恋の病の症状10選＆治療法！簡単にチェックする方法も！【男女別】

「四六時中、好きな人の事が頭から離れなくて何も手につかない……。」そんな症状に悩まされた事はありませんか？それは恋の病を患っているのかもしれません。何も手につかなくなる他にも、食欲不振に陥ったり、情緒不安定になったりなど、様々な症状が起こります。重症化すると依存も引き起こす可能性もあり、中々厄介な症状のひとつです。

今回は、恋の病の症状や治療方法について紹介していきます。恋の病かどうかをチェックする項目もありますので、自分が恋の病を患っていないかをチェックしてみて下さい。

恋の病は「病」という文字が使われているので、病気だと思う人もいるのではないでしょうか。恋の病が重症化すると精神疾患となる場合もありますが、軽度であれば医学的には病気ではありません。詳しい症状についてはこの後紹介しますが、恋愛に対しての不安や、やり場のない気持ちなどを「病」という言葉で例えたのが、恋の病です。

特に片思いの時に陥りやすいという特徴がありますが、恋人同士の関係であったとしても、恋の病に陥る場合もあります。「恋わずらい」という言葉も存在しますが、意味合い的には恋の病と同じく、不安定な気持ちに悩まされている症状のことを表しています。

恋の病は男性でも女性でも陥ってしまうものです。片思いの苦しい気持ちは男女共通ですが、どちらかと言えば女性が陥る恋の病よりも、男性が陥る恋の病の方が症状は軽い傾向にあります。また、克服する方法においても自然と身につけている場合が多いので、あまり重症化する事が無いのが特徴です。まずは男性の恋の病の症状について紹介していきます。

男性にとって仕事というのは、生きていく上で欠かせないものである場合が多いです。しかし恋の病に陥ってしまう事で、仕事に集中する事ができずに、いつもはミスをしないような所でミスをする事が多くなります。

片思いしている相手からの連絡が来ているかどうかを頻繁にチェックしたり、行動を逐一チェックして他の男性の影が無いかを気にする事もあります。仕事中にも関わらずそのような行動をとってしまうため、結果として仕事でのミスが増えるのが、恋の病を患っている男性の症状です。

恋の病に陥ってしまった男性は、自分に対する自信が無くなってしまう症状が表れます。片思いの相手に対してだけではなく、すべての事において自信がなくなってしまいます。その理由としては、自分の一挙手一投足が、どこから片思いの相手に伝わるか分からないからです。片思いの相手に嫌われたくないという想いから、いつも通りの行動でさえも自信が無くなり、八方ふさがりとなってしまいます。

女性のことを高嶺の花のように感じてしまい、「自分なんかで釣り合うのかな」と考えてしまう事もあります。自分に自信が無いためにその後に発展する事もなく、ずっと片思いのままなのも、このタイプの男性の特徴です。重症化してしまうとストーカーなどになってしまう場合もありますが、重症化については後述します。

例え相手が女性でも、友達同士の関係ならば気軽に「ご飯でも食べに行こうよ」と誘えるような人でも、片思いの相手であればアプローチできなくなってしまいます。前述したように、自分に自信が無く、嫌われたくないと思うが故の症状となります。

恋の病が重症化してしまうと、普段の会話はおろか、挨拶ですらできなくなってしまいます。もしも女性から男性に気があったとしても、「嫌われているのかな？」と思われてしまう事もあり、悪循環に陥ってしまう事も少なくありません。

恋の病は、身体的にも影響を及ぼす事があります。片思いの女性の事を目にすると、風邪などの病気にかかっていないにも関わらず、体が熱くなってしまう事があります。一目惚れをした時などに顔が真っ赤になってしまうのもこの症状に当てはまります。もしも女性の事を見て体が熱くなってしまった時は、一目惚れをしてしまったのかもしれません。

女性とのエッチな妄想をしてしまう事があるのも、男性が恋の病に陥った時の症状です。この症状は男性ならではの症状と言えるもので、女性には中々表れない症状です。妄想の中で片思い中の女性と恋愛関係になり、キスをしたりイチャイチャする妄想をしたりなど、やり場のない気持ちと性欲を妄想の中で解消します。

しかし、妄想はするけど現実で手を出す事はできません。前述したとおり、自分に自信が無いために行動に移す事ができないのです。嫌われたくないという気持ちや拒否される事を心から恐れているのが理由ですが、片思いの相手の事を必要以上に神聖に見てしまうために、手が出せないという事もあります。

続いて、女性の恋の病の症状を紹介します。男性に比べて恋愛に依存する傾向が強い女性は、恋の病も重症化しやすい傾向があります。恋に恋する事もあるために、片思いしている男性の、理想と現実のギャップに苦しむ恋愛となる事もあるかもしれません。

片思いに苦しんでいると、食欲が無くなるという女性は多いです。片思いの男性との恋愛で胸がいっぱいになりすぎて食事が喉を通らないなんて事を言いますが、実際はストレスで胃腸の働きが悪くなり、食欲をなくしている場合があるようです。恋が原因で食欲を失うのは、まさに病気なのかもしれません。

食事をしっかりと摂る事ができなくなってしまうと、体調を崩してしまう可能性もありますし、恋の病ではない本当の病気に掛かってしまうかもしれません。よく出る症状ではありますが、体調を崩す前に恋の病を克服したほうが良いかもしれません。

恋の病が重症化してしまうと、睡眠不足が症状として表れる事があります。脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」や、恋愛ホルモンと呼ばれる「フェニルエチルアミン」が脳内で大量に分泌されることにより、まぶたが重くなりにくくなります。

眠れないからと夜中にも関わらず恋愛相手と上手くいく方法を考えたり、SNSやインターネットなどで恋愛に関する記事を読み漁ったりなど、生活サイクルが悪循環に陥ってしまう事もあるでしょう。食欲不振と同じく、早めに恋の病を克服しないと本当の病気になる可能性もあります。

恋愛相手が「今、何しているんだろう」と考えすぎるあまり、何も手がつかなくなってしまうのも、恋の病の症状です。頭の中は好きな人との恋愛の事で埋め尽くされて、仕事でも勉強でも手につかなくなってしまいます。

物思いにふけるあまり、気が付いたらかなり時間が経っていたなんて事もあるでしょう。そのため仕事でミスを連発したり、学校の成績が下がってしまったなんてこともあるようです。

恋の病に陥った時には、情緒が不安定になる傾向があると言われています。例えば恋愛相手が他の人と会話している事に落ち込んでしまいます。逆に会話をする事ができたり、目が合うだけでも舞い上がってしまう事もあるでしょう。

また、恋愛に関するコラムや占いで相性が良いだけでも喜ぶ事もあれば、相性が悪いからと一喜一憂する事もあります。普段以上に感情の触れ幅が大きくなってしまうのも、恋の病の症状です。

好きな人がそばにいるだけでドキドキが止まらなかったり、好きな人の事を考えるだけでドキドキしてしまう事も、恋の病の症状のひとつです。先ほども紹介した「エンドルフィン」や「フェニルエチルアミン」が関係しています。ドキドキする事は恋愛においてよくある症状ではありますが、ドキドキが尋常でない場合は重症化している場合も考えられます。

恋の病の症状を男女別に紹介しましたが、「もしかしたら自分は恋の病に陥っているかも……。」と思った人もいるのではないでしょうか。恋の病の症状についてチェックリストを作成しましたので、自分が恋の病に陥っているかをチェックしてみましょう。

もしもチェック項目に多く当てはまる場合は恋の病が重症化している場合があります。恋の病の治療方法や克服する方法を最後に紹介しますので、ぜひチェックしてみて下さい。

あなたはいくつ当てはまりましたか？チェックされた数が少ないほど、恋の病に陥っている可能性は低いです。チェック数ごとの恋の病の進行度を表にまとめましたので、自分のチェック数と照らし合わせてみて下さい。

冒頭で紹介しましたが、恋の病は本当の病気ではありません。そのため真剣に治療や克服する方法を考えない事がほとんどです。ましてや「病気ではないし誰もが経験する事なんだから、心配しなくても大丈夫」と軽く考えるケースがほとんどです。

恋の病は情緒不安定になる事があると紹介しましたが、あまりに喜怒哀楽が激しい事は、心の病気に繋がる場合があります。例えば恋愛中毒となってしまったり、好きな人への依存心が強くなってしまうかもしれません。俗に言うメンヘラとなってしまう場合もあるでしょうし、好きな人の動向が気になりすぎて、ストーカー化してしまう場合もあるでしょう。

適度な恋の病であれば恋愛を楽しむ要素となりますが、精神的に不安定な状態が続くのであれば、誰かに相談するなどして、恋の病の治療を始めたほうが良さそうです。

恋の病が重症化してしまった時の恐ろしさはご理解頂けたでしょうか。「それでも構わないから好きな人と一緒ならばそれでいい！」という人は恋の病の立派な重症患者です。今すぐに治療を始めて、恋の病を克服する事をおすすめします。

最後に恋の病の治療方法を紹介しますので、先ほどのチェック数が少なかった人も多かった人も、恋の病を克服する際の参考にしてみて下さい。

恋の病とは、頭の中が恋愛で埋め尽くされている状態です。そのため、他に打ち込めるものがあれば頭の中の恋愛の割合を減らす事ができます。自分がのめりこめる趣味ならば何でも大丈夫で、とにかく恋愛から距離を置くことが大切です。

趣味に没頭できれば、自然と恋の病を克服できるはずです。しかし、病気ともとれるような恋の病の重症患者には、趣味という治療方法では、効果は表れづらいかもしれません。

一人で悩んでしまう事で、恋の病はどんどん悪化していってしまいます。親しい友人ならば恋愛に対するアドバイスをしてくれるでしょうし、あまりに行き過ぎた依存をしている場合は、しっかりと気持ちを正してくれる場合もあるでしょう。悩みや気持ちを打ち明けて共感して貰うだけでも、恋の病を克服できる事もあります。

恋の病に陥っている時は、実はストレスを感じている事が多いです。ストレスで不眠や情緒不安定になるのは当然の事でもあります。まずは疲れた心と体をリラックスさせる事で、恋の病の症状を軽くしたり、克服する事に繋がります。体を休める事で体調も良くなるので、ストレスから病気になるリスクを減らす事もできます。

自分磨きをする事で、自分に自信を持つ事ができます。自分に自信が無い人は恋の病に陥りやすいので、自信を持つ事で根本から治療する事ができます。男性ならば筋トレに励んだり、ポッコリお腹が気になるのならばダイエットでも良いでしょう。女性ならばメイクを勉強するなどして、美しさに磨きをかけましょう。

「実は自分の中で悶々としていただけで、連絡してみたら良い感じだった」という可能性も大いにあります。そのため、勇気を出して連絡してみるのも、恋の病を克服する事に繋がります。勿論、思った以上に素っ気無い事や、返事が来ない事もあるかもしれません。しかしそれでも気持ちを切り替えるキッカケになりますので、どちらにせよ恋の病を克服する事ができます。

恋の病が大変な病気になっている状態の時でも、告白する事で治療する事ができます。相手の返事ひとつで良い結果にも悪い結果にもなりますが、どちらのパターンだったとしても、必ず効果はあります。

恋人になれたのならば、めでたく恋の病から卒業できます。もしも振られてしまったとしても、その大きな悲しみから、恋の病は一気に治ります。告白は、恋の病においては特効薬のような方法です。

人を好きになる気持ちは誰にも止めることはできません。ましてや、人を好きになる気持ちがあるからこそ、私たちは日々の生活が華やぐ事があるのかもしれません。恋の病に陥ってしまうと、楽しいはずの恋愛が苦しいだけのものになってしまいます。もしも恋の病に陥っているのならば、しっかりと恋の病を克服して、幸せな恋愛ができるようになりましょう。