コストコのネーブルオレンジ・オアオレンジが美味しい！お得なの？

コストコには色々な種類のコスパが高い食料品が販売されており『サンキストネーブルオレンジ』も根強いファンを持つ商品です。味に関しては美味しいのですが味覚は人それぞれなので、好みの味かどうか気になる場合は頻繁に行われている試食を上手に利用して、納得してから購入するといいでしょう。

『サンキスト』とはアメリカ合衆国の柑橘類生産者販売協同組合が持つブランドを指します。コストコが扱う『サンキストネーブルオレンジ』は箱入りのみで、他の産地の『ネーブルオレンジ』は袋入りで販売されており、どちらもオレンジの大きさはかわらないのですが、袋入りの方が数が少なく箱入りが19～23個程度、袋入りが16～19個程度のオレンジが入っています。

コストコの『サンキストネーブルオレンジ』の箱入りの値段は1,780円でだいたい3.6kgの内容量になっていて、1個あたり99円と100円以下の値段で購入できます。袋入りの『ネーブルオレンジ』は1,080円で内容量が3.2kgで1個あたり68円の計算になります。これだけでもコスパは非常にいいのですが、店舗によってはクーポンを発行されることもあり、これらの値段以下で購入できる場合があります。クーポンが利用できてこの値段以下なら購入するのをおすすめします。

コストコの『サンキストネーブルオレンジ』のコスパは優秀ですが、見た目の大きさや形はどうでしょうか。オレンジを箱から出してみると形は綺麗で、大きさは直径9cm前後でどれも同じくらいの大きさに揃っています。カットしてみるとオレンジ特有の甘い香りが漂い果汁が多くみずみずしい実が食欲をそそります。

コストコの『サンキストネーブルオレンジ』果汁が多くて甘みが強い味です。甘みが多く酸味は少なくなっており、お子様には人気があるという声が多く聞かれます。箱入りで数が多いのでなかにはずれのオレンジもみられると、SNSの意見もちらほらありますがせいぜい1～2個位ということなので十分元は取れる計算です。

『サンキストネーブルオレンジ』は箱に商品名や詰められた日付や時間、使用された防カビ剤が記載されています。防カビ剤と聞くと不安に感じてしまいますが、値段を抑えるため船舶などで輸送される輸入果物に使用されることが多く、使用した場合は必ず防カビ剤の種類を記載するよう義務が課せられています。体に影響が出るほど大量に使用されているわけではないので過度に心配する必要はありません。

コストコの『オア（Or）マンダリンオレンジ』は2000年初めイスラエルで栽培されるようになった比較的新しい品種のオレンジです。日本に輸入されるようになったのは2011年ころからで、コストコで販売されるのは3～4月のたった2か月間になります。期間限定なのでオレンジが好きな方は店頭でみかけたらぜひ購入してみてくださいね。

コストコの『オアマンダリンオレンジ』の特徴はみかんと同じように皮をむくのが簡単で食べたい時に気軽に食べられる利点があります。他のオレンジは手で皮をむくのはかなり難しいのですが、『マンダリンオレンジ』に関しては、皮がむきやすくかつ値段も安いためよく缶詰に加工されています。『ネーブルオレンジ』が1個あたり75kcalに対して『オアマンダリンオレンジ』は1個あたり110kcalと糖度が高いため『ネーブルオレンジ』に比べて高カロリーになっています。

『オアマンダリンオレンジ』の内容量は約2.3kg20個入って値段が998円、1個あたりの値段を計算すると50円と驚きのコスパです。販売期間が2か月と短くコスパが高いのと相まって、早めに売り切れることが多いので『オアマンダリンオレンジ』を1度も食べたことがないなら味を確認してはいかがでしょうか。

『オアマンダリンオレンジ』は他のオレンジに比べると、大きさは小ぶりでみかんと同じくらいの大きさにみえます。皮をむくと食欲をそそる濃厚なオレンジの香りがあたりに広がっていきます。種はあまりなくお子様でも房ごと食べるのが簡単です。

通常のオレンジは糖度10度くらいですがコストコの『オアマンダリンオレンジ』の味は甘めで糖度は14～15度とかなり高めです。まだ日本に輸入されて歴史の浅い『オアマンダリンオレンジ』が高い人気を得ているのは、高いコスパともう1点がこの糖度とコクで味が美味しい点になります。

先述しましたがコストコのオレンジを含め輸入果物には、長期間の輸送に耐えるために防カビ剤が使用されています。食品衛生法で防カビ剤は食品添加物扱いで腐敗を防ぐ目的で使用されます。防カビ剤は気になる方も多いでしょうが、検疫所で防カビ剤のチェックがあるので基準以上のものが販売されることはありません。ただ、少量でも防カビ剤が気になる場合は、オレンジを丁寧に水で洗い、半分に切ってそこから果肉を切ると皮の防カビ剤が果肉につくことを防げます。

コストコのオレンジは量が多くコスパの優等生なのは有名です。美味しいオレンジですがいつも同じ食べ方ではマンネリは避けられません。ここでは毎日食べても飽きがこないようにいくつかの美味しい食べ方を取り上げます。オレンジの消費にぜひ参考にしてみてください。

大きさが小さいものは皮を剥いて、オレンジの粒をミキサーにかけてジュースにしてしまいましょう。大量のオレンジもジュースにするとあっという間に消費できます。実が大きいものは皮を剥いてそのまま食べるほうが手軽です。オレンジそのものの味を楽しめること間違いなしですよ。

暑い日に嬉しいのがシャーベットではないでしょうか。口の中はさっぱり、ひんやりした食感が涼しく感じられるデザートです。果肉を絞ったジュースを凍らせるのもいいですし、実をくりぬいて凍らせたものを皮に詰めこむと見た目もきれいなデザートのできあがりです。実の大きさによって作り方をかえてみると楽しいですよ。

オレンジを適当な大きさに切ってお皿にのせてヨーグルトをかけて実を潰しながら食べるとスムージー風で美味しいですよ。オレンジと一緒にキウイやバナナ、ヨーグルトに合う果物をプラスすると栄養がアップするので朝食時に食べるのがおすすめです。

オレンジ果汁を絞って別の飲み物と合わせて味わう方法もあります。濃い目の紅茶やリキュールと合わせてファジーネーブル・カンパリオレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。リキュールを合わせると甘口で飲みやすくなるのでくれぐれも飲み過ぎないように注意してください。

実を食べるだけでもオレンジの味は楽しめますが、時間がある時は一手間かけて美味しいものを作ってみませんか。オレンジ本来の味を生かしながら手軽に作れるレシピを3点解説します。一度作って味わってみてくださいね。

果物と野菜を1度にとれる体に優しいスムージーです。甘めの味が好みならガムシロップやはちみつを入れても美味しいですよ。


材料 

• オレンジ　1個
• 好みのフルーツ（りんごやキウイなど）1/2～1/3個
• 人参　1/2本
• 水　70～80ml

1. 皮をむいた人参・オレンジ・好みのフルーツを細かく切ります。
2. ミキサーに1を入れて混ざればできあがりです。

ホームパーティにおしゃれなカナッペはいかがでしょうか。オレンジとクリームチーズは美味しい組み合わせですがクリームチーズには骨を丈夫にするカルシウム、オレンジは免疫力を高めるビタミンが含まれていて味だけではなく健康にもプラスになります。


材料

• オレンジ　　　　1個
• クリームチーズ　100g
• 砂糖　　　　　　大さじ2
• クラッカー　　　8枚

1.  クリームチーズを室温に戻します。オレンジを中身だけを切り（切り方は後程の解説を参考にしてください）薄皮を絞って果汁を取ってください。薄皮から果汁が取れなければ実を1つ絞ってみてください。
2. 室温に戻したクリームチーズに砂糖を加えて柔らくなるまで練り1の果汁を加え更に練ります。
3. クラッカーに2をのせ、その上に1の実をのせてできあがりです。  

3時のおやつに少し凝ったパフェはいかがでしょうか。冷たいアイスにオレンジのさっぱりした味がアクセントになって美味しいですよ


材料

• ヨーグルト無糖　　　200g
• オレンジジュース　　50ml
• コーンフレーク　　　30g
• バニラアイス　　　　50ml
• オレンジ　　　　　　1個

1. ヨーグルトとオレンジジュースを混ぜ合わせます。
2. ガラスの器にコーンフレーク・バニラアイスをのせて1をかけます。その上にくし切りのオレンジをのせてできあがりです。   

美味しく食べるには切り方も大切な要素です。見た目がきれいで食べやすい切り方を3点解説します。切り方が上手にできればオレンジの味もより美味しく感じられるのでマスターしてはいかがでしょうか。

『スマイルカット』とはオレンジを文字通り笑った顔に見えるようにする切り方になります。この切り方をすると実が開くのでくし切りにするだけより食べやすくなります。

手順

1. 上下にけることができるように真ん中を切り半分にします。
2. 更に半分に切り1/4にします。
3. 1/4にしたものをさらに半分に切って最終的に1/8にします。
4. できあがりです。1/８にしたものを、薄皮にそって実にナイフを入れるとさらに食べやすくなります。  

皮を半分斜めに切り落とし、残しておいたほうの皮を持って食べると手が果汁で汚れにくくなります。手がべとべとするのが気になる方におすすめの切り方です。

手順

1. オレンジを6～8等分のくし切りにして大きさをそろえます。
2. 端を1㎝程度残して皮と実を離しながら切ります。
3. 皮のみ半分程度斜めに切り落とすとできあがりです。  

食べるだけではなく、お菓子の飾りにも使えるオレンジの切り方を最後に説明します。ケーキを作る機会があればこの切り方を試してみてはいかがでしょうか。

手順

1. オレンジをまるごとりんごと同じように皮だけむきます。できるだけ白い部分を残さないように切ってください。白い部分がもし残っても後で取り除けるのであまり神経質にならなくても大丈夫です。
2. 房と房の間の薄皮にナイフを入れ同じ大きさに実を切っていきます。V字に切り込みを入れるようにイメージしてください。
3. すべての実が切れたらできあがりです。薄皮が残っていたら手で綺麗に取り除いてくださいね。

値段が安くコスパが高いコストコのオレンジですが、数が多いので食べきるには時間がかかることでしょう。コスパが高くても食べきる前にカビが生えて捨てることになると、高い値段で買ったのと同じ意味になってしまいます。そんなことにならないようにオレンジの保存方法を解説します。段ボールに入っている場合は中身を確認して傷んでいる実は取り除き上下を入れ替えておきましょう。

常温でオレンジを保存するには多少手間になりますが1個づつ新聞紙で包みます。お子様と一緒に速さを競いながら包むと楽しいですよ。全部包み終えたらできるだけ風通しのいい冷暗所で保管してください。2週間くらいは保存可能です。

オレンジの3つの保存方法で最も手軽にできるのが冷蔵庫で保存する方法です。乾燥しないようビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておくだけで済みます。こちらも2週間くらい保存可能です

湿気の多い時期に美味しい食べ方としてオレンジを冷凍保存してシャーベット状にする方法もあります。保存方法はオレンジの皮をむき房ごとに実をわけ、タッパーに詰めて凍るまで冷凍庫に入れておきます。食べる時は好みに応じて自然解凍してシャーベット代わりに食べてください。口の中がさっぱりしますよ。保存期間は1～1か月半になります。

コストコのオレンジを含め果物はコスパは高いのですが、量が多いのであまり長く残っていると実が乾燥して味が落ちることもあります。この記事を参考にしながらオレンジを最後まで美味しく食べてください。