【四柱推命】庚午を男女別に徹底解説！性格・恋愛傾向・2019年運勢

庚午の人はどういう性格なのか気になりませんか。そもそも庚午が何なのかをご存知でしょうか。庚午は四柱推命の中の分類の一つです。とはいえ、四柱推命という言葉自体、あまり聞きなれないのではないでしょうか。今回は四柱推命と、その分類の一つである庚午に関して徹底的に解説していきます。

四柱推命とは何か、ご存知ですか。四柱推命とは占いの一つです。昔の中国の陰陽五行説思想を基にした占いで、生年月日を柱とし、「年柱、月柱、日柱、時柱」と定めてそこに干支を組み合わせ、それにより過去、現在、未来まで予測できるうえに、性格や才能、素質まで分かってしまうという占いです。当然今年の運勢も占えます。

四柱推命もそうですが、干支や十干という言葉もまた聞きなれないものではないでしょうか。十二支は毎年巡ってきて、年賀状などにも書くので知らない人の方が珍しいかもしれませんが、あとの二つはいったい何なのでしょうか。

十二支はよく知っているように干支のことです。もともとは月や星の周期を表すのに使っていた記号だったようですが、時代とともに、わかりやすく動物に置き換えられたのだといわれています。

十干とは遥か昔、まだ殷と呼ばれていた時代の中国で始まった呼び名だとされていて、日にちを表すのに使われていました。全部で十個あるのも、一月を十日ごとに区切り、申から始まり癸になると上旬が終わり、中旬はまた申からという具合に上旬、中旬、下旬を表すのに使っていたのだといわれています。

干支とは「甲、乙、丙、丁、戊、庚、巳、辛、壬、癸」の十干と、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の十二支の組み合わせからできています。年、月、日の全ての組み合わせは60種類になり、生まれてから60年で干支が巡ってくるのです。

それでは肝心の庚午の性格や特徴とはいったいどういうものなのでしょうか。性格や特徴は恋愛や仕事にも影響を及ぼします。男性と女性でも違いがあるようですが、それを知るためにはまず、庚と午のそれぞれの性格、特徴を見ていきましょう。

庚とは正義感に満ち溢れた、意志のしっかりした強い人です。間違いは相手が誰であろうと正そうとする、一本気なところがあり、頑固でとっつきづらいと思われがちです。しかし付き合いが深くなるにつれ、情が厚い人間らしい面が見えてきます。

一見真面目そうなイメージのある庚と違い、午は陽気で楽しいことが大好きな性格とされています。人づきあいがうまく前向きで明るい性格が人を呼び込みます。性格が良く、常に人に囲まれています。

庚午になると、庚は陽の金で午は陽の火になり、火剋金の相克になるのです。と言ってもよくわからないという人も多いのではないでしょうか。簡単にいうと、抜群の行動力と決断力を持つ、小心で寂しがりやの人というところでしょう。

長所としては、行動力があり、個性的で意志が強いというのがあげられます。
短所としては、短気で攻撃的なところがあり、大胆な行動をとる割には小心者であるところでしょう。
相反する性を持つがゆえに、迷いの多そうな性格、特徴です。

同じ庚午でも、女性と男性ではそれぞれ違う性格、特徴付けがされています。まずは男性からくわしくご紹介しましょう。

四柱推命の庚午の男性は、強い信念を持って行動してます。自信家でもあるので、人の意見に流されて自らの信念を曲げるようなことはしません、正義感に溢れ、自信をもって堂々と行動するその姿は、頑固で融通がきかない面がありながら、一方で頼もしいと感じることでしょう。

常に合理的に考えてしまうのが四柱推命の男性の特徴です。壁にぶつかってもとにかく合理的に最善の方法を導き出し、結果を出すことができる半面、頑固で自分を曲げないうえに人付き合いも合理的に考えてしまうため、付き合いづらい面白みのない人だと思われがちです。

四柱推命では残念ながら庚午の男性は恋愛が得意ではありません。自信家で頼もしく、仕事でも家庭でもしっかりとした考えを持っている反面、女性を喜ばせるような甘い言葉やさりげない優しさというものには無縁です。頑固なのでそもそも女性に合わせるということができません。さらに労力やメリット、デメリットを考えてしまい、実質的ではないと判断してしまうので、サプライズなどということも出来ません。

男性は恋愛下手でしたが女性はどうなのでしょうか。四柱推命では男性とは少し違った性格付けがされていますので、ご紹介します。

四柱推命では庚午の女性はとても努力家です。日々コツコツと努力を続け、結果を出します。人前に出ても堂々としていてものおじすることなく、評価されやすい性格ではあります。しかし努力をしているのを見られることを嫌がるので隠してしまい、楽に結果を出せていいと思われがちな部分もあります。

四柱推命によると庚午の女性は努力家でもあるのですが、とても負けず嫌いでもあります。とにかく負けたくない、勝ちたいという思いが強くいい方に転ぶと、あの人には負けたくない、と自身を奮い立たせることができます。しかし悪くすれば勝つためには手段を選ばない、という方向に行ってしまうことがあります。

負けず嫌いで、勝つことばかり考えている強気な性格である反面、とても繊細でもあります。強気な部分と繊細な部分が上手く合わさり、小悪魔的な魅力を発揮することができるのが、四柱推命の庚午の女性の特徴です。

四柱推命では年柱、月柱、日柱、時柱の四つ、つまりそれぞれ幼年期、成人してから中年期まで、生涯を通して、老人期の性格が分かるようになっています。

庚午の人は幼年期には常に孤独感が付きまとっていることでしょう、両親や親類との関係が希薄であったり、両親が共働きで忙しくて常に寂しさを抱えていたりといった具合です。しかしその一方で柔軟性をはぐくむことができるのが特徴です。

幼年期で孤独感を持つせいか、成人してからは積極的に人と関わり、人間関係に恵まれます。広く浅くになりがちですが、華やかな交友関係を築くことができます。

庚午の人の一生涯消えることの無い特徴としては、好奇心と、子どもっぽいとされる感性と、子どものようにいつまでもなんにでも挑戦できるところでしょう。年をとっても若々しくいられるはずです。ただし、寂しがりな一面は生涯を通して残ってしまうようです。

庚午の人の晩年は、いつまでも若々しく、なんにでもチャレンジするために多趣味で、楽しく過ごせることでしょう。孤独感や寂しさは消えないようですが、趣味を通して人と関わることでうまくバランスをとることができます。

庚午の人は恋愛はどうなのでしょうか。占いでも特に気になるのはやはり恋愛、そして結婚であることが多いです。もちろん、四柱推命では恋愛に関しても分かりますので、ご紹介します。

四柱推命の庚午の男性は、恋愛においては信念を持って行動し、自信家であるその様子から女性に「頼もしい」とみられる反面、女性に合わせるのが苦手で、合理的な考えをしてしまうのでぶつかることも少なくありません。

小悪魔的な魅力を持つ庚午の女性は、恋愛においてはころころと表情が変わり、多くの男性を引き付けます。迷いも多く、小さなことで悩むので、男性は振り回されて疲れてしまうこともあります。その上、寂しがりで流されがちなところもあるので、気を付けないととんでもないことになることもあります。

庚午の男性は恋愛下手で、女性は恋愛上手ですが、それでは結婚観はどうなのでしょうか。これも男女別にご紹介します。

合理的な考え方をする四柱推命の庚午の男性は、結婚観もやはり合理的です。結婚に関する自分の考えをしっかり持っていて、相手の女性にもとことんこだわる性格をしています。ただし相手に合わせることが苦手なので、女性に自分に合わせるよう求めるかもしれません。

庚午の女性は、流されがちで寂しがりなところがあるうえに好奇心も旺盛なので、寂しさと好奇心で、結婚してしまうこともあります。さらに相手の評価も自分の評価と考えるところがあり、見た目の良さで選びがちでもあります。結婚を選択するときはその場の雰囲気に流されることなく、一度冷静になってから返事をするといいでしょう。

四柱推命を見るのであれば、相性は欠かせません。庚午との相性がいいのはどんな人なのでしょうか。相性の良し悪しから恋人、結婚相手として相性のいい人までを徹底解説します。

男女ともにモテるタイプの庚午の人にとって恋人として一番相性がいいのは乙未です。穏やかな乙未は人に合わせることが得意なので、人に合わせることが苦手な庚午とは相性がいいのです。わがままなところもある乙未ですが、寂しがりな庚午は頼られることもまたうれしいと感じるので相性は抜群です。

他にも辛未、戊寅、戊戌、壬戌なども相性がいいので、友人や親友としても長く付き合える相手でもあります。

逆にあまり相性が良くないのは甲子、甲申、丙申、丁酉、申辰です。どれも相手に合わせることが得意ではないためぶつかり合うことも多く、上手く関係性を築くことができないという特徴があります。友人としてならまだいいかも知れませんが、結婚に至ることが難しい相性です。

それでは、恋人、結婚相手として相性がいいのはどんな人なのでしょうか。庚午の人の恋人として最も相性がいいのは実は申戌です。庚午と同じく正義感が強く感性が合う上に、人の心理をうまく理解し、人づきあいがうまい申戌は庚午の心を理解して上手に付き合えるでしょう。

ただし、結婚と恋愛は別物とよく言うように、もちろん申戌も結婚の相性はいいですが、一番結婚の相性がいいのは乙未です。穏やかな性格とちょっとわがままなところがぴったりと庚午と合い、お互い愛情を深めていくことができるでしょう。

友達として相性がいいのは戊寅の人でしょう。戊寅は庚午と同じで自信家で、庚午の性格と似ているためよく互いを理解し、同じ目標に向かって進んでいけます。相手をよく理解できるからこそ一緒にいてリラックスできます。

四柱推命によると他にも乙未、辛未、戊戌、申戌などが友人として相性がいいです。

庚午にとっての適職、仕事運はどうでしょう。庚午はあまり協調性がないので、大勢で同じ目標に向かって、とか職場で協調性が求められるものは苦手なようです。個人でする仕事、エンジニア、建築士、デザイナーなどが向いています。

2019年は庚午の人にとって運勢が上がる年です。今までの努力が実り、仕事運も上昇します。

十二運星とは、生涯を表す日干に庚午を持ち、それが十二支によって強さを変化させることの指標です。十二運星は長生、沐浴、冠帯、臨官（建禄）、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養から構成されていて、それぞれが人の一生を表しています。

長生は年柱、月柱、時柱に巳が組み合わさった場合です。感情の起伏が激しくなります。判断基準が自分の好き嫌いの感情になりがちです。

年柱、月柱、時柱に午を持つときに組み合わさるのが沐浴です。目移りしやすいですが恋愛に向いている時期でもあります。ただし、トラブルになりやすいので気を付けましょう。

年柱、月柱、時柱に未がくると冠帯が組み合わさります。考えることには積極的出向いている時期ですが、成果はあまり出ません。知識を蓄える時期ということです。

申を年柱、月柱、時柱に持つ場合は臨官が組み合わさります。寂しがりの部分が強く出てきて、人恋しいために遊ぶことに重点を置きがちな時期です。

帝旺は年柱、月柱、時柱に酉が組み合わさった場合です。プライドが高くなり妥協が許せなくなります。結果だけや数字だけを見て判断しがちな時期です。

衰は年柱、月柱、時柱に戌を持つときに組み合わさります。少ないリスクで物事はすすめられますが、成果も少ない時期になります。

年柱、月柱、時柱に亥を持つ場合は病が組み合わさります。注意深く行動すると、感性が鋭くなりトラブルの回避に繋がります。

死は年柱、月柱、時柱に子が組み合わさった場合です。守りに入った方がいい時期で、動くと思うようにならないことが多くストレスが溜まりやすいです。

丑を年柱、月柱、時柱に持つ場合には墓が組み合わさります。視野が狭く、自分の価値観にこだわってしまい、判断を見誤りがちになります。

年柱、月柱、時柱に寅を持つ場合に組み合わさるのは絶です。体力が少なくなる時期なので、進む時にはゆっくりでも堅実に行くといいでしょう。

年柱、月柱、時柱に卯を持つ場合に胎が組み合わさります。賑やかで華やかな時期ではありますが安定感には欠ける傾向があります。

年柱、月柱、時柱に辰を持つ場合には組み合わさるのは養です。素直さが出やすい時期ではありますが、何事も信じてしまいがちでだまされやすくもあります。

2019年における庚午の運勢を知っておきましょう。恋愛運、仕事運、金運と大事な三つの運勢を解説します。

2019年は庚午の人の運勢が上がる時期になるので、もちろん恋愛運も上昇します。今の恋人と一歩、関係を進められたり、相手が見つかったりと結婚に向けて踏み出すことができる年です。

当然結婚は吉なので、素敵な出会いがあれば考えてみるのもいいかもしれません。合理的な庚午の人にロマンチックな出会いはないかも知れませんが、案外近くにいた大切な人に気づけるかもしれません。

運勢の上がる2019年はもちろん仕事運も上がります。出世をする、昇給をする、ボーナスが上がるなど金運も上がるので、努力が評価されていいことがあるかもしれません。もしくは、転職をしてキャリアアップ、引き抜きで今より条件のいい会社に行けたなど、とにかく仕事に関することは行動あるのみです。自信を持って物事に臨みましょう。

2019年は金運にも恵まれます。お金に関する運勢がアップするということは、仕事でのお給料が増えるとか、出費が減るとか、思わぬお金が入ってくることもあるかもしれません。

四柱推命によると、庚午の人は2019年は運勢が上がる年です。それも恋愛運、仕事運、金運の全てが上がります。庚午の人が持つ自信家、強い意志、負けず嫌いといった特徴がうまくいかされる年でもあります。ただしトラブルにだけは気を付けて、楽しい一年を過ごしましょう。