2020年のお盆はいつからいつまで?お盆の歴史や意味も知ろう!

2020年は東京オリンピックが開催されますが、お盆期間はいつからいつまでなのでしょう。またお盆の歴史や意味を知ってしっかりお盆の準備をして法要することも大切です。地方によってはお盆期間がいつからなのかも知っておくことで帰省の予定も立てやすくなりますよ。

2020年のお盆はいつからいつまで?お盆の歴史や意味も知ろう!のイメージ

目次

  1. 12020年のお盆について知りたい!
  2. 2そもそもお盆の意味は?
  3. 3お盆はいつからあるの?歴史を紹介!
  4. 42020年のお盆はいつからいつまで?
  5. 52020年のお盆は東京オリンピックと重なるの?
  6. 6お盆の法要の流れも知っておこう!
  7. 7全国的なお盆の風習を3つ紹介!
  8. 8外国にもお盆はあるの?
  9. 9銀行やATMはお盆期間も使えるの?
  10. 10お盆の準備は前もってしっかりしよう!

2020年のお盆について知りたい!

2020年と言えば東京オリンピックが開催されるので、2020年の東京の夏は大盛り上がりになることでしょう。オリンピックという盛大なイベントが控えている2020年ですから、お盆休みがいつからいつまでなのかを知っておく必要があります。2020年には祝日の移動もあるのでお盆休みが長くなる可能性もあるかもしれません。この記事では2020年のお盆いついて詳しくご紹介していきます。

オリンピックマーク

そもそもお盆の意味は?

お盆と言えばお墓参りや帰省のイメージが強く、最近ではお盆玉なんていう言葉も出てきました。そもそもお盆の意味を詳しく説明できる方も少ないかもしれませんね。お盆とは亡くなった人やご先祖様が地上に戻ってくると言われ故人の精霊を迎えて供養するのがお盆と言われています。地方によっては様々な行事も執り行われているので、いつから行事があるのか下調べをしておくといいですよ。

鉢に植えられた緑

お盆はいつからあるの?歴史を紹介!

お盆にお墓参りをする風習は昔からありますが、お盆はいつからあるのでしょう。日本で初めてお盆が行われた歴史として、606年の7月15日斎会(さいえ)に推古天皇が法要を執り行っています。昔は上級階級の人だけがお盆行事をしていたようですが、江戸時代頃には一般庶民にも広がりました。飛鳥時代から現代まで続いているお盆は、とても歴史深い行事となっていますね。

お墓にいる猫

2020年のお盆はいつからいつまで?

お盆はいつからかいつまでかというと8月13日〜16日の4日間が一般的なお盆期間とされています。では、2020年のお盆はいつからいつまでなのでしょう。2020年のお盆も8月13日〜16日の4日間と変わりはありません。2020年7月にお盆を行う地方では7月11日〜16日の6日間となります。2020年は8月10日が山の日に変更になるため、8月8日〜16日までの最大9日間のお盆休みを取る人もいるかもしれませんね。

2020年のカレンダー

2020年のお盆は東京オリンピックと重なるの?

2020年の東京オリンピックはいつからいつまでかご存知でしょうか。2020年7月24日〜8月9日までの17日間が東京オリンピック期間です。特にお盆が東京オリンピックと重なることはなさそうですね。2020年は東京オリンピックがあるので混乱を避けるために、海の日・山の日・体育の日の祝日が移動になっています。いつからいつまでが東京オリンピックなのか把握しておきましょう。

スカイツリー

お盆の法要の流れも知っておこう!

お盆はお墓参りをするイメージが強いですが、お盆の法要の流れを知らない方も多くいるかもしれません。お墓参りだけかと思いきやそうではなく、そのお墓参りもいつから行けばいいのかなんて疑問も出てきますね。お盆を迎えるにあたり様々な準備や風習があるようなのでお盆の法要の流れについてご紹介していきます。

お供えされた食べ物

①精霊棚の飾りつけ

精霊棚は聞きなれない言葉ですが、亡くなった方やご先祖様の霊が戻ってくる場所であり、お部屋のようなものです。精霊棚はいつから準備すればいいのかというと盆前や当日でも構いません。精霊棚に飾る精霊馬をキュウリで、精霊牛をナスで作るのはよく見る風習です。馬で早く帰ってきて帰りは牛でゆっくりあの世へ帰るとの意味が込められています。本格的に飾りつけをする場合、盆提灯や仏具や御膳なども準備します。

たくさんのキュウリ

②お供え物の準備

亡くなった方やご先祖様が好きだった食べ物やお供え物の準備をするのも大切です。基本的なお供え物としては、野菜や果物などの食べ物・お水・お花・お線香・ロウソクを用意しましょう。これらは仏教では五供と呼ばれるお供え物です。食べ物でもお団子はご先祖様を迎える団子や送り団子として用意する風習が多くあります。食べ物はいつから準備しておけばいいか迷った際には、なるべく長持ちする物を事前に用意しておくといいですよ。

並んだお団子

③お墓参り

お盆には家族が帰省してお墓参りに行く風習がありますがいつから行けばいいのか、また準備は何が必要なのでしょうか。地方によって多少風習が異なりますが、まずはお墓参りはお盆入りの13日に行きましょう。またお墓参りに行く前にお墓やお墓周辺を掃除しておくことが大切です。お供え物・お線香・ライター・お花・手桶の準備が必要です。現在ではお供え物がカラスに荒らされることも多いため持ち帰る方が多いようですね。

お寺の入り口

④迎え火

お盆の風習でもある迎え火ですが、なぜ迎え火をするのでしょう。また迎え火はいつから行えばいいのでしょうか。迎え火は亡くなった人やご先祖様の霊が迷うことなく家に辿り着けるようにと迎え火を行います。迎え火は一般的にはお墓参りに行った夕方に行われることが多く、ご先祖様の霊を早く迎え入れるための意味があります。

燃えている火

⑤棚経

棚経という言葉も聞きなれない方が多くいると思いますが、僧侶が自宅に訪問してお盆にお経をあげてくれる風習のことです。棚経は新盆であるお家は特に行うことが多くあるでしょう。地方によっては毎年僧侶が必ず来て棚経を行う場合もあれば、新盆の場合のみもあるようです。僧侶が来る場合はいつから来るのかを把握してロウソクやお線香の準備も忘れずにしておきましょう。

お寺から出てくる僧侶

⑥送り火

亡くなった人やご先祖様の霊を迎え入れる迎え火があるように、今度はご先祖様の霊を送り出す送り火を行います。迎え火はお盆の13日でしたが送り火はいつから行うのでしょうか。送り火はお盆の16日の夕方に行うことが多く、地方によっては山や川で送り火の行事として大規模に行われる風習もあります。歴史ある伝統で有名なのが京都五山送り火の大文字ですね。

京都五山の大文字

全国的なお盆の風習を3つ紹介!

一般的なお盆の風習をご紹介してきましたが、有名な全国的なお盆の風習をご紹介していきます。その中でも北海道・長野県・長崎県のお盆がいつからいつまでなのか、どんなお盆の風習や行事があるのか見ていきましょう。いつから地方の行事があるのかを知っておくと予定が立てやすくなりますね。

ロウソクで供養する人々

①北海道

全国的にはお盆の時期は8月中旬が多いですが北海道はいつからお盆なのでしょう。北海道でも根室と函館だけが7月13日〜17日までがお盆期間だそうです。また、北海道のお盆の風習に「ロウソクもらい」という変わった行事があり「ローソクだーせ」と子供達が歌いながら各家にお菓子をもらいに練り歩くハロウィンのような風習があります。いつからロウソクもらいがあるのかを知ってお菓子の準備を忘れずにしておきましょう。

北海道の景色

②長野県

お盆には迎え火と送り火をする風習があるとご紹介しましたが、もちろん長野県にもその風習があります。普通はおがらを燃やしますが長野県では県内のシンボルでもある白樺を燃やします。長野県のお盆はいつからかというと一般的な8月中旬となっています。長野県ではお盆に天ぷらやおやきを食べる風習もあるそうです。諏訪湖ではお盆に花火大会が有名な行事があるので、お盆休みにはとても混雑します。

野菜の天ぷら

③長崎県

長崎県のお盆と言えば精霊流しが有名で江戸時代からある歴史ある伝統行事です。精霊流しは他の地方でも行いますが、長崎県の精霊流しは日本最大となっています。精霊流しは船に故人の霊を乗せて極楽浄土に送り出す意味があります。爆竹の音や鐘の音が鳴り響いてとても華やかで賑やかなお盆の風習です。長崎県のお盆はいつからかというと一般的な8月中旬で、精霊流しは15日に行います。

爆竹が燃えるようす

外国にもお盆はあるの?

日本ではお盆休みに帰省して様々な行事を行いますが、外国にもお盆はあるのでしょうか。日本のお盆と似ているのが韓国で、お盆休みにお墓参りをしたり家族で過ごすために一斉に帰省します。韓国のお盆はいつからいつまでなのかというと毎年日付が違うとのことです。日本と少し違うのは日付と、韓国のお盆は盛大で華やかな行事ということですね。お盆に韓国に行く際はいつからがお盆なのか調べておきましょう。

ソウルの街

銀行やATMはお盆期間も使えるの?

お盆休みは実家に帰省したり突然お金が必要になることもあるので、銀行やATMの営業がいつからいつまでなのかをチェックしておくのは重要です。2020年お盆休み期間の大手銀行や郵便局窓口は8日・9日と土日で休みとなっていて10日は山の日の祝日となっています。ATMは通常通り営業しているので、銀行でしかできない手続きがある方は利用している銀行がいつから休みなのか必ず把握しておいてください。

ATMのボタン

お盆の準備は前もってしっかりしよう!

2020年の夏は東京オリンピックが開催されますが、会社によってはお盆休みと重なる企業もあるかもしれませんね。お盆休みに帰省する方も多くいると思いますので、地方に帰省する方はチケットの予約や銀行の営業期間がいつからなのか準備を前もってしておきましょう。またお盆の歴史や意味もご紹介したので法要をする際には思い出してくださいね。

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この記事のライター
kiyomama522

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