低浮上の意味や使い方とは?SNSでの低浮上はどれくらいの頻度?
SNSを眺めているとよく目にする「低浮上」という言葉、読み方や意味、使い方をあなたは知っていますか?今回は「低浮上」の読み方や意味、状況に応じた使い方や類語についてご紹介いたします。「低浮上」を使いこなしてSNSをもっと楽しみましょう!
目次
ネットでよく見かける低浮上
TwitterやLINEを利用していると「低浮上」という言葉を目にする機会があります。低浮上とはどういう意味なのでしょうか。また、どのような場面で使用すれば良いのでしょうか。今回は低浮上の意味や使い方についてご紹介いたします。
低浮上とは?
Twitterが発祥!
低浮上とは、元はTwitterで使われ始めた言葉です。そのため、「低浮上」という言葉を聞くとTwitterを思い浮かべる人が多いでしょう。最近ではLINEでも使われるようになりました。Twitterではハンドルネームの後やタイムラインに明記する使い方が多く、LINEではタイムラインやトーク画面で見かける場面があります。
低浮上の意味
低浮上の意味はそのまま「浮上頻度が低くなります」という意味です。浮上とは、ログインやLINEやTwitterなどのSNSを見る頻度を指しており、「SNSを見ません」「返信できません」という意味を「低浮上」という言葉に込めています。インターネットのスラングであり、同じコミュニティーに属していないと意味が理解できない言葉でしょう。
低浮上の読み方
低浮上の読み方は「ていふじょう」です。意味はそのまま、浮上が少なくなることを指し、相手に心配をさせないために使用する言葉です。意味合いとしては「浮上が少なくなりますが忙しいだけなので心配いりません」「今週はテスト期間なので浮上できません」などとなります。理由は様々ですが、しばらく浮上できないときに「低浮上」を使用します。
低浮上と浮上の違いとは?
低浮上の反対語を浮上といい、読み方は「ふじょう」です。浮上から浮上までの間がより開くことを低浮上と言います。浮上の頻度は個人差が大きく、日ごろどのくらいの頻度でTwitterやLINEなどのSNSを見ているかという比較になります。
SNSでの低浮上の頻度とは?
はっきりとした定義はない
毎日SNSを閲覧して会話をしている人は、会話が少なくなることや数日浮上できない場面でも低浮上といいますし、会話はせずに一人で日常の書き込みをしている人は、更新が滞る場面で低浮上という言葉を使います。つまり、はっきりとした定義はないのです。
個人差が大きく人によって違う
低浮上の頻度には個人差があります。そのことを覚えておけば問題ありません。ただし、普段の頻度から少なくなるということを指しますので、自分で使う場面ではどのくらいの頻度になるのかに注意しましょう。
低浮上の使い方3選!
①投稿時
低浮上の使い方の1つ目は、投稿時に「テスト期間のためしばらく低浮上になります」など、伝えたい相手にコメントすることです。ただし、コメントが流れてしまったり、いつまで低浮上なのか分かりにくいのがデメリットです。
②プロフィール
低浮上を伝える2つ目の方法は、プロフィール画像を「低浮上」とわかるものに変える方法です。「LINE低浮上」などで画像検索すると様々なアイコン用の画像が出てくるのでそれに変更します。現在はLINEもTwitterもタイムラインに「プロフィール画像を変更しました」と自動投稿できるので安心ですね。
③名前の後ろ
低浮上を伝える使い方の3つ目は、ハンドルネームの後ろに「**@低浮上」などと追加する方法です。プロフィール画像よりもより直接的に低浮上であることを伝えることができます。
低浮上はこんな時に使う!具体的な場面3選!
①Twitter
Twitterは自分とフォローしている人のつぶやきが投稿時間順に表示される「タイムライン」と、自分以外の人と会話する「リプライ」があります。Twitterで「低浮上」を使う場合は、「**@低浮上」のようにハンドルネームに入れる人が大多数です。ハンドルネームに「低浮上」を入れておけば、相互フォローでない人でも一目で分かりやすいという理由があります。
②LINE
LINEにはタイムラインとトーク画面があります。トーク画面で「低浮上」になると言われた場合は個人的に連絡が取りづらくなることを示唆しています。既読をつけることはきでるけど返信はできない、あるいは、既読をつけることができないという理由があるので、返信をせかすのはやめましょう。
LINEでも名前に「低浮上」を含ませる使い方があります。しかし、LINEでは使用者が任意で名前を変えられる設定があります。相手が名前に「低浮上」と入れていても、こちら側で名前を変えている場合はその設定が反映されませんので、返信や既読が付かない場合には一度確認してみましょう。
③ブログ
ブログにおける低浮上は、更新頻度が下がることや、記事に対するコメントの返信が遅れることを指します。そもそもマイペースにブログを更新したい人はブログのタイトルに「低浮上」と入れている人もいます。
低浮上になる理由10選!使い方の参考にも!
①学校行事
主に10代に多い低浮上の理由でしょう。同じ世代と交流している場合は理由を察しやすいですが、学校によって行事の時期が異なるため、低浮上を知らせる場合があります。
②試験
学校行事に次いで10代~20代の学生に多い低浮上の理由です。学校行事と同様に試験期間は学校ごとに異なりますので、低浮上を知らせた方が安心でしょう。
③校則
校則等が理由でSNSが禁じられる場合があります。もし自分がそうなりそうな場合は、早めに知らせることで心配をかけずに済みます。
④恋人
恋人ができたという幸せな理由で浮上できなくなることがあり、この際も低浮上をお知らせすることが多いです。TwitterやLINEで多くの人と交流している方は特に、突然低浮上になって周りを心配させることがありますので、お知らせしておくと安心です。
⑤部活・サークル
10代・20代の学生の場合、部活やサークル活動が低浮上の理由になる場合があります。特に進学したばかりなどの時期は新しい環境にも不慣れで忙しく、低浮上になることを知らせる暇もないと思います。突然低浮上になっても、環境に慣れるまではそっとしておいてあげましょう。
⑥研修・出張
社会人になると研修や出張などであちこち飛び回り、日々の仕事に忙殺されがちです。前後の投稿内容などを思い出し、しつこく連絡することは控えましょう。落ち着いたら戻ってくるはずです。
⑦人間関係
30代前後になってくると、SNSを利用している人も既婚者や社会人など立場が様々になってきます。会社での付き合いや残業などが理由でSNSに触る暇もなく、低浮上になってしまいます。ただし、Twitterには浮上しないけれどLINEでの個人間のやりとりはできるなど人によって状況は様々です。相手の状況を理解しながら利用しましょう。
⑧新生活
進学、就職、結婚、出産など、人生には様々なライフステージがあります。新生活は幸せなことも多く報告したいこともたくさんありますが、実際には忙しさのあまり実際の生活中心となり、慢性的に低浮上になるでしょう。
⑨家族
出産や子育て中の方は、赤ちゃんのお世話や子供の行事などで一時的または慢性的に低浮上になることがあります。Twitterは無理でもLINEならできるときもあるかもしれないので、心配な場合は軽く連絡を入れてみるのも良いかもしれません。
⑩体調
体調不良が理由で低浮上になることもあります。その場合、あまり大げさにならない程度にしばらく低浮上になることを知らせておくと不要な心配をかけずに済むかもしれません。病気のことなどはセンシティブなことなので、知らせるかどうかは適宜検討するとよいでしょう。
低浮上の言い換えも!類語2つを紹介位!
①りだる
「りだる」はしばらくSNSを休むときに使う低浮上に近い類語です。「もう寝るからりだる」などと使います。また、離脱Twitterの略で「りだつい」という類語も存在し、こちらは「しばらくの間Twitterはお休みします」という意味で使われる類語です。「もうすぐテストだからりだつい」のように使います。
②ツイ減
「ツイ減」とは読み方は「ついげん」で、Twitterのツイート回数を減らすことを指します。こちらも低浮上の類語のひとつです。「ツイ滅」(読み方はついめつ)も同じような場面で使用する類語です。低浮上と同じく、アカウント名の後ろに「**@ツイ減中」と表示する人もいます。
低浮上を英語で表すとどうなる?2つの表現を紹介!
①I'll be offline for a bit.
低浮上を英語で表現する場合、"I'll be offlne for a bit."が類語にあたります。"To be offlen"は、インターネット上にアクセスしないことを指す英語表現です。「少しの間アクセスはお休みします」という旨をフランクに表現できる類語です。
②I won't be online much.
低浮上の英語表現の類語の2つ目は"I won't be onlene much"です。"much"は「あまり~」や「ほとんど」を意味する言葉です。「あまりアクセスできなくなるよ」という使い方になります。ちょっと見る程度はできるけれど、返信まではできないときなどに使える表現です。
低浮上の意味を理解して便利に使おう!
低浮上の読み方や意味、使い方を理解できましたでしょうか?TwitterやLINEで「低浮上」と表示がされていれば、その人からの返信を期待しなくて済みますし、表示した側も返さなくて済むと思えば気持ちが楽になるでしょう。場面に応じて上手に「低浮上」をマスターしてSNSライフを楽しみましょう!