインに変化をつけたいときに使うと効果を発揮します。
【基本パーツ】ソケット
塩ビパイプのソケットパーツにはバルブソケットと給水栓ソケットの二種類ございます。
一つ目のバルブソケットは給水栓ソケットのねじ切り部分に取り付け、反対側側には塩ビパイプを接続します。
二つ目の給水栓ソケットは片側で塩ビパイプを接続し、ねじ切りがある方でバルブソケットなどを取り付けます。塩ビパイプDIYにおいては長さのサイズ調整用にも使えるパーツとなっており、塩ビパイプのサイズが少し足りない場合、このソケットで微調整ができます。
このようにソケットは長さの微調整や、パイプとの接続において重宝されるのです。
塩ビパイプがDIYに向いている?
塩ビパイプがDIYに向いている理由
塩ビパイプは女性でも取り扱えるほど軽く、丈夫な上に耐久性があり、価格がとても安価です。さらに、塩ビパイプはカッターなどで簡単に加工ができるほど手軽な素材なので、木材に比べてDIYが容易におこなえます。まさに、塩ビパイプはDIYのために生まれたといっても過言ではない資材なのです。
元来は配管資材なので塩ビパイプの見た目はとても地味なものになりますが、そのまま使用してインダストリアルなインテリアデザインにしたり、塗装の施しやすさも兼ね備えているので、お好みの塗装をしてデザイン性のある加工をしたりといったこともできます。
DIYは難しそうだと感じて、なかなかチャレンジできなかった方でも、塩ビパイプ使ったDIYであれば気軽に棚をつくったり、様々なことにチャレンジできることでしょう。
DIYに塩ビパイプを使うなら!おすすめサイズ
呼び径13mm
呼び径13mmの塩ビパイプは、ラックや強度の必要ない棚、小さなサイズの家具の製作に向いています。また、カッターなどの加工が比較的容易にできます。
呼び径16mm
呼び径16mmの塩ビパイプは、少し丈夫なラックや、ある程度強度の必要な棚の製作に向いています。
サイズも小さめから少し大きなサイズの家具も製作できるでしょう。こちらもカッターなどでの加工が可能ですが、パイプカッターなどの工具があれば加工がしやすいでしょう。
呼び径20mm
呼び径20mmの塩ビパイプは、強度の必要な棚やラック、少し大きめサイズの家具製作に向いています。
ジョイントパーツやソケットパーツを上手に利用してテーブルやおしゃれな棚などを製作してみてはいかがでしょうか。呼び径は種類がいくつかございますので、呼び径の大きさに合ったアイテムを設計することをお勧めします。
呼び径25mm
呼び径25mmの塩ビパイプは、強度の頑丈な棚や大きめの家具の製作に向いています。
呼び径が小さいものに比べ、カッターなどでの加工が容易ではなくなりますが、パイプカッターなどを利用すれば加工ができます。塗装などに凝ってみて、オシャレなインテリアの大きな棚などを作ってみていかがでしょうか。
塩ビパイプのDIYアイデア①【テーブル】
塩ビパイプを骨組みにして、ホームセンターなどで売っている手ごろな板を乗せればあっという間にDIYのテーブルが作れます。
呼び径の大きな塩ビパイプを上手く組み合わせて使えばより頑丈なテーブルをつくれたり、ソケットパーツやジョイントパーツを上手に使って折りたたみ式のテーブルを作ってしまう方もいます。
デザインは板をそのまま使って木目調のテーブルにしたり、真っ赤な塗装をして派手なデザインのテーブルにしてみたり、一人サイズのコンパクトなテーブルや、大きめなダイニングテーブルも作ることが可能です。
板はカッターなどでは加工はできませんがホームセンターで大きさを調節して切ってくれるサービスがありますのでご心配はいりません。
慣れている人はサイズの異なる塩ビパイプを繋げワークテーブルを作ったりしますが、テーブルの高さは事前にしっかりと自分に合うように調整してから製作に取り掛かりましょう。
脚が地面につく部分は塩ビパイプの端に接着材でキャップをしっかりと固定して安定させると良いでしょう。
DIYを楽しみながら、自分だけの塗装デザインを施したオリジナルテーブルを作ってみてはいかがでしょうか?
塩ビパイプのDIYアイデア②【収納棚】
もし初めて塩ビパイプのDIYに挑戦するなら、まずは小ぶりな収納棚のDIYから始めるのがおすすめです。
あまりサイズが大きくないのでカッターなどでの加工が楽であることと、収納棚は色んな目的に使えるので、完成した後に時間がたっても用途に困らずに済みます。収納棚へキャスターパーツを取り付ければ移動がとても便利になりますし、塗装に凝らなくても多用途に使えるためにデザイン性に縛りがありません。
一つ気を付けるべき点は、初心者の方は接着が不十分になってしまう傾向があるのでジョイント部分やソケットはしっかりと塩ビパイプに接着するように心がけましょう。逆に、収納棚のデザインによってはあえて接着剤を使わずに必要に応じて棚を増やしたり減らしたりすることも可能ですので、慣れてきたら挑戦してみるのも良いでしょう。
塩ビパイプは軽い素材なので高さのある収納棚をDIY製作することも比較的簡単にできます。大きな収納棚の場合はデザイン性のある塗装をして、存在感を出してみても面白いかもしれませんね。
塩ビパイプのDIYアイデア③【本棚】
DIYに慣れていない方は本棚の作製もオススメです。
小さなラックや小ぶりな収納棚と同様で、本棚も小規模のものでしたら比較的簡単に作れますし、塗装次第では既製品よりも安価でデザイン性のある本棚が作れるかもしれません。小規模の本棚であれば、こちらもカッターなどでの塩ビパイプの加工が簡単ですし、板の木目をうまく使えばインダストリアルでレトロな温かみのある本棚ができるでしょう。ただ、本は何冊も重ねると意外に重量がありますので、ジョイント部分の接着はしっかりとすることを心がけてください。またキャップもしっかりと設置し不安定にならないように努めましょう。
本棚は本だけでなく、花瓶など小物を飾ってもオシャレに栄えますし、塩ビパイプをカラースプレーで塗装して、金属的な雰囲気を見せれば、違った雰囲気の本棚にすることもできます。
塩ビパイプのDIYアイデア④【トイレットペーパーホルダー】
塩ビパイプのDIYでは、トイレットペーパーホルダーも作成できます。
塩ビパイプのトイレットペーパーホルダーはモルタル風の打ちっぱなしデザインのトイレにぴったりマッチしますし、ほかにもアンティークなデザインのトイレにもあえて設置すれば、個性的な雰囲気のトイレにもなります。
塩ビパイプのDIYトイレットペーパーホルダーは、「シングルタイプ」、「ダブルタイプ」の二種類が作製できます。「シングルタイプ」は壁に設置した棚板に塩ビパイプを取り付け、ジョイントパーツでLの字を作ってペーパーをひっかけて設置するタイプのホルダーです。ジョイント部分はしっかりと接着剤で接着するようにしてください。
「ダブルタイプ」は縦に塩ビパイプを取り付け、T字のジョイントパーツなどを駆使して2つのペーパーを設置できるタイプのもの。また、横長の塩ビパイプに同じようにジョイントパーツを接着させて作る方法もございます。
キャップをうまく利用してペーパーが落ちないように工夫する方法もございますし、アルミ棒などをUの字に曲げた後に棚板に接着してホルダーカバーの代わりにするやり方もございます。お子様のいるご家庭でしたら、キャラクターを模した塗装をすれば喜ばれるでしょう。(塗装技術に自信がある方はぜひチャレンジしてみてください。)
トイレットペーパーホルダーDIYの注意点は、配置予定の場所に収まるのか、実用性の面で問題はないのか、「設置してみたら脚が当たる」など設計図ではわからないこともあるので実際にトイレで確認しながら作りましょう。
塩ビパイプのDIYアイデア⑤【シェルフ】
塩ビパイプのDIYにおいて、シェルフの作成は比較的簡単です。
パイプで骨組みを作って、棚板を乗せればすぐに完成いたします。骨組みの塩ビパイプに色んな塗装をしてデザイン性を追求してみてはいかがでしょうか?黒色に塗装した後に、こげ茶の塗料をさりげなくスポンジなどで塗装をしてサビついている感じのデザインにしてみたり。真っ白に塗装をして、白い壁に配管の様に取り付け、そのままシェルフとして利用できるようにデザインしてみたり。
キッチン周りのスペースにオープンシェルフを作り、キャスターをつけることで移動が可能な食器棚にすることもできます。
塩ビパイプのDIYアイデア⑥【フォトブース】
塩ビパイプで作るフォトブースは、塩ビパイプの手軽さを活かして即座に組み立てることが可能です。
背景になるカーテンやテーブルクロス、などのオシャレな布を組み立てた塩ビパイプのパーツに掛けておけば、結婚式などイベント時にフォトブースとして大活躍します。フォトブースはスペースをとるのですが、塩ビパイプの場合は接着していなければ解体が比較的簡単に済むため、必要がなくなればすぐに仕舞っておくことができます。
フォトブースはインテリアコーディネートの面でも重要なアイテムで、上手に利用することでセンスのよい室内空間を演出することができます。装飾的なものや、鮮やかな色のものを使うなど、あなたのセンス次第で様々なイメージを反映することもできます。また、キャップを利用して背景になるカーテンやテーブルクロスが落ちないように工夫することも大切なポイントです。手軽な塩ビパイプのDIYであなたも空間演出をしてみてはいかがでしょうか?
塩ビパイプのDIYアイデア⑦【プランター】
塩ビパイプを使ったプランターもDIYで制作することができます。
直径10cm以上の塩ビパイプ(長さは自由)を用意して、片側に穴を空けて、パイプの中に土を入れた状態で穴から植物が見えるように設置します。穴の数によって植物の数をふやしたりもできますし、ある程度日が当たるのであれば、室内の窓際でも十分に育てる事ができる便利なプランターになります。その際、端っこから土が漏れないようにキャップをするようにしてください。また、塩ビパイプをつかってハイドロポニックスをDIYで作ることができます。
「ハイドロポニックス」というのは「水耕栽培」または「養液栽培」と呼ばれるもので、土壌に肥料をいれず主に培養液だけで植物に肥料を与える栽培方法のことです。こちらも、土や培養液が漏れないようにキャップをしっかりと接着させることが大切です。
塩ビパイプのDIYアイデア⑧【ランプシェード】
塩ビパイプをお好みの模様にくりぬいて、その中から照明をつけると、それぞれの模様からこぼれてくる光がとてもきれいなランプシェードになります。模様はあなたのセンスやお好みで自由に設計してください。カッターだけでは細かい作業がやりにくいかもしれないので、その場合は電動ドリルなどを準備しておくといいでしょう。
電動ドリルがあれば、好きな模様をペンで描き、その線に沿って切り抜けば、後は細部を磨いてきれいにし、塩ビパイプの中からライトを照らせば、手軽なランプシェードの完成です。天面をキャップでふさいで模様からのみ、光が漏れるようにすればさらに雰囲気が出せるでしょう。
塩ビパイプのDIYアイデア⑨【ラック】
塩ビパイプのDIYにおいて、最も多種多様に作れると言っても過言ではないのが「ラック」です。
例えば、壁に接着した状態のラックを作れば「ウォールラック」になりますし、もしも貴方がお酒が大好きな人なのでしたら、ワインが収まる大きさの塩ビパイプを積み重ねて設置すれば「ワインラック」にすることも可能です。また、カヤックを持っている人は塩ビパイプでDIYすることで「カヤックラック」を作ることが可能です。
釣りなどの趣味やレジャーで使う、大きな道具を収納できるカヤックラックは、とても大きなラックになりますが、軽くて簡単に持ち運べるのでとても便利なアイテムとなります。
このように塩ビパイプDIYにおいて「ラック」は趣味に特化した物を簡単に作ることができるのです。
塩ビパイプのDIYアイデア⑩【手作りシャワー】
夏の暑い季節になると、庭に簡易シャワーがあったり、ペット用の小型のシャワーがあると便利ですよね。塩ビパイプのDIYではそんなあなたの夢をかなえることが可能です。
手作りシャワーを普通に作るには手間と時間、費用が掛かりそうですが塩ビパイプの手作りシャワーなら手軽に実現できます。塩ビパイプに千枚通しでたくさん穴を開け組み立て、1カ所キャップを外してホースを繋げばすぐに完成です。元来は水道管に使われる塩ビパイプが材料となっているので実現可能なDIYといえます。
用意すると便利な道具
金ノコギリ
金ノコギリは金属やプラスチック、レンガまで切ることができ、塩ビパイプを切断するのに役立ちます。
塩ビパイプを切断するときの注意点は、円筒形になるのでしっかりと固定をすること。端材で挟んでから、滑り止めシートを巻くと良いでしょう。そして、金ノコギリを使用する際は必ず軍手などの手袋を着用してください。また、引き切りと押し切りでは刃の向きが逆になるので、刃を付け直す点も注意して下さい。
カッターで切れないものはこの道具で代用すると良いでしょう。
パイプカッター
塩ビパイプを切る際にとても便利な工具がパイプカッターです。回すだけで簡単に切ることができ、非力な女性でも容易に扱えます。
普通のノコギリの場合、金属製のパイプを切断することはできませんが、パイプカッターなら、たとえ金属のパイプであっても、切りたい部分に刃を当てて何度か回転するだけで容易に切ることができます。音も小さく、使い方も簡単で、手動工具のため火花や切りくずもでないので、屋内での使用も可能です。
切ることができる素材は、塩ビパイプの他に、銅管、真鍮管、アルミ管、ステンレス管など、いろいろな素材に対応しています。大きなサイズの塩ビパイプをカッターで切るよりも、この道具を使用することをお勧めします。
タフダイン青(接着剤)
塩ビパイプは専門の接着剤「タフダイン青」で接着をする必要がございます。「タフダイン青」というのは硬質塩化ビニール管用の接着剤です。
まず、この接着剤を塗る際の注意は、塗る前に必ずパイプや継手の塗布部分の水分や油(塗料など)をウエスでしっかり拭き取りとる、ということ。塗布部分の水分や油分は接着不足の原因となります。
特に、ソケットやジョイント、キャップパーツなどは、パイプと継手にムラ無く、塗り残しの無いように注意してください。テーブルや壁掛けラックなどは強度が大事なので、ソケット、ジョイント、キャップとパイプとの間の接着がしっかりできていないと、使用中に破損する恐れがございます。
さらに注意すべき点は、接着剤の塗り過ぎです。塗り過ぎてしまうと、例えば、パイプとソケットパーツやキャップパーツの継手に「ソルベントクラック」と呼ばれるひび割れが発生してしまいます。テーブルで食事中に脚が折れてしまったり、大事なお酒を乗せたラックが落ちてしまったら、危険ですし、とても残念なことになりますので注意してください。
ミッチャクロン(下地材)
「ミッチャクロン」は、密着しにくい塩ビパイプを始め、溶融亜鉛メッキ、生アルミ、ステンレス、クロムメッキ等の金属、ガラス、プラスチック等の樹脂面、そして焼付塗装面等の対象物に対し、足付け研磨をせずに、強力な密着性を確保することができるプライマーです。ただし、使用の際にはいくつか注意点がございます。
塗装表面に油脂や汚れが付着している状態ではミッチャクロン自体が付着しないので、あらかじめこれらをウエスでしっかり拭き取りとるなどして、取り除き、しっかりと乾燥させてください。また、ミッチャクロンはシンナーなどで希釈せずにそのままの状態で吹き付けてください。希釈してしまうと本来の密着性能を発揮することができず密着不良の原因となってしまいます。
ミッチャクロン塗装後は、充分に乾燥させてから上塗り塗料を塗装してください。また、発泡スチロールなど、極端に溶剤に弱い素材に対しては使用できないので、メーカーの使用例に記載のない素材に対しては、あらかじめ目立たない部分などで試し塗をしてから使用してください。
油性塗料
塗料には大きく分けて、水性塗料と油性塗料の2種類ございます。
水性塗料は水で希釈しているので有機溶剤は含まれておらずシンナー中毒にはなりません。しかし、油性塗料は有機溶剤(シンナー)が含まれているので塗装の際にシンナーに酔ってしまったり、ひどければシンナー中毒になることもございます。ただし、シンナーなどの有機溶剤が含まれていると、とても強い塗膜を作る事が可能で、耐久性が高く、紫外線等の外的刺激にも負けない力を発揮します。
また、耐摩耗性に富んでいるので多少の摩擦があっても劣化しにくく、雨水に強いために屋根や外壁等、雨水にさらされやすい部位に最適の塗料と言えるでしょう。そして、下地素材(ミッチャクロン)との塗料密着が高いのではがれにくく、塗り替え工事にとても最適な塗料です。
油性塗料は有機溶剤を含んでいるので、綺麗な光沢が出やすく、水性塗料と比べると長期間ツヤを持続させる事もでき、乾燥も水性塗料と比べると早いです。
塩ビパイプはアイデア次第でどんなものでもDIYできる神アイテム!
以上、塩ビパイプを使ったDIYについてのまとめですが、いかがでしたでしょうか?
塩ビパイプは軽くて扱いやすく安価で、DIY初心者にピッタリの素材なので、今日からDIYを始めたいあなたにぴったりのアイテムと言えるでしょう。
塩ビパイプのDIYを極めれば、あなただけの自由な世界が創造できるので、少しでも興味が湧いた方はぜひチャレンジしてみてくださいね!