ガーベラの花言葉がポジティブで素敵!色別に意味を解説!
花束に彩りをそえてくれるガーベラ、みなさんはそんなガーベラの花言葉を知っていますか?明るい色味が多いガーベラは"希望"、"常に前進"といったステキな花言葉を持っています。お花の色ごとにも花言葉があるので、ぜひチェックしてみましょう!
目次
素敵な花言葉がいっぱい!ガーベラとは?
ガーベラってどんな花?
ガーベラは、キク科・ガーベラ属に分類される花の総称です。小さく細長い花びらを水平に咲かせることが特徴です。また、1年だけで枯れてしまうということが無い多年草で、熱帯アジアやアフリカなど多くの国で生息しています。
ガーベラの種類は野生種では40種類、品種改良によって生み出されたものでは数百種もあるといわれています。ガーデニングでは品種改良によって生まれた赤やピンク、白、緑、黄やオレンジなど様々な色のガーベラを育てることができます。
ガーベラの開花時期や見頃はいつ?
ガーベラの開花時期は、3~5月と9~11月ごろです。気温20度ほどの時期に多くの花が咲きます。温かく過ごしやすい気候である、春から夏前ごろと、夏終わりから秋前ごろに美しいガーベラを見ることができるでしょう。
ガーベラの由来とは?
みなさんはガーベラの由来、知っていますか?ガーベラの花言葉を知る前に、ガーベラの由来についても確認してみましょう!
まずガーベラの名前の由来ですが、ガーベラの発見者であるドイツの自然学者、Gerberさんのお名前がその由来とされています。こんな可愛い花を見つけて名前の由来となったGerberさん、きっととっても嬉しかったのではないでしょうか。
そして伝承の由来ですが、日本に伝わったのは大正時代の初期とされています。日本ではガーベラの美しさから、"花車"、"花千本槍"と呼ばれていたそうですよ。
普段何気なく見ているガーベラにも、こんな由来があったんですね。
ガーベラの花言葉は色によって違う!
そもそも花言葉とは?
花言葉とは、花に象徴的な意味を持たせたものを指します。例えば、バラの花言葉は「愛情」のように、その花の特徴などをもとに花言葉が作られています。
日本では、主に西欧を起源としたものを中心に多くのバリエーションがあり、花だけでなく草や樹木などにも花言葉が存在します。
自分の好きな花の花言葉を調べてみたり、好きな花言葉から可愛いお花を見つけてみるのも楽しいですよ!
ガーベラ全体の花言葉は?
ガーベラには花全体と、花の色ごとに花言葉があります。ガーベラ全体の花言葉は"希望"、"常に前進"です。可愛らしい花の見た目と、ピンクや白に黄色、オレンジといった、明るい色合いの花が咲くことからその花言葉がつけられたといわれています。
前向きになりたいときにお部屋に飾ったり、誰かに感謝や応援の気持ちを伝えたいときに花束として送るのにぴったりのお花です。
ガーベラの花言葉①【赤】
赤色のガーベラの花言葉は、「情熱」「熱愛」です。英語表記では、「情熱=passion」「熱愛=ardent love」となります。色味のはっきりとした赤色は、見ている人の心を惹きつけます。
なにかに打ち込んでいる人、これから新しく何かを始めようとしている人へ、この赤色のガーベラを応援の意味を込めてプレゼントすると喜ばれるはず。
また花言葉の"熱愛"にちなんで、愛する人への告白やプロポーズのときに贈るのもステキですよ。あなたの熱い気持ちを、燃えるような赤色のガーベラで表現してみてはいかがですか?
ガーベラの花言葉②【ピンク】
ピンクのガーベラの花言葉は、「熱愛」「崇高美」です。英語表記では、「崇高美=sublime beauty」「熱愛=ardent love」となります。華やかなピンクのガーベラは、部屋に飾ると一気に可愛らしい雰囲気に包まれます。
恋愛運を上げたいときに、可愛らしいピンク色のガーベラを自分の部屋に飾るのも良いです。また愛らしいこのピンク色は、女性へプレゼントしても喜ばれること間違いなしです。
ガーベラの花言葉③【白】
白いガーベラの花言葉は、「律義」「希望」です。英語表記では、「律義=faithful」「希望=desire」となります。"希望"という素敵な花言葉を持つ白いガーベラは、結婚式で使われることも多い可憐な花です。
他にも、感謝の気持ちを込めてお花をプレゼントしたいけど、どのお花にしようと迷ったときは、この白いガーベラを花束に入れてみましょう。あなたの相手への感謝の気持ちはもちろん、あなたの純粋さも相手に伝わるはずです。
ガーベラの花言葉④【黄色】
黄色のガーベラの花言葉は、「究極の美」「親しみやすさ」です。英語表記では、「究極=final beautiful illusion」「親しみやすい=friendly」となります。
黄色のお花はあまり良い花言葉を持っていないことが多いのですが、ガーベラは別です!ステキな花言葉を持つ黄色のガーベラは、銀婚式や金婚式を迎える両親へお祝いと感謝の気持ちとして、また友人へのプレゼントとして人気です。
黄色のガーベラを、いつも傍で支えてくれている人に感謝の気持ちを込めてプレゼントすると、よりいっそう仲が深まりますよ。
ガーベラの花言葉⑤【オレンジ】
オレンジのガーベラの花言葉は、「冒険心」「忍耐」です。英語表記では、「冒険心=adventurous spirit」「忍耐=persistence」となります。
明るい気持ちにしてくれるオレンジのガーベラは、見ているだけで前向きになれそうです。新しく何かを始める人の門出を祝うときや、なにかに打ち込んで努力している人に贈る最適な花ですよ。
ガーベラの花言葉⑥【青】
青いガーベラの花言葉は、「神秘」です。英語表記では「神秘=mystery」となります。実はガーベラの品種のなかで青色のガーベラは存在しません。
薬剤と特殊な技術により、青色に染色しています。人の手によって染め上げらた鮮やかな青色は、まさに神秘的ですよね。
ガーベラの花言葉⑦【紫】
紫のガーベラは青色のガーベラと同様、ガーベラの品種としては存在していないんです。紫のガーベラは、独自の技術により作られています。
そして、青いガーベラと違い紫のガーベラとしての花言葉ははっきりとは無いようです。ガーベラ全体の花言葉である「希望」「前向き」を花言葉と考えると良いでしょう。英語表記では「希望=hope」「前向きな=positive」となります。
ガーベラの花言葉は本数によっても違うの?
お花を誰かにプレゼントするとき、本数はどうしようかなと迷うこともあるのではないでしょうか。お花は本数によっても持つ意味が変わってくるんです。
1~10本は本数も少なく気軽にプレゼントできるため、本数による深い意味は特に無さそうです。日頃の感謝の気持ちを込めて送るときに良さそうですよ。
ですが本数が11~20本のお花を贈る場合は、恋愛的な意味が強くなります。そして21~100本のお花は結婚記念日などに贈られることの多い本数です。
特に40本や50本の本数の花束は、花の種類は関係なく「永遠に一緒にいよう」という意味があるので、結婚記念日にはピッタリです。
ですが、そのなかでも99本は「永遠の愛」という意味をもつ本数で、108本は「結婚してください」という意味を持っているので、プロポーズによく使われます。
100本以上になってくるとかなりの本数なので、結婚式場に飾られることが多くなります。
ガーベラの種類と品種を紹介!
ガーベラは原種を利用した品種改良が行われてきました。いまではたくさんの種類のガーベラが楽しめるように。そんなガーベラの種類は、野生種が約40種、品種が500種以上あるといわれています。種類によって花びらの大きさなどが異なります。
そしてガーベラの花びらは3種類に分けられています。3cmほどをマイクロミニサイズ、4cmほどをミニサイズ、12cmほどを大輪サイズと呼びます。
品種としては、赤色の花びらに黄色の芯が特徴的な"アップルケーキ(フルーツケーキシリーズ)"、花びらの形が針のように細くオレンジ色の"トマホーク"、美しい紫ピンク色に黒い芯が可愛い"ブルーアイ"など様々な種類がありますよ。
素敵な花言葉のガーベラを花束として贈ろう!
ガーベラについて、花言葉をはじめとして、種類や由来などをご紹介しました。お花屋さんや花壇で見かける可愛らしいガーベラは、カラーに限らず全体として"希望"、"常に前進"というステキな花言葉を持っています。
また、それぞれのカラーごとに気持ちを明るくしてくれる花言葉を持っているので、感謝の気持ちや応援の気持ちを込めて花束としてプレゼントするには最適なお花です。
愛する人には赤いガーベラを、お世話になった人へは感謝の思いを込めて白色のガーベラを……など、相手に伝えたい気持ちに合わせてお花を選ぶのもオシャレですよ。オレンジのガーベラを自分の部屋に飾るのもステキです。
本数ごとにお花がもつ意味も変わってくるので、本数にこだわってみても良いでしょう。お花を買うときは、ぜひ素敵な花言葉を持つガーベラを手に取ってみてください!