色移りしてしまった洗濯物の落とし方!【洗濯直後・乾いた後】

洗濯物が色移りしてしまったら綺麗に落とすことができるか心配になりますよね。今回は色移りしてしまった洗濯物の落とし方についてご紹介します。他にも色移りを防ぐ方法や、鞄に色移りしてしまった場合の落とし方なども解説していきます。

色移りしてしまった洗濯物の落とし方!【洗濯直後・乾いた後】のイメージ

目次

  1. 1お気に入りの洋服に色移りした!綺麗に落とせる?
  2. 2色移りしやすいものとは?洗濯前に要チェック!
  3. 3色移りを落とすのに必要な基本のアイテム2つ
  4. 4色移りの基本的な落とし方!乾いた後も落とせる?
  5. 5頑固な色移りは『重曹・オキシクリーン』を使うと効果的!
  6. 6鞄に色移りした場合の落とし方【素材別】
  7. 7洗濯や雨での色移りを防ぐ5つの方法とは?
  8. 8色移りは時間が経つと落ちづらい!予防するのが1番!

お気に入りの洋服に色移りした!綺麗に落とせる?

「お気に入りのTシャツにデニムの色が移ってしまった」なんて経験はないでしょうか。普段は気を付けていてもちょっとした油断で起こってしまう色移りですが、綺麗に落とすことができるか心配ですよね。今回の記事では色移りしてしまった衣類の正しい落とし方について紹介していきます。

白いTシャツ

色移りしやすいものとは?洗濯前に要チェック!

まず色移りを防止するために気を付けておきたいのは、洗濯するものの中に色落ちしやすい衣類がないかということです。色落ちしやすいものが分かっていれば対処もしやすくなります。

色の濃い衣類

色の濃い衣類は染料の量が多いので色落ちしやすいです。もちろん素材にもよりますが、ブラックやネイビーなど色の濃いものは値段にかかわらず色移りの危険が高いので注意しておきましょう。

デニム

天然素材の衣類

色の濃さの次に確認しておきたいのは衣類の素材です。ポリエステルなどの人口繊維は比較的色移りしにくいですが、天然素材のものは色移りしやすくなっています。天然素材とは綿や麻・シルクなどを指します。

色移りを落とすのに必要な基本のアイテム2つ

色移りに気が付いたらすぐにでも対処したいですよね。家にあるアイテムで対処が可能なのか、それとも何か買い足したほうがいいのか分からないと困ります。そこでまずは色移りを落とすのに必要なアイテムを2つご紹介します。

弱アルカリ性の洗剤

色移りを落とすには弱アルカリ性の洗剤が必要です。「弱アルカリ性って?」と一瞬迷うかもしれませんが、洗濯洗剤のほとんどが弱アルカリ性の性質を持っています。そのため新たに洗剤を買う必要はなく、ご家庭にある洗濯洗剤を利用すれば大丈夫です。

衣類に合った漂白剤

次に必要なアイテムは漂白剤です。漂白剤もわざわざ買いに行かなくてもご家庭にあるという場合が多いかもしれないですね。ただし気を付けておきたいのは衣類に合った漂白剤を使うということです。色移りを落としたいのが白い衣類であれば「還元系」「塩素系」の漂白剤を使います。色柄物には「酸素系」の漂白剤を使いましょう。漂白剤はデリケートな衣類には使用できない場合もありますので、注意書きをよく読んでから使用するようにして下さい。

色移りの基本的な落とし方!乾いた後も落とせる?

色移りを落とすアイテムが揃ったらいよいよ落とす作業に取り掛かります。色移りの落とし方とポイントを紹介していきますのでしっかりと見ていきましょう。また、場合によっては洗濯物が乾いた後に色移りに気が付くこともあるかもしれません。乾いた後の落とし方についてもご紹介します。

色移りは気付いたらすぐに対処しよう

色移りは乾いた後とだと落ちににくいです。そのため色移りに気が付いたらすぐに対処をすることが大事です。とは言え、色移りに気が付かないで洗濯物を干してしまうこともありますよね。乾いた後の落とし方も基本的には一緒です。乾いた色移りはこれからご紹介する『ステップ①~④』を繰り返し行い落としていきます。ただやりすぎると衣類が傷んでしまいますので、どうしても取れないときはクリーニング店に依頼して落としてもらいましょう。

【ステップ①】色移りした衣類をお湯に浸ける

まずゴム手袋をはめてから色移りした衣類をお湯に浸けます。バケツなどに50℃程度のお湯をはってから、衣類を入れましょう。色落ちした衣類が多い場合は洗濯機を使っても構いません。その場合洗濯機の耐熱温度には注意して下さい。

蛇口

【ステップ②】洗剤・漂白剤を入れる

用意しておいた弱アルカリ性の洗剤と漂白剤をお湯の中に入れます。漂白剤は表示してある規定量を投入します。弱アルカリ性の洗剤は規定量の2~3倍程度の量を入れましょう。手でぐるぐると混ぜて洗剤と漂白剤をしっかりと溶かして下さい。

【ステップ③】浸け置きし、色移りが落ちたかどうか確認する

洗剤と漂白剤を入れて溶かしたら、そのまま30分から1時間程度浸け置きをします。たまにお湯を混ぜて洗剤を馴染ませるとより効果的です。浸け置き後は色移りが落ちたかどうか確認をします。もし落ちていなければもう1度ステップ①に戻り、浸け置きを行って下さい。

【ステップ④】すすいでから洗濯機で洗う

色移りが落ちていたら衣類をすすいでいきます。この後洗濯機で洗濯を行いますので多少洗剤が残っていても構いません。ただいつもより洗剤が濃いのである程度は落としておきましょう。すすぎが終わったらいつも通り洗濯をして干すだけです。

洗濯機

頑固な色移りは『重曹・オキシクリーン』を使うと効果的!

だいたいの色移りは先ほどの基本的な落とし方で対処が可能です。しかしなかなか取れない頑固な色移りも中にはあります。そんな色移りには「重曹」と「オキシクリーン」を1度試してみて下さい。

重曹を使った色移りの落とし方

重曹を使った色移りの落とし方です。重曹を色移りしてしまった箇所に振りかけて歯ブラシなどでこすっていきます。範囲が広い場合は漂白剤と混ぜ合わせて行いましょう。この時漂白剤は「酸素系」を使います。その後、40~50℃程度のお湯をはったバケツに衣類を入れ浸け置きをします。擦り洗い時に漂白剤を使ってない場合は浸け置きの際に規定量投入します。浸け置き時間は30~40分ほどが目安です。しっかりとすすぎを行ったら普段通り洗濯を行います。

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オキシクリーンを使った色移りの落とし方

続いてはオキシクリーンを使った色移りの落とし方をご紹介します。重曹では漂白剤を使用しましたが、オキシクリーンの場合は洗剤と組み合わせて落としていきます。オキシクリーンを使う場合は先ほどご紹介した基本的な落とし方と同じ手順で行います。漂白剤をオキシクリーンに置き換えて行っていきましょう。オキシクリーンは重曹よりも効果が高いので、より頑固な色移りを落とすときに使ってみて下さい。

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鞄に色移りした場合の落とし方【素材別】

色移りするのは衣類だけじゃありません。雨で濡れてしまったときや摩擦で鞄にデニムの色が移ってしまうなんてこともあります。お気に入りの鞄に色移りしてしまったら、どのように対処していけばいいでしょうか。鞄の素材別に落とし方をご紹介します。

キャンバス地の鞄に色移りした場合

キャンバス地の鞄の色移りの落とし方は、泡タイプの汚れ落とし材を使います。色移り部分を泡で優しく擦ってみましょう。もし色移りが落ちない場合は固形石鹸や洗濯のりを入れて煮沸します。箸などを使って鞄が浮いてこないようにし、充分に色が取れたら手洗い洗濯をします。

本革の鞄に色移りした場合

本革の鞄に色移りした場合は、消しゴムタイプの汚れ落としを使っていきます。落とし方は色移りの輪郭をぼかすように優しく革を擦ります。その後、油汚れやカビ汚れを落とすタイプのクリーナーをつけた布で色移り部分を拭いていきます。消しゴムとクリーナー拭きを繰り返し、色移りが取れたら革製品用のクリームで仕上げます。

合成皮革の鞄に色移りした場合

合成皮革の鞄の場合は除光液で落とすことが可能です。落とし方はコットンに除光液を染み込ませ、優しく鞄を拭いていきます。合成皮革の色移りが取れたら水で濡らしたタオルで残っている除光液を拭き取って完了です。念のため事前に除光液で色落ちしないか目立たない場所で確認しておくと安心です。

エナメルやビニール製の鞄に色移りした場合

エナメルやビニール製の鞄に色移りしてしまったら、消しゴムやメラミンスポンジで擦ります。無水エタノールで拭いても比較的簡単に落とせるでしょう。この場合の落とし方も事前に色落ちしないか目立たない場所で確認をしておきましょう。

高価な鞄は専門業者に依頼しよう

もし鞄が高価なものの場合は、これらの落とし方を試すよりも専門の業者に依頼した方が安心です。どの方法も鞄を傷めたり色落ちしてしまう危険性がありますので、目立たない場所で試す・高価なものは業者に依頼するなどしましょう。

洗濯や雨での色移りを防ぐ5つの方法とは?

色移りしてしまった衣類や鞄の落とし方を見てきました。色移りしてしまったらこれらの方法で落とすことは可能ですが、できればもう色移りさせたくないですよね。色移りを防ぐ方法を5つご紹介します。

洗濯物はきちんと仕分けしてすぐに干す

洗濯する前に色の濃いものなど色落ちしそうなものをしっかりと仕分けしておきます。できれば毎回別で洗濯するのが安心です。毎回は面倒だという人は、色落ちしやすいものは購入して最初の数回程度だけは別で洗濯して下さい。ある程度洗濯すると色落ちも落ち着きます。

また洗濯物が濡れたまま放置しておくと色移りしやすいです。脱水したまま放置せず、洗濯が終わったらすぐに干すようにしましょう。

洗濯物

洗濯ネットを活用する

洗濯ネットを使うと衣類同士が直に触れ合うことがありません。色移りの防止になりますので、洗濯の際は毎回色落ちしやすい衣類をネットに入れておくと安心です。色が移りやすい淡い色の衣類も別のネットに入れておくのもいいです。

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色移り防止シートを使う

仕分けもネットに入れるのも面倒だという人には「色移り防止シート」というアイテムがあります。色移り防止シートは洗濯時に衣類から出る汚れや色素を吸収してくれるアイテムです。入れていつも通り洗濯するだけで色移りを防ぐことができます。

デニムは色移りを防ぐ処理をしておく

特に色落ちしやすいデニムは事前に色移りを防ぐ処理をしておきましょう。デニムは次の方法で色移りを防止することができます。
 

  1. 濃い目の塩水でデニムを1晩浸け置きします。
  2. 大さじ1の酢を入れ更に1時間浸けます。
  3. 手洗いして完了です。

デニムを購入したらこの方法で色移りを防止しましょう。

鞄は防水スプレーをかけておく

デニムなどの色が移りやすい鞄は防水スプレーをかけておくと安心です。出かける前に防水スプレーしておき色移りを防止しましょう。革の鞄には専用のスプレーを使って下さい。

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色移りは時間が経つと落ちづらい!予防するのが1番!

色移りは時間が経過するほど落ちにくくなってしまいます。乾いた後で対処すると落とすのも一苦労です。色移りを落とすひと手間を減らすためにも色移り防止対策を取るのが大事です。色移りを予防してお気に入りの衣類や鞄を大事に使っていきましょう。

花の中にいる人

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この記事のライター
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一児のママです。

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