年収5000万稼ぐ人の職業10選！どんな裕福な生活をしているの？

年収5000万円の人とは、一般的なサラリーマンの年収の、約10倍！そのような年収の人がいるなんて、にわかに信じられないかもしれません。相当贅沢な生活をできるのでは、と思われますが、一方年収5000万円稼ぐには、どのような仕事をしているのでしょうか。貯蓄や税金に関することも、一般的な生活をしている人々とはまた少し違ったものになっているかもしれません。

日本の平均年収は男性が521万円、女性が280万円と、まだまだこのままで維持しそうです。年収5000万円の人は月収がおよそ300～400万円とのことで、一般的なサラリーマンが一年で稼ぐ分の給料を１ヶ月で稼いでしまうのです。

しかし、どのような形で収入を得ても、税金を払わないわけにはいきません。年収5000万円もの人は、同時に税金で毎年2000万円ほど支払っており、手取りは実際に毎年3000万円ほどになるわけです。

まず、サラリーマンの給与一本で年収5000万円に届くとなると、一般企業ではそうそう難しいです。大企業でも常任理事クラスであり、それでも家族ぐるみなどの相当なコネクションがないと難しいです。

それ以外で年収5000万円の人間となると、独立して起業をし、自分の力で仕事を得ている人が多いです。近年、ブロガーやYouTuberといった個人メディアが多く台頭し、そういった人々の中からも年収5000万円を超える人が登場しています。

世帯年収5000万円の人は全体の０.1％程度、つまり1,000人～1,500人に一人が年収5000万円ということになります。これはかなり全体の比率として少ない印象です。またあくまでも「世帯」なので家族全員が合わせて5000万円ということ。よって、一人で5000万円を稼いでいる人は更に少ないことがわかります。

更に、税金で引かれるため、年収が5000万円ほどでも手取りはかなり安くなってしまうということがお伝えした通り。本当に年に5000万円を稼いでいる人というのは、日本の中でもかなり少数であることが把握できます。

では、年収5000万円を稼いでいる人は、実際どのような職業についているのでしょうか。先ほど大企業の常任理事クラスや個人企業主といった年収5000万円を稼ぎやすい仕事を紹介しました。では、実際に大企業とはどういったところに関係しているのでしょうか。個人で起業をしている人は、どのような仕事内容で稼いでいるのでしょうか。

まず、大企業の取締役クラスだと、年収5000万円を達成している人はいます。大企業の定義とは、一般的に資本金が3億円を超えており、東証1部・2部上場企業のことを指します。

日本を代表する大企業の一つは日銀こと日本銀行。財務省所管の認可法人です。金融のトップに立つ大企業であり、更に重要な役職に近い職業であるほど年収は5000万円に近づいています。総裁の身内か、家族ぐるみでのコネクションがある人であれば、どんどん高収入を目指せます。

次いで日本の大企業というと、三菱電機。先進技術を結集させて商品開発をしています。日本国内のみならず海外にも太いパイプを持つ大手総合電機メーカーです。ここの取締役クラスか、家族何世代かで従事している人ともなると年収5000万円に達する場合が多いです。

更に日本の大企業というと、トヨタ自動車が挙げられます。豊田自動織機を源流とするトヨタグループの中核企業であり、ダイハツ工業と日野自動車の親会社、更にSUBARUなど様々な株主となっています。この取締役に、年収5000万円に達する人がいます。

信託業務における大企業だと、三井住友信託銀行や三菱UFJ信託銀行といった企業がトップにきます。こういった信託業務の大企業、更には取締役クラスの職業になってくると年収5000万円に近づいています。

カメラマンやブロガー、映像制作など、近年では個人メディアも多く台頭しています。いずれも企業に所属せず、自分で起業して仕事を得ている人です。大企業以外で年収5000万円を狙うとなると、起業して独立も視野に入れる必要があり得る時代になったということです。しかし年収5000万円に達するまでは、膨大な仕事量と確固たるコネクションを築く必要があります。

トレーダーやファウンドマネージャーなど金融の専門の仕事に就いている人は、年収が高額になりやすいです。特に、外資系の金融トレーダーとなると国内の大企業の倍もの収入が見込めると言われています。

ただ、年収5000万円に達することができるのはほんの一握り。仕事を増やし、競争に勝つという気概がないと難しいです。個人で独立している人のうち、外資系トレーダーとして活躍し、税金関係を税理士に一任しているという人もいます。

国家資格が必要とされる職業は、一般的に高収入が見込める職業です。例えば法律に関する「弁護士・行政書士」や、税金・貯蓄などのお金に関する「税理士・公認会計士」は、クライアントが増えれば増えるほど年収がアップ、年収5000万円を得ている人もいます。

これらの人の特徴は、自分で事務所を立ち上げた人。さらに言えば大企業や芸能人、政界との関係があればあるほど、一回の仕事に対する報酬金額も上がるので、当然年収も上がります。

また、年収5000万円を稼ぎやすい職業といえばスポーツ選手。特にオリンピックや世界大会に出場するような選手は、やはり年収が5000万円近くあるという人が多いです。日々ストイックなトレーニングを重ね、大きなものを背負っているので、高年収を得ているのです。

ところが、スポーツ選手が気をつけなければいけないのが、年棒によってかかってくる税金が異なるところ。前年度が多く本年度が少なかった場合、前年度分の税金を支払わなければいけません。よく税理士をつけているスポーツ選手が多いのは、こういった面倒な税金絡みの対策をしなければならないからです。

芸能人ならば、年収5000万円を稼げる職業だと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに芸能界歴が長く、ギャラ単価の高いCMや番組に出演しているような人は、収入が多いです。

しかし当然のことながら、一朝一夕に高年収を得られるというわけではありません。どれだけ自分の知名度を上げ仕事を得られるかが鍵になってきます。今はSNSの普及により、コツさえ掴めば知名度を上げることはいくらでもできます。上手に時代の波を利用することが、年収5000万円への道です。

通貨や不動産、コモディティなどを取り扱うような起業家・投資家といった職業は、5000万円もの高い年収を見込めるとも言われています。起業家ら独立し、時間に縛られない夢のような生活が過ごせるというイメージの職業ですが、個人投資家が資本主義の社会で勝ち抜く方法は限られています。知識を日々つけて、貪欲に稼げる人が成功します。

では、年収5000万円を稼ぐ人のうち、裕福派、つまり贅沢にお金を使う人はどのような特徴があるのでしょうか。

裕福派の生活の特徴として、港区の高輪や六本木など、いわゆる都内の高級区画に住宅を構えていることが多いです。こういった高級区画に住む場合、家賃相場はおよそ50万円ほどと、我々からすると想像もつかない金額になっています。

ITや芸能関係の仕事に携わる人は、セキュリティー上の関係から賃貸で住む場合が多いのですが、そうでない年収5000万円の人は賃貸に住むことはなく、家族のことを考えてマンションや土地を購入するパターンが多いです。

年収5000万円稼ぐ人となると、ほとんどの人が都内在住であろうと車は所持しています。そのうち裕福派の人からは、ベンツやポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニといった外車が人気です。一流な生活をする人は、車も一流のものを持ちたいのだとか。

贅沢な使い方では敢えて家族で都市郊外に住み、何台か車を保持しているというパターンもあります。車を保持することで、公共機関を使わず、時間を消耗しないようにという考え方なのです。

年収が高い人のうち、裕福派の特徴としてはまず身なりにお金をかけます。一流にふさわしい物品を買い揃え、ふさわしい場に身につけていくことで、新たなコネクションや仕事が舞い込むことがあると考えているのです。特に靴や鞄、アクセサリーといった細かな部分には、お金を贅沢に注ぎ込む傾向があるそうです。

年収5000万円クラスの人は、以外にも外食派は少ないです。裕福派の特徴は普段はあまり外食をしませんが、重要なクラスの人との接見にはお金を贅沢に注ぎ込みます。

またいわゆる高級スーパーといったところで、産地にこだわった買い物をするという人も裕福派には多いです。裕福層の特徴として、家族や自分の健康にしっかりと気を使う傾向があります。

裕福派の特徴として、株や投資に力を入れているということが挙げられます。年収5000万円のうち、およそ3分の1ほどを株や投資に費やしています。

いくら膨大な金額を稼いでいても、将来に対しての貯蓄はしっかりと対策しておきたいと考えているので、仕事以外でしっかりと投資し、貯蓄に回します。年収で得られる5000万円を贅沢に使いつつ、しっかりと投資で貯蓄をすると増やすという考えをしているのが裕福派の特徴です。

続いては、年収5000万円を稼ぐ人のうち堅実派、あまり贅沢にお金を使わず、しっかりと将来への貯蓄をしている人の生活を紹介します。

年収5000万円でも、堅実派の人は住居にお金をかけません。普通の家賃の家に住んだり、家族と一緒に都心郊外に一軒家を買ったりと、一般的な職業の人と同じような生活をしています。抑えるところは抑えて、貯蓄に回す傾向があります。

堅実派の人は実用性重視で、それは車にもみられます。外車にはこだわらずベンツやBMW、プリウスが人気のようです。ハイブリッドカーが実用性を重視する視点で人気なのだとか。

裕福派と同じく、車は年収5000万円クラスの人には必要不可欠のようです。移動に時間をかけたり、満員の公共機関に乗って消耗しないような工夫をしています。

年収5000万円の人のうち、堅実派は個人で起業やメディア活動といった仕事をしている人が多いです。これらの人は好きな服装で仕事ができるため、ブランド品にこだわることはあまりありません。堅実派は服装や身の回りのものを抑え、家族の養育費に回したり貯蓄に回します。

堅実派は食材に対しても贅沢をすることはなく、近所のスーパーで買い物をすることが多いです。しかし健康にこだわるのは、年収5000万円クラスの特徴です。堅実派は食費を抑える代わりに、トレーニングコーチや栄養コンシェルジュをつけており、そちらにお金を使うことがあります。稼ぐためには健康な体、そして良質な食事が大事であると考えているのです。

年収5000万円の人でも、サラッとお金を使う場面はあります。どういう時かというと、お世話になっているところに金銭的支援をしたり、誰かのスポンサーになったりというとき、堅実派の姿とは意外にも贅沢にお金を捻出します。これは、しっかりと他人を応援し、お金を使って支援することがゆくゆくは自分のプラスになるということを肝に免じているからです。

一朝一夕には難しいかもしれない年収5000万円。しかし、裕福層のお金の使い方や、お金に対する考え方を知ることで、少しでも倣うところがあると考えられるのではないでしょうか。年収5000万円の世界を知って、収入や貯蓄の参考にしてみましょう。