足が細い人の特徴＆足痩せ法！歩き方や座り方がポイントなの？【男女別】

そもそもなぜ、足が細い人と太い人とにわかれるのでしょうか？足が細い人と太い人との違いは、どうやら生活習慣や運動量にあるようです。足が細い人は、日頃から常に動き続けていますが、足の太い人は、運動する時だけ動こうとします。つまり、「運動量＝1日をとおして体を動かした量」が圧倒的に違います。その運動量や普段の生活習慣の違いが足の大きさに影響を与えているようです。

足が細い人は遺伝的なものと言われたりしますが、本当に遺伝的なものが足の太さを変える原因となっているのでしょうか？実際はそうとも言えないようです。足の細い家系に生まれていたとしても、オフィスなどに居て長時間同じ姿勢で仕事を続けていると、血流が下に落ちてしまい足がむくんで太くなります。つまり、足が細い遺伝子を引き継いでいる人は必ず足が細い人とは言えないようです。足が細い人は遺伝なものも考えられますが、多くは生活習慣などの見直しで改善できるものなのです。

そもそも足が細い基準とは何でしょうか？足が細い遺伝子を引き継いでいる人の足が細いという遺伝が基準となるわけでないことはわかりました。それではなぜ、あなたは足が太いと感じているのでしょう。「足が細い」のそもそもの基準について確認してみましょう。

身長別の理想の足の細さの基準は下記の表のとおりとなります。あなたの足のサイズと比較してみましょう。本当に太いとしたら、どこの部分が基準と比べてどれだけ太いのかをしっかりチェックしておきましょう。そうすることで、目標が明確になるので余計なところで悩まずに済みます。足の測定位置については次の記事を参考にしてください。

基準となる足の測定位置をしっかりと把握しましょう。基準となる測定位置と違うところを測定していては、理想の基準値との比較がきちんとできなくなってしまいます。また、毎回の測定についても基準の測定位置でしっかりと把握していくことが大切です。
 

• 【太もも】股下3cm、一番ふっくらとしたところ
• 【ふくらはぎ】膝下15cm、一番太いところ
• 【足首】くるぶしの上、一番細いところ

理想の基準値でもわかるとおり、足が細いほど美脚とは限りません。左右の足のラインが整っており筋肉と脂肪のバランスが取れていることが大切です。どんなに細い足であっても、筋肉でガチガチになってしまっていたり、ゆがんでいては美脚とは言えないのです。

1つ目の原因は「体脂肪率が高い」ことです。運動が苦手なタイプの人があてはまりやすいのではないでしょうか。基準値よりも体脂肪率が高く、足や体全体がぽっちゃりとしていて柔らかいのが特徴であり、筋肉が少なめのタイプの人が多いです。

原因2つ目は「筋肉の張り」です。運動をして筋肉をつけることは良さそうなのに、なぜ太い足になってしまうのでしょうか？原因は足が筋肉でガチガチに硬くなりすぎてしまい、足のラインが崩れてしまうからです。現在そんなに運動をしていなくても、過去にハードな運動をしていた場合も筋肉が張ってしまう原因となるようです。

3つ目は「むくみによるもの」です。むくみはなぜ発生してしまうのでしょうか。むくみの原因は水分や老廃物などを溜めこんでしまうことにあるため、長時間同じ姿勢でいる人や冷え性や便秘の人は発生しやすいようです。むくんだ太い足は冷たくぷよぷよとしているのが特徴で、朝と夜の足の太さが違ったりするのもむくみが原因となる場合が多いです。

原因の4つ目は「バランスが悪い」ことです。バランスが悪いとなぜ太くなってしまうのでしょう。それは体の機能にあります。体のバランスが崩れると左右のバランスをとるため、余計なところに筋肉をつけて補おうとします。足を組んだり頬杖をついてしまう癖のある人は気を付けておきましょう。

足が細い人は、足が細い遺伝子をもつからといった遺伝的なものでなく生活習慣にあることがわかりました。そのためポイントとなる足が細い人の特徴や習慣をご紹介します。

足が細い人は「内転筋が強い」です。太ももの内側を触ってみて、硬ければ内転筋がしっかり働いています。内転筋＝太ももの内側の筋肉がしっかりと働いていると引き締まった足になります。

「インナーマッスルが鍛えられている」ことも足が細い人の特徴です。インナーマッスル＝体の内側の筋肉が鍛えられているとなぜ足が細い人になれるのでしょう。インナーマッスルが鍛えられていることで、全体の筋肉を正しく使うことができるので、余計な筋肉をつけてしまうことがないからです。

足が細い人の特徴として「姿勢が良く体のゆがみがない」ことがあります。足が細い人は、常に綺麗な姿勢をしているので余計な筋肉がつかず、左右のバランスがしっかりと整っているのです。

足が細い人は「足に合った靴を履いている」という特徴があります。足に合った靴をはくことでなぜ足が細くなるのでしょうか？自分の足に合った靴を履いていると、左右どちらかにゆがんでしまうようなこともなく、常に綺麗な姿勢のままでいることができるからです。

「立ち姿が美しい」のも足が細い人の特徴です。背筋をまっすぐのばし、両足に均等に体重をかけてスッと立っています。普段の立ち姿にも気を遣っているのが足の細い人なのだと言えそうです。

足の細い人は「お尻に適度な筋肉がついている」のも特徴です。お尻に筋肉がついているので、お尻の位置が上がり足が長くみえます。また、歩く時にお尻の筋肉を使って地面を蹴ることができるため、余計な筋肉がつくことがないのです。

足が細い人の特徴として「体温が高い」こともあげられます。体温が高いことがなぜ細い足に繋がるのでしょうか？体温が高い状態を維持することで、常に代謝が良くなり老廃物を溜めにくい体質になっていくため足に余計なものを溜め込むことがありません。

「筋肉量が多い」のも足が細い人の特徴です。筋肉は体温を上げ維持してくれます。また、生み出した熱によって脂肪を燃焼していくことができます。そのため、足が細い人は細い状態が維持できるのだと言えそうですね。

足の細い人は「歩くのが早い」とされています。なぜ歩くのが早いと細い足になるのでしょうか。早く歩くことで脂肪の燃焼力がアップするからのようです。また、そのように下半身を活発に動かすことで足を細く保つことができます。

歩く時に「足裏全体が地面についている」のも特徴です。しかし、つま先立ちの方法で歩くと良いと言われたりもしますが、足の細い人はなぜ足全体をしっかりと地面につけるのでしょうか？その答えは全体にバランス良く筋肉をつけるためのようです。部分的に引き締めたい人はつま先立ちの方法でもいいのかもしれませんね。

足が細い人は、足を組むと骨盤がゆがんでしまい、血流が悪くなったり左右のバランスが壊れてしまうことを知っています。なので「足を組まない」習慣を心がけています。

足が細い人は「正座をしない」で、足をそろえ伸ばして座る人が多いようです。正座は足を折り曲げて座ることから、圧迫されたりしびれたりするためだと考えられます。

足が細い人は、むくみなどの予防をするための方法として足のマッサージを日常生活に取り入れています。まずは、足が細くなるマッサージを習慣化していきましょう。

太ももは、足の中でも一番太さが気になるところではないでしょうか？太もも痩せのマッサージ方法をみてみましょう。

膝の部分にある、女性ホルモンを整える「つぼ」を撫でるようにマッサージし準備しましょう。膝のお皿の部分に指を四本をあて、その小指の部分が女性ホルモンを整えてくれる「つぼ」にあたります。

「つぼ」を撫でていた手で、膝全体を撫でていきましょう。次は両手を使って行います。まずは片方の手で、太ももの付け根から膝に向かって撫でていきます。その後、もう片方の手で膝の下から太ももの裏側をとおってお尻の方へ撫で上げていきます。

今度は、手をお椀型に軽く丸めます。その手で、太ももからぎゅぎゅと上へ掴み進め、太ももの付け根のややくぼんだ部分より少し上部に位置する「鼠径部」まで掴んでいきます。スッキリするまで行ってみてください。

手の側面を使い、膝から太ももの付け根に向かって撫でていきましょう。その後「立ち上がり」お尻の外側から上に向かって撫でます。同じくお尻の下側から上に向かって撫でていきます。数回繰り返し、綺麗に流して仕上げましょう。

ふくらはぎのマッサージは、ふくらはぎがパンパンになってしまうむくみが気になる人におすすめのマッサージ方法です。ふくらはぎほぐしマッサージの方法についてご紹介しますので挑戦してみてください。

足全体にマッサージクリームなどを綺麗に塗ります。全体を綺麗に塗り終えたら、手の指と足の指を絡ませます。上下左右に動かしたりまわしたりして足首をほぐしていきましょう。

足首がほぐれたら、足の裏に移ります。足の親指と人差し指の間にある「つぼ」を押して刺激します。その後「つぼ」から土踏まずの方まで老廃物を流していきましょう。そうして再び「つぼ」へ戻り、今度は「つぼ」からかかとの方まで徐々に押し流していきます。流し終えたら足の裏全体を揉みほぐしておきましょう。

足のくるぶしを親指と人差し指を使って摘まみ、そのまま、かかとの方へと流します。かかとへと流し終えたら、手を膝へ移動させましょう。膝に手を置いた状態から下に向かって撫で下ろしていき、内くるぶしをほぐし膝下をめがけてふくらはぎをとおり上へと流します。3回程度繰り返してみましょう。

両手を足首に置き、足首から膝下に向かって流します。上へと老廃物や水分を丁寧に流すことで仕上げをしていきます。

足首のマッサージも、むくみ解消に最適な方法です。足首が太くなってしまう原因のひとつがむくみです。足首のマッサージを習慣化するだけでも足痩せ効果が違います。

両手をグーにします。グーの手のまま内くるぶしと外くるぶしにあてます。グリグリさせくるぶしをほぐしていきましょう。くるぶしがほぐれたら、両手はグーのままアキレス腱あたりに移動させます。そして、グーの両手で挟み込みながら上へと引き上げていきましょう。次は、足の甲に移動させ足の甲の指先から付け根へ向けて撫でていきます。

両手で足首を掴み、膝の裏へと引き上げていきます。しっかりとお肉を移動させるイメージで、引き上げていくのがポイントです。

足が細い人になるためのエクササイズをご紹介します。簡単にできるものばかりですので、隙間時間に挑戦してみてください。エクササイズをする時は、鍛えようとしている部分を意識しながらすすめると効果が上がりますよ。

「小尻効果が期待できるエクササイズ」の方法をご紹介します。順番にそってエクササイズを行い足の細い人を目指しましょう。
 

1. 横向きに寝転び、膝を直角に曲げます。
2. 上の足を上げていき足を開いていきます。体が傾いたり、腰をそらしてしまわないように注意してください。開く足の角度は、45度くらいを目安にしてみましょう。

「お尻のたるみに効果的なエクササイズ」をみてみましょう。日頃エクササイズをしていない人は徐々に慣らしていくようにしてみてください。
 

1. 仰向けに寝転び、膝を直角に曲げましょう。
2. お尻を天井に向け引き上げていくイメージで、膝と肩の線を合わせていきます。体が傾いたり、腰をそらしてしまわないように注意してください。

太ももの内側を鍛えることは結構難しいですよね。「内ももを鍛えるエクササイズ」の方法をご紹介しますので、空き時間にエクササイズをしてみましょう。
 

1. 横向きに寝転びます。下になっている方の足はまっすぐ伸ばし上の足は膝を直角に曲げます。
2. 状態を保ちながら、下の足を上げていきましょう。体が傾いたり腰をそらしてしまわないように注意してください。

足が細い人は姿勢が良いです。立つ時は、両足にバランス良く体重をかけ背筋を伸ばしましょう。椅子に座っている時も背筋を伸ばし、背もたれに寄りかからないようにし姿勢を正しくする習慣を身につけていきましょう。

体が冷えると老廃物の流れが悪くなり、むくみやすくなってしまいます。常に動くことを心がけたり、温かい飲み物や食べ物を選ぶようにするなど温活で体を冷やさない生活習慣を心がけることで足が細い人になって持続していきましょう。

簡単なストレッチやエクササイズなど毎日適度な運動をすることを習慣化してみましょう。入浴時や入浴後は血流が良く体も柔らかくなっているため、ストレッチしやすくマッサージ効果も上がるのでおすすめです。

「テーパードパンツコーデ」のような、細身のパンツスタイルでも足が細い人ならカッコ良く着こなすことができます。挑戦してみてはいかがでしょうか。

華奢に見せてくれると評判の「スキニーパンツコーデ」も、足の細さを活かしたコーデです。スキニーパンツは挑戦しやすいアイテムなので取り入れてみましょう。

大人っぽさを演出できる方法のひとつとして「タイトスカートコーデ」があります。柄の入ったタイトスカートや生地や素材にボリューム感のあるタイトスカートでも足が細い人ならなぜかスッキリと着こなすことができます。

「ひざ丈ボリュームスカートコーデ」は足が細い人も可愛く着こなすことができます。ボリュームスカートが足の細さを強調してくれます。また。ソックスを履くことで、カジュアルな印象に変わったりと色々楽しめるコーデです。

足が細い男性におすすめのコーデは、大人っぽい印象を与える「Iラインシルエットコーデ」です。上下共に細身のシルエットなので、男性でも細い足を思いっきり活かすことができます。

上半身にボリュームをもたせる「Yラインシルエットコーデ」も足の細い男性におすすめです。下半身が細いシルエットの男性だからこそ、カッコ良くきめることができます。

足の細い男性で、足の細さに悩んでいる人におすすめのコーデが「Aラインシルエットコーデ」です。上半身は細く下半身は太いシルエットを描くコーデなので、足が細い男性の悩みをうまくカバーしてくれます。

「レイヤードコーデ」のレイヤードには、「積み重ねる」の意味があります。名前のとおり、重ね着コーデのことです。色んな組み合わせができることで根強い人気のコーデです。足が細い男性は、重ね着をしても重くならずに軽く着こなしている印象を与えるので素敵ですよね。

赤や白、ピンクやオレンジなどの膨張色を使用した「膨張色コーデ」も足が細い男性におすすめです。足が細い男性は、膨張色の服を着てもスッキリ着こなすことができます。黒や青などの収縮色でもシャープにきまって素敵なのですが、「膨張色コーデ」がきまるのも足の細い男性ならではなのではないでしょうか。

足が細い男性は女性から見ると頼りがいがなく、なぜか足の細い人は貧弱なイメージにうつることもあるようです。だからと言って、筋肉でガシガシの足には抵抗があるなど、色んな意見が飛び交っています。結局、程良く筋肉のついた男性の足が一番人気が高いのかもしれません。

「ブルガリアンスクワット」をご紹介したいと思います。太ももとお尻に特に負荷をかけることができる筋トレ方法です。

まずは、太ももから膝丈くらいの高さの台を準備し、自分の体の後ろに設置し準備しましょう。準備が整ったら、後ろに設置した台の上に片方の足をのせます。台にのせていない方の足の膝を、折り曲げていき膝が地面につくギリギリまでもっていきます（曲げた時の膝の角度は直角になるようにします）。地面ギリギリまで曲げた足を、今度は元の状態に伸ばしていきましょう。この運動を10回×3セット行います。

足の細い人の特徴や習慣や遺伝の問題、足痩せ法などについてご紹介してきました。足が太いのは遺伝が原因だと思っていた人にとっては、遺伝ではなく生活習慣が原因となっている場合が多いことがわかり、ヤル気が倍増したのではないでしょうか。理想の足の基準値を目指して生活習慣を変えると同時に、必要なマッサージやエクササイズを取り入れて習慣化してしまうことが大切です。自分に必要な足痩せ法を実践しててスラリと細い足を目指していきましょう！