お前呼ばわりする男性心理・体験談・対処法!職場ではパワハラなの?
お前呼ばわりは、あまり気持ちの良いものではありません。ましてや親しくない人にお前呼ばわりをされた日には頭にきてしまうこともあるでしょう。お前呼ばわりの心理や体験談、上司にお前呼ばわりをされた時の対処法などについて確認していきましょう。
目次
「お前」と呼ばれたことはありますか?
誰でも一度はお前呼ばわりをされたことがあるのではないでしょうか。「お前」とは、元々は目上の相手に対して使われる言葉でありましたが、時代と共に親しい相手や目下の相手に使われる言葉となりました。そのため、相手がどのような感情で「お前」と言っているのかを察しなければなりません。
とはいえ、相手が誰であってもお前呼ばわりされるのはあまり良い気はしないものです。職場であれば、お前呼ばわりがパワハラとして受け止められる可能性もあります。お前呼ばわりする人の心理やその本心の見極め方、体験談やお前呼ばわりする上司への対処法について紹介していきます。
お前呼ばわりされる主な場面4選!
お前呼ばわりをされる時というのは、相手よりも優位に立っていたいという心理が働いているとされています。では、どのような状況が相手からお前呼ばわりをされることが多いのでしょうか。まずは、お前呼ばわりされる場面について紹介していきます。
親しい男友達から
親しい男友達と会話をしている時に、ふと「お前」と呼ばれることもあります。男友達が女性のことをお前と呼ぶのには様々な心理があるようです。女性も男友達に気があればドキっとするかもしれませんが、そうでない場合は不快に感じることが多いかもしれません。
夫や彼氏から
夫や彼氏からお前呼ばわりをされることもよくある場面です。男友達が呼ぶ「お前」とは違い、妻や彼女を従わせようとする心理から、お前と呼んでいるようです。人前で「お前」と呼ばれたい女性もいれば、「お前」という呼び方自体に拒否反応を示す女性も多くいます。
非常識な客から
バイトや仕事をしている時に、客からお前呼ばわりをされたことがある人もいると思います。お酒に酔って気が大きくなっていたり、お客様は神様ですの意味を履き違えていたりなど、客である以前に人として非常識な人がお前呼ばわりをすることが多いです。知らない人からお前と呼ばれるのは、不快でしかない人も多いのではないでしょうか。
職場の上司から
職場の上司は、部下のことをお前と呼ぶことが多いです。普段からお前呼ばわりする人もいれば、叱責する時に感情が高ぶってお前呼ばわりする人もいます。男友達がお前呼ばわりする心理と同様に、職場の上司がお前呼ばわりする時にも様々な心理が働いています。
お前呼ばわりする男友達の心理9選!
男友達がお前呼ばわりをする時は、様々な心理があると紹介しました。男友達は、どのような心理からお前と呼んでくるのでしょうか。そして、そのお前呼ばわりにはどのような意味が込められているのでしょう。男友達がお前呼ばわりをする心理について紹介します。
独占欲から来る愛情表現
お前呼ばわりをするのは、独占欲から来る愛情表現の場合があります。男友達が女性に好意を持っていて、誰にも取られたくない、自分のものでいて欲しいという心理が働いています。女性のことが好きすぎるあまり、ついつい自分のものとアピールしてしまい、お前呼ばわりをしてしまいます。
女性に庇護欲を感じているから
庇護(ひご)とは、弱い立場のものをかばって守ることを意味します。男性は自分よりもか弱いと認識した相手を、無意識にお前呼ばわりをする場合があります。男友達と女性の親密度がどうであろうと関係なく、守ってあげたい対象として見られているのかもしれません。
カッコつけたいから
複数人いる時や他の男友達の前でお前呼ばわりをする時は、カッコつけたいという心理が働いています。男性は見栄を張りたい生き物であり、常に男らしくいたいと思っています。女性の前でカッコつけたいのは勿論ですが、この状況の場合は男友達に対してカッコつけたいために、女性のことをお前呼ばわりする場合が多いようです。
主導権を握りたいから
女性に対して主導権を握りたいと思う男性ほど、女性のことをお前呼ばわりする傾向にあります。女性に対してお前と呼んでしまうのは、自分が主導権を握りたいという心理が働いているのです。お前呼ばわりされてイラっとすることもあるかもしれませんが、ある程度の親密度であれば目を瞑りましょう。
親しい友人だと思っているから
女性のことを特別に意識しておらず、友達として親しい間柄だと思っている場合にも、お前と呼ばれることがあります。男友達からすれば、他の男友達と接しているような感じで接しているために、相手が女性であってもついお前と呼んでしまうようです。不快に感じてしまうかもしれませんが、男友達に特に悪気があるわけではありません。
照れ隠しとして
女性のことを名前で呼ぶのが恥ずかしい場合にも、お前呼ばわりをされることがあります。女性に対して免疫が少なかったり、女性に好意を持っている場合に照れ隠しとして、お前と呼んでしまいます。お前でなくしっかりと名前で呼んで欲しい場合は、ストレートに伝えてみましょう。
上から目線だから
あまり良い考えではありませんが、女性は男性よりも下の立場であると考えている人が多いのが事実です。そのため、女性よりも優位に立って当然という心理が無意識に働き、女性のことをお前呼ばわりしてしまうようです。
怒っているから
感情が高ぶった時に、つい「お前」と呼んでしまうこともあります。どちらかと言えば女性のほうが感情の起伏が激しいですが、男性にも感情的な人は存在します。元々感情の起伏が激しいタイプであると、少し不機嫌になっただけでもお前呼ばわりをされてしまうかもしれません。
お前呼びが普通だから
お前呼びが当たり前の環境で育ったために、誰に対してもお前と呼ぶ人もいます。単純にマナーがなっていない性格なだけで、お前と呼ぶことに悪意を持っていないのが特徴です。誰に対してもお前呼びをする男友達であれば、特に深く考えていない場合があります。
お前呼ばわりする本心の見極め方4選!これって好意から?
男友達がお前呼ばわりをする心理は、上記のようになります。そしてその心理の中には、男友達からの好意の有無が含まれている場合もあります。もしも気になっている男性にお前呼ばわりをされた女性は、男性の好意の有無を見極めることが幸せな恋愛に繋がるかもしれません。本心の見極め方について確認していきましょう。
プライベートな話をするかしないか
プライベートな話をするほどの親しい間柄の男友達にお前呼ばわりをされた場合は、好意を持たれているのかもしれません。プライベートな話は、嫌いな人にはなるべく知られたくないのは誰もが思うことでしょう。「最近○○買ったんだよね」という他愛のない会話をされる場合は、好意的であると捉えて良いでしょう。仲が良ければ、どんなちょっとした情報でも伝え合いたいものです。
物理的な距離が近いか遠いか
人にはパーソナルスペースというものが存在します。他人にそれ以上近づかれると不快に感じる空間のことを指しますが、好きな人ならばパーソナルスペースの内側に入られても不快に感じることはありません。逆に嫌いだったり苦手な人であれば、パーソナルスペースになるべく入られたくないものです。男友達との距離感が異様に近い場合は、好意的であると捉えても良いでしょう。
目が合うかどうか
お前呼ばわりする男友達に好意を持たれているかどうかは、相手と目が合うかどうかも判断する要素となります。男性は好意を持つ人に対しては、なるべく目を合わせて話そうとする傾向があります。距離が遠くても目が良く合うようであれば、異性として好意を持たれているのかもしれません。
会話のスピードが速いか遅いか
会話のスピードに注目することでも、行為を持たれているか判断をすることができます。好きな人と話すとなると、緊張から早口になってしまう傾向があります。その好意が強ければ強いほど、スピードは早くなりがちです。逆に嫌いな人と話す時は会話自体に覇気がなかったり、「うん」や「そうだね」などの適当な返事になりがちです。
夫や彼氏にお前呼ばわりされた体験談5選!嫌だしムカつく!
彼氏や夫などの心を許した人であっても、お前呼ばわりをされるのはいい気分にはなれません。ここからは、実際に夫や彼氏にお前呼ばわりをされた人の体験談を紹介します。
【体験談①】見栄っ張りな夫のお前呼ばわり
私の夫は非常に見栄っ張りです。家では私のことを「○○ちゃん」と呼んでくる上に甘えん坊なのですが、人前だと当たり前のように「お前」と呼んで、偉そうな態度をとってきます。元々お前呼ばわりや偉そうにされることが嫌いなのですが、人前である以上夫に強く怒れません。夫婦関係を解消したくなるほどに、非常に頭にきています。
【体験談②】彼氏がいつまでもお前呼ばわり
育った環境が少し荒れていた彼氏と付き合っていた頃の体験談です。元々口が悪いのは知っていましたが、それを受け入れられるほどに好きになったので交際を始めました。お前呼ばわりされることに抵抗はないと自覚していましたが、1年付き合っても名前を呼んでくれることは一度もなく、呼ばれる時はずっとお前。私の中で何かが限界を向かえ、一方的に別れを切り出しました。
【体験談③】夫婦喧嘩でお前呼ばわりを返してみた
以前から夫にお前呼ばわりさせることにムカついていました。夫婦喧嘩をした時にいつものごとく「お前は~」と始まったので、私も夫に対して「お前は~」と言い返したら、かなり面食らった顔をしていました。「今後お前呼ばわりをするようならば、私もあなたにお前と言います」と言ったら無言になり、その後お前呼ばわりされることはなくなりました。何で自分が言われて嫌なことを平然と人にやるんでしょうね。
【体験談④】両親の前でもお前呼ばわりする夫
私の夫はいつも私をお前呼ばわりします。普段は夫に何と呼ばれようと気にしないのですが、私の両親の前くらいはせめてお前呼ばわりをするのは止めて欲しいです。この前も夫のいない所で両親から「○○さんと上手くいってないの?」と聞かれてしまいました。
【体験談⑤】駆け引きのつもりでお前呼ばわり
ある日、彼氏が急に私のことをお前呼ばわりをしてきました。私は頭にきてしまい、彼氏になぜお前呼ばわりをしたのかと問い詰めたところ、「お前って呼ぶと女性はドキっとするらしいから」とのことでした。確かにドキっとする女性もいるかもしれませんが、私は不快以外の何でもないことを伝えたら彼氏も逆上して大喧嘩になり、そのまま別れ話へと発展しました。
客からお前呼ばわりされた体験談5選!お客様は神様じゃない!
接客の仕事に就いていたりバイトをしていたりすると、お前呼ばわりをする非常識な客に出くわすこともあります。「お客様は神様です」という言葉がありますが、それを言う権利があるのは接客する側であり、客側が言って良い言葉ではありません。客からお前呼ばわりされた体験談について紹介します。
【体験談⑥】居酒屋のバイトでお前呼ばわり
最近、居酒屋でバイトを始めました。お客さんが私のことを「お前」と呼んでくることが多く、その度に非常に嫌な気持ちになります。お酒を飲んでいるので口が悪くなるのは仕方ないとは思いますが、それでも内心ムカついています。居酒屋のバイトとはこういうものなのでしょうか?
【体験談⑦】バイト先で客からお前呼ばわりでナンパ
バイト先で客から物凄く失礼なナンパをされた時の体験談です。「お前のことがことが気になるから、電話番号を教えろ」と書いた紙を客から渡されました。バイト中の人をナンパするだけでもあり得ないのに、お前呼ばわりでナンパをしてくるってどういう神経をしているのでしょうか。興味も無かったしお前呼ばわりする態度にもイラっとしたため、勿論お断りしました。
【体験談⑧】お気に入りの子じゃないからお前呼ばわり
スナックでバイトをしているのですが、最近バイトを辞めたくて仕方ありません。まだバイトを始めて始めて1年も経っていませんが、お客さんの態度や言動がすごく不快なためです。自分のお客さん以外につくと「なんだお前、○○ちゃんはどうしたんだ」や「お前とは話すことないわ」と言われることもあり、自分に自信が持てなくなっています。
【体験談⑨】クレーム対応でお前呼ばわり
コールセンターで働いていています。掛かってくる内容はクレームの類が多く、怒っているお客さんに対して真摯に対応することが求められる仕事です。仕事柄お前呼ばわりには慣れているのですが、私だって人間です。何件も連続でお前呼ばわりをされながら罵倒され続けると、心がボロボロになってしまうこともあります。
【体験談⑩】お前呼ばわりされた上に理不尽なことで怒られた
ファストフード店でバイトしていた時の話です。子供が店内を走り回っていて怪我をしました。母親が見ていなかったことやしつけが悪いのが原因というのは誰もが分かることだと思いますが、母親から一言。「何でお前が見てくれなかったんだ」と怒鳴られたことがあります。お前呼ばわりをされた上に理不尽な怒られ方をした時に、非常にやるせない気持ちになりました。
職場でお前呼ばわりされた体験談5選!これってパワハラ?
職場とは、上司と部下が入り混じる環境です。そのため上下関係に厳しい場合が多く、上司は部下よりも偉いと思っている場合が多く見られます。つまり、お前と呼ばれることが多いのが職場というシチュエーションです。職場でお前呼ばわりをされた体験談について紹介します。
【体験談⑪】後輩からお前呼ばわり
私は職場ではイジられキャラであり、上司にイジられることが多いです。それ自体は特に問題ありませんが、お調子者の私の後輩が、「お前ふざけんなよー」と上司に便乗して言ってきました。冗談であることは場の雰囲気で察しましたが、先輩にお前呼ばわりってどうなんでしょうか?
【体験談⑫】パートやアルバイトの人からお前呼ばわり
私の職場はパートやアルバイトの人も多く在籍して、私は社員としてそれを統括する部署で働いています。私はまだ20代の若造なので、私よりも年上のパートやアルバイトの人がたくさんいます。私がナメられていることも悪いのですが、名前で呼ばれずにお前呼ばわりされることが多いです。良い考えでないのは重々承知していますが、パートやアルバイトが何様なんだと思ってしまうことがあります。
【体験談⑬】不機嫌になるとお前呼ばわりする上司
私の上司は基本的にはとても穏やかな上司ですが、ひとたび不機嫌になってしまうと人格が変わったように激怒します。普段は「○○くん」「○○さん」呼びをするのに、不機嫌になると「おい、お前」と人のことを呼び出します。言動ひとつで上司の機嫌が分かるので、ある意味扱いやすいです。
【体験談⑭】お前呼ばわり+罵倒する上司
荒っぽい上司の下で仕事をしています。普段からお前呼びは当たり前なのですが、荒っぽい性格のために人を罵倒する時に容赦をすることがありません。「お前はバイト以下だ」や「お前にはもう仕事を与えない」など、パワハラともとれる言葉を平気で言ってきます。
【体験談⑮】職場で自分だけお前呼ばわり
新入社員として入社して3ヶ月が経ちますが、上司や先輩にいまだに名前で呼ばれることがありません。同期は名前で呼ばれているのに、私だけがお前呼ばわりされている状況です。私の評価が低いからなのか私が嫌われているのか、その原因は分かりませんが、私だけお前呼ばわりされることに焦りを感じています。
お前呼ばわりする上司の心理や理由4選!
職場の上司にお前と呼ばれるのは、働く上では当たり前のことなのかもしれません。しかし、なぜ職場の上司は部下のことをお前呼ばわりをするのでしょうか?その心理や理由について紹介します。
元々お前呼びが普通だから
男友達がお前呼ばわりする心理でも紹介しましたが、お前呼ばわりされることが当たり前の環境で育ったために、特に意識せずにお前呼びをしている場合があります。しかしお前呼ばわりされることに慣れていない部下にとっては、お前と言われることは高圧的だと感じるかもしれません。
お前呼びが普通な社風だから
職場の社風が体育会系であるなど、社風としてお前呼ばわりが当たり前となっている場合は、必然的に上司からもお前呼ばわりをされることになります。上司も新人時代はお前呼ばわりを不快に感じていたかもしれません。しかし、キャリアを重ねるうちに自分がお前呼びをする立場へとなっていき、そのサイクルが代々受け継がれているために、深い理由はなくお前呼ばわりをしている場合があります。
相手を見下しているから
上司と部下という職場特有の環境が、「自分は上の立場だから偉いんだ」という勘違いを生んでいることもあるでしょう。年功序列という文化が強く根付いている職場ほど、上司が部下のことを見下す傾向が強いようです。年功序列なので追い抜かれることがないという安心感から、偉そうにお前呼ばわりをすることができるのかもしれません。
罵倒や怒声を浴びせる時の呼び方として使っている
「お前はこんなこともできないのか」や「この仕事をお前に任せたのは間違いだった」など、部下を罵倒する時の呼び方としてお前呼ばわりをしてくる上司も存在します。この手の上司は感情のコントロールが苦手で、部下を育てることが下手な場合が多いです。そのために部下はいつまで経っても成長せずに、上司が部下をお前呼ばわりすることも減らない悪循環が生まれています。
職場でのお前呼ばわりはパワハラになる?
職場でのお前呼ばわりについて、「なぜお前呼ばわりされなければならないんだ」と思うと同時に、「これってパワハラじゃない?」と考える人もいるでしょう。職場でのお前呼ばわりがパワハラになるかの考え方について紹介していきます。
お前呼ばわり単体では判断できない
結論から言うと、お前呼ばわりをされただけではパワハラと判断することはできませんし、それだけで動いてくれる機関もほぼありません。パワハラと判断されるためには、職場の雰囲気やお前呼ばわりされたことで生じる、精神的苦痛などの実害がなければなりません。ただしお前呼ばわりをさせることは、パワハラと判断するための証拠のひとつとなります。
上司の態度や言動からパワハラかどうか判断しよう
お前呼ばわりがパワハラと判断されるための証拠となると紹介しましたが、その他の上司の態度や言動にも注目してみて下さい。叱責する時にわざとらしく物にあたる暴力的な態度だったり、お前呼ばわり以外にも暴言を吐くような高圧的な言動であるならば、パワハラと判断しても良いかもしれません。
パワハラに該当する行為を徹底解説!パワハラ上司かチェックしよう!
実際にパワハラに該当する行為がどういったものなのか、曖昧である人も多いと思います。攻撃されることに対する感じ方は人それぞれであり、パワハラに該当するか否かを判断するのは非常に難しいものとなります。しかし、パワハラにはある程度のパターンが存在します。その種類と対処法について紹介しますので、参考にしてみて下さい。
パワハラの定義とは
パワハラの定義は非常に曖昧です。上司からの指導という名目であったり、上司との考え方の違いでパワハラと認められないケースもあるようで、パワハラ問題の非常に厄介な箇所でもあります。過去の判例では以下の事項にすべて当てはまることで、パワハラが認められたことがあるようです。
・職場での地位や優位性を利用している
・通常の業務の範囲を超えた指示、強要
・人格を侵害する行為
・定期的に嫌がらせを受けている
・心身ともに苦痛を与えて就労環境を悪くさせる
パワハラの種類とその対処法6選!
パワハラと一概に言っても、様々な種類があり、その種類によって特徴は異なります。パワハラの種類と対処法について簡単にまとめましたので、参考にしてみて下さい。どの種類のパワハラであっても、ひとりで抱え込まずに親しい人や人事部、社外の機関などに相談して対処しましょう。
パワハラの種類 | 対処法 |
身体的パワハラ (暴力など) |
メモやボイスレコーダーで証拠集め、証人を確保する その後然るべき所に相談 |
精神的パワハラ (罵倒・脅迫など) |
身体的パワハラと同様に証拠を集め、然るべき所に相談 そもそも相手にしない |
人間関係のパワハラ (隔離や無視など) |
自分から歩み寄る 人事部などに相談する |
過剰要求のパワハラ (過度なノルマなど) |
過剰要求の証拠を集める 人事部や専門機関に相談する |
過少要求のパワハラ (仕事を与えないなど) |
過少要求の証拠を集める 人事部や専門機関に相談する |
個の侵害のパワハラ (セクハラなど) |
すぐにでも人事部や専門機関に相談 取り入って貰えないならば弁護士へ相談 |
職場でのお前呼ばわりへの対処法4選!
職場でのお前呼ばわりは、パワハラの第一歩です。そこから事態が進展していくと、上記で紹介したようなパワハラを受けてしまうかもしれません。職場でお前呼ばわりをされた時に、どのような対処をするのが良いのでしょうか。お前呼ばわりをされた時の対処法について紹介します。
上司の意図や言動からパワハラか判断する
お前呼ばわりをする上司が、その他にも上記で紹介したパワハラの定義に当てはまる言動や態度を取っているかをチェックしてみましょう。パワハラの定義に当てはまるのならばパワハラであると判断し、次に紹介する対処に移ります。
上司の発言を記録・収集しておく
パワハラと判断できたならば、上司の発言を事細かに記録しておきましょう。メモに上司の日々の様子をつづるのも良いですし、ボイスレコーダーで罵倒されている様子を録音するのも良い方法です。上司がパワハラをしている証拠を十分に集めたら、対処方法は次のステップへと進みます。
第三者に確認してもらう
次の対処は、集めた証拠を第三者に確認してもらうことです。自分がパワハラと判断しても、他の人からすればパワハラと判断しない可能性もあるからです。どちらかと言えば職場の同僚よりも、身内などの職場と接点のない人に確認してもらうのがベターと言えます。職場の同僚だと、パワハラ上司に話が行ってしまう恐れがあるためです。
パワハラだと判断出来たら会社や弁護士に相談する
第三者の目から見てもパワハラだと判断できたのならば、今まで集めた証拠を持参して人事部に相談し、対処してもらいましょう。もしも人事部が対処をしてくれないのであれば、弁護士に相談して法廷の場で対処してもらうのも手です。時間や労力は掛かってしまいますが、証拠が十分にあるのならば、パワハラ上司を法で裁くことができるかもしれません。
親しみ以外のお前呼ばわりは不快でしかない!
親しい間柄でお前と呼ばれるのは、仲の良さを表すバロメーターと言えるかもしれません。しかしそれ以外の場合は、相手を不快にさせることの多い言動です。もしもあなたが誰かのことをお前呼ばわりする人であれば、人を不快にさせている可能性があります。良い人間関係を築くためにも、親しみ以外のお前呼ばわりは控えるようにしてみて下さい。