『人見知り』の意味とは?人見知りな人の特徴やメリット・改善方法も!
『人見知り』の正しい意味を、あなたは知っていますか?もしかすると、あなたが知っているのは正しい意味ではないかもしれません。この記事では『人見知り』の正しい意味と『人見知り』さんたちが持つ特徴、そのメリットをご紹介していきます。改善したい!という人も必見です!
目次
『人見知り』の意味とは?どういう人のこと?
あなたの周りに『人見知り』の人はいませんか?『人見知り』という言葉を聞いた時、きっと「緊張しやすい人・コミュニケーションが取りづらい人」という意味である、と思い浮かぶのではないでしょうか?しかし、そうしたイメージはできたとしても『人見知り』の正しい意味まで、あなたは知っているでしょうか。
辞書を開いて『人見知り』を調べてみると「子どもなどが知らない人(初対面の人)を見た時、怖気づいてしまったり、嫌がったりすること」を意味していると分かります。つまり『人見知り』の本来の意味は、子どもが起こす行動のことを指しているのです。
しかし、大人に対しても『人見知り』という言葉を使っていますよね。辞書的な正しい意味とは違いますが、初対面の人と接する時に緊張してしまう・不安感を覚えるなど、コミュニケーションが上手に取れない人に対して『人見知り』という言葉を当てはめるのは、おかしなことではありません。なぜなら『人見知り』という言葉を、シャイな人に対して使う・意味することは浸透しているからです。
つまり『人見知り』という言葉は、シャイな人を意味している、と言っていいでしょう。
人見知りをしてしまう主な原因2選!
『人見知り』の意味・どんな人を『人見知り』する人と言うのか、前の項目で分かりましたよね。それでは、今度はどうして『人見知り』してしまうのか?その原因をご紹介していきます。原因が分かれば改善方法も自ずと出てきますので『人見知り』してしまう人はもちろん『人見知り』の人が身近にいる、という人も、ぜひその原因を知ってください。
周りからの評価を気にしすぎる
『人見知り』する原因の一つに“周りの評価を気にしすぎる”ということが挙げられます。どんな人であれ、他人から自分がどう評価されているのか?これは程度はそれぞれにしろ、どんな人でも気にすることはあるでしょう。
『人見知り』する人は、こうした周囲からの評価に対して不安に思う・そのような心理状態にある人である、と言えます。周りからの評価が気になってしまうため、自然と緊張してしまい、その緊張がさらなる不安を呼び込んでしまう。その結果、うまくコミュニケーションが取れなくなってしまう。これが『人見知り』の原因の一つです。
新しい出会いが恐怖
『人見知り』する原因の一つとして“初対面の人を恐れる”ということが挙げられます。初対面ということは、その相手に関する情報を何一つ持っていない状態です。すると、先にご紹介したように「自分はこの人にどう評価されるのか?」という不安を感じ、より緊張してしまうのです。
そうした不安定な心理状態にあれば、口数も減ってしまいますし、どういった振る舞いをすればいいのかも気になってしまうでしょう。これも『人見知り』の原因の一つです。
人見知りになる心理3つ!
続いては『人見知り』してしまう人の心理とは、いかなるものなのか?その心理の特徴を3つ、ご紹介していきます。これが分かれば『人見知り』の原因をさらに深く理解できるはずです。そして、どういった改善方法があるのか?どのように接するのがベストなのか?その答えも出てくることでしょう。
それでは早速『人見知り』する人の3つの心理を知っていきましょう。
自意識過剰
『人見知り』をする人の心理の一つに“自意識過剰”があります。『人見知り』と“自意識過剰”という言葉は、どうもミスマッチな気がしますよね。自意識過剰というと、自分に自信満々で、それが行き過ぎているから“自意識過剰”という言葉を使う、と多くの人が考えるからです。
それに『人見知り』をする人は、先にご紹介しました通り、人とのコミュニケーションに不安を覚えたり、緊張しすぎてしまうというナイーブな心理にあるのですから、余計に「意味が違うんじゃない?」と思うかもしれません。
しかし『人見知り』の人は、周囲から自分がどのように思われているのか?という評価にも、とても敏感であるともご紹介しましたよね。つまり、人の目に自分がどう映っているのかを意識しすぎてしまう=自意識過剰ということになります。誰でも、少なからず他人からの評価は気にするものでしょうが、これが行き過ぎてしまうと“自意識過剰”と言われてしまいます。
実は、人は誰かの行動の一つ一つを、それほど注意深く観察していることはないのですから。もちろん、相手が特別気にかけている人物であれば例外もあるかもしれませんが、ここではその場合を除きます。
結論としては『人見知り』をする人は、自分の評価に不安を覚えるあまり“自意識過剰”な心理を抱えている、ということです。人からの評価をまったく気にしない、というのも無理な話ですから、それが「自意識過剰になっていないか」というのが判断基準の一つになりそうですね。
完璧主義
『人見知り』をする人が抱える一つの心理に“完璧主義”があります。『人見知り』をする人には、頼りなげな印象や不安定さを覚えるかもしれません。しかし、この部類の人たちは、先にご紹介した通り“自意識過剰”とも言えるほど、人からの評価を気にしすぎてしまう繊細さの持ち主です。つまり、理想が高い=完璧主義である、と捉えられます。
人からの評価を良くしたいと思う気持ちが、自然と“完璧主義”を招く可能性が高いのです。
失敗への不安や恐怖
『人見知り』をする人の繊細さは、もう十分に理解できてきたのではないでしょうか?彼(彼女)たちの、ある種の自意識過剰さは、本来の自分自身を押し殺してしまうほどです。そして「完璧でなければ」という完璧主義な考え方も持ってしまうので、それに反することを避けようと必死になります。
『人見知り』をする人の3つの心理の最後は“失敗への不安や恐怖”です。誰しも、失敗はしたいと思うものではありません。できれば避けたい事態ですし、なるべく避けようと努力もするでしょう。『人見知り』をする人は、この失敗に対する不安・恐怖心が特別強いと言えます。
これは、すでにご紹介した2つの心理からも察することができるかと思いますが『人見知り』をする人たちは評価を気にするあまり“自意識過剰”だったり、それゆえに“完璧主義”だったりしますから、失敗への警戒心も非常に強く、敏感なのです。
以上の3つが『人見知り』をしてしまう人が抱える心理です。
人見知りな人の特徴14選!
『人見知り』な人が抱える心理とは、自意識過剰・完璧主義・失敗への不安や恐怖の3つが主なものである、とご紹介しました。
それでは『人見知り』な人が持つ特徴とは、具体的にどのようなものか?次はこれをご紹介していきたいと思います。14選とたっぷりご紹介していきますので『人見知り』な人とのコミュニケーションに悩んでいる人も、自分自身が『人見知り』なのでは?と思っている人も、ぜひ参考にしてくださいね。
初対面の人と話せない
『人見知り』な人の特徴の一つに“初対面の人と話せない”というものが挙げられます。繊細でナイーブな『人見知り』さんは、初対面の人とどうコミュニケーションを取ればいいのか?これに非常に戸惑ってしまい、結果、初対面の人とは上手く交流することができない、という特徴を持っています。
失敗に対する不安や恐れも強いので「初対面なのに、もし何か失敗してしまったら……」という不安が勝ってしまい、その失敗を避けたいがために初対面の人とは特に話せなくなってしまう、というわけです。
人前で無口になる
『人見知り』な人の特徴の一つに“人前で無口になる”というものが挙げられます。これも一つ目の“初対面の人と話せない”によく似ていますが、やはり人前で失敗したくない、という強い不安感を抱いた心理状況によるものと考えられます。ということは、初対面の人が多い場では、より緊張してしまうことでしょう。
コミュニケーションを取りたくない、というわけではないのですが「もし失敗したら・相手に嫌な思いをさせたら」という不安や緊張が『人見知り』さんの口を重くしてしまうのです。
目を見て話せない
『人見知り』な人の特徴の一つに“目を見て話せない”というものが挙げられます。『人見知り』な人の心理を先にご紹介しましたが、彼(彼女)たちは、自意識過剰と言えるほどに周囲からの評価に敏感です。この後にご紹介しますが『人見知り』な人ほど観察力に長けています。
ですから、人の目を見て話すことにより、より一層「この人はこう思ってるんじゃないかな?」「この人は自分をこう評価している」と自意識過剰になりすぎてしまい、自分で自分の緊張度を高めてしまうため、人の目を見て話すことができない、というのが特徴の一つとして挙げられるのです。
コミュニケーションが上手くできない
ここまでご紹介してきた特徴から、察することができるかもしれません。『人見知り』な人の特徴の一つに“コミュニケーションが上手くできない”というものも挙げられます。『人見知り』さんたちの抱える心理や傾向からして、得意とは言えないだろうことは想像に難くありませんよね。
この項目では特徴の一つとしてご紹介しますが、この後に「それじゃあどうすれば改善できるの?」というお悩みを解決する改善方法のご紹介もありますので、気になる方はぜひ読み進めていってくださいね。
自分に自信がない
『人見知り』な人の特徴の一つに“自分に自信がない”というものが挙げられます。どんな人であれ、大なり小なりコンプレックスはあるでしょう。ですから、大したことがない・特徴とは言いづらいと思われるかもしれませんが、これも特徴と言えます。『人見知り』をしてしまう人は自意識過剰なほど、周囲の雰囲気をよく気にかけていますし、周囲からの評価に不安を覚えるあまりに完璧主義者な傾向にもあります。
完璧主義=完璧な人と思ってしまいがちですが、実はそうした傾向にある人ほど、自分に自信がないのです。自信のなさの表れこそが、完璧主義の正体なのかもしれませんね。
自分をよく見せようとする
『人見知り』な人の特徴の一つに“自分をよく見せようとする”というものが挙げられます。人とコミュニケーションを取る際に、嫌われようと振る舞うことはそうないでしょう。『人見知り』する人は、特に人から嫌われることに強い不安感を抱いており、なるべく良い人だと思われたいと感じる傾向にあるようです。
特に相手が初対面である場合には、余計に頑張ってしまうかもしれません。
自己主張ができない
『人見知り』な人の特徴の一つに“自己主張ができない”というものが挙げられます。これは自分の意見がない、というわけではなく、自分の意見を言うことで相手にどう思われるのか?これを気にするあまり、自己主張ができなくなってしまう、というのが実際のようです。
何を話していいのか分からない
『人見知り』な人の特徴の一つに“何を話していいのか分からない”というものが挙げられます。失敗したくないという完璧主義な上、他人からの評価に敏感な『人見知り』さんたちは、人を不快にさせてしまわないか・自分の評価を下げられてしまうのではないか、という不安が先行してしまい、その結果「何を話せばいいんだろう……」となってしまうことがあるようです。
この場合にも、相手が初対面であれば「さらに難易度が高い」と感じがちでしょう。
話しかけられるのを待っている
『人見知り』な人の特徴の一つに“話しかけられるのを待っている”というものが挙げられます。『人見知り』さんたちは、コミュニケーションを取ることが苦手、というのも特徴の一つです。そのため、自分から誰かに話しかけるという行動も苦手、という場合が多いと言えます。
人と比べてしまう
『人見知り』な人の特徴の一つに“人と比べてしまう”というものが挙げられます。完璧主義な『人見知り』さんたちは、自分に何か落ち度はないか、いつでもハラハラしてしまいます。
そんなの誰も気にしてないよ!ということですら、よく目が行き届く彼(彼女)たちは敏感です。すると「自分と比べてあの人は……」と、誰かと自分を比べ、ひどく落ち込んでしまうこともありえます。
人に嫌われたくない
『人見知り』な人の特徴の一つに“人に嫌われたくない”というものが挙げられます。進んで誰かに嫌われようと思う人は、そうはいないでしょう。しかし『人見知り』してしまう人は、この“嫌われたくない”という気持ちが、人の何倍も強いと言えるでしょう。それも、コミュニケーションにおける失敗に対する不安が、原因になっているかもしれませんね。
傷つきやすい
『人見知り』な人の特徴の一つに“傷つきやすい”というものが挙げられます。繊細な『人見知り』さんたちは、人から向けられる感情にもとても敏感に反応します。
ですから、相手に「傷つけてやろう」という意図がない言動であったとしても、傷ついてしまうという可能性もあります。
近寄りがたい雰囲気
『人見知り』な人の特徴の一つに“近寄りがたい雰囲気”というものが挙げられます。初対面の相手などである場合には『人見知り』な人の緊張による慎重さは、見る人によっては“近寄りがたい”という印象を与える可能性があります。
人と打ち解けるのに時間が掛かる
こちらはイメージがつきやすい特徴ではないでしょうか?『人見知り』な人の特徴の一つに“人と打ち解けるのに時間が掛かる”というものが挙げられます。
『人見知り』な人は、観察力が高いため、注意深い性格とも言えるでしょう。そう考えると、打ち解けるまでには時間を必要とする、というのもなんとなく理解できるのではないでしょうか?
以上の14つが『人見知り』な人が持つ特徴と言えるでしょう。あなたの周りの誰かに思い当たるもの、または自分自身に当てはまるものはありましたか?
人見知りな男性の特徴3選!
こちらの項目では『人見知り』をしてしまう。そんな男性の特徴を、比較的に分かりやすい3つに絞り、ご紹介します。身近な人に「もしかして……」と心当たりがある人も「自分がそうかも?」と感じている人も、当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
恋愛が苦手
要するに、奥手ということですね。恋愛をしたくないわけではないにも関わらず、人とのコミュニケーションに不安を覚える・極度に緊張しすぎてしまうことが原因で、なかなか一歩を踏み出すことができないのです。
特に好意を抱いている女性を前にすると、その緊張感は増し、嫌われたくないという恐れ・不安から、より一層『人見知り』してしまう、ということもあるようです。
友達が少ない
男性の『人見知り』さんだけが持つ特有の特徴ではない、と思うかもしれませんが、集団で行動することが多い(慣れている)女性の『人見知り』さんよりも、男性の『人見知り』さんの方が友達を作ることが苦手です。
挙動不審である
人とのコミュニケーションが苦手であることが『人見知り』する人の共通の特徴です。中でも、男性の場合にはオドオドした態度を取ってしまう――つまり「挙動不審な人だな」と判断されてしまう。残念なことに、その可能性が高いようです。
人見知りな女性の特徴4選!
さて。『人見知り』をしてしまう男性が持つ特徴は、以上で分かっていただけたことでしょう。続いては女性編です。『人見知り』をしてしまう女性は、一体どのような特徴を持っているのか?分かりやすいものを4つ取り上げ、ご紹介していきます。
一人が好き
女性の『人見知り』さんには、人に気を使いすぎてしまう・顔色を窺いすぎてしまうなど、緊張や不安に襲われて苦しい思いをするより、それなら一人の方が気楽、というタイプの人もいるようです。
確かに、自分のペースで物事を進めることができるのは『人見知り』さんにとっては、とても安心できる要素でしょう。なので、結果的には“一人が好き”と捉えられる、ということですね。
話すのが苦手
この“話すのが苦手”というのは、何もおしゃべりそのものが苦手、ということではないようです。どちらかと言うと、大勢の前で何か発言する、というようなシチュエーションが苦手。こちらの方がしっくりくるでしょう。
『人見知り』する女性は警戒心が強い、という特徴も持っているため(後述します)不用意に自分のことをペラペラと話すことも苦手なようです。
意見を口に出せない
『人見知り』する人は、自己主張が苦手です。そして、女性は女性同士で行動することが多いですから、その中で和を乱すこと・嫌われてしまうことに非常に敏感です。そのため、自分なりの意見があるとしても、周囲の雰囲気によって口を噤んでしまう、ということが起こりえます。
警戒心が強い
2つ目で少し触れましたが『人見知り』の女性は、警戒心が強い傾向にあります。これは、対人関係だけに言えることではありません。
人は、知らないこと・分からないことに警戒心を持ちやすいものです。『人見知り』する女性は、誰かの後をついていく・誰かに倣う、という傾向にあるようです。
人見知りな人にメリットもある!3つ紹介!
ここまでご紹介してきたことを振り返ってみると「人見知りってデメリットばかりじゃない?」と思った人も多いはずです。しかし、メリットだってあります。ここでは『人見知り』のメリットを3つ、ご紹介していきます。
思い当たる誰かにしろ、あなた自身にしろ「人見知りだから……」と卑屈になる必要はありません。まずは、ネガティブに捉えがちな『人見知り』のメリットを知って、そこからどうすべきなのか?と考えてみてはいかがですか?
観察力がある
『人見知り』の人は、注意深く周囲を観察する能力に長けています。実は、人からの評価を気にしすぎてしまう自意識過剰さは、その分だけ“相手を見ている”こととイコールです。観察力があるからこそ、人からどう思われているのか?という不安に対する答えを探してしまうのです。
つまり『人見知り』だからこそ、人を観察し、相手の心情を思いやることができる、ということです。
聞き上手
『人見知り』な人は、口下手な人が多い傾向にあります。人とコミュニケーションを取ることが苦手だからです。しかし、先にご紹介したように『人見知り』する人には優れた観察力が備わっています。自分から発信することは苦手でも、相手の話を聞くことについてはとても上手です。
相手の様子を窺いながら、相手が気持ちよく話す雰囲気作りをすることは、むしろ得意なのではないでしょうか?
口が堅くて信用できると思われる
『人見知り』な人には、ペラペラと無駄話をする人はいません。それどころか口下手、という印象を持たれる人の方がずっと多いでしょう。これはある点においては、かなりの強みと言えます。
あなたは、自分の大切なことや根深い悩みなどを人に打ち明けたいと思った時、軽薄な印象を持つ相手にその話をするでしょうか?大切なこと・打ち明けにくいと思うことをあえて人に相談する時には、その内容を自分と同じく大切に・深刻に受け止めてくれる相手がいいと思うはずです。実は『人見知り』な人は、そうした“信用”を得やすいタイプと言えます。
なぜなら、無駄口は利きませんし、聞き上手です。相談事をする相手からすれば『人見知り』な人のそうした態度こそ、口の堅さ・信頼感を体現しているように見えるからです。
人見知りな人の恋愛での悩みとは?
ここまでは『人見知り』の性格や原因、その特徴や見落としがちなメリットなどをご紹介してきました。続いては『人見知り』な人の恋愛における悩みについて、ご紹介していきたいと思います。恋愛事は、誰にとっても悩みを生み出しやすい問題です。
しかし『人見知り』だからこその恋愛の悩みがあります。
緊張しすぎて話せない
何度もお伝えしているように『人見知り』してしまう人は、コミュニケーションを取ることが非常に苦手です。ですから、意中の人がいるとしても、緊張によって思うように会話することができない、というのが悩みの一つとして挙げられます。
会話はお互いのことを知るためには必要不可欠なので、これが苦手となると、恋愛においてはかなり苦戦してしまう可能性もあります。
友達以上の関係にならない
なんとか気になる人と仲良くなることができても、肝心な最後の一歩を踏み出せない、というのも悩みの一つと言えるでしょう。相手からの評価を気にしすぎてしまう性質の『人見知り』さんですから、たとえば告白したとして「どう思われるかな?」「関係が悪い方向に変わってしまうかも……」と考え出してしまうと、もう身動きが取れなくなってしまいます。
すると、現状維持ということになり“友達”より先の関係にまで発展させる、ということができないのです。
そっけない態度になってしまう
気になる人・好きな人相手には、ついそっけない態度を取ってしまう、というのも『人見知り』さんの恋愛における悩みと言えます。人からの評価を常に気にする特徴があるとご紹介したように『人見知り』さんは、相手が自分をどう思っているかに非常に不安を抱きます。
そして、その相手が好きな人であれば、それに対する不安はより一層強くなります。これが、そっけない態度の原因です。
褒めることができない
『人見知り』をしてしまう、という人は口下手なので、人を褒めることもあまり得意ではありません。相手を「素敵な人だな」と思っていることや「好きだな」と思っていることを、なかなか言葉にできないのです。
人見知りな性格を直したい!改善法を6つ紹介!
『人見知り』をどうしても直したい!という人のために、この項目では『人見知り』の改善法を6つ、ご紹介していきたいと思います。しかし「すぐにでも改善したいから」と、急にすべてのことを一度にやりきろうとしなくても大丈夫です。まずは「できそうだな」と思うことから、少しずつ始めていきましょう。
挨拶からはじめてみる
『人見知り』をしてしまうの場面と言うと、やはり初対面のタイミングでしょう。この原因は、新しい出会いが怖い・どう振る舞えばいいのか不安・とにかく緊張する、といったものです。ですから、まずは初めの一歩が肝心とも言えます。
これに対する対策としては、まず“挨拶をしっかりする”ことが大切です。相手の正体が分からない、というのが不安の大きな原因ですから、挨拶をすることで相手の人となりを感じることができれば、気が楽になるでしょう。
そして、どんな人相手にも笑顔で挨拶ができるようになれば、完全に直すというところまではいかずとも『人見知り』を改善することには繋がります。
完璧主義をやめる
『人見知り』をしてしまう人には完璧主義な傾向がある、とご紹介しました。『人見知り』の改善方法として、この“完璧主義をやめる”というのも一つです。
人からの評価は、確かに大切です。しかし、相手が自分をどう評価しているのか?これの本当のところは、その相手本人しか知りえないことです。だと言うのに「こう思っているだろうな」「こう振る舞わないと、評価が下がってしまうかもしれない」という想像に振り回され、本来の魅力を押し殺してしまう。それでは、もしも良い評価を得ることができたとしても、本当に満足できるとは言い切れないでしょう。等身大の自分でいる方が、余計な緊張や不安を抱えずに済む、というのもあります。
理想の自分に憧れ、それに向かって努力することも大切ではありますが『人見知り』を改善するという点においては“完璧主義をやめる”というのは、有効な手段であると言えるでしょう。
沈黙を怖がらない
観察能力が高いということは、相手の様子からその時何を感じているのか・考えているのかを察する能力も高いと言えます。ですから、ふとした瞬間に沈黙があると「もしかして、何かやっちゃったかな?」と不安になってしまいませんか?
しかし、沈黙に不安を覚える必要はありません。会話が途切れることは、どんなシーンでも起こりえるからです。むしろ、沈黙を恐れるあまり、焦って余計なことを言ってしまう。こちらの方が余程危険なことでしょう。
相手を信頼している・黙っていても居心地が良いからこそ、あえて話を止めるという人もいます。“沈黙を怖がらない”ということは、そうした信頼に応える方法でもあるのです。
笑顔を心がける
“笑顔を心がける”ことは、最も重要な改善方法と言えるかもしれません。笑顔で接してくれる人に対して、嫌な感情を持つという人はいないでしょう。無愛想に接してくる人よりも、笑顔で接してくれる人の方が感じが良いですし「人柄も良いんだろうな」という印象を持ってもらえるからです。
緊張や不安に襲われてしまいがちな『人見知り』さんは、それに気を取られてしまい、つい硬い表情を浮かべてしまっていることが多いでしょう。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、だからこそ意識して“笑顔を心がける”ようにしましょう。
会話の練習をする
『人見知り』の改善方法として“会話の練習をする”というのも、かなり有効な手段です。『人見知り』してしまう人は、人と会話をすることが得意ではない、という人がほとんどです。だからこそ、その苦手を克服するために練習が必要なのです。
たとえば、洋服屋さんの店員さんに「これに合わせるなら、どんな洋服がオススメですか?」と声をかけてみたり、美容師さんとヘアスタイルの相談をする際、ついでに世間話もしてみる。こうしたことが練習になりますよ。
どちらの場合も相手は積極業ですから、快く会話に応じてくれるでしょう。一度勇気を出して、トライしてみてください。
考え方をポジティブに変換する
『人見知り』をしてしまうという人は、自分のその性質に対してネガティブな感想を抱いていることが多いでしょう。しかし、この記事でもご紹介したように『人見知り』にもメリットはあります。
メリット=長所とも言えるでしょう。「自分は確かに人見知りだけど、だからこその長所もある」とポジティブな感想も持ってみてください。
人見知りを改善して本当の自分を出そう!
『人見知り』について、様々な角度からたっぷりとご紹介しました。身近な誰かが『人見知り』だという人も、自分自身がそうだという人も、一体どんな人のことを『人見知り』と言えるのかはもちろん、その原因やコミュニケーションの取り方、そして改善方法もこれでバッチリ理解できたはずです。
『人見知り』のすべてがマイナスに働くわけではありませんが、自分に自信を持ちたい!と思うのであれば、改善するための方法を試してみることも大切です。この記事を参考に、ぜひ行動してみてください。きっと何かが変わるでしょう。