巻き込み力は仕事ができる人に必須?メリットや高める方法8選!
仕事ができる人の特徴には「巻き込み力」があります。そこで今回は、巻き込み力を高める方法について詳しく解説していきます。巻き込み力を身につけることの意味やメリット、子供の頃から巻き込み力を高める方法も併せてご紹介するので、興味のある方は必見です。
目次
巻き込み力で周囲の人と協力しよう!
キャリアを形成するために必要なスキルの1つでもある「巻き込み力」は、仕事ができる人の特徴としても挙げることができますね。そこで今回は、巻き込み力を高める方法について詳しく解説していきます。巻き込み力が仕事をする上で重要となる意味やメリット、子供の時から巻き込み力を養う方法についても併せて紹介するので、興味のある方は是非参考にしてみてくださいね。
そもそも巻き込み力ってなに?どんな意味なの?
巻き込み力というのは、1つの目標をチームで成し遂げようとする時にそのチームを束ねる能力のことを意味します。チーム内に才能とセンスがずば抜けた人が1人いるだけでは、成果を出すことが難しいですよね。メンバー個人の得意不得意を見極め、適材適所に配置すると個々がその能力を発揮できます。こうして周囲を巻き込みながら成果の出せるチームを形成するような、リーダーシップの取れる人の能力を巻き込み力といいます。
巻き込み力がある人の特徴を紹介!
ポジティブ思考
巻き込み力がある人の特徴にはポジティブ思考が挙げられます。明るく前向きな性格で新しく挑戦することに対しても積極的になれる人は、成し遂げたい目標に対してどのようにアプローチをしたら良いのかを明確に考えることができるのです。
人柄が良く周りから好かれている
人柄が良く周りから好かれるような性格も、巻き込み力がある人の特徴です。何度失敗しても諦めず、周囲が無謀だと思うことにも立ち向かっていく姿はたくさんの人の心を動かすことができます。最初は「彼がここまで頑張っているのだから私も頑張ろう」と思い、徐々に「彼のために私たちがサポートして成果を出そう」というように感化され、良い方向へと巻き込まれていくのです。
決定力や判断力が高い
巻き込み力が高い人の特徴には、決定力や判断力が高いことも挙げられます。社内プロジェクトが決まった段階で誰にどんな仕事を依頼するのかを明確にする等、実行するまでの判断が非常に速いのです。
自分の弱さを認めることができる
自分の弱さを認めることができるのも、巻き込み力が高い人の特徴です。人は他人の弱みを見ることによって愛着を感じるようになり、手助けをしてあげたいと思うようになります。反対に弱みを隠そうとする人は、自分を強く見せようと嘘をつくこともあります。弱みを見せるということは、他人に信頼感を与えることができるのです。
巻き込み力を身につけるメリット4選!
効率的に仕事を進めることができる
巻き込み力を身につけるメリットには、効率的に仕事を進めることができるという点が挙げられます。チームの仲間と一緒にただ仕事をするだけでは生産性があがりませんが、仲間を適材適所に配置することでよりスピーディーに成果を出すことができるでしょう。
多くの人から信頼される
多くの人から信頼されるというメリットも、巻き込み力が高い人の特徴です。巻き込み力が高い人には自然と惹きつけられますし、「あの人についていきたい」と慕われることも多く、人としての価値が高まることでしょう。
成功体験をたくさん積むことができる
巻き込み力が高い人は、成功体験をたくさん積むことができるというメリットもあります。1人だけが抜群に優れているだけのチームより個々の得意分野を最大限に発揮するチームの方が短期間で成果を出せるので、多くの成功体験を積むことができるのです。
リーダーシップを発揮できる
リーダーシップを発揮できるのも、巻き込み力を身につける上でのメリットと言えるでしょう。自分1人で大きな成果を達成することは、チームで大きな成果を達成することよりも実は簡単なことです。性格も違う仲間同士で同じ目標に向かうということは、自分の思い通りには進みません。しかし、チームの仲間をまとめあげて上手にリーダーシップを取れる人は、様々なビジネスシーンでも必要とされるスキルなのです。
巻き込み力を高める方法8選!仕事ができる人を目指そう!
言動に一貫性を持つ
巻き込み力を高めるためには、言動に一貫性を持つことが重要です。どんなシーンにおいても、言動に一貫性がない人は周りからの信用を得ることができません。例えば「ご飯は残さず食べるように」と言われたのにその人はご飯を残しているといった状況では不信感を覚えますよね。巻き込み力が高い人は周囲から信頼されるタイプの人なので、行動と言動に一貫性を持たなければならないのです。
目標や仕事にまっすぐ向き合う
目標や仕事にまっすぐ向き合うのも、巻き込み力を高める方法です。いい加減な姿勢で仕事をしている人に対して周囲は協力しようとは思いません。目標を決めたならそれを達成するために本気で向き合うこと、率先して行動することを頭に置いておきましょう。
苦手な人に対しても友好的に接する
巻き込み力を高めるには、苦手な人に対しても友好的に接するようにしましょう。性格や考え方の不一致によってその人と仕事をすることを諦めてしまうと、成果を出すことができません。巻き込み力を高めるためには、その人の得意不得意を見抜く力を養うことが大切です。曖昧な感情から他人に苦手意識を持つこともしてはいけないのです。
他人の魅力を見つけ出す
他人の魅力を見つけ出すことに長けている人は、巻き込み力が高いことでしょう。いつかその人とチームになった時、どんな仕事を任せたら適材か想像してみてください。そして、日頃からその人に対して魅力を伝えていくことで自然とコミュニケーションを図ることができるのです。
時には自分の弱さも見せる
巻き込み力を高めるには、自分の弱さを見せることも重要です。人を巻き込む力があるからといって、決して弱みがないというわけではありません。時には自分の弱さを見せ、できないことは人のせいにせずに認める強さも必要です。周囲は「助けてあげたい」と愛着が湧き、そんな姿も魅力的に映るものなのです。
仕事に全力で取り組んでいる姿勢を見せる
仕事に全力で取り組む姿勢を見せることも、巻き込み力を高める方法です。一生懸命取り組む姿勢を見せていると自然と人が寄ってきますが、自分の仕事に人を巻き込む理由が「ラクをしたいから」では助けてあげたいとは思いません。余裕のある表情で仕事を任せようとしても、相手に嫌悪感を与えてしまいます。
複数人で協力して仕事を進める癖をつける
巻き込み力を高めるには、日頃から複数人で協力して仕事を進める癖をつけましょう。小さなタスクをチームでこなしていれば、大きなプロジェクトの時に個々が自然と動くことができるのです。チームで協力する経験を積み重ねていくことは、巻き込み力を育むきっかけにもなるのです。
他人の仕事の状況を良く観察し、手助けをする
他人の仕事の状況を観察してサポートすることも、巻き込み力を高める方法です。チームで仕事をする時は、自分が任された仕事をするだけでは意味がありません。巻き込み力を高めたい人は特に、日頃から他人の状況を良く観察してサポートをする姿勢を見せましょう。1度も協力してくれなかった人とサポートしてくれた人とでは、サポートしてくれた人についていきたいと思うものです。
巻き込み力を子供のうちから高めるには?ポイントを3つ紹介!
地域のクラブチームに所属する
子供の頃から巻き込み力を高めるには、地域のクラブチームに所属するのもポイントです。選択するクラブチームはどんなスポーツでも構いません。スタメンに選ばれなかったり、他の子供と比べて運動神経が悪かったり、悔しい思いをすることもたくさんあることでしょう。そんな時支えになってくれるのがチームをまとめるキャプテンや監督で、「彼らのためにも頑張ろう」と思い直すことができるのです。子供に慣れない環境を作るということは、たくさんの刺激をもうことに繋がります。
体験プログラムに積極的に参加する
体験プログラムに積極的に参加することも、子供の頃から巻き込み力を高める方法です。そば打ちや陶芸、グラス作り等、子供や家族向けの体験プログラムは全国で開催されています。こうしたプログラムに通うことによって、他人との協調性や状況把握力を育むことができるのです。特に子供だけで参加する体験プログラムは両親に頼らず全て自分で判断することが必要なので、思考力が身につきます。
興味を持ったことをどんどん経験させてあげる
子供の頃から巻き込み力を高めるには、子供が興味を持ったことをどんどん経験させてあげましょう。子供の「どうしたら◯◯は△△になるの?」という疑問に応えてあげることはもちろん、疑問解決のために行動を起こしてあげると主体性が高まるのでおすすめです。
巻き込み力を高めるために重要な考え方を紹介!
制圧するのではなく協力し合う関係を作る
巻き込み力を高めるには、制圧するのではなく協力し合う関係を作ることが重要です。大きなプロジェクトを任された時、周囲にサポートをお願いしようと制圧する人は意外と多いものです。しかし、巻き込み力というのは圧をかけて自分の考えを無理矢理押しつける力という意味ではありません。互いの意見を尊重し、協力し合いながら共に成果を出すのです。
発言力の強さや目立つことだけを考えるのはNG
発言力が強かったり目立つことだけを考えていたりしては、巻き込み力は高まりません。言い方が直接的すぎたり、周囲を無視して自分だけの意見を述べたりするのは、リーダーシップを取っているのではなくただの自己中です。巻き込み力を高めるために大切なのは、どれだけ味方を作ることができるかどうかです。
周りを引っ張るだけでなく助け合うことが重要
巻き込み力を高めるには、助け合うことも重要です。自分がリーダーになると周りを引っ張っていかないといけないという考えにたどり着いてしまう人も多いですが、それだけではリーダーにふさわしくありません。自分だけが目標に向かっていれば周りも自然とついてくるわけではないのです。周りを引っ張りつつも、状況を把握して助け合う気持ちを大切にしましょう。
巻き込み力の意味や高める方法を理解して、仕事ができる人になろう!
仕事のスケールが大きくなればなるほど、周りを巻き込んで協力を得ることが必要となるでしょう。仕事ができる人というのは、リーダー性があって巻き込み力が強く備わっています。巻き込み力は生まれつき持った才能だけではなく、日頃から努力して手に入れることもできるのです。巻き込み力を高めたい人は、巻き込み力の意味や高める方法を理解することから始めましょう。