【少年ライフル魔事件】片桐操はなぜ渋谷で銃撃戦を起こしたのか?

1965年7月29日、未成年の若者・片桐操少年が渋谷で約600人の警官隊を相手にたった1人でライフルで銃撃戦を行う事件がありました。 片桐操少年はなぜライフル乱射事件を起こしたのでしょうか。事件を起こした理由や、銃撃戦のあった渋谷での様子をご紹介します。

【少年ライフル魔事件】片桐操はなぜ渋谷で銃撃戦を起こしたのか?のイメージ

目次

  1. 1少年ライフル魔事件の犯人・片桐操が起こした銃撃戦
  2. 2ライフル魔事件の犯人・片桐操少年が渋谷で銃撃戦を起こした理由とは?
  3. 3渋谷での銃撃戦の画像一覧
  4. 4ライフル魔事件を起こすに至った片桐操少年の生い立ちとは?
  5. 5片桐操少年の父親の影響が大きい?「銃で人を殺すな」とも
  6. 6渋谷ライフル事件のきっかけは片桐操少年の姉のせい?
  7. 7片桐操少年はライフル魔事件の前には仕事を辞めていた
  8. 8渋谷ライフル魔事件①~片桐操少年が銃強奪に失敗し逃走~
  9. 9渋谷ライフル魔事件②~片桐操少年の8時間におよぶ逃走劇の始まり~
  10. 10渋谷ライフル魔事件③~車強奪を繰り返し、警察の大捜査網が敷かれる~
  11. 11渋谷ライフル魔事件④~ロイヤル銃砲火薬店に弾薬の補充に押し入る~
  12. 12渋谷ライフル魔事件⑤~片桐操少年と警察で銃撃戦を始める~
  13. 13渋谷ライフル魔事件⑥~銃撃戦の末、犯人・片桐操を逮捕~
  14. 14渋谷ライフル魔事件⑦~片桐操少年の裁判、そして死刑判決~
  15. 15渋谷ライフル魔事件の犯人・片桐操少年の最後の言葉
  16. 16石原慎太郎も渋谷で銃撃戦を目撃していた!
  17. 17渋谷ライフル魔事件の当時のニュース映像には犯人の顔も
  18. 18片桐操少年と緒方保範刑事の銃撃戦を再現したドラマもあった
  19. 19渋谷ライフル魔事件を扱ったブログ一覧
  20. 20まとめ:銃撃戦は予定外?銃に魅せられた少年の横暴な事件だった

少年ライフル魔事件の犯人・片桐操が起こした銃撃戦

出典: http://free-photos.gatag.net

日本は高度経済成長期のただ中であった昭和40年(1965年)の7月29日、少年ライフル魔事件は発生しました。
当時18歳の少年であった犯人・片桐操(かたぎり みさお)によって東京都渋谷区で起こった乱射事件で、少年は囲んでいた警官隊580人へ向け1時間のうちに130発以上ライフル弾を撃つという西部劇さながらの銃撃戦を繰り広げました。(事件を紹介しているブログによっては180発ともあります)
事件の結末としては、当時原宿署の刑事だった緒方保範さん(当時32歳)の決死の突撃によって、犯人の少年は逮捕されたのです。
後の裁判では未成年の判決としては異例中の異例であった死刑に確定し、少年が25歳の年に執行されています。
片桐少年はなぜこのような異常な銃撃戦を渋谷で起こしたのでしょうか。少年の生い立ちや家庭環境、当時の時代背景などを踏まえてみていきましょう。

ライフル魔事件の犯人・片桐操少年が渋谷で銃撃戦を起こした理由とは?

出典: http://sato-gunshop.com

なぜ少年がライフルを携え、そして東京・渋谷という市街地で銃撃戦を行ったのでしょうか。
大きな要因は片桐少年の幼いころからの銃、特にライフル銃への異様な関心と撃ちたいという強い衝動です。
また少年は、事件を起こす前から渋谷にある顔なじみの「ロイヤル銃砲火薬店」へと通いライフル銃も購入するなど渋谷へは度々訪れていたそうです。
そして、少年は以前から海外移住を計画していたとも言っており、事件当日は車で逃走中に銃や弾薬を補充して国外逃亡するために、渋谷のロイヤル銃砲火薬店へ向かったのだと推測されます。
その後、火薬店へ辿り着き弾薬を確保しますが、警官隊に囲まれたため銃撃戦を起こしたのでしょう。
渋谷で銃撃戦を行うこと自体が目的ではなかったのだと思われます。

渋谷での銃撃戦の画像一覧

ロイヤル銃砲火薬店に立てこもり、銃撃戦を行う犯人・片桐操

出典: http://sharetube.jp

包囲する警官隊側から見た画像

出典: https://ameblo.jp

人質に銃を装填させ発砲する犯人の画像

ロイヤル銃砲火薬店の店員の姉妹が人質と装填役をさせられました。

出典: http://www.ilbe.com

犯人が人質を盾に取り銃撃している画像

犯人の顔が写った貴重な画像です。

犯人を包囲し銃撃戦を展開する警官隊

出典: http://www.ilbe.com

画像からは警官隊がかなりの人数で囲んでいるのが分かります。

銃撃戦を一目見ようと集まった野次馬は5000人もいた!

出典: http://www.fujitv.co.jp

集まった野次馬の画像

(「奇跡体験アンビリバボー」の番組ブログより掲載)

犯人・片桐操が銃撃戦の末、最後の逃走を試みる瞬間の画像

出典: https://ameblo.jp

逃走する片桐操(左)と銃を構える緒方保範刑事(右黒い服)

ライフル魔事件を起こすに至った片桐操少年の生い立ちとは?

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

1947年(昭和22年)4月15日、片桐操は東京都世田谷区に姉2人、兄1人の4人兄弟の末っ子として生まれました。
片桐少年の父親は戦時中は陸軍上等兵であり、息子が銃に趣味を示すことも容認していたそうです。
小学校4年の時に母親が他界しており、その1年後には父親は後妻をとりましたが片桐少年は継母ともうまくやっていたといいます。
家族とは仲が良く、誰もが口をそろえて「おとなしく従順な性格」だったと後に語っています。
小学校の成績は良い方ではありませんでしたが、体格は良く、腕相撲ではクラスの1、2番を取るほどの腕っぷしだったそうです。

片桐操少年の父親の影響が大きい?「銃で人を殺すな」とも

出典: https://www.suruga-ya.jp

当時発刊されていた雑誌『丸』の画像

片桐操少年は子どもの頃から銃器に興味をもち、ミリタリー雑誌『丸』(潮書房)を愛読していました。
小学5年生のときには傘を改造してピストルを造り、花火の火薬でビー玉を飛ばして遊んでいたようです。
中学3年生のときは、父親は4,500円(現在で換算するとおよそ18,000円)もするオモチャの銃を買い与えてもいます。
それでも片桐少年が本物の銃を買いたいと言ったときには、父親は「10万円くらいの銃なら買ってやるが、間違っても銃で人を殺すな。そんなことをするなら自分が死ね」と言い聞かせていたそうですが、結果として渋谷でのライフル魔事件では死亡者が1名出ています。

渋谷ライフル事件のきっかけは片桐操少年の姉のせい?

出典: http://www.kobayashi-guns.co.jp

片桐操の姉が贈ったライフル銃のイメージ

片桐操の姉は中学卒業祝いにライフルとスコープを贈りました。

1962年(昭和37年)、中学を卒業する頃、7歳年上の長姉が卒業祝いをかねて35,000円のライフル銃と4,000円の照準器を買い与えました。
そのライフルは22口径の5連銃の「マスターライフルNO3」という種類で、所持許可証に必要な18歳に満たなかったため、片桐少年の代わりに長姉が自分名義にしておいたそうです。
姉も積極的に片桐少年の応援をしていたようです。
なお、中学卒業後は片桐少年は自衛隊に入れば銃器を撃ちまくれると思い入隊試験を受けるも不合格。結局自衛隊を諦め、近くの自動車修理工場に勤めたり、貨物船の見習いコックとして働いていました。

片桐操少年はライフル魔事件の前には仕事を辞めていた

出典: http://copre-channel.com

水平2連式散弾銃の画像

姉に購入してもらったライフル銃以外にも片桐操は自分でライフルを購入しています。

事件を起こす1年3か月前の1964年(昭和39年)4月15日に片桐少年は18歳となります。
貨物船での仕事から有給を取って自宅に戻った片桐少年は、まずそれまで姉の名義だったライフルを自分の名義に変更し、渋谷のロイヤル銃砲火薬店に銃を購入しに行きました。
そして「水平2連式散弾銃12番」とその銃ケース、併せて6万円をはたいて買っています。
銃の扱いは恐ろしく丁寧で、手入れには5時間もかけていたそうです。
また、銃がよほど大事だったようで、指紋が付くのも嫌がって他の誰にも触らせませんでした。
そのうちに有給休暇が終わってからも、なぜか片桐少年は仕事に行こうとせず家にいたのですが、実は有給終了日に家族にだまって退職していたのです。
恐らく、18歳の誕生日にライフル銃を姉の名義から自分名義へ変更することを目標として働いてきたのではないでしょうか。

渋谷ライフル魔事件①~片桐操少年が銃強奪に失敗し逃走~

出典: http://www.appbank.net

ライフル魔事件当日の7月29日、片桐少年は警官からピストルを奪うことを実行に移すため、午前11時ごろに神奈川県大和市の山林に行き、道路から発見されやすい位置の木に銃の的を設置しました。
そして近くの公衆電話から110番通報し、理由を付けて警官が来るように仕向けます。
電話を終え、片桐少年が的のある場所に戻ろうとしていたところで通報を受けて駆けつけた巡査と出くわしました。
巡査が不審に思い職務質問しようとすると、少年は思わずライフルで巡査を撃ってしまい、倒れた巡査の頭を銃で殴って殺害しました。
その後、殺害した巡査のピストル、警察手帳、手錠、ヘルメット、ズボンを奪って着替えます。
そうしているうちに後から2人の巡査が到着し、パトカーから降りて来たのが見えた片桐少年は、その2人からもピストルを奪って車で逃げようとします。
しかし、巡査の1人が発砲して応戦。少年も4発撃って巡査の1人に命中し、1ヶ月の重傷を負わせて逃走しました。
この逃走から、渋谷ライフル魔事件が始まったのです。

渋谷ライフル魔事件②~片桐操少年の8時間におよぶ逃走劇の始まり~

出典: http://kuruma-uru.sakura.ne.jp

パトカーで逃走していましたがすぐに発見されると考えたためか、現場近くの民家に警官を装って訪れ、車を出してくれと男性(34)を騙して運転させ逃走しました。
逃走から約1時間後、東京都町田市に来た時に交番があったため、運転していた男性は車を降り、警官に犯人について聞こうとしました。それを見た片桐少年は慌ててあとを追います。
交番にいた巡査はまさにその時、警官が殺害され犯人が逃走中だという連絡を受けていたところで、そんなとき逃走車と同じナンバーの車が目の前に止まったため慌ててピストルを抜いて車へと向かいました。
警官が銃を向けてきたのを見た片桐少年は、急に運転手の男性にピストルを突き付けて人質に取り、近づくなと警官を脅してしばらくの間対峙していました。
そうしているところに、そこが交差点だったため1台の車が止まり、その車の男性(29)にピストルを突きつけ脅し、再び車を奪って逃走しました。

渋谷ライフル魔事件③~車強奪を繰り返し、警察の大捜査網が敷かれる~

出典: https://jp.123rf.com

さらに1時間後の午後1時10分、神奈川県川崎市まで逃げてくると車を乗り換えるため、多摩川沿いで止まっていた車に近寄り、寝ていた男性(23)にまた銃で脅して車を取り換え、今まで運転させてきた男性にまた運転させて逃走します。
再び1時間ほど走行した後、今度は東京都小金井市の公園で停車していた車を見つけると、乗っていた男性(31)と女性(29)にピストルを突きつけ、それまでずっと運転させてきた男性も同乗させて3人を人質として逃走しました。
午後3時30分、気分の悪くなった女性だけを渋谷区の病院で下ろし、男性2人を人質にとって渋谷周辺を2時間以上走らせていました。ただ、この行動の理由は不明です。
そのころ警視庁と神奈川県警は併せてパトカーや白バイを約400台、ヘリコプターも2機飛ばし、機動隊員を約3000人を動員して緊急配備を敷いていました。
片桐少年は車のラジオから警察の動きを聞いていましたが、大捜査網にもかかわらず常に冷静に逃走計画を練っていたとのことです。

渋谷ライフル魔事件④~ロイヤル銃砲火薬店に弾薬の補充に押し入る~

出典: http://www.health24.com

午後6時、片桐少年は渋谷駅前のロイヤル銃砲火薬店に一人で入ります。車から動くと撃つと脅されていた男性2人ですが、すぐに車から脱出してそばの消防署に駆け込みました。
ロイヤル銃砲火薬店には片桐少年と顔見知りの男性店員2人と女性店員姉妹2人の4人がいましたが、「警官を二人殺してきた」と言ってピストルの弾を渡すように脅します。
少年は店には数回通ってきており、始めに奪った銃である警官用のスミス&ウェッソン45口径拳銃の弾がこの店には1発あることを知っていたのです。
銃と弾薬を補充して東北に逃走する計画のため、この店にやってきたのでした。
この時点では銃があるかぎり無事に逃げられると自信を持っていたようです。

出典: http://xanadu.xyz

犯人・片桐操少年の移動ルート画像

銃撃戦の現場となった「ロイヤル銃砲火薬店」の場所は?

渋谷消防署の真向かいにあったロイヤル銃砲火薬店

出典: http://blog.purebook.jp

当時のロイヤル銃砲火薬店の広告

渋谷ライフル魔事件⑤~片桐操少年と警察で銃撃戦を始める~

出典: https://www.pinterest.jp

人質だった男性2人が駆け込んだ消防署からの通報で、パトカー2台がやってくると、それを見た片桐少年はライフル銃で店内から窓越しに3発発砲。
店員には複数のライフル銃に弾薬を装填するよう命令し、囲んでいた警官隊に1時間ほど発砲し続け、130発以上撃ちまくりました。
警察は、パトカー50台、装甲車10数台、機動隊員など580人で包囲。また、平日ラッシュ時の駅前だったため、数千人のやじうまが取り囲みました。
銃撃戦の結果、警官5人、やじうまの男性1人、報道関係の男性1人が重傷を負い、軽傷者を含めて計15人が負傷しました。
他にも銃撃による流れ弾の危険があったため、山手線も運行中止となっていました。
その最中も少年は終始冷静で、ビールを飲みながら電話で警察にヘリコプターをどけさせるよう命令したりしていました。

渋谷ライフル魔事件⑥~銃撃戦の末、犯人・片桐操を逮捕~

出典: http://www.fujitv.co.jp

犯人に銃口を向ける緒方保範刑事

緒方保範刑事が果敢に犯人に突撃し、逮捕につながりました。 顔や背中に被弾し、顔が血だらけになっています。
(「奇跡体験アンビリバボー」の番組ブログより掲載)

人質が居たため、このままでは埒が明かないと警官隊は催涙弾を何発も撃ち込みます。
たまらず人質を連れて逃げようとしましたが、隙を伺っていた男性店員の1人が後ろを見せた少年の頭を銃で殴り走って逃げ出します。
怒った少年はその後ろから30発、弾が尽きるまで撃ちまくりました。
発砲が止んだため犯人が撃てないことを知った緒方保範刑事が、一気に突撃して取り押さえようとしましたが、少年は隠し持っていたピストルで2発発砲。
1発は顔をかすめ顔面は血だらけになり、もう1発は背中を撃たれて緒方保範刑事は重傷を負います。
武器がなくなって片桐少年は最後の逃走を試みましたが、警官10人以上で一斉に飛び掛かかりました。
午後7時18分、緒方保範刑事の決死の突撃によって、ついに片桐少年は逮捕されたのです。

渋谷ライフル魔事件⑦~片桐操少年の裁判、そして死刑判決~

出典: https://c-2.bengo4.com

逮捕後、片桐少年は事件の取調べに対して次のように答えています。
「いろんな銃を撃ちまくることができてスカッとした。刑務所に行くよりならベトナムに行きたい。好きなガンを思いっきり撃つことができるなら死んでもいい」
1967年(昭和42年)、横浜地裁での1審では無期懲役判決が下されましたが被告・片桐少年が控訴。
1969年(昭和44年)、最高裁の2審では矯正の余地がないと判断され、当時としては異例中の異例であった未成年での死刑判決となりました。
片桐少年は1、2審とも、「自分は世の中に出たらまた銃を撃つに違いない。それを防ぐためにも死刑にすべきである」と述べていました。
1972年(昭和47年)7月21日、片桐少年の死刑が執行されました。享年25でした。

渋谷ライフル魔事件の犯人・片桐操少年の最後の言葉

出典: http://r-dynamite.com

片桐操少年が死刑執行の際に最期に次のように語りました。
「皆さん、ありがとうございました。お先に失礼します」
人を1人殺し、15名の重軽傷者を出し、その他にも様々な違法行為や迷惑をかけた犯人の片桐操少年。
すべてを差し置き、銃を手に入れる仕方がないという非常に自分勝手な理由で犯行に及びましたが、まだ19歳と若く、長い年月をかければ十分に更生する機会もあったかもしれないと思うと悔やまれます。

石原慎太郎も渋谷で銃撃戦を目撃していた!

出典: https://bookmeter.com

石原慎太郎著『嫌悪の狙撃者』

渋谷のロイヤル銃砲火薬店で銃撃戦が起こったころ、なんと石原慎太郎さんもわざわざ渋谷へ行き野次馬に混じって事件を目撃していたそうです。
そしてそこにいた野次馬の一人が撃たれるのも目撃しています。
石原慎太郎さんはその後も警察の調所を確認したり、犯人・片桐少年の裁判にも傍聴するなど積極的に事件を追っていきました。
その後に書き上げたのが「嫌悪の狙撃者」です。この事件について他のどのブログなどよりも詳しく書かれているようです。

渋谷ライフル魔事件の当時のニュース映像には犯人の顔も

当時の事件をニュース報道した古い映像がありました。
以下の動画の58秒付近では、実際の犯人・片桐操の顔も確認できます。

片桐操少年と緒方保範刑事の銃撃戦を再現したドラマもあった

出典: http://www.fujitv.co.jp

2014年時の緒方保範刑事の画像

緒方保範刑事は弾丸を顔と背中に2発も受けたにもかかわらず奇跡的にご存命でした。 (「奇跡体験アンビリバボー」の番組ブログより掲載)

2014年10月23日の「奇跡体験アンビリバボー」でも事件の再現ドラマが放送されました。
番組の最後には2014年現在81歳になった緒方保範さんはこう語りました。
「警察官ならば、(私と)同じように行動する人がいるはずです」

事件や緒方保範刑事の勇敢さに対する声

渋谷ライフル魔事件を扱ったブログ一覧

少年ライフル魔事件(渋谷銃乱射事件)の原因や犯人片桐操の性格と家族がヤバイ!野次馬に石原慎太郎がいた!?[トリハダスクープ] |
少年ライフル魔事件
狙撃者 ~ 18歳嫌悪の狙撃者 渋谷乱射事件

まとめ:銃撃戦は予定外?銃に魅せられた少年の横暴な事件だった

出典: http://www.fujitv.co.jp

犯人・片桐操の実際の顔の画像

未成年時の犯行とあって顔にはモザイクがかけられています。
(「奇跡体験アンビリバボー」の番組ブログより掲載)

犯人・片桐操は山林で警察官を1名殺害後、続く渋谷での銃撃戦によって15名もの負傷者を出したライフル魔事件。
片桐操少年がなぜ渋谷で銃撃戦をしたのか、その理由はたった一つ、「銃を撃ちたい」ということでした。
約600人の警官と5000人ともされる野次馬に囲まれながら犯人は銃を撃ちまくり、最後は勇気ある警察官の突撃もあって逮捕され幕を閉じました。
警察官のピストルが欲しいという身勝手な理由がきっかけで始まったこの事件は、幼少期から軍人だった父や軍隊の雑誌、そして姉もライフルを買い与えるなど周囲の環境が要因だと思われます。
事件後の裁判でも「銃への魅力はいまなお尽きない」と言うほど異常な銃への執着心がうかがえました。
無期懲役が決まっても自ら死刑判決にしてくれと控訴するなど、本当に最後まで自分勝手な少年でしたが、この事件を教訓に、子供の時から周囲が健全な方へ導いていくことが最も大事なのかもしれません。

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