ソフトモヒカンの切り方！セルフカットで失敗しないコツや注意点も！

パンクなハードモヒカンより柔らかいイメージのあるソフトモヒカンとはいったいどんな髪型のことなのでしょうか。ソフトモヒカンについて詳しくご紹介していきます。

ソフトモヒカンは2000年代に巻き起こったベッカムフィーバーとともにベッカムヘアとして一躍有名となりました。トップだけ他の部分より長く残したベリーショートは今では定番のヘアスタイルとなっています。襟足を長くしたウルフスタイルも有ります。

ショートヘアの一種であるソフトモヒカンは正面から見るとトップが前髪やサイドより長く、シルエットは頭頂部を頂点とする三角形のように見えます。トップに髪を集めるようにしてワックスで立たせているのです。

爽やかメンズの定番スタイルとなっているソフトモヒカンには支持される理由があります。ソフトモヒカンの魅力を順番にご紹介します。

かつてとても人気のあったスポーツ選手の髪型がソフトモヒカンだった影響もあり爽やかでワイルドなイメージが魅力です。刈り上げた襟足は清潔感もあります。

ワックスを使い自然な感じに毛束を作って流すだけでセットできるのでスタイリングが簡単です。ナチュラルなセットがいいのでむしろやりすぎないように注意しましょう。

ソフトモヒカンには切り方によりいろんなアレンジ方法があり、自分で簡単に雰囲気を変えることができることも魅力のひとつです。シーンに合わせたスタイリングができます。

ソフトモヒカンは切り方やセットの仕方を変えるだけでカジュアルにもフォーマルにも対応できるのでビジネスでもプライベートでもOKなのです。平日も休日もソフトモヒカンならおしゃれに過ごせます。

ソフトモヒカンは活発な男の子の髪型としても定番化しています。切り方もセットも簡単なので手軽におしゃれを演出できます。バックをウルフスタイルにしても良いです。

ソフトモヒカンはセルフカットして自由な切り方を選ぶことができます。セルフカットするために準備するものは4つです。

セルフカットをするためにどうしても欠かせないのがバリカンです。充電式のコードレスタイプで本体を水洗いできるものが使いやすいです。切り方により長さ別のアタッチメントがあると便利です。

バリカンだけで全部を仕上げるのはとても難しいのでハサミやすきバサミも用意して併用しましょう。手の大きさに合ったものが望ましいです。頭の上部の長い部分を切るのに使います。切り方によって使い分けましょう。

くし（コーム）は普段使用しているもので十分です。プラスチック製のものは静電気が発生しやすいので注意しましょう。カット後に体についた髪の毛を払いおとすための毛払いブラシもあると便利です。

セルフカットをするには鏡が必需品です。少なくとも2枚、できれば三面鏡を用意しましょう。片手で鏡を持ちもう片方の手でハサミをとなるとバックや襟足はうまく切ることができません。サイドを見るだけなら小さいもので十分ですがバックまで見るにはある程度大きいものが必要になってきます。

セルフカットは最悪失敗しても坊主頭にすれば良いですがなるべく失敗はしたくないものです。ここからはソフトモヒカンの失敗しない切り方を解説していきます。

ソフトモヒカンの切り方としてまずはサイドから始めましょう。バリカンに長めのアタッチメントを装着し両サイドをザクザク切っていきます。次第にアタッチメントを短いものに付け変えていきながら好みの長さにそろえていきます。

ソフトモヒカンのバックの切り方にはコツが必要です。バックはバリカンに短めのアタッチメントを付けて、襟足の生え際の方から上へと向かって刈っていきます。ソフトモヒカンは上にいくにつれ長くなっているので、耳くらいの高さより上は少し長めのアタッチメントに付け替えましょう。

短くするところではバリカンで頭皮をなぞるようにしていたのを、長くするところでは浮かすような感じで動かして切りすぎないようにします。襟足を長くするウルフカットについては後述します。

ソフトモヒカンの切り方として正面はとても重要です。ソフトモヒカンを正面から見た時には三角になり、横から見ると前髪が短く後ろにいくほど長くなっています。まずトップの長さを決めて、両サイドを短くなっていくような切り方をします。

トップとサイドの境界の辺りはキッパリ別れてしまわないようにすきバサミを入れたりグラデーションカットをしたりして馴染ませましょう。

ソフトモヒカンの切り方で大事なところは、バリカンを使い一息にカットしようとせずにまずはハサミで全体のイメージを作ってから細かく調整していくことです。全体のバランスを見て切り方を整えていくことが非常に重要です。鏡でこまめにチェックしながら全体の形を意識していきましょう。

バックの長さをトップに合わせると襟足を長めに残したウルフスタイルになります。きれいなウルフにするためには耳の周りから襟足へのラインをすっきりカットしましょう。セットはヘアワックスを使います。

床屋や美容院でソフトモヒカンにしてほしいと頼む場合はどうやって頼んだらちゃんと伝わるのでしょうか。ソフトモヒカンの長さ別の切り方の頼み方をご紹介します。

ソフトモヒカンはトップが長く三角形の頂点のように立っているのが特徴です。そのためあまり長くすると立たせるのが難しくなるのでトップが立つぎりぎりの長さになるよう頼みましょう。

前髪を上げるのか上げないのか、耳の周りは刈り上げるのか刈り上げないのかといった個人の好みは様々です。襟足の長さはどれくらいかなど切り方の仕上がりのイメージを細かく決めておいて、しっかりと伝えましょう。

ちょっとした切り方の違いで自分の思い描いていたイメージと違っていた、というようなことのないように、ソフトモヒカンの頼み方を工夫してみましょう。

失敗しない頼み方の最も確実な方法はなりたい髪型の画像や切り抜きを見せることです。ソフトモヒカンという髪型や切り方を知らない人も中にはいるでしょうし、一口にソフトモヒカンといっても長さは様々ありますので見せたら早いでしょう。

この場合の注意点として、自分の顔や頭の形と似たモデルを選ぶようにしましょう。あまりかけ離れているとイメージ通りにならないかもしれません。

ベリーショートのソフトモヒカンがいいのか限界まで長くしたソフトモヒカンがいいのか、切り方による自分の中にある長さのイメージははっきりと伝えましょう。全体の仕上がりを見ながらイメージと違うところは少しずつ微調整しましょう。

トップやサイド、襟足に耳周りの長さや切り方をきちんと伝え、さらに前髪やもみあげも忘れずにしっかりオーダーしましょう。前髪の長さやもみあげの長さ・幅などは切り方が少し違うだけでも大きくイメージが変わる場合があります。

慣れてしまえばセットが素早くできるのもソフトモヒカンの魅力です。簡単なセット方法とポイントをおさえかっこよくなりましょう！

まず髪の毛をしっかりと濡らし、タオルドライで水気を取ります。そのあとにスタイリング剤を適量手に付け髪全体になじませ、毛束を作りながらトップを立たせていきます。全体のシルエットを見ながら整えていきましょう。

前髪を立ち上げるには下からドライヤーの風をあて思い切って立てましょう。どうしてもスタイリング剤の重みで下がってきてしまうので強めにして大丈夫です。特に前髪の中央部分を立ち上げるよう意識してしてみましょう。

ソフトモヒカンのセットの仕上げはくし（コーム）で全体のシルエットを整えます。手ぐしでも構いません。飛び出た部分や絡まっているところがなくなれば完成です。

ソフトモヒカンと一口に言ってもいろんな種類があります。短くても良し長くても良し、切り方を変えてバックをウルフカットにするのも有りです。自分好みの、自分に似合うソフトモヒカンを見つけておしゃれな髪型になりましょう！