12月の挨拶文の書き方!季語を取り入れた書き出しや結び例164選も!
12月は1年の締めくくり月でもあり、なにかと挨拶文などのやりとりが多い季節です。そこで今回は、挨拶文の基本の書き方から、12月ならではの季語や慣用句を交えて、ビジネスにもプライベートにも使える例文を用意してみました。これで今日からあなたも手紙美人!
目次
- 112月の挨拶文はどう書けばどうすればいいの?
- 2【12月の挨拶文の前に】手紙の基本的な書き方を紹介!
- 3【12月の挨拶文の書き方①】12月の季語や慣用句一覧!
- 4【12月の挨拶文の書き方②】季語を使った書き出しの例文64選!
- 5【12月の挨拶文の書き方③】ビジネス向きの書き出しの例文7選!
- 6【12月の挨拶文の書き方④】結びの言葉の例文30選!
- 7【上級者向けの12月の挨拶文①】初旬・中旬・下旬の時候の挨拶63選!
- 8【上級者向けの12月の挨拶文②】『12月』の呼び名・別名一覧!
- 912月の挨拶文を実際に書いてみよう!プライベート・ビジネス向きの例文3選!
- 10季語を使って冬を感じる素敵な手紙を書いてみよう!
12月の挨拶文はどう書けばどうすればいいの?
12月は師走とも書き、師匠が走るほどせわしないといわれている季節です。実際、12月はクリスマスや年末に向けての仕事の追い込みなど、楽しみもありつつ忙しい季節でもあります。また、12月は年末の締めくくりとして挨拶文を書く頻度が高い季節とも言えます。12月ならではの季節感を現した挨拶文はどのように書けばいいのでしょうか?また、12月の中でも、上旬・中旬・下旬に細分化した挨拶文の表現もご紹介いたします。1年の締めくくりである12月の挨拶文をばっちり決めましょう。
【12月の挨拶文の前に】手紙の基本的な書き方を紹介!
12月になり、いざ挨拶文を書こう!と思い立ったものの、そもそも挨拶文とはどのように書いたらよいのでしょうか?ビジネスにも活用できる12月の挨拶文の基本的な書き方について学んでいきましょう。
手紙の基本構成とは
挨拶文をはじめとした手紙の基本構成は、【前文】【主文】【末文】【後付】の4つからなっています。ビジネスでもプライベートでも挨拶文の基本は同じです。これら挨拶文の4つの構成について例文を交えて解説していきます。
前文で書く内容
前文とは、挨拶文の最初の部分のことです。前文も主に4つの内容に分けられます。
頭語
「こんにちは」など、基本的な挨拶にあたる「拝啓」などの書き出しの言葉です。
時候の挨拶
挨拶文の基本となる部分です。「さむくなってきましたね」「紅葉が美しい季節ですね」など、季節感や季語を現す言葉が続きます。時候の挨拶は、挨拶文を投函する時期が上旬か中旬か下旬かによって様々な表現があります。
安否を尋ねるあいさつ
「お元気ですか」「お忙しいでしょうか」など、相手の様子を尋ねる部分です。その後、「私も元気です」など自分の安否を知らせる表現を付け加える場合もあります。
お礼やお詫びのあいさつ
「いつもありがとうございます」「ご迷惑をおかけしています」など、相手との関係に応じて感謝や謝罪、恐縮の気持ちを伝える部分です。
主文で書く内容
挨拶文の主体となる用件について書く主文は、大きく分けて2つのパートになります。
起こし言葉
主文に入るときは、改行して1文字下げ新しい段落にし、「さて」「この度は」などと書き始めます。これは、前文でのあいさつが終り、ここからが本題ですということをわかりやすく示すための表現です。
本文
お礼ならば「おめでとう」、お祝いならば「おめでとう」など、気持ちを伝えます。つらつらと自由に思ったことを書き連ねてしまうと、伝えたい内容がぼやけてしまいますので注意が必要です。
末文で書く内容
用件の後の挨拶文です。話すときも、用事を伝えていきなり「それじゃあさようなら」とは言わないのと同様に、手紙にも結びの挨拶文が必要です。
結びのあいさつ
用件の最後には、「お元気で」「また会いましょう」など、相手の健康や活躍を祈る言葉や今後につなげる表現などを結びの挨拶として繋げます。また、結びの挨拶文も投函時期が12月の上旬か中旬か下旬かによって表現が様々あります。
結びの言葉
挨拶文や手紙の言い回しとして「まずは〇〇まで」という結びの表現があります。ここには、お祝いやお礼、連絡、返事など、挨拶文の内容を表す言葉が入ります。
結語
「さようなら」にあたる挨拶文などの手紙の結びの言葉です。「拝啓」が書き出しなら「敬具」で終わるというように、頭語に合わせた結語を用いるルールがあります。
後付けで書く内容
これも挨拶文など手紙ならではの内容です。書くべきことを順番通りに書けばよいです。
日付
挨拶文を投函する日付です。
署名
自分の名前は下方に書きます。
あて名・敬称
相手の名前に「様」などの敬称をつけて行頭から書きます。ビジネスの挨拶文の場合は、役職や敬称によく注意しましょう。
【12月の挨拶文の書き方①】12月の季語や慣用句一覧!
12月の挨拶文に使える季語と慣用句をまとめてみました。12月の事項の挨拶に活用してください。
12月の季語の読み方は候はすべて「こう」と読むそうです。
師走の候 (しわす) |
歳末の候 (さいまつ) |
年末の候 |
歳晩の候 (さいばん) |
初冬の候 (しょとう) |
寒冷の候 (かんれい) |
初雪の候 (はつゆき) |
新雪の候 (しんせつ) |
孟冬の候 (もうとう) |
寒気の候 (かんき) |
霜寒の候 |
季冬の候 |
月迫の候 (げっぱく) |
短日の候 (たんじつ) |
厳冬の候 (げんとう) |
心せわしい年の暮れ | なにやかやと気ぜわしい年の暮れ |
寒さひとしお身にしむ年の瀬 | 寒気ひときわ厳しい今日このごろ |
木枯らしに思わずコートの襟を立てるころ | 寒い北風が吹きつのる今日このごろ |
迎春の準備に忙しい折から | 今年もいよいよ押し迫ってまいりました |
本年も余日少なくなりました | 年内も余すところわずかとなりました |
10個ほど選び出してみましたが、12月の季語や慣用句はまだまだたくさんあります。豊かな表現を活用して、ビジネスの挨拶文も周りと差をつけましょう。
【12月の挨拶文の書き方②】季語を使った書き出しの例文64選!
天候や季節感を主体とした書き出し17選!
書き出しの中でも、主に季語や季節感を意識した12月らしい時候の挨拶を選んでみました。
- 新雪の候、寒さも本格的になってまいりました。皆様、お風邪をめしていらっしゃいませんか。
- 初雪のみぎり、皆様には、ますますご清祥でご活躍のこととお喜び申し上げます。
- 例年にない暖かい師走となっております。皆様、お変わりございませんか。
- 寒気の厳しい日が続いていますが、(〇〇地方は)いかがでしょうか。
- 小雪のちらつく日もある昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。
- 木枯らしの吹きすさぶ季節になりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
- 寒風の吹く日が増え、今年も残りあとわずかとなりましたが、~~。
- 本格的な冬将軍の到来に、身も心も引き締まる思いがしていますが~~。
- 年末とは思えないほどのあたたかい日が続き~~。
- 今年の冬将軍はなかなか手ごわいようです。
- 寒さも本格的になってまいりました。
- 寒さが身に染みる季節になりました。
- 今年は暖冬の年の瀬となって負います。
- 暦の上でははや大雪、お変わりございませんか。
- 北風が身に染みる季節になりました。
- 熱燗の恋しい季節になりました。
- お鍋のおいしい季節になりました。
年末を意識した書き出し17選!
いよいよ年末に差し迫った12月下旬の雰囲気を表す時候の挨拶の書き出しを選びました。
- 壁に掛けたカレンダーも最後の一枚となり、何か心急ぐ気分です。
- 今年は暖冬ということで、年の瀬とは思えない暖かい日が続いております。
- はや今年も終わりが近づきます。年の瀬までに一度お会いしませんか。
- 冬至も過ぎ、いよいよ気ぜわしくなってまいりました。
- 多忙な一年でしたが、大みそかは心静かに除夜の鐘を聞いて過ごしたいと思います。
- クリスマスも過ぎ、いよいよ迎春の準備にお忙しいことと存じます。
- お正月の準備でいよいよお忙しくされていることでしょう。
- 毎年のことながら、月日の経つのはなんと早いのだろうと驚かされる年の瀬です。
- 年の暮れを迎え、待ちを行きかう人々の足取りにもあわただしさが感じられるようになってまいりました。
- 今年もはや、正月飾りを売る市が立ち、年末気分が高まってまいりました。
- 来年のカレンダーを買ってまいりました。どうやら今年も無事に過ごせたようです。
- 迎春のお仕度にあわただしくお過ごしのことと拝察いたします。
- 今年こそ余裕をもって大みそかを迎えたいと、今から少しずつ掃除を進めております。
- 今年も残りわずかとなり、年越しの準備に追われていることでしょう。
- 極月の候、今年もはや年賀状を書く時節にいたりました。
- 年末厳寒のみぎり、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 年の市でしめ飾りを買ってまいりました。新しい年がすぐそこまで来ています。
12月の自然や風物を主体とした書き出し30選!
12月らしい風物詩や12月ならではの自然を盛り込んだ挨拶文についてまとめてみました。
- クリスマスソングが街に流れるころとなりました。
- クリスマスのイルミネーションが街に輝いています。
- クリスマスが終り、街はいっせいに年末のムードに変わりました。
- 街はクリスマス一色となりましたが、
- ポインセチアの深紅がひときわ目を引きます。
- 木枯らしが身に染みる頃となりました。
- 山茶花が美しい季節となりました。
- 初雪の便りが届く頃となりましたが、
- おせちの準備はととのいましたでしょうか。
- 今朝は、庭一面に霜柱が立ち、見ているだけで寒さに震えてしまいました。
- 冬の空澄み渡り、遠くの山々がくっきりと望める絶好の天気です。
- 窓から見える箱根の山が新雪を抱いています。
- 今日は、子どもと一緒にツリーの飾りつけをしました。
- 秋に拾い集めた木の実で、素朴なクリスマスリースを手づくりしてみました。
- 花屋の店先に並ぶポインセチアの鮮やかな赤に、クリスマス近しを実感します。
- 年賀状のご手配はもうなさいましたか。
- 先日は、お心のこもったお歳暮の品をご恵贈いただきまして、誠にありがとうございました。
- 初めてパソコンで年賀状を作ってみました。なかなか楽しいものですね。
- 歳末商戦たけなわ、お忙しい毎日のことと存じますが、ご盛業のこととお喜び申し上げます。
- 商店街も年末に向けてますます活気づいてきました。
- 押し絵を習って半年、ようやく羽子板が完成しました。
- 待ちに待ったボーナスの支給、この一年の自分へのご褒美を何にしようか、うれしい悩みが始まります。
- 冬至の夜は、ゆず湯でゆったりと体をほぐし、ささやかながら冬の幸せを実感しました。
- スキー場の積雪情報に心浮き立つシーズンとなりました。もう初滑りはなさいましたか。
- 十二月の手帳は、仕事のスケジュールよりも忘年会の予定で埋まっています。
- 楽しくも辛い、忘年会の時期に突入いたしました。
- 忘年会シーズンを迎え、連夜のご出陣ではと拝察しております。
- 忘年会シーズンたけなわ、胃腸の調子はいかがでしょうか。お見舞い申し上げます。
- お正月休みは、今年も海外で過ごされるのでしょうか?
- クリスマスツリーをしまって、こんどはお正月のしめ飾り。神様も大忙しの年末です。
【12月の挨拶文の書き方③】ビジネス向きの書き出しの例文7選!
12月といえばビジネスシーンでも挨拶文のやりとりが多い時期です。ここでは、12月にふさわしいビジネス向けの挨拶文を選出しました。
- 師走に入りあわただしくなってきましたが、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
- 年内も余日少なくなりましたが、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 早いものでもう師走、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 今年もいよいよ残りわずかとなってまいりましたが、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 初冬のみぎり、ますますご活躍のことと拝察いたします。
- はや一年の締めくくりの時節となりました。諸事ご多忙のこと拝察いたします。
- 寒さもひとしお身に染みる頃となりましたが、ご一同様にはご活躍のこととお喜び申し上げます。
【12月の挨拶文の書き方④】結びの言葉の例文30選!
12月の挨拶文にふさわしい季節感のある例文を選びました。
- 師走の候、お元気でお過ごしください。
- 初冬のおりから、くれぐれもご自愛ください。
- 寒さが身にしみる時節、お風邪などひかれませんように。
- 新年に向けて、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
- 空気が乾燥しております。どうぞご自愛ご専一に。
- 今年は雪の当たり年と聞きます。お体を大切にお過ごしください。
- 来年もどうかよろしくお願い申し上げます。
- 寒さが厳しくなってまいります。体調には十分ご留意ください。
- 年末に向けてご多忙な日々をお過ごしのことと存じます。くれぐれもお体をご大切に。
- 気ぜわしい毎日ですが、体調を崩されませんよう、お祈り申し上げます。
- 例年になく早くから雪が多くなっております。くれぐれもお体ご大切に。
- 冬になって乾燥しております。お風邪をひかれませんようご留意ください。
- 年末に向け、くれぐれもご自愛の上、おすこやかに新年をお迎えください。
- 年の瀬も押し迫り、お仕事もご多忙の時期かと存じますが、くれぐれもお体にはお気をつけください。
- 今年も残すところあとわずかとなりました。お互いあとひとふんばり仕事に励みましょう。
- 明年も変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。
- 来年も倍旧のご支援のほどを切にお願いいたします。
- 来年もいろいろとお世話になることと存じますが、どうかよろしくお願い申し上げます。
- 一年の感謝を込めて、お便りをさせていただきました。
- 明年も変わらぬご厚誼のほどをお願い申し上げます。
- 来年もお見捨てなくおつきあいくださいますよう、お願いいたします。
- ご家族おそろいでよいお年をお迎えください。
- 来年も幸多き年になりますよう、お祈り申し上げます。
- 新しい年のご家族の皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
- 来年も、ご一家にとりまして素晴らしい年になりますよう、お祈りいたしております。
- 今年一年、ひとかたならぬお世話になりまして、まことにありがとうございました。
- 年末にご帰省になるようでしたらご一報ください。
- 忘年会シーズンですが、飲みすぎにはくれぐれもご注意ください。
- 忘年会続きの毎日と拝察いたしますが、ご無理をなさらずお体をたいせつに。
- 新年には、ご家族でお出向きください。お待ちしております。
【上級者向けの12月の挨拶文①】初旬・中旬・下旬の時候の挨拶63選!
12月とひとくちに言っても、月初と月末ではずいぶん雰囲気や忙しさが変わっていきますよね。そこで、上旬には上旬らしい、中旬には中旬らしい、下旬には下旬らしい12月の挨拶文を抜粋しました。
①12月上旬の時候の挨拶21選!
12月上旬は12月のうちではまだまだ寒さもゆるく、せわしない印象もないと思います。上旬らしい、冬の入り口を感じられる12月の挨拶文を選びました。
- 今年は暖冬ということで、年の瀬とは思えない暖かい日が続いております。
- 壁に掛けたカレンダーも最後の一枚となり、何か心急ぐ気分です。
- 冬来たりなば春遠からじと申しますが、このところの寒さはひとしおでございます。
- はや今年も終わりが近づきます。年の瀬までに一度お会いしませんか。
- 新雪をいただいた山々が美しく眺められる頃となりました。
- 朝から降り続いた雨が、いつの間にかみぞれに変わったようです。
- 寒気いよいよ厳しき折、ご健康をお案じ申し上げます。
- 寒さが一段と身にしみるこの頃ですが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
- 寒空に星々も一層さえわたって見えるようになりました。
- 今朝ほどは雪がちらつきましたが、これが当地の初雪です。
- 師走を迎え、何かとせわしない日々かと思います。その後お元気でしょうか。
- 師走の声を聞き、めっきりさむくなってきたようです。
- 寒気日増しにつのり、冷え込みの厳しい季節ですが、お変わりございませんでしょうか。
- 日の短くなったこと、あっという間の一日です。ご機嫌いかがでしょうか。
- 凍てつくような寒さが続いておりますが、お風邪など召されてはいらっしゃいませんか。
- 今年も残すところあと〇日となりました。
- 大雪も間近、
- 今年も歳末助け合い運動が始まりました。
- 終日木枯らしが吹きすさんでおります。
- 寒風に落ち葉が待っています。
- 山の頂はすっかり雪化粧しています。
②12月中旬の時候の挨拶21選!
12月中旬になると、いよいよ寒さが進み、年末の色がちらほらと見えてきます。そのような12月の雰囲気が伝わる挨拶文を選びました。
- 冬来たりなば春遠からじとは申せ、寒さがひとしお身に染みるこの頃でございます。
- 冷たいみぞれ交じりの雨が、本格的な冬の到来を告げています。
- 身を切るような木枯らしに、いよいよ冬本番を感じています。
- 街路の並木の條々も葉を落とし、すっかり冬景色に変わりました。
- 先ほどから降り続いていた冷雨が、どうやらみぞれにかわったようです。
- 冬至を過ぎて、日脚は少しずつ伸びてまいりますが、寒さのほうはこれからが本番です。
- 今年は暖冬ということで、師走とは思えない穏やかな陽気が続いています。
- はや一年の締めくくりの月を迎え、皆様には諸事ご多用のことと存じます。
- 今年も押し迫り、とりわけご多忙のこととご推察いたします。
- いよいよ冬将軍の到来の季節となりました。
- 冬も半ばにかかり、寒ブリのおいしい季節を迎えております。
- 冬至の日には習慣どおりかぼちゃを食べ、ゆず湯にゆっくりつかりました。
- デパートのロビーに見事なクリスマスツリーが置かれました。
- 初霜の知らせを耳にする今日この頃、お変わりございませんか。
- 街はクリスマス商戦一色。
- 浅草羽子板市の季節になりました。
- 忘年会の季節到来。
- 今年もいよいよ残りわずかとなってしまいました。
- 師走を迎え、なにかと気ぜわしい毎日ですが。
- 道行く人もすっかり冬支度をしています。
- 野も山も荒涼とした冬の長めです。
③12月下旬の時候の挨拶21選!
12月下旬というと、ビジネスもプライベートも、締めくくりに向けてあわただしい時期かと思います。疲れもたまるころの12月下旬に相手を気遣う挨拶文を中心に集めてみました。
- 冬至も過ぎ、いよいよ気ぜわしくなってまいりました。
- 多忙な一年でしたが、大みそかは心静かに除夜の鐘をきいて過ごしたいと思います。
- クリスマスも過ぎ、いよいよ迎春の準備にお忙しいことと存じます。
- お正月の準備でいよいよお忙しくされていることでしょう。
- 毎年のことながら、月日の経つのはなんと早いのだろうと驚かされる年の瀬です。
- 年の暮れを迎え、町を行きかう人々の足取りにもあわただしさが感じられるようになってまいりました。
- 今年もはや、正月の飾りを売る市が立ち、年末気分が高まってまいりました。
- はや師走の候を迎え、皆様には諸事ご多用のことと存じます。
- 来年のカレンダーを買ってまいりました。どうやら今年も無事に過ごせたようです。
- 迎春のお仕度にあわただしくお過ごしのことと拝察いたしまし。
- 今年こそ余裕をもって大みそかを迎えたいと、今から少しずつ掃除を進めております。
- 今年も残りわずかとなり、年越しの準備に追われていることでしょう。
- 今年も押し詰まり、何かと気ぜわしく暮らしておりますが、あなた様はいかがでしょうか。
- 極月の候、今年もはや年賀状を書く時節に至りました。
- 年末厳寒のみぎり、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 年の市でしめ飾りを買ってまいりました。新しい年がすぐそこまで来ています。
- 御用納めまで残すところあとわずかとなりました。
- 街は年末商戦でにぎやかです。
- 年末年始のご予定は決まりましたか。
- 天気予報に雪だるまのマークが目に付くようになりました。
- 寒波の到来が冬本番をいやおうなしに感じさせてくれる今日この頃です。
【上級者向けの12月の挨拶文②】『12月』の呼び名・別名一覧!
12月には次のような別名があります。色々な表現を身につけて、挨拶文に差をつけましょう。
「しわす」と読む別名一覧 | |||||||||||
十二月 | 師 走 | 師走月 | 師 馳 | 師 趨 | 除 | 除 月 | 大 呂 | 季 冬 |
「おとづき」と読む別名一覧 | |
乙 月 | 弟 月 |
その他の別名と読み方一覧 | ||||
小歳 (しょうさい) |
晩冬 (ばんとう) |
抄冬 (しょうとう) |
氷月 (ひょうげつ) |
親子月 (おやこづき) |
暮歳 (ぼさい) |
限月 (かぎりのつき) |
暮節 (ぼせつ) |
嘉平 (かへい) |
暮冬 (ぼとう) |
三冬月 (みふゆつき) |
季冬 (きとう) |
窮紀 (きゅうき) |
梅初月 (むめはつづき) |
窮冬 (きゅうとう) |
蠟 (ろう) |
窮稔 (きゅうねん) |
暮来月 (くれこつき) |
暮古月 (くれこづき) |
厳月 (げんげつ) |
黄月 (こうげつ) |
極月 (ごくげつ) |
冬索 (とうさく) |
茶月 (さげつ) |
年積月 (としつみつき) |
残冬 (ざんとう) |
年代積月 (としよつむつき) |
三余 (さんよ) |
四極 (しきょく) |
春待月 (はるまちつき) |
12月の挨拶文を実際に書いてみよう!プライベート・ビジネス向きの例文3選!
12月ならではの挨拶文を、プライベートとビジネスに分けて実際に例文を選出しました。
例文①プライベートの案内状
例文②ビジネスの贈答状
例文③ビジネスのお礼状
季語を使って冬を感じる素敵な手紙を書いてみよう!
さて今回は12月の挨拶文についてのまとめをご紹介いたしました。メールやSNSで簡単に挨拶が済んでしまう今こそ、季節を感じる挨拶文で大人のコミュニケーションを図りましょう。