サボテンの花は神の化身?!過酷な砂漠で育つ花言葉を解説!
みなさんはサボテンは好きですか?サボテンは多肉植物でも有名で、インテリアとして育てている方も多いです。そのようなサボテンにも植物なので花言葉が存在します。今回はサボテンの花言葉や由来・英語名についてご紹介したいと思います。
目次
まずはサボテンについて知ろう!
サボテンと言えば皆さん上記の画像のような肉厚な植物を思い浮かべますよね。日本で自生しているサボテンは少ないのですが、熱帯地域では自生していることが多いです。特に小さいサイズのサボテンは可愛らしい様子であることからインテリアとして育てる方も多いですよね。そのようなサボテンにも花言葉が存在しますので、今回はサボテンの花言葉や特徴についてご紹介したいと思います。
サボテンの特徴とは
まず最初はサボテンの特徴についてご紹介したいと思います。サボテンと言えばやはりトゲがあるのが大きな特徴ですよね。外敵から身を守る棘があるのが特徴なのですが、さらにサボテンは水分が豊富に含まれています。このサボテンに水分が多く含まれているのは乾燥しないためでもあり、根や葉、茎などに豊富に水分が蓄えられています。
サボテンの名前の由来は?
特徴についてご紹介しましたが、次は名前の由来についてご紹介したいと思います。サボテンの名前の由来は南蛮人が持ち込んだ「ウチワサボテン」が大きく関係しています。というのも、ウチワサボテンの樹液は石鹸として利用されていたのですが、ポルトガル語で石鹸は「シャボン」と言います。この石鹸体であることから石鹸体=しゃぼんたい=さぼんたい=さぼてんとなったとされいます。
このようなことからもわかるように、サボテンの名前の由来は石鹸として使用されていたのが名前の由来と言えます。ちなみに後述でもご紹介しますが、サボテンは英語名では花言葉・名前の意味が変わります。そのため、ぜひ合わせてご参考いただけたらと思います。
サボテンと多肉植物は違うの?
サボテンは多肉植物のイメージが強いですよね。サボテン=多肉植物と考える方もいると思いますが、厳密には微妙に違います。というのも、サボテンは多肉植物の一種です。多肉植物についてご紹介すると、多肉植物はサボテンのように葉や茎などの内部に水分を多く蓄えて柔らかい組織ができている植物を指します。そのため、多肉植物だからといって全部がサボテンというわけではありません。サボテンと多肉植物を見分ける際には、やはりサボテンの特徴であるトゲ・刺座の有無が見分けるポイントと言えます。
サボテンの花言葉の由来は「神の化身」!?
サボテンの特徴や由来についてご紹介しましたが、次はサボテンの花言葉についてご紹介していきたいと思います。サボテンの花言葉の由来ともなったのは「神の化身」というイメージからきています。というのも、多くの方がご存知のようにサボテンは過酷な環境で育ちますよね。さらに、過酷な環境でも育って美しい花を咲かせることから、古代ヨーロッパでは神の化身と呼ばれていたようです。そのため、サボテンは神の化身と言うイメージから花言葉がついています。
サボテンの花言葉とは?
古代ヨーロッパでは神の化身ともされていたサボテンですが、サボテンの花言葉は「温情」「秘めたる情熱」「枯れぬ愛」です。この花言葉は神の化身という意味だけでなく、トルコの風習も関係しています。以前トルコでは男性が女性にプロポーズする際にサボテンを贈っていました。このような風習・温かい心を贈るという点や神の化身のようなギャップ・美しい姿がこのような花言葉になったと言われています。
サボテンの『種類』からみる花言葉を5つ紹介
サボテンの花言葉についてご紹介しましたが、次はサボテンの種類ごとの花言葉をご紹介したいと思います。サボテンの種類も豊富にあるのですが、花言葉もそれぞれ違います。神の化身とも呼ばれていたサボテンですが、次のような特徴や花言葉がありますのでぜひご参考いただけたらと思います。
『柱サボテン』の花言葉は?
まず最初にご紹介するサボテンの種類は柱サボテンです。柱サボテンは名前からもわかるように柱のように伸びて育つのが大きな特徴と言えます。柱サボテンは観葉植物の中でも人気で、寄せ植えしたいと考えている方にもおすすめです。育てやすい点も人気なのですが、株が大きくなると手のひら程度の大きな花を咲かせるのも特徴的と言えます。
柱サボテンの特徴についてご紹介しましたが、柱サボテンの花言葉は「情熱」です。情熱は燃え上がるようなイメージがあると思いますが、このようなサボテンが燃え上がるように育つことから花言葉が来ているとされています。
『クジャクサボテン』の花言葉は?
次にご紹介するサボテンの種類は「クジャクサボテン」です。クジャクサボテンも観葉植物として人気が高いサボテンの種類になるのですが、クジャクサボテンの特徴は何と言っても美しい花です。サボテンはトゲトゲなどをみて楽しむ方が多いのですが、クジャクサボテンはどちらかというと小さくて美しい花を見て楽しむ種類になります。そのため、女性人気が高く、サボテンの中でも育てていて楽しいという声が多いです。
人気があるクジャクサボテンですが、クジャクサボテンの花言葉は「艷やかな美人」「儚い恋」です。クジャクサボテンは棘がある葉の中にも美しい花を咲かせることからこのような花言葉になっているとされています。儚い恋についてクジャクサボテンの花が一日で枯れてしまうことから来ているとされています。
『ウチワサボテン』の花言葉は?
次にご紹介する種類はウチワサボテンです。ウチワサボテンもサボテンの種類の中で多くの方がご存知です。ウチワサボテンはどちらかというと熱帯地域で育っているイメージですが、丸く平たい口が連なって育つのが特徴的と言えます。こちらのウチワサボテンも観葉植物として人気が高いです。
多くの方に愛されているウチワサボテンですが、ウチワサボテンの花言葉は「偉大」「燃える心」「温かい心」という花言葉になっています。ウチワサボテンはプレゼントとして贈られることもあるのですが、燃えるような心で相手を愛しますという気持ちを伝える意味から花言葉が来ているとされています。さらに、ウチワサボテンは食用としている国もあるので、世界中でも愛されています。
『シャコバサボテン』の花言葉は?
次にご紹介するサボテンの種類は「シャコバサボテン」です。シャコバサボテンはパッと見はクジャクサボテンに似ています。しかし、シャコバサボテンは木の上に根を張るサボテンでも珍しい種類になります。シャコバサボテンも美しい花を咲かせ、見ていて癒やされる方も多いです。
珍しい花の種類とされるシャコバサボテンですが、シャコバサボテンの花言葉は「美しい眺め」「一時の美」です。シャコバサボテンはギザギザの葉が特徴的なのですが、そのギザギザの葉とは違って美しい花を咲かせます。そのようなギャップが美しく感じやすく、いつまでも眺めていたいということから花言葉が来ているとされています。
『月下美人』の花言葉は?
次にご紹介するサボテンの種類は「月下美人」です。月下美人はサボテンの中でも珍しく特に女性人気が高いサボテンの種類になるのですが、月下美人は夜に花を咲かせるサボテンです。さらに、月下美人は他のサボテンよりもさらに豪華で美しい花を咲かせるので、多くの人が心奪われます。
月下美人は女性人気が極めて高いのですが、月下美人は白くて美しく、豪華な花を咲かせます。美人薄命という言葉から名前の由来になっているのですが、月下美人の花言葉は「儚い恋」「艷やかな美人」「秘めた情熱」です。月下美人の花も寿命が長くはないのですが、このような美しくも儚い様子が花言葉になっています。
西洋でのサボテンの花言葉は?
サボテンの種類ごとの花言葉についてご紹介しましたが、サボテンでは英語圏・西洋表記ではまた花言葉が変わります。
サボテンは英語で書くと「Cactus」と書きます。英語名の「Cactus」は古代ギリシャ語にするとトゲだらけの植物という意味になります。英語名でのサボテンの花言葉は「忍耐」「優しさ」になります。そのため、英語名での花言葉もぜひご参考いただけたらと思います。
【番外編】サボテンは食べられるの?美味しい?
英語名の花言葉についてご紹介しましたが、次は番外編として食用のサボテンをご紹介したいと思います。途中でもご紹介したように、サボテンの種類の「ウチワサボテンの」は食用として食べる国もあります。食用のウチワサボテンはミネラルやビタミンが豊富で、野菜のように食べます。野菜ではオクラのようなイメージが強く、美味しいという声も多いです。
ちなみに食用のサボテンが「ウチワサボテン」とご紹介しましたが、果実としても知られているドラゴンフルーツもサボテンの一部です。というのも、ドラゴンフルーツはサンカクサボテンの果実なのです。キウイフルーツのような甘味と酸味が絶妙で多くの方に好まれているのですが、こちらも食用とされ人気なので、ぜひ食用のウチワサボテンと合わせて覚えていただけたらと思います。
花言葉を理解してサボテンを贈ろう!
今回はサボテンの花言葉についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。サボテンは棘がある中にも水分・栄養が豊富という点で、温かい心を持っている植物と例えられることがあります。情熱や温情といった温かい心の花言葉が多いので、温かい心を贈るという意味でプレゼントするのもおすすめです。日本では習慣がないですが、古代トルコのようにプロポーズの際にサボテンを贈るのもおすすめです。ぜひ食用のサボテンや心を贈る花言葉のサボテンを皆さんも愛して育てていただけたらと思います。