クチナシの花言葉や由来！結婚式や女性への贈り物はOK？

クチナシの花は花好きの方に人気が高い花でもあるのですが、可愛い様子が多くの方に好評です。このクチナシは人気が高いのは見た目が可愛いのはもちろんですが、クチナシの果実が薬や香水・染料などに使える多様性が注目されている理由としても挙げられます。もちろん香水や染料・薬の場合は専門の方が使用するのですが、今回はそのような多様性がある美しい花「クチナシ」の花言葉を含めてご紹介したいと思います。

まず最初は花言葉の前にクチナシの特徴についてご紹介したいと思います。クチナシの特徴はまさに人気の理由である可愛らしい花びらと、甘い香りが挙げられます。花は上記の画像をご覧頂いてもわかるように、純白の綺麗な花びらで、黄色と白のコントラストが美しく感じやすいです。さらに、後述でもご紹介しますが、濃厚な甘い香りが香水に使われるほどなので、「見た目よし」、「香りよし」、「花言葉もよし」、といった三拍子揃った花と言えます。

女性人気が高いクチナシですが、次はクチナシの開花時期・見頃についてご紹介したいと思います。クチナシの花の見頃・開花時期とされているのが梅雨時期でもある6月から7月にかけてがおすすめです。梅雨は億劫な気持ちになる方も多いのですが、このような美しく咲いているクチナシを見に出ると晴れやかな気持ちになりやすいので、育てるのもおすすめです。

次はクチナシの名前の由来についてご紹介したいと思います。名前の由来と花言葉が関係がある花も多いのですが、クチナシは由来と花言葉は関係ないと言えます。クチナシの名前の由来は果実が熟しても割れないことから口が割れない・口無い・口なし・クチナシとなったのが由来とされています。

この他にも果実の種が梨や鳥のくちばしに似ていることから口梨となったのが由来という説もあります。
興味がある方はぜひクチナシについてさらに調べていただけたらと思います。

次は誕生花としてのクチナシについてご紹介したいと思います。誕生日に誕生花を渡されるとおしゃれで、女性からも好評なのですが、クチナシは「5月6日・6月7日・6月30日・7月7日」の誕生花です。もちろん誕生花として渡すのもおすすめですが、誕生花以外としてプレゼントしても喜ばれやすいので、ぜひ花に迷った際にはクチナシを花屋でチェックしていただけたらと思います。
 

次は実際にクチナシの花言葉と花言葉の由来についてご紹介したいと思います。クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」という花言葉になっています。ご紹介していることからもわかるように、クチナシの花言葉は縁起が良いのですが、この花言葉の由来はトルコから来ているとされています。トルコなどヨーロッパではクチナシを男性が女性に贈って嬉しい気持ちにさせた点や甘い香りが相手を喜ばせていたのが花言葉の由来とされています。

さらに、実はクチナシにはトルコ・ヨーロッパで知られている花言葉以外の花言葉が存在します。というのも、和製の花言葉が存在するのですが、クチナシには「洗練」と「優雅」という和製の花言葉ができています。和製の花言葉ができた由来についてははっきりしていないのですが、和製の花言葉からみてもわかるように、クチナシの美しい姿をそのまま表して花言葉になったということが伺えます。

クチナシの花言葉や特徴についてご紹介しましたが、クチナシは結婚式やウェディングブーケの花としても人気が高いです。やはり結婚式は洋式を選ぶ方が多く、結婚式に純白のドレスを選ぶ女性も多いですよね。そのような結婚式に着る純白のドレスとクチナシの美しさが相性が良く、ユリや白バラと共に選ばれやすいです。

そのため、これから結婚式を挙げようと考えている女性はウェディングブーケを選ぶ際にはぜひクチナシもチェックしていただけたらと思います。花言葉もいいので、花言葉の意味も合わせて選ぶのもおすすめです。

クチナシは多くの人を嬉しい気持ちにさせる花言葉があるのですが、実は日本では怖い意味での花ともされています。なぜ怖い意味があるのかというと、「クチナシ」という名前から怖い意味がきているのですが、日本には「死人に口なし」という言葉があると思います。花のクチナシがこの怖い言葉を連想させ、あの世の世界でクチナシが咲いているのではないかと考えられています。そのため、良い花言葉があるのですが、日本の中にはクチナシを怖い意味として捉え、避ける人もいます。

怖い意味もあることをご紹介しましたが、怖い意味合いよりも今は花言葉のような幸福なイメージが強いです。そのため、花言葉と合わせてプレゼントの花としても選ばれやすいのですが、意味をもっと伝えやすいようにクチナシの花と共にメッセージカードを添えて渡すのがおすすめです。メッセージカードがついていると花言葉の意味や気持ちが伝わりやすいですよね。誤解を生まない意味と自分の気持ちや花言葉の意味を伝えるためにメッセージカードをつけるのがおすすめです。

花言葉についてご紹介しましたが、次はクチナシの種類や品種についてです。他の花にも種類があるように、クチナシにも種類・品種が存在します。特に有名なのが3種類の品種で、「オオヤエクチナシ」「コクチナシ」「ヌマタクチナシ」が有名です。特に「オオヤエクチナシ」は「ガーデニア」の別名で呼ばれていることが多く、八重咲きでボリュームがあるのが特徴的な種類でもあります。花屋で販売されていることが多いのは「ヌマタクチナシ」の種類なので、興味がある方はぜひ育ててみていただけたらと思います。

クチナシの種類についてご紹介しましたが、次は香水についてご紹介します。途中でもご紹介しましたが、クチナシは濃厚な甘い香りが特徴でもあり、その香りを香水として使っている業者も多いです。香水の場合は「クチナシ」という名前ではなく「ガーデニア」という名前で販売されています。花言葉の意味と合わせて香りや幸福を身に纏うという意味で身につける方もいるので、ぜひ興味がある方は使用してみていただけたらと思います。

香水にもなり、花言葉も良いクチナシですが、クチナシの花や実は最初にも触れたように、薬や染料として使われることがあります。純白の花のクチナシですが、染料として使う場合は「黄色の染色」として使われます。最近では花を発酵させて青色の染色としても使うので、染色に挑戦したい方は染料の仕方について調べて挑戦していただけたらと思います。

クチナシは薬になるとも先ほどご紹介しましたが、クチナシは薬と言っても漢方薬で「山梔子（サンシシ）」として使われます。クチナシの果実がこの漢方薬「サンシシ」の一種になるのですが、漢方薬にもなるクチナシには使い方によって他の花にはない効果・効能がありますので、ご紹介したいと思います。

※この効果効能については個人差があるので、必ずしも効果があるというものではありませんのでご注意ください。

最初に挙げられるクチナシから期待できる効果効能は「リラックス効果」です。クチナシは香水にもなるほどの甘い香りを放つ花ですが、その甘い香りが幸福感をもたらし、リラックス効果を与えてくれます。さらに花言葉も良く、プレゼントとしてもらっても女性に幸福を与えやすいので相手の気持ちを幸福にする・リラックスさせるという意味でも渡す方がいます。

次に挙げられるクチナシから期待できる効果効能は「抗菌効果」です。クチナシは消炎作用や鎮痛・鎮静作用があるのですが、抗菌作用があり、アロマオイルなどに混ぜて部屋の抗菌が期待できます。

次に挙げられるクチナシから期待できる効果効能は「保湿効果」です。クチナシは化粧水にも配合されたりするほどで、肌を潤わせる成分があります。そのため、肌にいい影響を与えてくれるので、花の見た目だけでなく、女性に嬉しい効果が期待できる花とも言えます。

次に挙げられるクチナシから期待できる効果効能は「目の疲労軽減」です。クチナシには「クロセチン」という成分が含まれているのですが、このクロセチンという成分は目の筋肉疲労などを緩和させてくれます。高齢の方や目を酷使する方などには特に効果が期待できやすいのですが、目の筋肉をサポートしてくれる花としても人気です。

今回はクチナシについて花言葉を含めてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。染料や薬、プレゼントと多様性が高いクチナシですが、プレゼントするとかなり喜ばれやすいです。美しい姿は特別な日をさらに華やかにしてくれると共に、花言葉も相手に喜んでもらいやすい意味なので、ぜひ好きな方や特別な方にプレゼントする際にはクチナシもチェックしていただけたらと思います。途中でもご紹介しましたが、花言葉の意味もいいので、花言葉や気持ちを伝える意味でもメッセージカードを添えるのがおすすめです。