マリーゴールドの花言葉を色別・種類別に紹介!由来や豆知識も!

誰もが一度は花壇で見たことがあるだろうマリーゴールド。そのマリーゴールドの花言葉にはどんなものがあるのでしょうか。マリーゴールドはあまり人に贈る花ではありません。なぜ贈る花として使われないのか、その理由も花言葉にあります。

マリーゴールドの花言葉を色別・種類別に紹介!由来や豆知識も!のイメージ

目次

  1. 1マリーゴールドってどんな花?
  2. 2マリーゴールドの花言葉とは?6つ紹介!
  3. 3マリーゴールドの悲しい花言葉の由来はギリシャ神話にあった!
  4. 4マリーゴールドの花言葉と由来を『色別』に2つ紹介!
  5. 5マリーゴールドの花言葉を『種類別』に3つ紹介!
  6. 6西洋でのマリーゴールドの花言葉は?
  7. 7マリーゴールドの誕生花はいつ?
  8. 8マリーゴールドには防虫効果がある!
  9. 9マリーゴールドを贈る際には注意!
  10. 10マリーゴールドはポジティブとネガティブな花言葉がある

マリーゴールドってどんな花?

マリーゴールドはよく花壇に植えられていて、健康的で鮮やかな黄色やオレンジ色をした花です。名前は知らなくても誰でも一度は見たことがある花ではないでしょうか。そんなマリーゴールドの特徴や見頃、種類や名前の由来などご紹介します。

マリーゴールド

マリーゴールドの特徴は?

マリーゴールドはキク科タゲテス属で、原産地はメキシコの1年草です。学名はTagetes(タゲテス)と言います。和名は孔雀草(くじゃくそう)、別名を万寿菊(まんじゅぎく)、千寿菊(せんじゅぎく)とも言います。草丈は15cm~1m、花の直径は6~10cm程度ああり、独特の臭気を持っていて、色は黄色~オレンジ、白色もあり、鮮やかな花色は目が覚めるほどです。ちなみにキンセンカという花が別名ポットマリーゴールドと呼ばれることもあり、混同されることもありますが別物です。

マリーゴールドの開花時期や見頃はいつ?

マリーゴールドが出回るのは4月~11月で、その中でも5月~9月が最盛期となり、見頃になります。関東以西であれば、種まきを「春まき」と「秋まき」に分けて種まきすることも可能です。2回種まきができると、開花時期が6月~10月頃までのものと、9月中旬~11月上旬のものができて、見頃も2回訪れることになりますね。

マリーゴールド

マリーゴールドの種類は?

マリーゴールドと一口で言ってもこの花には種類があります。そのなかでアフリカンマリーゴールド、フレンチマリーゴールド、レモンマリーゴールドの3種類の別名や特徴についてご紹介します。

アフリカンマリーゴールド

アフリカンマリーゴールド(African marigold)は学名Tagetes erecta(タゲテス・エレクタ)、和名を千寿菊(センジュギク)、山椒菊(サンショウギク)と言います。日本に入ってきたマリーゴールドの中ではこれが最初とされています。エレクタという花を改良してできたこの種類は大きな花が特徴的です。背丈も大きくなると2mになるものもあり、鉢植えには向いていないようです。

フレンチマリーゴールド

フレンチマリーゴールド(French marigold)は学名Tagetes patula(タゲテス パツラ)、         和名を孔雀草(クジャクソウ)、万寿菊(マンジュギク)、紅黄草(コウオウソウ)と言います。アフリカンマリーゴールドよりも背丈や花が小さく、コンテナ等で栽培もできる種類です。これもまたパツラという花を改良してできた種類です。

レモンマリーゴールド

レモンマリーゴールドは学名Tagetes lemmonii(タゲテス レモニー)、別名レモニーと言って、この種類はアフリカンマリーゴールドやフレンチマリーゴールドのような1年草ではなく多年草で、メキシコ北部やアメリカ・アリゾナ州南部にある渓谷などで自生しています。そのため、その地域では「マウンテン・マリーゴールド」と呼ばれているようです。花の直径は3~4cm程度。また一般的なマリーゴールドと違い、レモンのような香りがします。

マリーゴールドの名前の由来

マリーゴールドの「マリー」は「聖母マリア」から由来しています。聖母マリアの祭日にいつも咲いていた黄金の花ということから「マリーゴールド」という名前になったのがこの花の由来です。聖母マリアの祭日はキリスト教の宗派によっても違うようですが春から冬にかけ、年に数回あります。その度に咲いていた(それだけの期間咲いていた)のですから、マリーゴールドと名付けられたことも頷けますね。

聖母マリアの像

マリーゴールドの花言葉とは?6つ紹介!

マリーゴールド花言葉は様々あり、良い意味と悪い意味があります。一般的な花言葉の中で6つの花言葉についてご紹介します。マリーゴールドという一つの花ですが、良い意味も悪い意味も両方含んでいますので、人に贈る花としては向いていないかもしれませんね。

アフリカンマリーゴールド

出典: https://www.photo-ac.com/

『絶望』

花壇にもよく植えられてまぶしいくらいの黄色やオレンジ色が華々しいマリーゴールドですが、「絶望」という花言葉もあります。どうして「絶望」という花言葉がついたのでしょうか。それはギリシャ神話に由来しています。詳しい内容については後にご紹介しますが、太陽神アポロンに恋をしたクリムノンという美少年の絶望を描いた切ないお話が由来となっています。

頭を抱える銅像

『嫉妬』

この「嫉妬」という花言葉もまたギリシャ神話から由来しています。後で詳しくご紹介しますが、太陽神アポロンと水の妖精クリスティのお話で、これもまたなんとも切ない恋のお話です。太陽神アポロンが登場する恋の話はとても多いですね。

『別れの悲しみ』

マリーゴールドはメキシコの「死者の日」(日本でいうお盆)に使われています。メキシコではマリーゴールドの花を敷き詰めることで死者が迷わず帰ってこられるということや、その香りは死者を導くとされていることから、死者との別れを悲しむことからきているのかもしれませんね。また先にご紹介した「絶望」や「嫉妬」のギリシャ神話からも愛する人とお別れするお話ですので、それも由来と言えるでしょう。

天使の像

『健康』

聖母マリアの祭日に咲いていたことから「マリーゴールド」と名付けられた花の花言葉が「健康」。これは聖母マリアの祭日が春から冬にかけて長い期間咲いていたこの花は、それだけ長い間咲き続けられる丈夫な花であるということや、和名の「千寿菊」「万寿菊」という名も、開花期間が長いというところからきているということから考えると、マリーゴールドの花言葉が「健康」というのも納得できますね。

たくさんのマリーゴールド

出典: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja

『生命の輝き』

この「生命の輝き」という花言葉もまた聖母マリアの祭日に咲いていたことから由来します。キリスト教でも宗派によって聖母マリアの位置づけは少々違うようですが、キリスト教の祖であるイエス・キリストの母、聖母マリアの花とも呼ばれるマリーゴールド。その煌々とした黄やオレンジの色からもこの花言葉がついたのでしょう。

聖母マリアの絵

『変わらぬ愛』

後にご紹介するギリシャ神話からも、太陽神アポロンに対する愛や、アポロン自身の自分を慕う者たちへの愛がとても深いものであることがわかります。こういったお話から「変わらぬ愛」という花言葉も由来しています。「絶望」「嫉妬」と隣り合わせでありながら、とても素敵な花言葉ですね。

マリーゴールドの花と蝶

出典: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja

マリーゴールドの悲しい花言葉の由来はギリシャ神話にあった!

これまでご紹介した通り、マリーゴールドの悲しい花言葉はギリシャ神話が由来しています。この後詳しくご紹介しますが、どちらもとても切ない愛の物語です。しかし由来になったギリシャ神話には必ず太陽神アポロンが登場します。それだけマリーゴールドも太陽に向かって輝いている花であるということなのでしょうね。

マリーゴールドの花言葉と由来を『色別』に2つ紹介!

マリーゴールドもその花の色の種類によって花言葉が少しずつ違いますので、「色別」にご紹介します。いずれの種類もギリシャ神話の太陽神アポロンが登場するお話にまつわる花言葉があります。

黄色のマリーゴールドの花言葉

黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」「下品な下心」「可憐な愛情」です。「健康」は先にご紹介した内容に加え、ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンからきているとも言えます。アポロンは太陽神として有名ですが、他にも音楽や医学、予言の神でもあるため、そのうちの「医学」から「健康」につながったのではないでしょうか。またギリシャ神話からも由来しています。「下品な下心」「可憐な愛情」の花言葉のもとになったとされるギリシャ神話をご紹介します。

木々の間から太陽

太陽神アポロンと水の妖精クリスティ

『太陽神アポロンに水の妖精クリスティが恋をします。しかしアポロンにはレウトコエという恋人がいました。レウトコエに嫉妬したクリスティはアポロンとレウトコエの関係を、内緒にしていたレウトコエの父である王に告げ口をします。そこで腹を立てた王は娘であるレウトコエを生き埋めにしてしまします。

その後自分の嫉妬のせいで一人の女性の命が奪われたことを後悔したクリスティは、謝罪の念から九日間何も口にせず地面に座ったまま天を仰いでいました。とうとう力尽きたクリスティは天を仰ぐように咲く黄色のマリーゴールドに変わった』というお話です。

黄色のマリーゴールド

オレンジのマリーゴールドの花言葉

オレンジ色のマリーゴールドの花言葉は「予言」「真心」です。この2つの花言葉もまたギリシャ神話の太陽神アポロンが関係しています。「予言」は先にもご紹介した通り、太陽神アポロンは予言の神でもあったことからきています。「真心」についてはまたひとつギリシャ神話をご紹介します。

太陽神アポロンと美少年クリムノン

『太陽神アポロンはとても美しい神でした。女性だけでなく男性も彼に慕うほどで、クリムノンという美少年もまたその一人でした。クリムノンはアポロンと同一である太陽を仰ぎ見るのが好きで毎日空を仰いでいました。そんなクリムノンの心にアポロンも気づき、彼に対して愛情を感じるようになりました。それを雲の神が気づき嫉妬し、アポロンを雲で覆い隠してしまいます。

太陽を隠す雲

クリムノンはアポロンに会えなくなり、嘆き悲しみました。そんな日が8日間も続いたある日、とうとうクリムノンは絶望に倒れ、息絶えてしまします。クリムノンの純粋な心を知ったアポロンが愛の証として、クリムノンをオレンジ色のマリーゴールドに変えた』というお話です。

オレンジ色のマリーゴールド

マリーゴールドの花言葉を『種類別』に3つ紹介!

アフリカンマリーゴールド

アフリカンマリーゴールドの花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」です。アフリカンマリーゴールドは日本に初めて入ってきた種類です。暑さに強く丈夫に育つ品種であることから、この花言葉がついたと言われています。

丸太を渡る男性

フレンチマリーゴールド

フレンチマリーゴールドの花言葉は「いつもそばに置いて」です。なんだかちょっとロマンチックですね。この種類はかつてフランスの王室で栽培されていたことからこの名がついたといいます。マリーゴールドの中でも小ぶりな品種ですので、そのかわいらしさからいつもそばに置きたいという思いからこの花言葉がついたのでしょうか。

フレンチマリーゴールド

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レモンマリーゴールド

花色が黄色のみのレモンマリーゴールド。このレモンマリーゴールドの花言葉は「愛情」です。この種類は比較的小さな花をたくさん咲かせるかわいらしい品種です。土質も特に選ばず、生育旺盛で庭植えで越冬もできますが、摘心や切り戻しをしてあげないと草姿が乱れるため、手をかけてあげないといけません。かわいらしい姿と、愛情をもって手をかけてあげないといけないことから、「愛情」という花言葉がついたのかもしれませんね。

指でハート形を作っている画像

西洋でのマリーゴールドの花言葉は?

マリーゴールドの英語での花言葉は「jealousy(嫉妬)」「despair(絶望)」「grief(悲嘆)」です。日本での花言葉と大体同じですが、日本のように良い意味での花言葉が見当たりません。そういう意味では日本の花言葉の方が良い意味のものもありホッとしますね。

顔を両手で覆う男性

マリーゴールドの誕生花はいつ?

マリーゴールドが誕生花になっているのは、一般的には6月5日7月18日8月20日9月2日となっています。さらに9月2日は黄と白、8月20日は濃黄と別れています。種類別にも誕生花が違う場合があり、アフリカンマリーゴールドは10月28日、フレンチマリーゴールドは8月15日11月3日11月7日となっています。

マリーゴールド

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マリーゴールドには防虫効果がある!

鮮やかな黄やオレンジのマリーゴールドに虫除けの効果があることをご存知でしたか。マリーゴールドの根の周りに住んでいる菌が線虫を餌としているため、センチュウの防虫や、マリーゴールドの香りをアブラムシやコナジラミが嫌うため、それらの虫を遠ざける効果があるのです。

畑に咲くマリーゴールド

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家庭菜園や花を栽培されていると、アブラムシやコナジラミ等に悩まされることもあるでしょう。だからと言って、せっかくの家庭菜園ですから農薬はあまり使いたくありません。農薬ほどの効果はないにしても、害虫を寄せ付けにくくするために一緒に植えるというのも一つの方法です。

トマト

マリーゴールドと一緒に植える(一株ごとに植える、近くに植える等)のに適しているのは、野菜であれば、トマトや豆類、葉物(ブロッコリーやカリフラワー、キャベツ)、きゅうり、ピーマンなど。草花であれば、サルビア、ベゴニア、デージー等と一緒に植えると良いでしょう。

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マリーゴールドを贈る際には注意!

マリーゴールドを人に贈るということはあまりないかもしれません。もしマリーゴールドを贈ることがあれば、花言葉に注意しなくてはなりません。これまでマリーゴールドの花言葉を数々ご紹介してきました。日本語での花言葉は西洋の花言葉と比べ、「健康」や「生命の輝き」「変わらぬ愛」等良い意味のものもありましたが、「絶望」や「嫉妬」といったあまり良い意味でない花言葉も多いので、マリーゴールドをどうしても贈る必要がある際にはメッセージを必ず添えてくださいね。

飾られたマリーゴールド

出典: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&pp=140&p=2

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特に祖父母に贈る際には花言葉の「生命の輝き」「健康」などの意味で贈るということが、しっかりと伝えられるようにメッセージを添える必要があります。良くない意味の花言葉を持つマリーゴールドなので、メッセージなしで贈ると誤解を招きかねませんよ。

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マリーゴールドはポジティブとネガティブな花言葉がある

どんな言葉もその解釈によって表と裏、良い意味と悪い意味があります。マリーゴールドの花言葉も、パッと聞いてポジティブな感じの「健康」や「変わらぬ愛」等もあれば、ネガティブな「絶望」「嫉妬」等ありましたね。しかし「変わらぬ愛」も見方を変えれば「絶望」や「嫉妬」と隣り合わせと考えられます。

花言葉も人それぞれいろいろなとらえ方がありますので、あまり花言葉にとらわれず、鮮やかな花色を楽しみたいものです。でも人に贈るときには必ず花言葉のことを頭に置いて、メッセージを添えて贈るようにしてくださいね。

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この記事のライター
chiiao
子どもとのんびり過ごしたい! おでかけしたい! 正しい日本語を使うように気を付けています。

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