2021年09月24日公開
2021年09月24日更新
おしゃれで安い「シンプル腕時計」ブランド格付けTOP10
メンズのおしゃれな腕時計に今、注目が集まっています。その中でも特に人気があるのが「シンプル腕時計」! 多くのメンズたちが魅了される理由は、シンプルな見た目がおしゃれな上にお手頃だということ。 そこで今回は特に注目したいブランドTOP10を発表していきます。
目次
- 1メンズが身につけるべき、おしゃれな「シンプル腕時計」って?
- 2価格帯では4万円以内で探したいところ・・・
- 3メンズの「シンプル腕時計」ブランド格付けTOP10
- 4「シンプル腕時計」第1位:ダニエル・ウェリントン
- 5「シンプル腕時計」第2位:カルバン・クライン ウォッチ
- 6「シンプル腕時計」第3位:ベーリング
- 7「シンプル腕時計」第4位:スカーゲン
- 8「シンプル腕時計」第5位:アニエス・ベー
- 9「シンプル腕時計」第6位:ラース ラーセン
- 10「シンプル腕時計」第7位:アルネ・ヤコブセン
- 11「シンプル腕時計」第8位:コモノ
- 12「シンプル腕時計」第9位:ドゥッファ
- 13「シンプル腕時計」第10位:カール・エドモンド
- 14【番外編】王道腕時計ブランドの定番シンプル顏!
- 15日本を代表する腕時計メーカー『セイコー』
- 16独自の機能を確立させた『シチズン』
- 17レトロな雰囲気を漂わせる機械式時計『オリエント』
- 18デジタルウォッチ界のザ・ベーシック『カシオ』
- 19おしゃれメンズには必要不可欠、ミリタリーの鉄板『タイメックス』
- 20【まとめ】シンプル腕時計こそ、最旬かつ最強の相棒
メンズが身につけるべき、おしゃれな「シンプル腕時計」って?
余計なモノを削ぎ落とした究極のデザイン
いわゆる華美な装飾や、奇抜すぎるデザインを省いた腕時計を指します。
特徴としては、どんなスタイルにも合うことやシーンを選ばないこと。
また、万人ウケするということなどが挙げられます。
最近では「ダニエル・ウェリントン」や「ベーリング」、「スカーゲン」などといった北欧ブランドが人気となっており、シンプルデザインの代表とも言える存在になってきています。
こんなデザインがおしゃれメンズの「シンプル腕時計」
文字盤の色は黒・白・シルバー・クリーム・ネイビーを
腕時計の文字盤カラーは最も印象に残る要素のひとつ。
どんなシーンでも、どんなスタイルでも高い順応性を持つベーシックな色合いの選択がベターです。
基本的にはモノトーン、やや色合いを加えるなら、さわやかな男性像を感じさせるネイビー系がおすすめです。
文字盤の装飾は控えめに
文字盤の装飾はいわば華美さやテイストを表します。
加えれば加えるほど、個性が立ちますが、その分、持つ人やシーンなどを選ぶことにもなりかねません。
誰もが気軽につけられる秘訣は、この最低限に絞ったデザイン性と言えるでしょう。
また、少ない意匠にデザインを施し、唯一無二の時計に仕上げるというミニマルな考え方は、特に北欧系のブランドの時計に多いようです。
ちなみに、文字盤の枠に小さなダイアルを施す腕時計もたくさんありますが、クロノグラフになってしまうと一気にスポーティな印象が強くなるため、このカテゴリーには入りません。
最大でもダイアルは2つまでの時計を選びましょう。
価格帯では4万円以内で探したいところ・・・
メンズに人気の腕時計の平均価格は2万4826円!
人気通販サイトZOZOTOWNのメンズ腕時計ランキングTOP50の販売価格を調べたところ、平均で約2万5000円という結果に。多くの人が見て、気に入って、購入する金額としてこの価格帯ということなので、やはりみなさん汎用性の高いアイテムだからこそ、安い価格帯で揃えたいと考えているんですよね。
この前後の価格で、と考えるとMAX4万円までが理想ではないでしょうか?
おしゃれなだけじゃない、機能性も十分なものがほとんど!
でも安いと品質が心配・・・なんて声もあるかと思います。もちろん、おいそれと買うようなアイテムではないですし、愛着の湧いてくるものなので、長く使える相棒を選びたいですよね!
ただ、心配は無用です。確かにアウトドアにも耐えうるような本格性能や最先端のスマートウォッチのような専門性能はありませんが、普段の生活で使う分には申し分ありません。
むしろ、ブランドごとに質の高い素材を用いたり、防水性能を高めたり、ムーブメント(時計の内部機構)を世界的にも優れていると言われるスイス製や、日本製にしたりして高級時計にも負けない強みを持ち合わせているのです。
メンズの「シンプル腕時計」ブランド格付けTOP10
それでは、今市場で旬な「シンプル腕時計」ブランドのTOP10を発表していきます。
今回筆者がそれぞれのブランドの順位を決定付けたポイントとして
・知名度:これまでの売り上げや人気も含めたブランド認知の高さ
・期待度:これからのトレンドを踏まえた注目の高さ
・デザイン:デザインのこだわりや注目したいデザイナーなど
・コスパ:腕時計の魅力に見合った金額か(安いから点数が高いわけではありません)
の4点を5つ星形式で定めましたので、ぜひご参考ください。
また、ブランドおすすめの1本も掲載しますので時計選びにお役立てくださいね。
「シンプル腕時計」第1位:ダニエル・ウェリントン
堂々たるトップはやはり圧倒的な知名度を誇る北欧系腕時計の火付け役!
ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)
知名度 ★★★★★
期待度 ★★★★
デザイン ★★★★★
コスパ ★★★★★
『ダニエル・ウェリントン』は、2011年に北欧はスウェーデンで誕生した腕時計ブランド。
創業者フィリップ・タイサンダー氏が旅行中に出会った英国人男性(ダニエル・ウェリントン氏)の紳士的な態度に感銘を受け、その名をそのままブランドの冠としました。
薄型でクラシカルなミニマルデザインや、簡単にベルトの着脱が行えるファッション性・アレンジ性の高さでレディース人気に火が付き、さらにメンズにまで拡大していきました。世界的にも有名となり、一説によると2年間で1億5000万本以上を売り上げたとも言われています。
日本だけに止まらない、世界的な知名度の高さだけでなく、秀逸なデザインやヴィンテージ感を醸す雰囲気の高さ、また、日本のファッションインフルエンサーにも人気があるというファッション性の高さなど腕時計の魅力として抜群だと思います。それでいて、価格が2万円〜3万円というコスパもある、現状で最強の時計と言えるでしょう。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:CLASSIC BLACK SHEFFIELD
『ダニエル・ウェリントン』を象徴するモデルCLASSICより誕生したブラックフェイスシリーズ。メンズの品と格を与えてくれるアイテムに仕上がっています。
ステンレス部はゴールドとシルバーで選べますが、あえてシックにシルバーをチョイスしてシックな手元で「かっこいい男」を表現してみてください。
ケース径:40mm 防水性能:3気圧 ムーヴメント:日本製クォーツ
定価:2万4000円(税別)
「シンプル腕時計」第2位:カルバン・クライン ウォッチ
世界的なファッションブランドの誇る、ジュエリーライクな格上げアイテム
カルバン・クライン ウォッチ(Calvin Klein watches)
知名度 ★★★★★
期待度 ★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★★
『カルバン・クライン ウォッチ』はアメリカの有名コレクションブランド、カルバン・クラインの腕時計ライン。
メンズのファッションでは洗練された大人の男性像をイメージに掲げるとともに、ボディラインを強調した男らしさが魅力です。ウォッチラインでは、同様の男性像を想定したジュエリーともいえるような美しさとデザイン性を持ち合わせた、おしゃれでかっこいい時計作りを行っています。
また、時計の本場であるスイスメイドにこだわっているため、時計としてのクオリティの高さにも定評があります。毎シーズン、その時代背景や目指すべきかっこいい男性像を踏まえながら、新たなモデルを生み出し続けていることも魅力のひとつに挙げられるでしょう。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:ステッドファスト ウォッチ
このブランドらしいミニマルな作りに、どこか唯一無二なデザイン性をプラスしたモデルです。さりげないインデックスから中心に向かって伸びるラインアクションで、洗練された印象を醸し出してくれます。ビジネスシーンにもしっかりとマッチしてくれる、オンオフ兼用のかっこいいデザイン時計です。
ケース径:不明 防水性能:3気圧 ムーヴメント:スイスETA社製クォーツ
定価:2万円(税別)
「シンプル腕時計」第3位:ベーリング
プロダクトとしてのクオリティの高さと、品のある北欧デザインでスマートに
ベーリング(BERING)
知名度 ★★★
期待度 ★★★★
デザイン ★★★★★
コスパ ★★★★
『ベーリング』は2010 年にデンマークの冒険家レネ・ケルスコフによって創設された、北欧ウォッチブランドです。
デンマークらしい独自のミニマルなデザインを腕時計としてアウトプットさせた革新的なアイテムが揃っています。また、時計好きにはかなり浸透しているブランドのひとつで、こちらも北欧時計を代表するブランドと言えます。
魅力的なのは時計としてのクオリティの高さです。まず、素材面。高級時計にも使われるような素材を使っています。そして、機構面。安心と信頼を世界から獲得している日本製のクォーツや機械式駆動を使用しています。北欧らしい秀逸なデザインと、時計としての品質の高さ。それが4万円以内で買えるとなれば、かなり安いです!
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:Max Rene
デンマークを中心に数々のブランド・メーカーでデザインを手掛け、フォトグラファーやジャーナリストとしても活躍する、マックス・レネ氏が手掛ける1本です。
シルバーのメッシュストラップに2針のホワイトフェイス、シンプルで洗練された佇まいは、どんなコーディネートにも自然に馴染みます。また、ひとまわり小さいレディースモデルもあるので、これからの時期にはペアウオッチとしても、プレゼントとしても活躍できるはずです。
ケース径:40mm 防水性能:5気圧 ムーヴメント:日本製クォーツ
定価:2万4000円(税別)
「シンプル腕時計」第4位:スカーゲン
シンプルなデンマークデザインに親しみやすさを加味した、モダンなムードが魅力!
スカーゲン(SKAGEN)
知名度 ★★★
期待度 ★★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★★
『スカーゲン』はミニマルに徹したデンマーク・デザインを志ながら、シンプルさや親しみやすさ、清潔感をベースに美しさを大切にするモダンライフスタイルブランドです。
腕時計だけにとどまらず、時代を超越するデザインの理念、最新のイノベーション、意志のある斬新な発想をひとつにして、ジュエリーやレザーアイテムなども手掛けています。
腕時計を、単なる時計として捉えるのではなく、身に付けるもの、ファッションアイテム、時間を知るための道具などあらゆる解釈を元にプロダクトデザインをしているため、今までになかったような斬新かつかっこいいデザインが生まれやすいのも特徴です。モダンな建築物のようなセンスのあるかっこいい雰囲気はこのブランドならではでしょう。
また、スマートウォッチも発表しているため、今後の取り組みにも注目が集まります。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:Hagen Connected ハイブリッドスマートウォッチ
時刻・日付の自動調整、アクティビティおよび目標トラッキング、睡眠の時間と質を記録、フィルタリング通知機能、セカンドタイムゾーン、アラーム、スマートフォンのリモコンとして使用できるスカーゲンリンク機能など、便利な機能を搭載。
カメラの自撮りシャッターボタン、音楽の再生や一時停止等のコントロールをすべてプッシュボタンのみで実現できます。シンプルな見た目に隠された革新的な機能はおしゃれで男心をくすぐります。
ケース径:42mm 防水性能:3気圧
※Android OSを搭載したスマートフォンおよびiPhoneで、専用アプリをダウンロードして使用
定価:2万9000円(税別)
「シンプル腕時計」第5位:アニエス・ベー
さわやかな風を運ぶフレンチブランドの雄が提案するザ・シンプル!
アニエス・ベー(agnes b.)
知名度 ★★★★
期待度 ★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★
『アニエス・ベー』はフランス生まれの同名デザイナーによって生み出された世界的なフレンチカジュアルブランド。
衣類だけでなく、小物やフレグランスにも力を入れていて、ライフスタイルにフィットするナチュラルな世界観が人気を呼んでいます。メンズにとっては力の程よく抜けた洒脱さがかっこいいと感じさせるブランドですね。
腕時計に関しても、フランスらしい自然体なシンプルさを表現しながらも、どこかひねりの加えたアクセントを施していて、つけるだけでなく、見ているだけでも心が躍るようなデザインが特徴です。また、レディースウォッチも人気で、この時計をペアでしているおしゃれなカップルも多いです。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:FCRT971
ミニマルなバーインデックスのダイヤルに小秒針というクラシカルな要素をモダンに仕上げたシンプル顏。
38mm径のやや小ぶりなケースだから、メンズでもレディースでも、ジェンダーレスに使えるモデルです。このブランドらしい、マリンテイストを感じさせるホワイト×ネイビーの品の良さも際立っています。
ケース径:38mm 防水性能:10気圧 ムーヴメント:電池式クォーツ
定価;2万5000円(税別)
「シンプル腕時計」第6位:ラース ラーセン
昨年日本上陸し、時計好きをあっという間に納得させた期待の北欧時計の新生!
ラース ラーセン(LARS LARSEN)
知名度 ★★
期待度 ★★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★★
『ラース ラーセン』は2012年に創業した、デンマークの南西部の町、スヴェンボーのアトリエで、企画・デザイン・製造を行う、メイド・イン・デンマークにこだわった新進気鋭の北欧ブランド。
2016年に日本に上陸し、瞬く間に業界関係者や時計マニアに注目されていきました。スタイリッシュかつエレガントで、どこか風情のあるクラシカルなデザインを実現する高いクオリティは、デンマークが誇るクラフトマンシップに基づいています。
まだまだ一般的な知名度は低いかもしれませんが、来年以降も注目となること間違いないので、新しく北欧時計を探そうとしている方にはぜひおすすめなブランドです。また、時計探しの際に『ラース ラーセン』の候補があると、わかっている感を出すことができるかと思います。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:Mathilde
36mm径のユニセックスなケースサイズにより、メンズならやや小ぶりでスマートな手元を表現できるシンプルな一本。すっきりとした文字盤と重厚感のあるケースにより、スーツでもカジュアルでも袖元に高級感を持たせてくれるモデルです。
ケース径:38mm 防水性能:3気圧 ムーヴメント:日本製クォーツ
定価:3万3000円(税別)
「シンプル腕時計」第7位:アルネ・ヤコブセン
デンマークデザインの巨匠が生み出す、シンプルとハイデザインの共存
アルネ・ヤコブセン(ARNE JACOBSEN)
知名度 ★★★
期待度 ★★★
デザイン ★★★★★
コスパ ★★★
『アルネ・ヤコブセン』はデンマークの建築家で、建物以外にも家具や照明、食器などを手がけるモダン様式を代表する人物のひとり。
彼が手がける時計は、ウォールクロック(壁掛け時計)や置き時計、腕時計と大小様々ですが、そのデザインは統一されており、トータルデザインをモットーにしています。
オンでもオフでも使えるシンプルなケース&ベルトに、一風変わったデザイン性を文字盤上に加えています。シーンを外さずに、他の人と異なるデザインを堪能したければ、これなら唯一無二と言えるでしょう。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:STATION
ブランド内でもスタンダードなフォントを使用した、最も視認性の高いシリーズ。
デザイン大国として知られるデンマークの「駅」にこのシンプルな時計が設置されたことから、「STATION」と呼ばれています。この話、じつは80年以上も前のこと。現在でも普遍的で、実用性も高い、そしておしゃれでかっこよく、飽きのこない、現代の時流にぴったりハマるということが北欧デザイン界の巨匠の力だと改めて気づかせてくれるモデルです。
ケース径:40mm 防水性能:3気圧 ムーヴメント:日本製クォーツ
定価:3万5000円(税別)
「シンプル腕時計」第8位:コモノ
ファッション性を高めてアップデートさせたベルギー発のスタイリッシュウォッチ
コモノ(KOMONO)
知名度 ★★★
期待度 ★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★★
『コモノ』は時代にフィットしたアクセサリーを創造するデザイナーズ集団として、2009年にベルギーのアントワープで設立されました。
ファッションアイテムとしての落とし込みで評価をされる腕時計とアイウェアを主軸にユニセックスなアイテムを展開。ブランド名は日本語の「小物」からインスパイアされ、意味の奥深さや多様性を重視した物作りを行っています。
数々のファッションデザイナーを輩出したアントワープらしい洗練されたファッション感度の高さを、腕時計に落とし込んだセンスあふれるデザインが特徴です。その日のスタイルに合わせて、色使いや素材使いを変えたり、その人の個性に寄り添えるファッションウォッチです。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:CRAFTED WALTHER LEATHER
かっこいいデザイン面だけでなく、防水やムーヴメントにもこだわった「CRAFTED(クラフテッド)」シリーズ。
ドーム型の風防や上質なイタリアンレザーベルトにより、センスの良さをアピールしつつ、10気圧防水や信頼のある日本製クォーツを搭載した本格的な一本です。それでいて、ここに出てくるブランドよりも一回り安いというコスパの高さも魅力です。
ケース径:40mm 防水性能:10気圧 ムーヴメント:日本製クォーツ
定価:2万2000円(税別)
「シンプル腕時計」第9位:ドゥッファ
ドイツ・バウハウスの誇る繊細かつクラシカルな歴史ある時計作りが魅力
ドゥッファ(DUFA)
知名度 ★★★★
期待度 ★★★
デザイン ★★★★
コスパ ★★★
『ドゥッファ』は遡ること1920年代にクロックシーンでその名を轟かせた、ドイツ時計史を代表するブランドです。
無駄のない繊細でクラシカルな顔立ちに、ドイツ時計ならではの職人の質実剛健なディテールを感じさせます。
歴史あるドイツ時計の中でも、デザインやクオリティの高さに対するコスパの良さは抜きん出ています。本格的で時計らしいレトロなムードを纏える、メンズの相棒になりうる一本を作り上げるブランドです。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:Weimar GMT
バウハウスデザイン発祥の地、テューリンゲン州のヴァイマールを冠に掲げたこのモデルは、ドイツの精神と文化の原点をいテーマとしたクラシカルな仕上がりが特徴です。
象徴的なローマンインデックスと、波状に形取られた一風変わったGMT針が目を奪うモデルです。大人への階段を登るに適した、大人の男へ向けた味わいのある一品。
ケース径:38mm 防水性能:3気圧 ムーヴメント:スイス製クォーツ
定価:3万5000円(税別)
「シンプル腕時計」第10位:カール・エドモンド
2017年上陸、北欧スウェーデン発の新時計ブランドはまさに今が買い!
カール・エドモンド(Carl Edmond)
知名度 ★★
期待度 ★★★★
デザイン ★★★
コスパ ★★★★
『カール・エドモンド』は2017年10月に日本に上陸したばかりのスウェーデン発のホットなブランド。
北欧由来のミニマルかつ大胆なデザインと、時計の本場スイスのクリエーションが見事に融合された高品質の腕時計を手頃な価格で提供してくれます。
1stコレクションとなる今回は、スクエア型とラウンド型の2種類という、ケースフォルムを軸とした展開で、インテリアのようなどこかほっとする色合いとデザインに仕上がっています。来年以降のウォッチシーンの主役になること間違いない新鋭ドコロですので、ぜひ覚えておいてください。
おしゃれで安い、おすすめメンズ腕時計はコレ!
おすすめモデル:Granit
おすすめはやはり今回のコレクションで象徴的だった洗練されたスクエア型のおしゃれな「Granit(グラニット)」です。シンプルな北欧時計であれば、基本ラウンド型という既成概念を覆す一本は、スイス製ムーヴメントや、風防には傷が付きにくいサファイアガラス、ストラップには約140年の歴史があるスウェーデンのタンショー社によるベジタブルタンニン鞣しのダブルサイドレザーを採用するなど、品質の良さも特徴。
ケースサイズ:29mm、34mm(2種類)
防水性能:3気圧 ムーヴメント:スイス製クォーツ
定価:2万7500円[29mm]、2万9500円[34mm](税別)
【番外編】王道腕時計ブランドの定番シンプル顏!
今回、格付けしたランキングは、現代のトレンドちなっている北欧時計が中心になりましたが、従来からの王道と言われている時計や、おすすすめの定番時計のブランドもちろんあります。
「シンプル腕時計」のベースを作ってきた名品たちも紹介していきますので、覚えておいて下さい。
日本を代表する腕時計メーカー『セイコー』
日本の腕時計メーカーとして、国内でも海外でもまず名前が挙がるトップブランドといえば『セイコー』です。精確な時計作りで絶対的な信頼を勝ち取っていますが、やはり価格帯はそこそこしてしまいます。
ただ、あまり知られていない、ハイ・コスパ・ラインの時計があることをご存知でしょうか?
メンズの物欲にぐっと刺さる「セイコー5」
「セイコー5」は1960年代~70年代にかけて大学生などの若者を中心に大ヒットしたシリーズで、クォーツ時計とデジタル時計の波に押されるように、日本では生産中止になったものの、生産が続けられたアジアで大ヒット。
セイコーの技術が詰まった機械式にも関わらずに、手頃な価格帯と質感のあるデザイン性が評価されて海外で支持されました。
オンオフで使えるエントリーモデル
シンプルな顔立ちとステンレススチール製のため、ビジネスシーンにもフィット。機械式ならではの腕時計の楽しみを味わえます。
男前なダイバーズデザインもある!
「セイコー5」の魅力のひとつにデザインの幅の広さも挙げられます。男らしいタフなルックスがかっこいい、ダイバーズモチーフもあり、防水性もしっかり100m防水を確保。
価格帯が安価なので、手に入りやすいかと思います。
機械式ネジ巻き
独自の機能を確立させた『シチズン』
日本三大腕時計メーカーのひとつである『シチズン』。
エコ・ドライブという独自のソーラーシステムを持つ、技術力に長けた職人気質のハイテクメーカー。
こちらも定番にはオン・オフで使い勝手のいいシンプル顏の時計が揃っています。
エコ・ドライブ これからの腕時計にとってふさわしい動力とは何か。 1976年、シチズンは世界初のアナログ式光発電時計を開発。 『エコ・ドライブ』と名付けられたそのテクノロジーは、 太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かし、 余った電気を二次電池に蓄える、シチズン独自の技術です。 一度フル充電すれば、光のないところでも長時間動き続け、 定期的な電池交換をする必要のない、未来の腕時計。 シチズンはこの分野のパイオニアとして、 これからも新しい可能性を切り拓いていきます。
エコ・ドライブ搭載の「シチズンコレクション」が狙い目!
使い勝手と汎用性の高いベーシックなデザイン、コストパフォーマンスのバランスが高いのが「シチズンコレクション」です。『シチズン』の持つ技術力を最初に感じるのにも相応しい、エントリーモデルとも言えるでしょう。
画期的な機能を搭載しても3万円前後で手に入ります
光発電エコ・ドライブは太陽の光だけでなく、部屋の蛍光灯やデスクライトなどの日常のわずかな光でも駆動できるように設計されているため、定期的な電池交換は要らず、いざというときに止まってしまう心配もありません。
また、デザイン面においても20代〜30代だけでなく、40〜50代の威厳あるビジネスパーソンからも支持があるため、るけているだけで仕事面においても信頼を勝ち取れる可能性もあります。
エコ・ドライブが画期的!
レトロな雰囲気を漂わせる機械式時計『オリエント』
『オリエント』も上で述べた2社と肩を並べる日本の三大腕時計メーカーです。1950年の創業以来、機械式にこだわって時計作りを行っている点を評価され、世界各地で認知されているジャパンブランドです。
機械式ならではの意匠がかっこいい「オリエント クラシック」
『オリエント』の誇る機械式の技術と味わい深いレトロなデザインが手頃な価格で手に入るのが、「オリエント クラシック」シリーズ。
機械式時計のエントリーウォッチとしても最適なモデルなので、ぜひ一度手にとってみてほしい一品です。
物としての造形美に惹かれてしまうはず!
『オリエント』のベーシックアイテムのなかでも機械式らしい意匠を味わえる「クラシック」シリーズ。
型押しのレザーベルトや、機械式の機構を文字盤からのぞかせるハートビート仕様など、クラシカルなデザインがかっこいいと評判のモデルです。
ちなみにこちらのモデルは3万3000円が定価と、かなり財布に優しいアイテムとなっているのも魅力です。
デジタルウォッチ界のザ・ベーシック『カシオ』
シンプルとはいってもアナログ式だけではありません。シンプルにかっこいい、老若男女から支持を集めるメーカーといえばやはり『カシオ』は欠かせません。
機能性によって価格のレンジは広いですが、4万円以内のカジュアルウォッチはそのバリエーションも豊富。安いうえに、見た目もかっこいい。そして、コーディネートに合わせるとおしゃれという最強のデジタルウォッチと言えます。
今っぽさとおしゃれさなら、断然ブラックの「Gショック」!
「Gショック」の持つ男らしさをより感じられるのが、オールブラックです。
「Gショック」を探すとき、カラーバリエーションが豊富なだけに迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。そんなときはまずこのオールブラックから探してみてください。モデルごとの魅力も伝わりやすいのでおすすめです。
定番の5600シリーズなら安定感抜群!
「Gショック」と聞いて真っ先に浮かぶのが、おそらくこのスクエアフェイスでしょうか。
「Gショック」の定番としてはもちろんですが、デジタルウォッチの中でも定番中の定番と言える名作です。オールブラックであれば、ストリートにもモードにもキレイめにだってなんでもハマる上、おしゃれなファッション性も確保してくれます。
最近ではビジネスシーンでもデジタルウォッチをつけてもいいという風潮があるので、若い層からだけでなく各方面からの支持を集めています。
アナログ×デジタルの組み合わせでスポーティに
フェイスのデザイン数は多少増えますが、アナログとデジタルを組み合わせたアナデジタイプも人気を集めています。また、武骨でタフな印象を与えてくれるので、ややゴツさを感じさせるラウンド型も「Gショック」らしさの象徴とも言えるでしょう。冬時期のかさばるアウターにも負けない、かっこいい手元を表現できるはずです。
おしゃれメンズには必要不可欠、ミリタリーの鉄板『タイメックス』
『タイメックス』の表現するシンプルなミリタリーウォッチは、昨今のファッショントレンドとも重なり、おしゃれなファッショニスタにとっては欠かせないミリタリーアイテムのひとつになりました。
ややファッション性が強いため、なかなかビジネスシーンには不向きな時計ですが、ファッションの一部として揃えておきたい、知っておきたいブランドです。
おしゃれの筆頭「別注&コラボモデル」をぜひご注目あれ!
『タイメックス』には数々の人気モデルがありますが、おしゃれなファッション性やよりかっこいいデザインを求めるのであればブランドやセレクトショップなどとの「別注&コラボモデル」に注目してみてはいかがでしょうか。
べっ‐ちゅう【別注】 量産品ではなく、特別に注文して作らせること。また、作らせた品。
コラボレーション(collaboration) 異なる分野の人や団体が協力して制作すること。また、制作したものをもいう。共同制作。共同事業。共同研究。協業。合作。コラボレート。コラボ。
SHIPS別注「サファリ」
歴史ある名モデル「サファリ」を、SHIPS(シップス)のブランドカラーであるネイビーで別注したモデルです。
ミリタリーの持つラフさに、ほどよくクリーンな印象をプラスしています。
glamb×JAM HOME MADEとのトリプルネーム
名作モデル「オーバーサイズ キャンパー」の定番ディテールであるナイロンベルトに、ファッションブランドglamb(グラム)と、アクセサリーブランドJAM HOME MADE(ジャムホームメイド)とがコラボで制作したレザーパッチワークベルトをあしらたおしゃれな限定モデル。
BEAUTY&YOUTH×BRIEFINGとのトリプルコラボ
人気セレクトショップBEAUTY&YOUTH(ビューティ&ユース)とバッグブランドBRIEFING(ブリーフィング)とのトリプルコラボ。BRIEFINGのアイデンティティを名作モデル「キャンパー」に乗せて作った特別仕様です。
【まとめ】シンプル腕時計こそ、最旬かつ最強の相棒
ここまでに、ご覧いただいたTOP10と、番外編の5ブランドにおけるシンプルな腕時計の外観や機能の中に、それぞれの個性を組み込んだ時計が、現在の腕時計業界における競争のポイントとなりつつあります。
メンズファッションにも言えることかも知れませんが、デザインや独創性をどんどん盛り込むよりも、少ないデザインや要素の中でどれだけ「らしさ」を覗かせるかが、現在問われるセンスなのではないでしょうか。
皆さんも、シンプルな時計の中に隠された、自分らしさや自分の求めるおしゃれさ・かっこいいポイントが何か?などを探りながら、時計選びをしてみてくださいね。