本場！台湾で飲みたいタピオカ人気店15選！観光スポットから近いの？

タピオカといえば、本場台湾を忘れてはいけないですよね。台湾のタピオカは、喉を潤すドリンク＆食べ応えを感じるタピオカの食感がたまらないと人気です。

台湾で人気の観光エリア「台北」や「夜市」を中心におすすめのタピオカ店やメニューをお伝えします。注文方法もチェックして、タピオカ店の方とプチ交流しちゃいましょう。

タピオカの本場、台湾ではミルクティーを「珍珠奶茶（ジェンジューナイチャー）」と呼びます。台湾では「珍珠」は「真珠」を、「奶」は粉末のミルクを意味します。

粉末のミルク「奶」茶は液体のミルクとは異なり、濃厚の味わいになります。台北や夜市のタピオカ店によっては、「珍珠拿鐡（ジェンジューナテ）」の液体のミルク「拿鐡」を使用した、タピオカミルクティーもあります。飲み比べをしてみると楽しいですね。

台湾でタピオカを飲みたいと思ったら、「ドリンクスタンド」で注文しましょう。ドリンクスタンド（飲料店：Yǐnliào diàn）」では、氷や砂糖の量をカスタマイズできます。

氷：冰（Bīng：ビーン）の量はだいたい4段階に分かれています。

・正常（Zhèngcháng：ジェンチャン）
・少冰（Shǎo bīng：サオビン）
・微冰（Wēi bīng：ウェイビン）
・去冰（Qù bīng：チュービン）

4つの段階は、上から氷100％、75％、50％、25％ほどの量です。タピオカミルクティーは、タピオカを熱々のお湯で茹でて作ります。なので、氷の量の調整は夏や冬の季節や観光で訪れた日の気温に合わせて、自分好みにチョイスするのがおすすめです。

砂糖：糖（Táng：ターン）の量は、だいたい6段階に分かれています。

・正常甜（Zhèngcháng tián：ジェンチャンティエン）
・不要太甜（Bùyào tài tián：ブーヤオタイティエン）
・少糖（Shǎo táng：サオタン）
・半糖（Bàn táng：バンタン）
・微糖（Wēi táng：ウェイタン）
・無糖（Wú táng：ウータン）

6つの段階は、上から100％、90％、65％、50％、25％程の量です。無糖でも砂糖が全く入ってないということではないので、甘い飲み物が苦手な方は無糖がおすすめです。

台湾では、2018年の1月1日よりレジ袋の削減を目指し、ドリンクを持ち歩くための袋は有料になっています。1枚1元（約16円）と価格は安いのですが、台北市内や夜市といったお店で必ずしも袋を用意しているわけではありません。台湾観光しながらの飲み歩きを楽しみたい方は、持ち歩きの工夫が必要です。

「春水堂」は、台湾で人気のタピオカ店です。2013年には、代官山（東京都）に1号店をオープンしています。台湾や台北民に加え、日本人も好むレストラン＆カフェです。

台湾に45の店舗を持つ「春水堂」は、1983年に台北の中心に店を構えます。当時は、「陽羨茶行」というお茶専門店でした。「陽羨茶行」のお茶は、カクテルシェイカーで作るスタイルで当時から話題でした。「陽羨茶行・春水堂」は創業から4年、地域に根付いた「タピオカ」に着目し、生まれたのが世界初のタピオカミルクティーでした。

おすすめメニューは「世界首創の珍珠奶茶：世界初のタピオカミルクティー」です。

噛み応えのあるタピオカとお茶のプロが入れる香り高いお茶の味わいがクセになります。お茶が好きな方や台湾料理を楽しみたい方にはおすすめのお店です。

まず、SまたはMのサイズを選びます。レジの前もしくは横に、実寸サイズのカップが置かれているのでサイズ感を確認してから選ぶことができます。

次に、ホットまたはアイスを選びます。ホットの方がアイスより高めになっています。熱々のお湯でタピオカを茹でるため、氷の量は「微冰」や「去冰」を選びましょう。

最後に、砂糖の量を選びます。「全糖甜」はスイーツ好きの方でも「甘すぎる」と感じる場合があります。初めて、台湾タピオカミルクティーを飲む場合は「半糖」や「微糖」の甘さ控えめに挑戦してみましょう。

※店舗によっては、サイズや氷、砂糖の量が異なる場合もあります。また、好みによって半糖でも甘さがきつく感じられる場合もあります。

イートインの場合は、各座席に置かれた注文票にご自身でチェックするスタイルになっています。

まずは、「珍珠奶茶」を始め、レストラン＆カフェならではの美味しい料理にチェックをします。

次に、チェックが済んだら注文票と財布を持ち、レジに並びます。支払いを済ませたら、あとは珍珠奶茶を始めとする料理が来るのを待ちましょう。

「茶湯會」は、台湾に260の店舗を持つ人気タピオカ店です。先程、ご紹介した「春水堂」の系列店として台北市民、台湾国民にも愛されるドリンクスタンド（飲料店）です。

「茶湯會」は、2005年に誕生しました。一杯のお茶に対する至福を追求するお店として、「春水堂」での伝統あるこだわりの一杯を大切にしています。

おすすめメニューは「觀音珍珠拿鐵（グァンインジェンジューシエンナテ）：観音タピオカラテ」です。

觀音珍珠拿鐵は、烏龍茶とミルク仕様のラテです。テイクアウトで食べ歩きをしながら、観光ができるので、台湾料理のこってりとした味付けも烏龍茶でさっぱり、ちょっとデザートが食べたいわの女子欲を満たすタピオカでスイーツ感覚も楽しめる一杯です。

※画像の觀音拿鐵は、夏季限定のノンタピオカドリンクです。「茶湯會」で人気のドリンクに、タピオカが入った觀音珍珠拿鐵を今回はご紹介しています。

ドリンクスタンドである「茶湯會」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

「50嵐」は、台北民や台湾国民も大好き、海外旅行者にも人気が広まるタピオカ店です。黄色と青のツートンカラーが目に入ったら、迷わず立ち寄りましょう。

「50嵐」は、1994年に台南に設けられた小さなお店が始まりでした。いまでは、海外ブランド「KOI」が誕生したことによって、台湾・台北だけでなく、日本では沖縄県に2店舗、広島県に1店舗、東京は表参道に1店舗の合計4店舗と拡大を続ける人気店です。

おすすめメニューは、たくさんあるため以下に一覧でご紹介します。

食べ応え抜群のビッグなタピオカが楽しみたい方は、「波覇奶茶（ボーバーナイチャー）」がおすすめです。「波覇」はタピオカの大きいサイズを意味します。タピオカは原料がイモですので、「お腹が空いたけれど重たい食事はちょっと控えたい」という方は、噛み応えと食べ応えたっぷりの「波覇奶茶」を選びましょう。

小腹を満たしたい方は、「珍珠奶茶（ジェンジューナイチャー）」がおすすめです。「覇波」よりもミニサイズのタピオカなので、台湾の街歩きを楽しみながら味わえます。

お茶の味も楽しみたい方は、「波霸烏龍奶茶（ボーバーウーロンナイチャー）」や「波霸抹茶拿鐵（ボーバーモーチャナテ）」がおすすめです。烏龍茶や抹茶との相性のいいタピオカなので、食べ応えとお茶の味わいの両方が楽しめます。

以下の動画では、「春水堂」の紹介に加え、台湾留学生が教える「50嵐」での注文方法を紹介していますよ。字幕が付いているので、プチ台湾語入門しちゃいましょう。

「Coco都可」は、コスパが最高な人気のタピオカ店です。台北、台湾だけでなく、世界に3,000店舗以上を展開する大人気のお店です。

「Coco都可」は、台湾国民だけでなく、世界にもファンを持つ人気のドリンク店です。珍珠奶茶を始め、台湾の季節の果物をふんだんに使ったドリンクで人気を集めています。

おすすめメニューは、定番の「珍珠奶茶」を始め、タピオカミルクティーと飲み比べたい緑茶ベースのココナッツドリンク「四季珍椰青（シージーイェーチン）」も人気です。

ドリンクスタンドである「Coco都可」では、氷、砂糖の量を選ぶことができます。レジで商品を伝えたら、レシートに記入された番号が呼ばれるのを待ちましょう。番号は台湾語で告げられるため、聞き取りが困難な場合があります。自分の前にいたお客さんを覚えておく、呼ばれるまでに台湾語の番号のチェックをしておくのがおすすめです。

「天任茗茶」は台湾茶を始め、本格的な中国茶を楽しめる人気のお茶専門店です。1985年12月創業の本店では、凍頂烏龍茶をベースにお茶の旨味や香りを味わえるお店です。

「天任茗茶」は台湾を含む世界に136の店舗を持つ人気タピオカ店です。日本には、「天福茗茶」の名前で2013年に1号店兵庫県神戸市にオープンしています。

おすすめのメニューは、「珍珠鮮奶茶（ジェンジュ―シエンナイチャー）」です。ミルクやお茶の香りが高い、飲みごたえのあるタピオカミルクティーです。

ドリンクスタンドである「天任茗茶」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

「HOKI TEA 福氣塘」は台北で最も大きく、台北民も観光客も賑わう士林夜市の中にある人気のタピオカ店です。台湾の夜市観光の際は、立ち寄ってみましょう。

士林夜市の中にある「HOKI TEA 福氣塘」は、フルーツやハチミツといった自然の甘さを大切にしたドリンクを提供するお店です。「HOKI TEA 福氣塘」ならではの独自の手法でお茶の自然な甘みも楽しむことができるので夜市をぶらつく際は立ち寄りましょう。

おすすめのメニューは、「珍珠奶茶」や「珍珠奶綠（ジェンジェーナイル―）」です。タピオカミルクティーの味わいと、さっぱりとした飲み心地がクセになる緑茶のタピオカティーが味わえます。タピオカミルクティーを片手に、夕飯散策の台湾夜市を楽しめます。

ドリンクスタンドである「HOKI TEA 福氣塘」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。

台湾観光でも人気の士林夜市は、夕飯時18時からの混雑が予想されます。士林夜市内の「HOKI TEA 福氣塘」で購入する場合は、17時頃に店頭に足を運びましょう。最初にタピオカミルクティーをゲットしておけば、飲み物を片手に露店をチェックできます。

「幸福堂」は「HOKI TEA 福氣塘」と並ぶ士林夜市で外せない人気タピオカ店です。インスタ映えする高級感漂うロゴやお洒落なタピオカで台湾人や観光客に愛されています。

「幸福堂」は、2018年の1月に誕生した比較的新しいタピオカ店です。新しいとはいえ、すでに台湾だけでなく、韓国や日本、カナダといった国外店舗も拡充しているお店です。

おすすめのメニューは、「焰遇黑糖珍珠鮮奶（ヤンユーヘイタンジェンジュ―シエンナイ）」です。黒糖で茹で上げるタピオカは、甘さと香ばしさが感じられる一杯です。幸福堂が創業当初から大切にしている「おばあちゃんの味：黒糖」、その懐かしく幸福になれる味わいを士林夜市で感じましょう。一杯が仕上がる様子も「幸福堂」では見れますよ。

ドリンクスタンドである「幸福堂」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

「康青龍」は、「幸福堂」と同様に黒糖で茹で上げたタピオカが「インスタ映えに最高」と人気のタピオカ店です。黒糖と並ぶ天然茶の香りも魅力なドリンクスタンドです。

「康青龍」は「幸福堂」と同様、2018年の1月に誕生した比較的新しいタピオカ店です。台北を始め、台湾国内だけでも80店舗近く展開するドリンクスタンドです。

おすすめのメニューは、「黒糖珍珠鮮奶茶」です。黒糖のダークブラウンカラーとクリームのホワイトカラーがミックスされる様子が美しいとインスタ映えする一杯です。

「康青龍」での注文方法は、4ステップです。

1．ドリンクを決めます。
2．ドリンクに入れる中身を決めます（「黒白珍珠」を選びます）。
3．5つの段階から甘さを決めます。
4．5つの段階から氷の量を決めます。

「珍煮丹」は、黒糖にこだわりを持つ人気のタピオカ店です。中国を始め、台北を中心とする台湾やマカオに店舗を持つ発展型ドリンクスタンドです。

「珍煮丹」は、1999年に中華人民共和国で誕生しました。そのため、本社は中華人民共和国の広東省の深圳にあります。「珍煮丹」は「黒糖飲品専賣」店として、黒糖にこだわりを持っています。黒糖の香りの広がりは、一口の極上を感じさせる魅力があります。

おすすめのメニューは、「黒糖珍珠鮮奶」や「黒糖紅豆選奶（ヘイタンホンドゥシエンナイ）」です。コクのある黒糖風味が楽しみたい方は「黒糖珍珠鮮奶」を、よりデザート感覚に小豆の甘味や食感を楽しみたい方は「黒糖紅豆選奶」がおすすめです。

ドリンクスタンドである「珍煮丹」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

「COME BUY」は、台湾でもトップ10に入る茶葉を使用するお茶にこだわりを持つドリンクスタンドです。世界発信もしており、台湾やスリランカの茶葉を使い、味わい深いドリンクを提供しています。

「COME BUY」は、台北を中心に台湾だけでも92の店舗を持ちます。国外にはベトナムや韓国、ドイツやカナダにも店舗を持つドリンクスタンドです。

おすすめのメニューは、「珍珠奶茶の新雙Q入り」です。「新雙Q」はタピオカにタロイモが加わっているので、モチモチやクニュクニュとした食感の違いを楽しめる一杯です。

「COME BUY」での注文方法は、4ステップです。

1．ドリンクを決めます。
2．ドリンクに入れる中身を決めます（「新雙Q」を選びます）。
3．4つの段階から甘さを決めます。
4．2つの段階から氷の量を決めます。

「陳三鼎」は、台湾国民や観光客で週末賑わう人気のタピオカ店です。店舗を拡大している他店とは異なり、1店舗経営で人気を拡大させるドリンクスタンドです。

「陳三鼎」は、黒糖靑蛙鮮奶創始店として誕生しました。国立台湾大学の学生さんを始め、国外からの観光客も魅了する黒糖の味わいがクセになる一杯を提供しています。

おすすめのメニューは、「靑蛙撞奶（シーワンジュアンナイ）」です。黒糖を香ばしく、程よい加減で焦がした苦みと甘さの味わいが大人たちに大人気です。

ドリンクスタンドである「陳三鼎」では、氷の量のみ選ぶことができます。

「老虎堂」は、メディアに取り上げられた大人気のタピオカ店です。台北っ子や台湾っ子の喉を唸らせる、濃厚なタピオカドリンクを楽しめます。

「老虎堂」は、2017年の11月に誕生した比較的に新しいドリンクスタンドです。店名の「虎」にちなんだブラウンとホワイトのタピオカドリンクが人気になったことでメディアにも取り上げられるようになりました。台北の士林夜市内にもお店があるので、夕飯と合わせたデザートの注目の味をチェックしましょう。

おすすめのメニューは、「老虎堂波霸厚鮮奶（ラオフータンボーバーシエンナイ）」です。クリーミーな甘さと噛み応えあるタピオカで子供も喜ぶデザートドリンクです。

ドリンクスタンドである「老虎堂」では、氷、砂糖の量といった冷たさや甘さを選ぶことはできません。

「美好年代」は、お洒落な空間でゆったりとタピオカが楽しめるカフェです。食べ応えを感じるタピオカだからこそ、飲むだけでなくしっかりデザートも味わえるのが魅力です。

「美好年代」は、お店の前に立った瞬間に「ここは台湾だったっけ？」と疑うほどにお洒落なのです。それもそのはず、外観から内装まで一貫した19世紀末のパリ風デザインになっているのです。インスタ映えだけでなく、訪れる方の居心地が考えられたお店です。

おすすめのメニューは、「珍珠奶茶鬆餅塔（チェンジューナイチャーソンビンター）」です。ミルクティーフレーバーを感じさせるパンケーキとクリームは、冷えていながらにフワフワの食感です。パンケーキの食感とタピオカのモチモチ食感で、飲むタピオカミルクティーとは違う、食べて味わうタピオカミルクティーが楽しめます。

「東洲黑糖奶舗」は、台南市にあるドリンクスタンドです。昔ながらの小さな露店を感じさせる雰囲気なので、台湾に住む子供から年配の方まで幅広く愛されているお店です。

「東洲黑糖奶舗」は「医食同源」を大切に、飲む人の健康を考えた黒糖飲料店として始まりました。観光の際は黒糖の甘い香りに誘われ、「つい一杯」を頼みたくなるお店です。

おすすめのメニューは、「黑蛋奶（ヘイダンナイ）」です。たっぷりなミルクに熱々の黒糖で茹で上げたタピオカをしっかりとミックスして、味わいましょう。

ドリンクスタンドである「東洲黒糖奶舗」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

「BABO the DRINK SHOP」は、女子が喜ぶ人気タピオカ店です。ガーリーな色合いで飲む楽しみに加え、レジで受け取って嬉しい、見て盛り上がるドリンクスタンドです。

「BABO the DRINK SHOP」は、香港を中心に台湾、日本に店舗を持つドリンクスタンドです。10代～20代の女性たちを中心に、ガーリーでキュートなタピオカがゲットできると人気を集めています。

おすすめのメニューは、「黒糖BABO拿鐵」や「抹茶拿鐵」です。黒糖とミルクの濃厚な味わいを楽しみたい方は、「黒糖BABO拿鐵」を、緑と白のツートンカラーの見た目も楽しみたい方は「抹茶拿鐵」がおすすめです。

ドリンクスタンドである「BABO the DRINK SHOP」では、氷、砂糖の量で冷たさや甘さを選ぶことができます。店舗によっては、セレクトスタイルが異なる場合もあります。

タピオカを味わうなら、本場台湾の味を満喫しましょう。タピオカミルクティーを始め、お洒落なタピオカパンケーキが紹介されていました。台湾に弾丸旅行や満喫旅行をされる際は、タピオカ巡りもプランに取り入れましょう。本場の味が台湾で待っていますよ。