2021年07月21日公開
2021年07月21日更新
カットソーの意味とは?Tシャツとの違いって何?画像で解説!
カットソーとは?今まで人には聞けなかったカットソーとは何かの素朴な疑問を徹底解説。カットソー 意味をしっかり理解するため、カットソーtシャツ違いもご説明いたします。カットソー 意味をカットソーtシャツ違いと共に把握しましょう。
目次
いまさら人には聞けないカットソーとは?
メンズ服にはなくてはならない、定番アイテムとして不動の地位を確立しているカットソー。そもそもカットソーとはなにか、アバウトなイメージでとらえ、商品名はよく耳にしますが、結構はき違えて理解している方も多いのが現状です。そこでいまさら人には聞けないカットソーの定義を、画像と共に徹底解説いたします。
カットソーとは?を徹底解説【カットソー 意味】
「CUT&SEWN」カットソーとは?
カットソーは「CUT&SEWN」カット&ソーンを略した言い方です。CUT(カット)は裁断、SEWN(ソーン)は縫製です。直訳では、ニット生地を裁断して縫製した製品の事をいいます。皆さんがいつも耳にするカットソーという呼ぶ方は、略語になることをまずは覚えておきましょう。
編み物と織物の違い【カットソー 意味】
まずカットソーを説明するうえで、理解して頂くことは「編み物(ニット)」と「織物」との違いです。言葉の意味は理解できていても、意外と区別できないものです。基礎からしっかり解説して行きましょう。
織物とは:たて糸と横糸を直角に織り込んでいく生地の事、シャツやデニムなどがそれにあたります。
編み物(ニット)とは:ループがつながっていくことで形成される布地を編み物(ニット)と言います
編み物(ニット)と言えば連想するのがセーターやマフラーなどの冬に着るような素材や生地感を連想される方も多いようですが、Tシャツなども立派な編み物(ニット)に分類されます。
編み物は大きく分けて2種類に分類【カットソー 意味】
編み物には大きく分けて2種類に分けることができます。一つは画像のようなセーターなどに分類される、製品をその形に編み上げる一体成型編み。もう一つは、布地を編み上げてから裁断し縫製する方法です。いわゆるカットソーです。カットソーには、Tシャツはもちろん、スウェットやポロシャツも分類されます。
カットソーとは?どんな製品がある?【カットソー 意味】
前途書いた通り、カットソーには定番Tシャツはもちろん、スウェットやポロシャツなどもカットソーの分類に入ります。今ではカットソーと言えば、トップスを連想させるイメージが先行していますが、カットソーの意味で言えば、スウェットパンツなどのボトムスもカットソーの定義に分類されます。しかし、現在ではカットソーはトップスのイメージが強すぎるため、ボトムスで使うのはあまり好ましくないかもしれません。
カットソーtシャツ違いはどこ?
カットソーとTシャツを混在して理解されている方も多いようですので、カットソーとTシャツを分けてご説明いたします。まずカットソー=Tシャツはほとんど正解ですが、カットソーとは大きな分類方法で、Tシャツはあくまでカットソーの分類の中の一つです。決してTシャツだけがカットソーではありません。中には、カットソーをTシャツの別名だと勘違いされていますが、半分は正解で半分は不正解です。Tシャツ以外にたくさんの種類があることを覚えておきましょう。
カットソーの編み種類を理解しよう【カットソーtシャツ違い】
天竺編み【カットソーtシャツ違い】
メンズ服のTシャツにおいてなくてはならない定番の編み方は、天竺編み(てんじく)。メリヤス編みや平編みとも呼ばれる天竺編みは、横方向の伸縮性に優れ、表地と裏地の区別がはっきりとわかる特徴があります。適度な強度と伸縮性、さらに着心地がいいことからTシャツには定番の編み型として重宝されています。ほとんどのTシャツは天竺編みと言っていいほど、多くの場面で使用されている定番の編み型になります。
鹿の子編み【カットソーtシャツ違い】
メンズ服では無くてならないもう一つのアイテムは、ポロシャツに主に使用される鹿の子編みです。鹿の子編みは編地の表面に隆起や透かし目を作り、鹿の子絞りのような網目柄を表したもの。肌に触れる面積が少なく、さらりとした肌触りから夏場のポロシャツなどに多く用いられる素材になりました。
リブ編み(フライス編み)【カットソーtシャツ違い】
リブ編み(フライス編み)とは、横編みの一種で、2列の針を用いたリブ編機で作られる編地の総称です。単にリブとも、ゴム編みともいう編地で、丸編み機で編むときにはフライス編みと言われます。編地は横方向の伸縮性が大きいため、Tシャツの裾口や首周りにも使われています。一般的に靴下が身近な素材として理解せれている方も多いでしょう。今ではインナーアイテムとして定番になっている為、着用している方も多いのではないでしょうか。
ワッフル編み(サーマル)【カットソーtシャツ違い】
メンズ服のアメカジシーンでは定番素材のサーマル生地。ワッフル編みともよばれ、その名の通りワッフルのような、表面に格子の凹凸が見られる生地が特徴です。伸縮性が非常にあり、ワッフルのような作りから、凹凸部分に空気を溜め、保温性が高いのが最大の機能です。秋冬のインナー素材として重宝されている、長年愛され続けている編地です。
カットソートレンド情報もご紹介
ロング丈カットソー
今や大人気となったロング丈のカットソー。一見合わせが難しそうな印象もありますが、いつものスタイリングにロング丈カットソーをプラスするだけで、全く違った見栄えになります。コーディネートのポイントは、ロング丈カットソー単品でもOKですが、ロング丈カットソーの上にGジャンやMA-1フライトジャケットなどの、着丈の短めなアウターを合わせれば抜群の組み合わせになります。まだ今年、ロング丈カットソーを挑戦していない方は是非オススメです。
BIGシルエットカットソー
今年間違いなく外せないのが、BIGシルエットのカットソー。夏場に単品BIGシルエットカットソーを着こなせば、今までにないワードローブの着こなしになり、スタイリングも刷新されること間違いなしです。シンプルに無地デザインがオススメですが、今季まだまだ人気のボーダー柄も押しです。ストリートトラッドが人気な近年の流行に、どストライクなアイテムとして是非押さえていただきたい。
無地Tシャツ
今年は特に無地Tシャツの当たり年と言っていいでしょう。各ブランドもこぞってシンプルな無地Tシャツを展開しています。その中で特におすすめは、やっぱり白無地Tシャツ。今まで昔のイメージを持たれている方は、オヤジ感や肌着的なイメージを持たれている方も多かったと思います。しかし、今では白無地のシンプルなTシャツが、逆に新鮮でトレンド感ある着こなしを後押ししてくれるアイテムとして大人気です。まずはの無地Tシャツを選ぶ際は、白をチョイスで間違いなしです。
ポケットTシャツ
もう一つの定番になりつつあるトレンドTシャツは、やはりポケットTシャツだ。シンプルなデザインながら胸元にワンポイントあり、単品でも着やすいのが人気の理由。インナー使いの時も、チラリと見えるポケットが、何気なくもありアクセントにもなり大人気です。たくさんのカラー展開がされているポケットTシャツを、カラー別で今年何枚かは押さえておきたい。
細ボーダーカットソー
シンプルながら上品な印象を与える細ボーダーカットソーは、是非押さえていただきたいアイテム。今年も流行色としてモノトーンなコーディネートが人気継続中です。シンプルに白黒コーデのアクセントに是非合わせていただきたいカットソー。今やTシャツはクルーネックが多く展開されていますが、あえてVネックもおすすめのネックラインです。
カットソーとTシャツの違いを理解しトレンドを押さえよう
今まで何気なく使っていたカットソーやTシャツという言葉には、それぞれの意味があります。さらに、カットソーの中にはたくさんの編地があり、用途やトレンドに応じて使い分けられています。代表的な編地を押さえておけば、意味をはき違えずに使いこなせるはずです。カットソーやTシャツの区別の仕方や、いろいろな編地の知識があれば、これからの季節に必ず役に立つこと間違いなしです。そのことを踏まえて、オススメトレンドカットソー情報を参考に、トレンド感あるカットソーをチョイスし着こなしていただきたい。これであなたもカットソー博士に。