2019年06月28日公開
2019年06月28日更新
ドン・キホーテのテーマソングは購買意欲UP効果が!作曲したのは誰?
ドン・キホーテの店舗に行くと必ず流れているテーマソングの曲が気になりますよね。聞いていると耳に残り思わず歌の歌詞を口ずさんでしまいます。ドン・キホーテのテーマソングの曲には購買意欲UPの効果があるそうです。歌や歌詞の効果や作曲した人物についてまとめました。
目次
ドン・キホーテのテーマソングが耳に残って離れない!
ドン・キホーテのお店に行くと必ず流れているテーマソングがありますよね。誰もが一度来店すれば覚えてしまうあのドン・キホーテの曲や歌詞は夜寝るまで耳に残ってしまいます。それほどの名曲を作った人物は一体誰なのか気になりますよね。またドン・キホーテの歌に隠されたある効果がお店にとても貢献しているのです。気になるドン・キホーテのテーマソングのタイトルや効果・歌詞に込められた思い・驚きのアレンジ曲などをまとめました。
ドン・キホーテのテーマソングを作った意外な人物とは?
まずドン・キホーテの歌や歌詞を作った人物は誰なのかを調べてみました。すると意外な人物だったことが判明したのです。有名な作曲家や作詞家が関わっていると思いきや実はドン・キホーテに関わるある人物が作ったということでその詳細を紹介していきます。
テーマソングを作ったのはドン・キホーテの社員さん!
ドン・キホーテの歌のタイトルは「ミラクルショッピング」というタイトルです。実はこの歌を作ったのは田中マイミさんというドン・キホーテの現役社員さんなんです。しかも今は店舗にたつ人材育成を担当するヒューマンモチベーション本部長という要職についているすごい方になります。他にも新店舗の立ち上げをしたり子会社の代表取締役として勤めたりと長年活躍し続けています。さらに田中マイミさんは「田中伝説」という数々の伝説を新人の頃からドン・キホーテで生み出した実力派社員さんです。その伝説の数々を紹介します。
作曲者の田中マイミさんとはどんな人物?
ドン・キホーテのテーマソングである『ミラクルショッピング』という歌を作り出した田中マイミさんはドン・キホーテのバイトから始まりました。もともとミュージシャンだった田中マイミさんはドン・キホーテ府中店でアルバイトを始めたのです。しかしその頃から商才を発揮しており田中マイミさんが担当する売り場は全て記録的売り上げを達成しドン・キホーテのどの店舗でも有名な存在になりました。またドン・キホーテのどの店舗でも目にするジャングル風のディスプレイも田中マイミさんが発案したものだそうです。現在田中マイミさんはコーチング技術を使った企業コンサル・エグゼクティブコーチング・企業研修・セミナーなどを軸とした会社、フューチャービジョン・ラボを設立しさらなる飛躍をとげています。
ドン・キホーテのテーマソングの歌詞をご紹介!
ドン・キホーテのテーマソング『ミラクルショッピング』の歌詞の内容が気になりますよね。そのまま掲載することができませんが歌詞の内容を解説しながら紹介します。歌詞の構成は短めですが最初の歌詞から聞き手の心をつかむ内容になっています。導入部分で特徴的なのが「気分は宝探し」という歌詞で買い手の気持ちが高ぶります。そして特徴的なのが「ドンドンドン」というリズミカルな歌詞の繰り返しです。
お店の歌なので歌詞に「ドン・キホーテ」と入るのは分かりますがその前にリズミカルな歌詞を入れることで聞き手にわくわく感を与えます。また他にも「衝動的でも得した」「掘れば掘るだけ」「宝物はたくさん出てくる」など楽しさやわくわくする歌詞が『ミラクルショッピング』にはちりばめられています。
作曲者が曲に込めた思い!購買意欲がUPする仕組みとは?
『ミラクルショッピング』の歌を生み出した田中マイミさんの曲に込めた思いとはどんなものか気になりますよね。田中マイミさんは最初上司に「テーマソングを作ってはどうか」と提案したそうです。ところが逆に「ミュージシャンなのだから自分で作ったら」と提案されました。研究に研究を重ねた田中マイミさんの思いや曲に隠された購買意欲を増す効果を紹介します。
作曲者の田中さんが曲に込めた思いとは?
上司に逆提案された田中マイミさんはいろいろな歌や歌詞・テーマソングの作り方を研究しました。そして「どうせ作るなら音楽性が高い曲にしたい」と考えたそうです。田中マイミさんがドン・キホーテの各店舗に思うイメージは「お祭り空間」でした。そのためお店に入った瞬間にのれる曲を作ったと語っています。またラフな格好でふらっと来て衝動買いができるような気楽に来店してもらえる歌をイメージして『ミラクルショッピング』を作ったそうです。『ミラクルショッピング』にちりばめられた歌詞には深い意味が込められているのですね。
【仕組み①】同じ歌詞の繰り返し
『ミラクルショッピング』の特徴として同じ歌詞の繰り返しがあります。音楽を商売に活かす上で非常に有効な効果で「単純接触効果」と言います。『ミラクルショッピング』の歌詞の中で「ドンドンドン」「ドンキー」「ドン・キホーテ」という言葉が6回繰り返されていますがこれによりお店に来たお客さんは何度も同じ言葉を聞くことで警戒心が解け好意的になる効果が出るのです。『おさかな天国』もいい例で音楽や言葉の繰り返しを利用し接触効果を促しています。
【仕組み②】ハイテンポな曲調
ドン・キホーテのテーマソングは4拍子で速いテンポを保ちエンドレスで流れ続けています。速いテンポの音楽の流れる場所にいると人間は過剰投資をしやすくなったりリスクを避けずに取るなど実証されているのです。『ミラクルショッピング』がドン・キホーテの店内でずっと流れているのはとても効果的で買い物に来たお客さんは歌詞の通り衝動的に買い物をし行動的になってお宝をゲットするようになります。
原曲をアレンジした『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』とは?
ドン・キホーテのテーマソング『ミラクルショッピング』は実はアレンジをされて『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』と言う曲で発表されています。ドン・キホーテ店内でいつもと違う歌が流れていたらこの『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』である可能性が高いです。そんなアレンジ曲について歌っているユニットや歌詞について紹介します。
アレンジ曲を歌っているのはRSP!
『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』をアレンジして歌ったのは女性ユニットのRSPです。女性2人で構成されたこのユニットは2007年に数々の最優秀新人賞を獲得するほどの実力派アーティストです。既存曲をアレンジして歌うことを得意としています。そして京都のドン・キホーテに毎日のように通っていたRSPの二人はどうしてもドン・キホーテのテーマソングをアレンジしてみたいと懇願したそうです。「青春の思い出の場所」とドン・キホーテのことを呼ぶほど思い入れがあるRSPの二人がアレンジし誕生したのが『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』です。ドン・キホーテの曲をアレンジしたアーティストは過去にRIKIさんがされていましたがRSPさんで2組目になります。
原曲との歌詞の違いは?
『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』の歌詞は原曲をかなりアレンジしています。やはり「恋に落ちて」いるので歌詞の内容は女性視点の恋愛模様になっています。ドン・キホーテに来店したOLがドン・キホーテのレジを担当していた店員さんとの恋に落ちてしまうといった内容です。そのため歌詞に「恋に落ちて」「いつかはこっち振り向いて」「あなたを見てた」など恋する女性の様子が歌われています。ただし「ドンドンドン」「ドンキー」「ドン・キホーテ」の部分はそのままで原曲と同様に6回繰り返されておりリズミカルな部分も変わっていないのでドン・キホーテの原曲を活かした見事なアレンジ曲になっています。
ドン・キホーテのテーマソングCDは店舗で購入出来る!
ドン・キホーテのテーマソング『ミラクルショッピング』のCDはドン・キホーテ店舗で購入することができます。CDを置いていない場合は取り寄せもできるのでお近くのお店にテーマソングのCDがあるか問い合わせてみましょう。『ミラクルショッピング~恋に落ちて~』はCDも販売されています。ドン・キホーテの店舗やお近くのCDショップで取り扱っています。ネット配信もしているのでCDが見つからない場合はネットを利用しましょう。
ドン・キホーテの軽快なテーマソングを皆で口ずさもう!
誰もが口ずさんでしまうドン・キホーテのテーマソング『ミラクルショッピング』ですがCDを購入して家で繰り返し聞くこともできます。軽快なリズムに乗って歌うことで心もわくわくしてしまうので家族みんなで口ずさみましょう。また曲に込められた思いを知って歌うと気分も変わります。ドン・キホーテに来店したらぜひ田中マイミさんの込めた思いを感じながら耳を傾けてみてください。