コストコの恵方巻きは海鮮がいっぱい入って超豪華！サイズや値段は？

コストコの恵方巻きは、ボリューム満点の食べ応えのある恵方巻きです。もちろん具もぎっしりで、かぶりつくとはみでるほどのボリュームがあります。節分本番では切って食べられませんが、他のシーンでいただくなら切らないと食べきれないかもという量です。さらに、具の内容もバラエティにとんでいて、コストコで好評なサーモンも入った海鮮の恵方巻き、昔ながらのかんぴょうやごぼうを使った田舎巻き、子どもも大好きなネギマグロ巻きなど老若男女誰にでも受け入れられやすい内容の恵方巻きです。

恵方巻きは節分にいただくもの、切らないで1本食べきらないといけない、食べている間しゃべってはいけない、また食べるのに向く方角があるなどさまざまな恵方巻きと節分に関する話は聞いているけれどその意味や、由来などを知っているでしょうか。恵方巻きや節分に関する意味や由来をご紹介します。

恵方巻きは、おめでたいときや福の神様にあやかりたい時などにいただいてきました。その神様は七福神、大黒天や弁財天など7つの神様の総称です。7つの災難が無くなり、その代わりに7つの福を授けてくれる神様です。恵方の意味は吉方とも言い、お正月の年神さまが来られる方向のことです。その方向はたたり神の来ない最も良い方向として、毎年変わるのを聞いたことがある方もいるでしょう。

その7にあやかって恵方巻きの具は、7つというのが縁起の良い具材の量です。おもにかんぴょうやしいたけ、エビや桜でんぶなど、彩りがよくお正月などでも縁起物として出される具が多いでしょう。

そして恵方巻きの由来としては、節分は季節を分けるという意味がありその時期には邪気が生じると考えられ豆まきなどが為されてきました。その節分に邪をはらう慣習から、すしや海苔業界、コンビニ業界などの戦略も含まれ現在のスタイルになったのが由来と言われています。

恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけて広まったと言われています。主に大阪の花街などの関西がルーツで、お祝いや商売繁盛などの意味がありました。元々は、丸被り寿司や太巻きと言われていました。

すしの販売促進や1970年代の海苔の過剰生産の消費、1980年代はコンビニの冬の売上対策などが相まって全国に広まったのは、1989年に広島県のコンビニエンスストアで太巻きを売り出したのが始まりです。この販売に関して、太巻き寿司などに「恵方巻き」とネーミングし、節分のタイミングで全国で売られるようになりました。

恵方巻きの正しい食べ方として、まず食べるのは節分の2月3日です。基本的には夜にいただきます。部屋の隅々、玄関やトイレなどにも内から外へ邪気を出し、外から福を呼び込む行事としてまず豆まきをして、福の神の到来を願いながら恵方巻きを食べます。

ただ、その食べ方にも意味とルールがあります。太巻きはひとり1本です。コストコの恵方巻きはかなり大きいですが、ひとり1本に意味があります。そして、その年の恵方を向いて願い事をしながら1本食べます。切ってしまうと縁が切れるという意味になり、運が逃げてしまうでしょう。そして、食べきるまで話をしないこと、よそ見をしないことが大事です。気が散るような行為をしてしまうと運が逃げてしまうのです。

コストコが恵方巻きを販売するのは、節分に合わせて毎年期間が区切られています。2019年は1月25日から2月3日まででした。期間としては短めですし、購入を考えている方はあらかじめ予定に入れておくと良いでしょう。日曜日はコストコ自体が非常に混み合いますので、それも考えておくことをおすすめします。

ちなみに2020年の節分は2月3日月曜日です。月曜日にタイムリーに買いに行ければ良いですが、前日の日曜日にしかコストコに行けないなどの方は早めに行きましょう。また、3日の月曜日は最終日であり節分当日なので、この日も混むことを予測しておきましょう。

コストコの恵方巻きの1本あたりのサイズは、17cmから18cmで重さは400gを超えてきます。1本がこのサイズでおおよそ4本入りで値段が約2,000円、1本あたりの値段おおよそ500円となるためコンビニやスーパー、デパートでの購入に比べてかなり安い値段であることが分かります。また、コストコの恵方巻きは1本まるごと無言で食べきるには厳しい方もいると思いますが、福の神様を願って頑張っていただきましょう。

また、容器まるごと測ると1327gなので、かなりずっしりと重いでしょう。大家族である程度の本数を購入する予定の方は、かなり重くなることとしっかりした袋などを持っていくことをおすすめします。

コストコの恵方巻きは毎年、4種類の具で作られた恵方巻きが入っています。コストコ好きならば外せないサーモンなども含めて、どんな具が入っているのでしょうか。そしてどんなお味でしょうか。

子どもも大好きなねぎとろ巻きです。太巻きのセットに入れているのは、誰にでも人気がある具だからでしょう。ねぎとろはもともと捨ててしまうマグロの中落ち、という部分を使っており、身を骨の周りから削り取る＝ねぎ取るのでねぎとろと言います。コストコの恵方巻きでも人気で、値段の割に非常に味が良いと評判です。

海苔でぎっしり巻いていても噛み切りやすい具で、味も美味しくさらに赤いきれいな彩りにもなるので縁起物に使いやすいでしょう。コストコの恵方巻きの具でも人気の種類です。

コストコでサーモンといえば、コストコ通ならすぐわかるでしょう。コストコで大人気のあのサーモンが入っています。生サーモンが贅沢に入っていて、具の方が多く感じられるという嬉しい1本です。サーモンピンクという呼称があるくらい、ピンク色がきれいで華やかでお祝いの席をきれいに飾ってくれるような具材でしょう。

実はサーモンは非常に栄養価が高く、ビタミンや脂肪酸、カリウムなど微量でも体に非常に必要な栄養素がたっぷり入っています。これらにより骨や関節を健康にし心臓病などの発症のリスクを下げてくれるのです。他に肌をきれいに保ち、老化予防やアルツハイマー病予防など多岐にわたる効果があります。節分の邪気除けでいただきながら、確実に栄養価も摂れるおすすめの具材でしょう。

田舎巻きとは、私たちがよく知っている昔ながらの太巻きのことです。甘辛の人参、かんぴょうやしいたけ、ごぼう、卵焼きなど定番のものがコストコの恵方巻きにも入っています。サーモンや海鮮巻きなどに比べると、一見地味な印象があるかもしれません。

しかし、実は非常にご飯や海苔と相性の良い具材なのです。しっとりと染み込んだ甘辛の味で太巻き1本食べきるのに飽きることなく、食べ進めることができます。卵焼きやさくらでんぶなどで見た目もきれいになっていますし、味も良く染みていて結局美味しいと思えるコストコの恵方巻きでぜひおすすめの1品です。

そして、奪い合いになる可能性のある豪華な海鮮が具として入っている海鮮巻きがあります。どれも切ってあるので、一見噛みやすいですがこぼれやすくちょっと食べにくいくらい具がたくさん入っています。それぞれの具が値段に合わないのではと思うほど、美味しい部分が詰め込まれていて満足できるでしょう。

コストコといえばの生サーモン・甘海老・やりイカ・いくらなど見た目も鮮やかで目を引くでしょう。海鮮丼がそのまま太巻きになったような印象です。いくらは醤油漬けでごま油で味を調えているので、さらに食べやすくなっており1本食べきるのが難しくはないでしょう。

節分が近づくと恵方巻きの予約などが盛んに行われ宣伝もされますが、コストコの恵方巻きは予約はできないようです。そのため節分当日はかなり並ぶこともあるようなので、入店後早目に購入するのがおすすめです。やはりコスパが良くても美味しい、そして十分なボリュームのあるコストコの恵方巻きは人気がありますので、早めに買いに行きましょう。

コストコの恵方巻きは、通常ではなかなかないサイズ且つ値段で、毎年好評で早々に売り切れてしまいます。それだけ、福を貰っている人も多いのでしょう。ただ、安いだけでなくコストコの恵方巻きは基本的に美味しいというのがおすすめです。今年はぜひコストコの恵方巻きで福を招きましょう。