ヘアクリップの種類・使い方・アレンジ法！髪質との相性が重要！

種類も多くておしゃれなヘアクリップは、手軽に髪をまとめるのに最適です。普段使っている人も多いのではないでしょうか。ヘアクリップはテコの原理を利用して板バネを指でつまんで開き、開口部分に髪を挟み込んで留めるヘアアクセサリーです。通常の事務用クリップと違う点は、髪を掴むために口の部分がクシ状になっていることでしょう。種類としてはコンコルド、バナナクリップ、テールクリップ、バンスクリップなどがあります。

それでは、ヘアクリップのなかでも使い勝手がいいと人気の9種類をご紹介します。素敵なヘアアレンジのためにそれぞれの上手な使い方を覚えてしまいましょう。

ダッカールは種類豊富なヘアクリップのなかで、特に使い方の幅が広いヘアクリップになります。板バネ部分が小さめで、細長い留め具部分を差し込んで使えるため、ヘアピン感覚で利用することができてとても便利です。材質やカラーも種類豊富なので、おしゃれな人なら何種類も持っているヘアクリップではないでしょうか。

ワニクリップはワニの歯のようなギザギザが挟む部分についているクリップのことです。バンスクリップとほぼ同じ種類ですが、特に見た目がワニのような種類のヘアクリップの名前をワニクリップ、またはドラゴンクリップと呼んでいます。使い方としてはホールド力の高さを活かして少ない髪束を固定したいときに使用するのが基本です。固定しにく量の髪をしっかりと留めてくれるヘアクリップです。

バナナクリップは、名前の通りバナナのようなカーブを描いているヘアクリップです。使い方としては量の多い髪束をいっぺんに挟みたいときにがっちりとホールドしてくれます。バナナクリップはカーブを描いているため頭の曲線に沿って固定され、留めた髪が浮き上がらないという特徴があります。髪が多くてまとまらないと悩んでいる人はバナナクリップを使うと簡単にまとめ髪にすることができるのでおすすめです。

夜会巻きクリップは、少し変わった種類のヘアクリップです。形としては飾りクシとヘアクリップが合体したような形になります。通常夜会巻きというヘアスタイルにするときにはかんざしや飾りクシを髪に挿すのが人気ですが、かんざしやクシは落ちやすいですよね。しかし夜会巻きクリップのクリップで挟み込むという使い方ならしっかりと固定することができます。夜会巻きなどのまとめ髪を豪華に飾りたいときにおすすめです。

バンスクリップはヘアクリップのなかではメジャーな種類です。ワニクリップと名前は違いますが同種類のヘアクリップで、ギザギザの口でしっかりと固定することができます。バンスクリップは小さなものから大きなものまで種類が多く、その分さまざまな使い方も楽しめます。板バネ部分がおしゃれな飾りになっているものがほとんどで、髪留めと同時に髪飾りの役割を果たしてくれるのです。

三角クリップはバンスクリップの派生種類の1つです。バンスクリップの髪飾りとしての役割をより大きくしたものと言えます。三角クリップはヘアクリップのなかでも大きく目立つ形とデザインとなっていて、使い方としては髪に大きなアクセントをつけたいときに便利です。フォーマルな装いで髪も豪華にまとめたいときに三角クリップを使うと華やかになります。

ヘアクリップのなかでもテールクリップは少しおもむきの違う種類のヘアクリップです。テールという名前からわかるように、テールクリップはポニーテールなどのテール系の髪型専用のヘアクリップなのです。使い方としては簡単で、まとめ髪をクリップのなかに押し込めて留めるだけになります。テールクリップは留め部分がほかのヘアクリップと違って輪になっているので、きれいなポニーテールを作ることができるのです。

ヘアクリップの数ある種類のなかでも見た目の印象が強いヘアクリップとしてコンコルドが挙げられるでしょう。コンコルドは鋭いくちばしのような形をしています。名前はおそらく音速で飛ぶ戦闘機のコンコルドからもらったのだと思われます。戦闘機のコンコルドは鋭い三角形の機体でシルエットがとても似ています。使い方としては大きなヘアピンのように髪をまとめると共に髪を飾るアクセントとしたいときに使います。

ドラマティッククリップは夜会巻きクリップと同じ種類のヘアクリップと言っていいでしょう。夜会巻きクリップが飾りクシとヘアクリップを合体させたものなら、ドラマティッククリップはかんざしとヘアクリップを合体させたものです。かんざしと同じように長い差し込み部分の上に短いクリップがついています。使い方はかんざしのように差し込んだ後にクリップ部分で固定すればOKです。かんざしは落ちやすいのですが、ドラマティッククリップなら固定されるので落ちることがありません。

ヘアクリップの使い方は、意外とよくわからないという人が多いのではないでしょうか。ただ挟むだけなら簡単ですが、見た目と機能を両立させるには、自分に合っている種類のヘアクリップを使う必要があります。そこでそれぞれのレングス（髪の長さ）と髪質ごとに、ヘアクリップを上手に使う方法を知っておきましょう。

ショートヘアに合ったヘアクリップを選ぶ場合大切なことが、少ない髪束でも確実にホールドできるということです。ヘアクリップの種類ではダッカールやワニクリップなどがショートに合っています。ダッカールはヘアピン感覚で使えるので、手軽に前髪を上げたりという使い方にぴったりです。ワニクリップはホールド力が高いので、ショートヘアをアレンジしたいときにおすすめです。耳の上で髪をおしゃれにまとめたりする場合にぜひ使ってみてください。

ボブヘアでもおしゃれなまとめ髪をしてみたいという場合にぴったりなのがバンスクリップです。数あるヘアクリップのなかでも種類が多く、大きさや形もさまざまなものがあるのがバンスクリップの特徴です。ボブの短めの髪をヘアゴムなどで簡単にまとめたら、その上からバンスクリップで留めましょう。しっかりと髪型をキープしてくれます。ボブだからとアレンジを諦める必要はありません。さらにおしゃれなバンスクリップを選べば髪飾りとしてもかわいいですよ。

ミディアムヘアの場合は、まとめ髪を留めるのに大きめのバンスクリップである三角クリップを使うと華やかさが出ておすすめです。できるだけ簡単に髪をまとめたいという場合にはコンコルドが簡単です。飾りが豪華なコンコルドは大きなヘアピン感覚で使える上にフォーマルにも映えるので1つ持っておくと便利です。ホールド力ではバンスクリップ、手軽さではコンコルドと考えるといいでしょう。

ロングヘアは髪量が多くなるのでなかなか手軽にまとめ髪ができないという悩みがある人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのがバナナクリップです。バナナクリップは大量の髪をひとまとめにして留めるのが得意なので、ロングの人が短時間で髪をまとめたいときに便利です。種類も豊富なので、自分に合ったバナナクリップを普段用とフォーマル用にいくつか持っていると使い勝手がいいですよ。

毛量が多い人におすすめのヘアクリップの種類は、バナナクリップです。大量の髪をいっぺにまとめてしまえるので、バナナクリップで挟むだけでもおしゃれなまとめ髪が作れてしまいます。バナナクリップ以外では大きめのバンスクリップもおすすめです。バンスクリップは髪をホールドする力に優れているので、まとめた髪の位置を固定したいときに便利に使えます。

髪が少なくぺたんとなってしまっている人におすすめのヘアクリップの種類は、ダッカールやワニクリップでしょう。前髪などをキープするのに便利に使うことができます。毛量が少なくてもボリュームがある髪型にしたいという場合にはバンスクリップの小さめのものを使ってアップした髪を留めるのがおすすめです。滑り落ちにくいヘアクリップなので、ふんわり髪を維持してくれます。

ヘアクリップを使ったいろいろな種類のおしゃれなアレンジをご紹介します。簡単にできてかわいいアレンジの種類を集めてみました。手軽にできるのでぜひ挑戦してみてください。

ポニーテールアレンジは、ヘアクリップの種類のなかでポニーテールに特化したテールクリップを使ったアレンジがやはり便利です。こちらの動画ではテールクリップをきれいに留めるコツも紹介されています。少しねじってから留めるのが、かわいく仕上げるコツです。

サイドポニーのヘアアレンジは、ヘアクリップの種類のなかでも簡単にたくさんの髪をまとめることのできるバナナクリップを使います。ヘアアイロンを使って髪をふんわりさせたらサイドにまとめてバナナクリップで留めるだけです。簡単にサイドポニーを作れます。

ハーフアップのヘアアレンジにおすすめの種類のヘアクリップはバンスクリップです。ハーフアップアレンジにはクルリンパで髪をおしゃれにアップした後、上から簡単に留めることのできるバンスクリップで固定して、同時に華やかさを出すと素敵にまとまります。

ヘアクリップの種類のなかで多くの髪をまとめるのに便利なのがバナナクリップです。編みおろしのヘアアレンジにもバナナクリップを使うと、簡単便利に編みおろしヘアアレンジを楽しむことができます。バナナクリップは、種類の多いヘアクリップのなかでもまとめ髪に合ったヘアクリップなのです。

お団子ヘアは手間がかかるので面倒と思っていませんか？ヘアクリップの種類のなかでもホールド力と華やかさに優れた三角クリップを使うことで、こんなに簡単にお団子ヘアができてしまいます。これならボブぐらいの短い髪でもできますね。ぜひやってみてくださいね。

ギブソンタックはヘアアレンジの種類のなかでも豪華でとてもおしゃれな髪型です。しかしその一方でとても手間がかかる髪型でもあります。そんな手間のかかるギブソンタックが、輪ゴムとヘアピンとバナナクリップを使うことで簡単に作れてしまうのです。髪をねじって輪ゴムとヘアピンで留めて、バナナクリップで固定するだけです。バナナクリップは華やかな飾りのついた種類を選びましょう。

ヘアクリップの種類にはアイディアが活きる便利なヘアクリップがあります。ヘアアレンジをより簡単に便利にできるヘアアレンジの救世主とも言うべきヘアクリップをご紹介します。便利に使ってみましょう。

前髪くるりんクリップは手軽にカールを作れるヘアクリップです。ショートやボブなどの前髪をおしゃれに整えたい髪型の人には特にありがたいヘアクリップと言えるでしょう。使い方は簡単です。ヘアピンと同じように留める際にカールさせたい部分をくるっと輪にして根本と毛先をくるりんクリップで留めるだけです。巻き方の種類も輪の方向を変えることで選べます。ローラーやドライヤーを使う必要がないのは楽ですね。

髪を留めたいだけなのに跡がついてしまって変な髪型になって困ってしまったという経験はありませんか？この前髪クリップというヘアクリップを使えば、そういったことがありません。きれいに整えた前髪をちょっとだけ上げておきたいというときに便利ですね。ヘアクリップとしてもかわいいしカラーの種類も豊富なので普段使いにおすすめです。

サイドねじりクリップは、特定のヘアアレンジのためのヘアクリップです。ヘアクリップの種類としてはある意味テールクリップに近い役割が決まったヘアクリップと言えるでしょう。使い方としてはサイドに留めて、上側にある3つのクリップに前からねじった髪を3束、1束ずつねじりながらはめ込んでいくだけです。簡単におしゃれなねじり髪を作ることができます。

種類の多いヘアクリップですが、ヘアアクセにはヘアクリップ以外にも便利でかわいいものがたくさんの種類あります。そんな便利なヘアクリップ以外の種類のヘアアクセをご紹介します。

ヘアバトンは今注目のヘアアクセです。宝石のような飾りを簡単にヘアアレンジに加えることができるのがとてもおしゃれで、しかも使い方も簡単と大評判となっています。ヘアバトンは片方の飾り部分を抜いて外すことができます。かんざし状になったところで髪に差し込んで反対側の飾りをつけて留めるだけです。簡単で華やかなヘアアクセです。

マジェステはバレッタの種類の1つで、ヘアクリップに近い留め方のバレッタとは違い、かんざしのような留め具を差し込んで留めるまとめ髪用のヘアアクセです。マジェステは飾り部分が髪束を覆うように湾曲していて豪華な飾りとなっている種類が多く、フォーマルな装いに似合います。使い方は髪束の上に飾り部分を合わせて、留め具を髪の間に挿し込んで留めるだけです。

バレッタはヘアクリップとよく似た種類のヘアアクセです。バレッタはつまんで留めるヘアクリップとは違い、いわゆるパッチンどめになっています。そのため、バレッタはあまり多くの髪束を留めようとすると壊れてしまうので、使うときに注意が必要です。バレッタはヘアクリップよりもやや繊細な種類のヘアアクセと考えて使いましょう。バレッタを留める場合は、髪を結んだところよりも上に留め具部分を通して、滑り落ちないようにするときれいに留まります。

カチューシャはボブヘアと相性のいい種類のヘアアクセです。シンプルな髪型であるボブは、そのままでもおしゃれですが、カチューシャを合わせることで、とてもかわいく見せることができます。カチューシャにはヘアバンドそのものというものから布やビジューを使ったもの、三つ編みのようなものなど豊富な種類があります。シンプルなボブヘアを豪華に見せるときにぴったりのヘアアクセなのです。まとめ髪のときにもカチューシャをティアラのように使うとおしゃれですね。

Uピンは美容室でよく使うので普段から見る機会が多いヘアアクセですね。種類も多く、単に髪を留めるものからトップに飾りがついたものまであります。Uピンはヘアアレンジをする際には絶対欲しいヘアアクセと言っていいでしょう。

ヘアピンもまたUピンと同じように種類豊富で使い勝手のいいヘアアクセです。ヘアアレンジの基本として使えるものから、おしゃれ用のヘアピンまで多くの種類があり、髪型を気にする人なら家に必ず置いているヘアアクセではないでしょうか。Uピンとヘアピンはヘアアレンジを楽しむためにたくさん置いておきたい便利なヘアアクセです。

ヘアクリップは種類も豊富で手軽におしゃれを楽しめるヘアアクセです。少ない髪をまとめるのにちょうどいいヘアクリップやたくさんの髪をゴージャスにまとめるヘアクリップなど、髪質に合わせて種類を選ぶことで、時間をかけずにヘアアレンジを楽しめます。ぜひ使い方を覚えて便利に使ってください。