自分に厳しい人の心理や特徴16選！長所・短所や自分に厳しくなる方法も！

よく耳にする「自分に厳しい人」という言葉。どんな人のことを表しているのか、人によって基準が違っていることもあります。正しい意味を知って、正しく人を判断したいですよね。

そもそも、自分に厳しいという言葉は、「厳格で手心を加えない」という意味があるようです。周りを寄せ付けることなく、自分のことを淡々と行っている人、そして自分に対しても厳格な人。そんな人を自分に厳しい人と呼んでいるようです。また、自分に厳しい人であるストイックな人は、主に2種類あるようです。その自分に厳しい人を徹底解剖して、どんな人なのか理解しましょう。

自分に厳しい人の典型的なタイプとして、「自分に厳しいだけでなく、他の人にも厳しい」という特徴があります。自分が勤勉で、努力を続けている理由から、「他の人もできるはず」という心理になるようです。

自分に厳しい人のもう一つのタイプは、「自分に厳しいが、他の人には甘い」という特徴です。この特徴の人は、自分自身はコツコツと努力をしていますが、決して自己アピールするわけではなく、失敗の痛さも知っている人であり、謙虚な人が多いという特徴があります。

自分に厳しい人の心理としては、自分に厳しいことから物事を完璧に行いたいために、他の人にも頼ってほしいという心理が大きいようです。頼られることによって、自分の理想に近づけ、モチベーションを上げることができるという理由からです。

自分に厳しい人は、真剣に物事を考える特徴があるので、わからないことは徹底的に「なぜそうなるのか」と考え続けたいという心理が働きます。しかも、答えが出るまで、永遠に考え続ける特徴があります。

自分に厳しい人は、いつも完璧に物事をこなしたいという特徴があるので、自分自身の中に自信のない弱い自分を見つけると、それを克服したいという心理が働きます。少しでも弱い自分があるのは、どうしてもプライドが許さないという心理ゆえです。

自分に厳しい人は、自分の結果を人に見せることがあっても、問題にぶつかったり、苦しいという本音を他の人には見せたくないという心理があります。理想的な自分を人に見てもらって、失敗や問題にぶつかっている自分は隠しておきたいという心理が働くからです。

自分に厳しい人の多くは、問題にあたっても順調に物事を解決して前に進みたいという心理から、問題を人に打ち明けることがあまりありません。そのために、自分の問題や心配ごとを抱えている状態が続くという特徴があります。

自分に厳しい人は、仕事ややるべきことに高い理想を設けて、それを完璧にこなすという特徴があります。そのため、チームで仕事をする場合には、周りのミスや問題に対して、厳しすぎる態度をとり、理想に近づけようとする傾向があります。

理想が高い自分に厳しい人は、常に向上心があり、自分の理想に向かってストイックに努力を傾ける特徴があります。自分の理想に向かってどんな努力も惜しまないからです。そして、自分に厳しい人の掲げる理想は、他の人よりももっと高いゴール設定になっていることが多々あります。

自分に厳しい人は、自分自身ができる人であるゆえに、プライドが許さない失敗は隠し、プライドのために他の人に愛想を振りまくということもありません。常に自分のストイックな努力の結果がすべてであるという考え方をする傾向があります。

自分に厳しい人は、周りからストイックな人と見られる特徴があります。それは、目標のためであれば、コツコツとどんな努力も惜しまない努力家の一面があるからです。

自分に厳しい人は、多くの人が望む楽な道や、ちょっとしたずるを許しません。正義感が強いので、ちょっとしたずるも自分のプライドが許さないのが理由です。正義感が他の人より強いので、自分の意見を曲げることもありません。

自分に厳しい人は、ストイックな努力をしたとしても目標に向かって進む特徴があるので、だらだらと自分の仕事をしたり、自分の基準が低く自分に甘い人を見下す特徴があります。自分に厳しい人が、その人たちの結果に満足していないことが理由です。

自分に厳しい人は、自分の意見をはっきりと持っているので、好きか嫌いも明確に自分の考えを持っている特徴があります。自分に厳しい人が好きなものは徹底的に好きですが、嫌いなものには興味を示すことすらありません。

自分に厳しい人は、完璧にプライドを持って自分の仕事をこなすことを理想としています。そのために、たくさんの方法をとりながら、目標に向かって努力します。その結果が、自分の納得いかない状態であると満足することはできずに、更に何か解決方法はないかと考えはじめる特徴があります。

自分に厳しい人は、すべてのことをプライドを持ってこなしていく特徴ゆえに、問題や解決すべきことが山積みになってしまい、精神的にストレスを抱え、追い込まれていることが多々あります。「このくらいでいいや」という甘い考えが、自分のプライド的に許さないのです。

今の自分を超えて、もっと完璧に行いたいと常に願っている自分に厳しい人。向上心が強いので、常に前進する方法を考えている特徴があります。

自分に厳しい人は、自分だけでなく厳しい基準をもって行動する特徴があります。ストイックな方法であったとしても、自分の目標基準に達するのであれば、その方法を探し、努力する人として知られています。

自分に厳しい人の長所は、責任感が強いことです。強い意志とプライドをもって物事をやろうとしているので、仕事の期日や質などを落とすことなく、責任をもってやり遂げたいという完璧な部分が長所となって現れます。

自分に厳しい人は、自尊心が高いという長所があります。この自尊心が高いという長所を生かして、ストイックな努力も惜しまずに、物事を前向きな方法で解決していくだけ力が自分にあると信じれる理由になっています。自尊心が高いという長所ゆえに、ストレスにも耐えられますし、問題が山積みになったとしても、解決方法を模索できる力があるのです。

自分に厳しい人の長所の中には、物事を諦めずに、コツコツと解決方法を探る特徴もあります。完璧に物事をやり遂げたいという心理的な理由から、物事を簡単に諦め、放置することはありません。そんな長所のある人と仕事をすると、振り回されることもありますが、学べることはたくさんありますよ。

コツコツと努力をする自分に厳しい人は、自分が思った答えが出るまで、いろいろな方法を試して結果を得ようとするので、必然的に勉強や仕事が出来ることが長所になります。

何においてもプライドをかけてやり遂げる長所がある自分に厳しい人は、結果を出していることから周りから頼りにされ、信頼されることになります。周りから一目置かれる存在になる理由がわかりますね。

自分に厳しい人の短所は、周りから見るとわがままに見えるところです。自分のペースでコツコツと努力をし続けるので、周りに合わせることがありませんし、周りに合わせる方法を探そうとしない特徴もあります。そのコツコツした努力が短所になってしまう時もあるのです。

自分自身に納得がいかないと、考え込んでしまったり、イライラしてしまうことから、自分に厳しい人は短気になるという短所もでてきます。ストイックな方法で高い目標に向かいすぎていることも、イライラの理由になり、短気な短所が周りから見て明らかになることも。短気の短所は致命的になることがあるので、気を付けたいですね。

自分に厳しい人は、一人で物事を解決してしまおうとする理由から、一匹オオカミ状態になる短所があります。周りの人の手を借りないで、自分の世界に入って仕事や勉強に打ち込んでしまうことが、周りの人から見ると一匹オオカミだと思わせるのです。

プライドをかけてコツコツと行うストイックな努力も短所になることがあります。周りの人を寄せ付けないオーラが出て、「自分に近寄らないでくれ！」と言わんばかりのオーラが出ている場合もあるからです。その状態になると、人を寄せ付けないことは、自分に厳しい人の短所となります。周りの人が一切タッチできないと思わせることが理由です。

自分の基準が高いので、ついつい相手にも同じレベルを要求してしまうことが短所になる自分に厳しい人。人に厳しく接することで、周りの人から嫌われることもあります。自分に厳しいことは別として、他の人にも厳しい態度をとりすぎると、致命的な短所の理由になりますよ。

周りの人や他人が優しい言葉をかけてくれると、ついつい「本当だろうか？」と思ってしまう自分に厳しい人。「よくやっているよ」とか「すごい！」といった賛辞も、まやかしに聞こえることもあるようです。

自分に厳しい人は、本当の自分が周りに出せないという理由とプライドの高さから、本音で相手と話すことが怖いと感じることがあります。自分をさらけ出すことで、相手につまらない人間だと思われたくないからです。

完璧に物事をこなしたいと思っている自分に厳しい人は、他の人の評判や評価も異常に気にするものです。上手に物事をこなせたと思っていていても、他の人の評判が低いと、自分のプライドが許さないのです。

自分にきびしい人は、ストイックに努力をし、自分を高めることおを目標にしているので、その周りの人も相手と同じくらいのレベルになるように努力する必要があります。自分に甘く、ゆるゆるな生活を送っている人に、自分に厳しい人は魅力を感じないものです。

自分に厳しい人は、自分の考えや理想をしっかりと持っています。そんな人と上手に付き合うには、自分も疑問に思ったことは、しっかりと相手に伝えて、コミュニケーションを図る必要があります。「これでいいはず」といった基準は、自分に厳しい人には通用しないからです。

自分に厳しい人は、自分の基準をしっかり持っています。その人を決して否定したり、馬鹿にした態度は決して取らないようにしましょう。相手を尊重し、相手の意見に耳を傾ける心の広さを持つなら、自分に厳しい人と上手に付き合うことができるようになります。

自分に厳しい人になりたいのであれば、まずは周りの意見を聞いて、今の自分正確に理解することです。闇雲に努力するのではなく、どの点が自分足りていないのかを理解して、それから前向きに努力をしましょう。自分の近しい人にありのままの評価を聞いてみるのもいいですよ。

人間に個性があると同じように、誰にでも良い部分があるものです。自分に厳しい人になろうと努力するにあたって、自分の足りない部分だけでなく、良い所にも目を向けるなら、卑屈になることなく努力を続けることができます。

自分だけで何かを解決するのではなく、周りにも意見を聞いてみて改善することも必要です。自分に厳しい人になりたいからという理由で、出来ないことを一人で抱え込まないようにしたいものです。

他の人に勝とうと思っているのであれば、まず自分自身がストイックな努力をして、自分の欲望を制することから始めることが大切だということわざです。他の人の前に自分に厳しくあり、自分に勝たなければ他の人に勝てないという意味です。

他の人の弱点はすぐに目につきやすく、批判しやすいものですが、一番危ないのは自分の弱点が見えていないこと。自分の弱点がどこにあるのか、どんな大きさなのかをまず知らなければ、問題が大きくなってから対処できないということわざです。人の弱点が目につくのであれば、自分の弱点をもっと厳しく見る必要があるという意味です。
 

自分の運を恨んだり、他の人のせいにして問題から逃げるのではなく、自分の問題だと自覚をして、改善に向かって努力するべきだということわざです。今の自分に満足したり、立ち止まったりするのではなく、自分を高める努力をし続けるように自分を励ますことができます。

「自厳他寛」(じげんたかん)は、漢字のごとく、自分には厳しく、他の人には優しく甘く、という意味の四字熟語です。人の失敗などを厳しく追及するのではなく、人には優しく接し、自分のこなすべき仕事はしっかりと甘えずに厳しく行うという意味が含まれています。例えば、「部長は自厳他寛だから、人望が厚い」という使い方をすることもあります。このような人は、周りからも慕われますね。

「不惜身命」(ふしゃくしんみょう)と読み、自分の身や命をささげて惜しまないという意味のある四字熟語です。これは、自分の目的達成のためなら、自分に厳しく、理想を追い求める努力をし続けるようにという意味が含まれています。

自分に厳しい人は、自分に勝つことを目標にしている人とも言えます。人と比べるのではなく、以前の自分を超えることを目標に、ストイックな努力をすることが出来るのです。

自分に厳しい人は、自分の感情を制することができる人とも言えます。自分を律することで、自分を支配しようとしているのです。感情を律するのは難しいですが、自分に厳しい人は、その難しいことにもチャレンジしようとしている人です。

自分の短所が分かれば、それを克服してもっと前進したいと思う特徴が自分に厳しい人にあります。自らを克服して、さらなる高い目標に向かいたいのです。

自分に厳しいことはいいことです。周りの信頼や自分自身を高めることができるからです。周りとの歩調を合わせながら、自分に厳しく前向きに毎日が送れるように努力してみましょう！