コストコで買えるクラフトビールのおすすめ2選!値段や味はどうなの?
コストコでは高コスパの野菜や加工品を数多く揃えていますがお酒の品揃えも充実しています。最近注目されている美味しいクラフトビールもありますよ。コストコではどんなメーカーのクラフトビールを扱っているのか、その味や価格も詳しく解説します。
目次
コストコのクラフトビールはコスパが良いと話題!
食品や日用品のイメージが強いコストコですがクラフトビールも通常より安い値段で販売されています。家飲み派には強い味方のコストコのクラフトビール、機会があればまとめ買いはいかがでしょうか。
そもそもクラフトビールとは?
クラフトビールは以前からコストコで扱われていますが一体どんなビールなのでしょうか。実はクラフトビールの定義は日本では明確にありません。アメリカでクラフトビールは「ブルワーズ・アソシエーション」という団体によって下記のように定義されています。
- 年間製造量600万バレル以下
- 独立した醸造所
- 原料や製法が伝統に基づいている
この3つの条件をクリアしたもののみクラフトビールを名乗ることが出来ます。日本では明確な基準がないため、このアメリカの定義に準じて小規模な醸造所で作られたビールを指すことが多くなっています。
ビールの主な種類・違いを解説!ビールのスタイルとは?
ビールは大まかに分けて3種類あります。その3種類の違いは発酵の仕方です。発酵すると酵母が下に沈んでいく下面発酵(ラガー)・酵母が上に上がっていく上面発酵(エール)・培養されていない天然酵母で作る自然発酵の3つに分類されます。
①ラガービール
ラガーと冠した名前からわかるように日本で1番飲まれているビールです。ラガービールの製法には下面発酵が用いられます。下面発酵とは発酵が進むと酵母が下に沈んでいく製法で、低温で発酵させるので安定した味のビールを大量に作ることが出来るのが特徴です。
②エールビール
エールビールは15世紀ごろに誕生した古い歴史を持つビールです。上面発酵で作られ、ラガービールに比べると高い温度で発酵させるため特徴のあるフルーティーな味が生まれます。
ビールは100種類以上のスタイルがある
エールビール・ラガービール以外にも培養されていない天然酵母を使って作られるビールもあります。発酵の仕方はそれぞれの醸造所によって異なり、世界には100種類以上の色々な特徴を持つビールが存在します。コストコでも多くのビールを扱っていますが、自分好みの味を探すのはかなり時間がかかりそうですね。
【コストコのクラフトビール①】ベアードビール 6本セット
ネーミングから海外産の印象を受けるベアードビールですが、実は日本の醸造所で製造されています。コストコで人気のクラフトビールの1つベアードビールについて紹介します。
ベアードビールの醸造所は?
コストコが扱うベアードビールの醸造所は静岡県修善寺の狩野川のそばです。ビール作りにはきれいな水が必要なので最適な場所に建てられています。2000年にブライアン・ベアード氏・さゆり夫妻が設立されました。
ベアードビール6本セットの値段は?ネットと比べるとお得?
ベアードビール6本セットはコストコで2,000円程度の値段で販売されており、酒屋さんでは3,000円台の値段が多くコストコの値段は高コスパといって良いでしょう。
6種類それぞれの味の特徴は?
クラフトビールに深い愛情を注ぐ夫妻が作るベアードビールはどんな味なのでしょうか。それぞれの特徴・味を説明します。
①シングルテイクセッションエール
ベルギーの酵母を使用しているアルコール度数はやや低めの4.5%。さわやかな味がのどに広がります。
②アングリーボーイ・ブラウン・エール
ラベルに描かれている少年はブライアン氏の少年時代をイメージされたユニークなものです。ホップが効いていて味に深みがあり、ベアードビールの中でも人気の高いビールになっています。アルコール度数が7%と高くなっていますが苦みが抑えられた造りになっています。
③島国スタウト
名前が表す通りスタウトタイプのクラフトビールです。スタウトタイプといっても意外と飲みやすく仕上がっています。燻した麦の風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
④沼津ラガー
一見エールのような濃い色をしていますが実はラガーと人を惑わせるビールです。アルコールはやや高めの5.5%でエールさながらの深い味わいで、ラガーのように飲みやすい両方の長所を兼ね備えたクラフトビールに仕上がっています。
⑤ライジングサン・ペール・エール
ハウス酵母を使用したホップの風味が豊富なペールエールです。ポップは最低限の加工しかされておらず、それが豊かな風味を作り出しています。ラベルに富士山が描かれており日本を意識したデザインが印象に残ります。
⑥わびさびジャパン・ペール・エール
原材料にわさびと緑茶を用い、ペールエールとIPAを組み合わせたユニークなクラフトビールに仕上がっています。どんな味か気になるところですが、バランス良く仕上がっており、際立った味がないのは名前の通り「わびさび」に通じるものがあります。
【コストコのクラフトビール②】カークランド 24本セット
コストコのクラフトビール、次はカークランドのビールを紹介します。ケースには瓶ビールが24本入っています。外でごくごく気軽に飲めるかもしれませんね。
カークランド クラフトブリュードの醸造所は?
カークランド クラフトブリュードの醸造所はアメリカ・カリフォルニア州Hopfen und Malz Brewingにあります。この醸造所はコストコ向けのお酒をメインに製造しています。
カークランド クラフトブリュードは4種類入り!
コストコのカークランド クラフトブリュードは4種類のエールが6本づつ入っています。味が異なる「インディア・ペール・エール」「アメリカン・ペール・エール」「ブラウン・エール」「スタウト・エール」が楽しめます。4つとも特徴が異なるのですべてが口に合うとは限りませんので、クラフトビールに興味があれば飲んで味を確認してはいかがでしょうか。
カークランド クラフトブリュードの値段は?
カークランド クラフトブリュードの値段はコストコでは5,000円程度で販売されています。1本当たりの値段で200円位なので、日本の缶ビールに比べるとお買い得ですね。
4種類それぞれの味の特徴は?
コストコのクラフトブリュードの4種類の味はどんなものなのでしょうか。最も気になる4つの味の特徴を詳しく説明します。
①インディア・ペール・エール
ラガービールに近い琥珀色のインディア・ペール・エールはフルーティーな味が持ち味のクラフトビールです。苦み成分は高いものの飲んだ時に苦みはあまり感じないバランスが良い飲み口になっています。アルコール度数は6.9%とビールにしてはかなり高めなので飲みすぎには要注意です。
②アメリカン・ペール・エール
インディア・ペール・エールに比べるとより濃い琥珀色のアメリカン・ペール・エールはまろやかな味で飲みやすい仕上がりになっています。普段ラガービールを飲んでいる人がクラフトビールに挑戦するには、アメリカン・ペール・エールから始めてみると良いですよ。
③ブラウン・エール
ブラウン・エールは名前の通り色が茶系のやや濃い味とかすかな甘みが特徴です。風味はやや少なめで物足りなく感じるという声もきかれます。
④スタウト・エール
いかにも黒ビールといった色に茶色の泡が特徴のクラフトビールです。同じ黒ビールの「ギネス」が苦手な人には敬遠してしまいそうですが、ギネスに比べると苦みが抑えられていますので黒ビール初心者には1度飲んでみてはいかがでしょうか。逆にいえばギネスが好きな方には物足りなさを感じる可能性があります。
コストコのクラフトビールは味わい深くておすすめ!
コストコのクラフトビールは値段からみても興味のある方におすすめです。1度飲んで奥深い味を試してみませんか。コストコのクラフトビールを購入して好みの味を見つけてくださいね。