コストコが三重県に上陸予定？亀山・久居が有力候補地なの？

2019年現在三重県にはコストコの店舗の出店がありません。しかし三重県にコストコの新店舗が出店するのではという噂が流れています。実際、コストコの社長が2014年2月17日に「愛知県・岐阜県・三重県・静岡県へ2023年までに7店舗出店する」宣言したとおり岐阜県と静岡県、さらに愛知県にコストコの新店舗が出店しているのです。そのため残る三重県もそろそろコストコの新店舗が出店するのではと期待されています。

この記事ではそんなコストコの新店舗について有力なコストコ出店エリアや、コストコが出店するための厳しい条件がどんなものなのかについて解説します。また三重県など東海エリアの方必見の周辺にあるコストコのおすすめ店舗なども紹介するので参考にしてくださいね。

三重県といえば東海地域や近畿地方に分布され、伊勢神宮や熊野古道など様々な名所があります。また伊賀の忍者の里も三重県にありますし、観光名所が豊富にあるのです。伊勢湾に面しているため海の幸も味わうことができ、伊勢海老なども名物です。三重県の総人口はおよそ1,781万人（2019年6月1日現在）で面積は5,774平方kmになります。

また地域区分は北勢・伊賀・中勢・南勢・東紀州の5つに大きく区分しており、北勢の中には四日市市や鈴鹿市などの工業エリアや三重県の県庁所在地である津市などが含まれています。

コストコの新店舗の有力な候補地になるには、厳しい出店条件をクリアしなければいけません。ここではコストコの新店舗に関する条件について解説するのでご覧ください。

まずコストコが出店をするための条件として人口の条件を満たさなければなりません。コストコが新店舗を出店する場合の条件として、そのエリアの半径10km以内に人口が約50万人以上必要というものがあります。三重県では県庁所在地の津市の人口が約28万人、一番人口の多い四日市市は31万人、鈴鹿市では19万人などの人口なのでこの条件を満たすのがかなり厳しくなるのです。

ただし人口は推移しているため津市周辺エリアである亀山市や菰野町など最近人口が増加傾向にあり、周囲に人口の多い都市が多いことからコストコの条件を満たせる可能性が高まっています。

コストコでは大きなサイズの商品や大量にお得な商品を購入することが予想されるため車の利用者に配慮した条件があり、それが車でのアクセスがしやすくて便利だというものです。人気のコストコが新店舗を出店すれば当然混雑し、渋滞することも考えられます。そのため車でアクセスしやすく、渋滞もしづらく高速などを利用して遠方の人も訪れやすい場所を候補地としているのです。そのため高速のインター付近の菰野エリアや亀山エリア、津市の久居エリアや四日市市エリアなどは候補地としても有力になります。

敷地面積もコストコが出店するためには重要な条件になります。敷地面積とは建物を建てるときに必要な土地の面積になり、コストコではこの敷地面積に関する条件を10,000坪以上必要としています。ほどんどの大型商業店舗はこれ以上の敷地面積で建設していることになるため、コストコの出店の候補地となるためには大型商業店舗がすっぽり入るほどの面積があれば可能となります。

建築面積とは建物の外壁や柱などがあった場合そこから囲まれた部分の面積のことを指し、上空から見た建物の面積になります。コストコではその建築面積を約4,500坪必要という条件を提示しているのです。4,500坪はおよそ1万平方kmほどになるので、先ほどの敷地面積の中に建てられる土地があれば条件をクリアすることができます。

コストコでは車の利用者が多いことを踏まえて駐車場の収容台数も条件として提示しています。それが駐車場の収容台数800台以上という条件であるため、コストコの新店舗出店の有力な候補地となるためにはそれだけの車を収容できる駐車場用の土地が必要となります。普通乗用車でおよそ15平方mは必要となるので、800台収容するとしたら1万2千平方mは土地が必要となるのです。また車が通る道の面積も考えなければならないので、800台の車が行き交うのにはそれ相応の土地が必要になります。

ではここで三重県内のコストコの有力な出店候補地を予測してみましょう。コストコの厳しい条件に見合う候補地がいくつかあるので参考までにご覧ください。

まず1つめの有力な候補地が三重県の県庁所在地である津市の久居というエリアになります。久居はかつて「久居市」だったのですが、2006年に津市と合併することで久居という名前のエリアになりました。久居には榊原温泉や青山高原など自然豊かな場所が多く、観光名所も数多くあります。しかも周囲には人口の多い四日市市や鈴鹿市などもあることから津市の久居エリアは有力な候補地といわれているのです。

また久居の人口自体は約4万人ほどと少なめですが土地に余裕があり広い場所が多く、出店条件である面積をクリアできます。さらに久居は高速のインターなどもあることから遠方からの集客も見込め、久居にコストコが出店する可能性はかなり高いのではと噂されています。

三重県でも人口が最も多い四日市市はコストコの出店の有力な候補地になる可能性が高いと囁かれています。四日市市は面積も三重県で一番大きいため、土地もコストコの条件を満たす余裕があります。また高速道路や国道なども通っているため、車でも訪れやすいエリアなのです。国内でも屈指の工業都市である四日市市なのでこれから先も人口の増加や集客の安定性なども見込め、コストコの出店の可能性も高くなります。

鈴鹿市は三重県の中で3番目に人口が多い都市になります。ホンダの向上や旭化成、鈴鹿サーキットなど様々な大企業が多く立ち並んでいるため鈴鹿市にはとても活気があり、コストコが出店しても集客が多く見込めるでしょう。人口の多い津市や四日市市も周辺にはあり国道なども通っているため、コストコの出店も可能性が高いのではと噂されています。

三重県の北に位置する亀山市もコストコの出店の可能性が高い有力な候補地といわれています。亀山市の人口は約5万人という小さめの都市ですが、大企業が進出してきたことで少しずつ人口が増加しているのです。また亀山市にはインターもあり国道なども通っているので車でのアクセスもしやすく、土地にも余裕があるエリアなのでコストコの出店条件を満たしているといえるでしょう。

三重県の北に位置する菰野町ですが、人口は町としても県内で1番で約4万人になります。自然豊かな土地で鈴鹿山脈や湯の山温泉など多くの観光客や登山客で賑わっており、また鈴鹿国定公園なども菰野町の西側にあるため家族連れも楽しむことができます。菰野町では四日市市や亀山市、鈴鹿市なども隣接しているため多くの集客も見込めるでしょう。さらに菰野町には高速の菰野インターなどもあるため、遠方から訪れることも可能です。

三重県にはまだコストコの店舗はありませんが、現時点で行くのにおすすめのコストコの店舗があれば知りたいですよね。三重県の周辺エリアにあるコストコの店舗を紹介するので参考にしてください。

コストコ中部空港店は愛知県に2013年に出店した店舗です。三重県からもアクセスしやすい位置にあり、国道522号線を伊勢湾沿いに真っ直ぐ走った先なので場所も分かりやすいです。たくさんの商品が並んでいるため多くの人が訪れます。

岐阜県にあるコストコ岐阜羽島店は三重県からもアクセスしやすい場所に設置されています。こちらは名神高速道路沿いにあるため、岐阜羽島のインターからもすぐに行ける場所になるのです。三重だけでなく多くの地域から行きやすい場所にあるので多くの客で賑わっています。

コストコ京都八幡店は新名神高速道路のインター周辺にあるため、三重県からも訪れやすい店舗になります。2011年にオープンしましたが、遠方からも訪れやすいと人気の高い店舗です。三重県からはおよそ1時間ほどで到着するので、足を伸ばして楽しみたいときにおすすめです。

コストコ和泉店は2014年の6月に大阪府にオープンした店舗です。岸和田和泉インター付近に位置しているため、車でも訪れやすくなります。ただ少し距離があるので三重県からは1時間半から2時間ほどかかってしまうため、ちょっとしたお出かけなどで訪れるのもおすすめです。

ここまで様々な予測を立ててきましたが、コストコが三重県にもできたら嬉しいですよね。現在確定的な情報はなく、あくまでも予定の部分が大きいですが可能性としてはかなり高いです。そのため今後の情報に注目して、コストコが出店してくることを期待しましょう。