100均で買えるボタン電池10選!大手メーカー品との性能の違いは?
100均でもボタン電池を購入できるってご存知でしたか?この記事では、ダイソー・セリア・キャンドゥで買えるボタン電池の種類に始まり、100均商品と大手メーカー品の性能の違いや、ボタン電池を買いに行く時と取り扱う時の注意点をそれぞれ解説していきます!
目次
100均のボタン電池はいろんな機器に使えて便利!
100均のダイソーやセリア、キャンドゥではいろいろと便利なグッズが100円という超お得な値段で買うことができます。そんな100均のお得グッズの1つにボタン電池があるのはご存知ですか?
ボタン電池は車のキーや電卓、キッチンタイマー、料理用温度計など身の回りの様々な便利な機器に使われていますよね。
ついうっかり買い置きを忘れてしまうと、電池が切れた時に機械が使えなくなって、困ってしまったということもよくあります。そんなときのために、100均でボタン電池の買い置きをそろえておきたいものです。
この記事では便利な100均のダイソーやセリア、キャンドゥのボタン電池について種類や容量、選び方などについて詳しく紹介していきます。
ダイソーで買えるボタン電池は4種類!
100均ダイソーのボタン電池にはいったいどんな種類があるのでしょうか。ここからは実際に100均ダイソーで売っているボタン電池の種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。また、店舗により品揃えが異なるため、急いでいる場合は店舗に確認することをおすすめします。
ダイソーのボタン電池①アルカリボタン電池
100均ダイソーで売っているボタン電池の種類にはアルカリボタン電池があります。型番はLRからはじまるボタン電池であり、LR41、LR43、LR44、LR1130などの型番がダイソーで売られています。
アルカリボタン電池は、二酸化マンガンを使っているボタン電池で、比較的安価で生産できるため一般的に多く出回っています。防犯ブザーやおもちゃなどに幅広く使われているのがアルカリボタン電池です。
メーカーは三菱のものや、ダイソーオリジナルブランドのものが販売されています。
ダイソーのボタン電池②リチウムボタン電池
100均ダイソーで売っているボタン電池の種類にはリチウムボタン電池があります。型番はCRから始まるボタン電池でCR1220、CR1616、CR1632、CR2016、CR2025、CR2032といった型番がダイソーでは売られています。
また、コインと同じ大きさをしていることから、コイン型リチウム電池と呼ばれることも特徴で、時計や電卓、小型電子ゲーム、ICタグ、ICカード、電子体温計など多く使用されています。メーカーは主にMaxellや三菱の商品が中心です。
ダイソーのボタン電池③補聴器用空気電池
そういえば、ダイソーで補聴器用の空気電池が売ってたなぁ…。ドイツ製で恐らくファルタ・マイクロバッテリー製でしょう。発売元は三菱電機ホーム機器。三菱電機は過去に一般市販向けの補聴器用空気電池を発売したことが無く、恐らくこれが初。 #三菱電機の電池 #空気電池 pic.twitter.com/0uZ9RIEPdj
— みは (@mihadenchi) October 21, 2016
100均ダイソーで売っているボタン電池の種類には補聴器用空気電池があります。この電池は空気中の酸素を使って発電することが特徴の電池です。型番はPR41やPR48などが売られており、ダイソーでは三菱製のものが中心に販売されています。
ダイソーのボタン電池④酸化銀ボタン電池
100均ダイソーで売っているボタン電池の種類には酸化銀ボタン電池があります。型番はSRから始まりまるボタン電池で、SR621やSR626などがダイソーでは売られています。
見た目はアルカリボタン電池とほとんど変わらないのですが、アルカリボタン電池と比べると容量も大きくなっており、寿命が長いことが特徴です。また、経年劣化もしにくく、使わない場合でも長期保存ができるという特徴もあり、腕時計などに使用されています。
その他の100均電池についてはこちら!
セリアで買えるボタン電池は3種類!
セリアでもボタン電池は取り扱っています。普通の乾電池にはオリジナルブランドもあるようですが、ボタン電池に関してはメーカー品のみとなっています。
セリアのボタン電池①アルカリボタン電池
セリアにもアルカリボタン電池は取り揃えられています。型番はLR41、LR43、LR44、LR1130といった主要な型番を取り扱っています。製造メーカーはPowerCellや三菱製のものがメインです。
セリアのボタン電池②リチウムボタン電池
セリアで売られているリチウムボタン電池はPowerCellや三菱の製品がメインです。型番はCR1220、CR1616、CR1620、CR1632、CR2016、CR2025、CR2032などが取り揃えられています。こちらの、リチウムボタン電池は比較的度の店舗でも扱われており、店舗ごとの品揃えの差も少ないようです。
セリアのボタン電池③酸化銀ボタン電池
セリアにも腕時計などに使用する酸化銀ボタン電池の取り扱いがあります。メーカーはGoldenPower製のものとなっています。型番は店舗にもよりますが、主にSR626を扱っていますが、小型店舗などでは品揃えがないこともあるようです。
キャンドゥで買えるボタン電池は3種類!
キャンドゥでもボタン電池の取り扱いはあります。特に、中国製のメーカーの記載されていないタイプのボタン電池がメインとなっており、品揃えは主要なもの中心となっています。
キャンドゥのボタン電池①アルカリボタン電池
キャンドゥのアルカリボタン電池は中国製の商品となっています。型番はLR41、LR43、LR44、LR1130の主要な4種類です。個数は2個入りとなっているので、とてもコスパの良いボタン電池です。
キャンドゥのボタン電池②リチウムボタン電池
リチウムボタン電池も中国で製造されたものが販売されています。型番はCR1220、CR2016、CR2025、CR2032となっており、他の100均よりも種類が少ないです。メジャーなものは揃っているので、購入の際は型番をしっかりと確認してお店に行きましょう。
キャンドゥのボタン電池③酸化銀ボタン電池
キャンドゥ時計などに使用される酸化銀ボタン電池の取り扱いもあります。ほかのボタン電池と同じく、中国製のメーカーのものを取り扱っています。型番はSR621とSR626の2種類です。
100均のボタン電池と大手メーカー品の性能の違いは?
100均のボタン電池と、大手メーカーのものにはどんな違いあるのでしょうか?100均のものは品質や寿命が劣るのかは、気になりますよね。こちらでは、大手メーカー品との性能面での違いを解説していきます。
100均のボタン電池の製造元
100均ボタン電池のメーカーには三菱やPowerCellなどが多く、酸化銀ボタン電池にはMaxellなどがあります。また、ダイソーのオリジナルブランドやセリアの酸化銀ボタン電池などはGolden Powerという中国の乾電池メーカーが製造しています。
100均の電池の容量
100均のボタン電池の容量や寿命が、大手メーカーのものと比べて極端に短い、ということはあまりないようです。しかし、全体的に大手メーカーの価格が高い商品の方が長持ちするという意見が多く、長持ちさせることを期待するのであれば大手メーカーの方が優秀なようです。とくにこだわりがなく、電池の交換を優先させたいという方であれば、100均のボタン電池でも十分に対応できます。
100均のボタン電池の性能
性能面でも、やはり大手メーカーの商品とは差があるようです。特に電池のケースの耐久性に関しては大きく差があり、100均のボタン電池は漏電してしまうと破裂してしまうこともあります。また、電圧面でも性能差あり、実際に実験した記事によると
SR44同士で比べてみるとマクセルのSR44の方はテスターの電池チェッカーのGoodの方へ入りますが、格安まとめ売りの方はBadではなく使えるもののマクセルのように電圧が高くない傾向のようです。
という結果も出ています。このため、大切な機器や電圧が必要な機器に関しては大手メーカーの価格が高い商品を利用するほうが良いでしょう。
100均にボタン電池を買いに行くときの注意点2つ!
型番を確認してから買いに行こう!
ボタン電池の選び方で最も大切なことは、型番を確認しておくということが重要になります。似たような大きさの物が数多くあり、どれも同じように見えますが、型番が違うと目的の機器に使用することができません。購入する際は、ボタン電池本体に記載されている「CR2016」や「LR43」といった型番をしっかりと確認しておきましょう。
ボタン電池とコイン電池の間違えに注意!
ボタン電池とよく似たものに、コイン型電池というものもあります。ボタン電池とコイン型電池というのは、そもそも大きさが全く違うものなのですが、見た目や感じがよく似ています。そのためによく理解しておかないと、間違えて買ってきてしまうこともありますよね。
ボタン電池とコイン型電池は大きさだけではなくて、中身にも違いがあるようなのですが、いったいどんな違いがあるのか、具体的に見てみましょう。
ボタン電池
ボタン電池は一般的に、形がボタンのように小さな円筒形をしているものをいいます。コイン型電池もひとまとめにしてボタン電池と言われることもありますが、一般的にはLR44やSR44SWなどの酸化銀電池とアルカリボタン電池のことを差します。コイン電池との違いは酸化銀電池とアルカリボタン電池である、という点は覚えておきましょう。
コイン電池
一方でコイン電池というのは、文字通り大きさがコインの大きさだということを差していますが、CR2032などのリチウムコイン電池のことを差すのが一般的です。もちろん使う機器もリチウムコイン電池とボタン電池では全く違いますし、アルカリボタン電池と比べるとリチウムコイン電池の方が寿命が長くなることが多いようです。
100均のボタン電池を取り扱う際の注意点3つ!
ボタン電池というのは小さくて扱いやすいものですが、中には電気のエネルギーが詰め込まれているものです。扱い方を間違えると液漏れを起こしたり、発火事故を起こしかねないという危険性があります。ボタン電池を安全に扱う上で特に知っておかなくてはいけない注意点にはどんなものがあるのか、ここから見てみましょう。
①ボタン電池を重ねて保管しない
ボタン電池の扱い方の注意点には、ボタン電池を重ねて保管しない、という点があります。ボタン電池は上の面と側面がプラス、下の出っ張っている面がマイナスの電極になっています。このため、保管するときに直接重ねて置いてしまうと放電してしまい、電極がショートして発熱して破裂してしまうことがあります。
使い終わったものでも保管する際には、セロハンテープ等を貼って絶縁するなどの工夫をして、直接ボタン電池同士が触れないようにしましょう。
②ボタン電池を導電物と一緒に置かない
ボタン電池の扱い方の注意点には、ボタン電池を導電物を一緒に置かない、というのもあります。ボタン電池は全面が電極になっています。そのために、電気を通すものにくっつけた状態で保管してしまうと、放電してしまい漏電してしまったり発熱して破裂する危険性もあります。保管するときは、しっかりと絶縁をして電気を通すものから遠ざけるようにしましょう。
③乳幼児の手の届かないところに保管する
ボタン電池を取り扱う際には、乳幼児の手の届かないところに保管するようにしましょう。何でも口に放り込んでしまう乳幼児にとって、ボタン電池というのは飲み込んでしまうリスクが高いものの1つです。
ボタン電池の中には高濃度の電解液が入っていて、胃の中で胃酸と混ざると胃に穴が開いてしまい、命の危険もあるとても危険なものです。保管するときには乳幼児の手の届かないところに必ず置くことと、万が一飲み込んでしまった場合には急いで病院へ連れていくようにしましょう。
お得で便利!100均のボタン電池を上手に活用しよう!
この記事では便利な100均で買うことができるボタン電池についてみてきました。高額なボタン電池と比べると多少劣る面もありますが、100円でボタン電池を購入できる点はとても便利です。また、種類も豊富に揃っているため、何件もお店を渡り歩くということも少なくて済みます。ぜひ、100均のダイソーやセリア、キャンドゥで便利なボタン電池を安く手に入にいれてみてはいかがでしょうか?