ジムビームの美味しい飲み方7選!おすすめの割り方や種類も紹介!
世界的に有名なウイスキー、ジムビーム。ストレートやロックはもちろん、ハイボールとして飲むのも人気ですが、実はそれ以外にもたくさん美味しい飲み方やアレンジの仕方があるんです。今回は、ジムビームの種類や美味しい飲み方、割り方についてご紹介します。
目次
ジムビームってどんなお酒なの?
世界的に有名なウイスキー「ジムビーム」は、アメリカのケンタッキー州で製造されているバーボンウイスキーです。1795年に創業されてから200年以上の歴史と伝統がある銘柄で、1973年より世界売上No.1を誇っています。
ジムビームの歴史を紹介!
ジムビームは、アメリカのケンタッキー州で、ドイツからの移住者であるヨハネス・ヤーコブ・ベースにより1975年に作られました。ヨハネス・ヤーコブ・ベースはのちにアメリカ風の発音「ジェイコブ・ビーム」に名前を改めます。「オールド・タブ」というブランド名のジムビームは好評を博し、ビーム家は一族で経営を続けてきました。
禁酒法という大きな波を乗り切ったのは4代目のジェイムズ・ベーカー・ビームの時代でした。5代目が彼の愛称を取り、ブランド名を「ジム・ビーム」に改め、ジムビームは世界的に有名となっていきます。その後、ブランドを所有するビーム社は、サントリーによって買収されることとなりました。
ジムビームの製造方法は?
ジムビームは、以下のように製造されます。ジムビームならではの特別な原料が使われています。
- ジムビームの原料を用意します。大粒で高品質のコーンである「デントコーン」、ライ麦、大麦などです。
- 原料に、ケンタッキー州の良質な湧き水である「ライトムーンウォーター」を仕込み加熱します。
- ビーム家に受け継がれる「ジャグ・イースト」という特別な酵母を入れ発酵させます。
- 風味を損なわないよう、低温で加熱してアルコール分のみを蒸発させたら、内側を焼いたオークの新樽に入れます。
- 熟成されたものから順に、ジムビームとしてボトリングされていきます。
ジムビームのアルコール度数はどのくらい?
ジムビームのアルコール度数は、種類によりますが35%~45%程度で、テキーラやジン・ウォッカ・ブランデーなどと同じくらいの度数となっています。最もスタンダードなジムビームで40%、蜂蜜やアップルのスピリッツを加えたものは35%、バーボンの原酒をブレンドしたものは45%です。
ジムビームの美味しい飲み方・割り方7選!
では、ジムビームはどのようにすると美味しく飲めるのでしょうか。ジムビームが好きな方はもちろん、苦手だと感じている方にも美味しく味わっていただける飲み方・割り方を7つご紹介します。
ロック
冷やしたグラスに氷とジムビーム適量を入れ、マドラーで軽く混ぜて飲む、ベーシックな飲み方です。氷を入れることによってひんやりとした軽い口あたりになり、グラスを持ったときの氷の音も爽やかです。どんな方にも受け入れやすい飲み方です。
ストレート
ジムビーム本来の味を堪能したい方はストレートで、キャラメルのような芳醇な香りと甘みを存分に感じてみましょう。度数が高いので、舐める程度の量をゆっくり味わうようにし、必ずミネラルウォーター、麦茶などをチェイサーとして用意して、ひと口ごとに飲むようにします。
水割り
ストレートやロックが少し濃い、刺激が強いように感じる方は、水割りがおすすめです。一般的な作り方は次のとおりです。
- 氷を入れたグラスにジムビームを適量注ぎ、マドラーで混ぜる。
- ジムビームと天然水が1:2の割合になるように天然水を注ぎ、しっかりと混ぜる。
ジムビームの個性がしっかり残りつつ、すっきりした飲み口が楽しめる飲み方です。水の量を増減することで、自分が一番美味しいと思える割合に調整することができるので、自分にぴったりの味を見つけられますね。
ハイボール割り
CMなどですっかり有名になったハイボールは、コンビニや居酒屋などでもよく見かけるようになりましたね。ジムビームをソーダで割るハイボール割りは、ジムビームの風味を損なわずに、お酒の強くない方でも気軽に飲めるので誰からも愛される飲み方です。一般的な作り方は次のとおりです。
- 氷を入れたグラスにジムビームを適量注ぎ、マドラーで混ぜる。
- ジムビーズとソーダが1:3~4の割合になるようにソーダを注ぐ。
- 炭酸が逃げない程度に、マドラーで軽く混ぜる。
炭酸のシュワッとすっきりした爽快感の中に、ジムビームの味わいがしっかりと感じられるハイボール割りは、どんな料理にも合う飲み方です。
クールバーボン(炭酸割り)
ジムビームの新しい楽しみ方として定着してきているのが、クールバーボン(炭酸割り)です。一般的な作り方は次のとおりです。
- 氷を入れたグラスにジムビームを適量注ぎ、マドラーで混ぜる。
- お好みの炭酸を、ジムビームと炭酸が1:3になるように注ぐ。
- 炭酸が抜けない程度に、マドラーで軽く混ぜる。
炭酸は、コーラやジンジャーエールを選ぶとジムビームとの相性が抜群です。
ビームミントジュレップ
ビームミントジュレップは、ジムビームにシロップで甘みをつけミントで爽やかに仕上げた、夏にぴったりの飲み方です。一般的な作り方は次のとおりです。
- ミントの葉を軽く揉んでからグラスに入れる。
- ジムビームを30ml入れる。
- ガムシロップを5ml入れる。
- 氷をグラスいっぱいに入れ、ソーダを120ml入れたら軽く混ぜる。
シロップの甘みとミントの爽やかさのバランスがちょうどよく、ジムビームの風味を引き立てます。レモン汁やカットレモンを入れると、さらにすっきりして飲みやすくなるのでおすすめです。
ホットウイスキー
ホットウイスキーは、温めることでジムビームの美味しさをいっそう引き出してくれます。柔らかく立ち上る香りが心地よく、内側から体を温めてほっこりできる、冬にぴったりの飲み方です。一般的な作り方は次のとおりです。
- 耐熱グラスにお湯を入れてグラスを温める。
- グラスが温まったらお湯を捨てる。
- 温まったグラスにジムビームを適量入れる。
- ジムビームとお湯が1:3の割合になるようにお湯を注いで混ぜる。
レモン汁やアップルジュース、蜂蜜などを入れると、よりまろやかでやわらかい飲み口になります。シナモンやハーブなどとも相性のいい飲み方なので、自分の好みのアレンジを探すのも楽しいですね。
ジムビームの種類とは?おすすめの飲み方も!
ここまでジムビームの飲み方を紹介してきましたが、実はジムビーム自体にも様々な種類があります。濃厚でしっかりとした風味があるもの、蜂蜜やアップルで甘さを加えたものなど、幅広い種類が展開されているので、それぞれぴったりの飲み方も合わせて順にご紹介していきます。
ジムビーム
最もスタンダードなジムビームです。ジムビームホワイトとも呼ばれ、アルコール度数は40%です。バランスの取れた味わいで、口の中でアルコールの刺激とキャラメルのようなほのかな甘みが美しく調和します。
おすすめの飲み方
・ロック
・ハイボール
クセが少なくバランスがいいので、ロックでシンプルに味わうのがおすすめです。
ジムビーム ブラック
ジムビームブラックは、ジムビームブランドの最高級品で、アルコール度数は40%です。通常4年間熟成させるジムビームを、さらに2年、計6年間熟成させてからボトリングされています。奥深い豊かな香りとしっかりした甘み、ほのかな酸味が感じられます。
おすすめの飲み方
・ロック
・ストレート
通常のジムビームよりもアルコールの刺激がやや控えめに感じられるので、ストレートで熟成された風味を感じてみてはいかがでしょうか。
ジムビーム ライ
ジムビームライは、コーンを主原料としライ麦などを加えて作られているジムビームに対し、ライ麦を主原料として作られたもので、アルコール度数は40%です。通常のジムビームの芳醇な香りやほのかな甘みが抑えられ、スパイシーでドライな香味が特徴です。
おすすめの飲み方
・ロック
・クールバーボン(炭酸割り)
独特な風味をロックで楽しむのがおすすめですが、飲みやすくするにはコーラなどで割るクールバーボンもよいでしょう。
ジムビーム ハニー
ジムビームハニーは、ジムビームに蜂蜜で甘さを加えたもので、アルコール度数は比較的低めの35%です。ジムビームのキャラメルのような芳醇な香りを残したまま、すっきりとした甘みが感じられ、ジムビームが苦手な方にもチャレンジしやすいリキュールです。
おすすめの飲み方
・ロック
・ハイボール
・クールバーボン
蜂蜜の甘さは炭酸と相性抜群なので、ハイボールやクールバーボンで爽やかに飲むのがおすすめです。炭酸にレモンを加えると、レモンの酸味とハニーの甘さがほどよく調和し、お酒の強くない方や女性にも飲みやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
ジムビーム ダブルオーク
ジムビームダブルオークは、通常どおり4年間熟成したジムビームの原酒を、さらにアメリカンホワイトオークの新樽で熟成させたもので、アルコール度数は43%と高めです。アメリカンホワイトオークの新樽は強めに内側を焼かれており、この新樽での熟成を経ることで、ジムビームのキャラメルような香りがよりいっそう強く感じられます。
おすすめの飲み方
・ストレート
・ロック
アルコール度数は高めですが、アルコールの香りやピリピリした刺激は抑えめなので、熟成を重ねたことで強くなった芳醇な香りをストレートで楽しむのがおすすめです。
ジムビーム デビルズカット
ジムビームデビルズカットは、熟成させるときにオークの樽に染み込んでしまって通常は取り出せないわずかな原酒を、独自の手法で取り出してブレンドしたものです。アルコール度数は45%とシリーズで最も高くなっています。
おすすめの飲み方
・ストレート
・ロック
樽の風味がしっかり残っておりビターなデビルズカットは、ウイスキーが好きで飲み慣れている方が、ストレートやロックで独特のスモーキーさを味わうのにぴったりです。
ジムビーム アップル
ジムビームアップルは、ジムビームに青りんご風味のスピリッツを加えたもので、アルコール度数は35%とやや低めです。アップルの香りがしっかりと広がり、フレッシュで爽やかな飲み口となっています。
おすすめの飲み方
・ストレート
・ロック
・クールバーボン(炭酸割り)
ジムビームの持つコクとアップルの甘みが調和し、非常にバランスがいいので、まずはストレートで味わうのがよいでしょう。ストレートでは少し甘すぎるように感じる方は、ロックで飲むとアップルの酸味を感じることができます。最もおすすめの飲み方はクールバーボン(炭酸割り)です。
ジムビームの美味しい飲み方を見つけよう!
いかがでしたか?ジムビームの種類、そして楽しみ方はたくさんあるので、ひとつずつ試してみるのもいいですね。ジムビームが好きな方も苦手な方も、自分にぴったりの飲み方を見つけてくださいね!