コストコの七面鳥の美味しい食べ方は？値段やアレンジメニューも紹介！

丸ごと1羽分冷凍されたコストコの七面鳥は、クリスマスやパーティーにぴったりの食材です。内臓の処理等が既に済んでいることも人気の理由で、アメリカのターキーを取り扱う食材製品でも大手といわれている「BUTTERBALL（バターボール）」が手がけている商品でもあります。そんなコストコの七面鳥の大きさや値段、賞味期限等、気になるところを詳しく解説していきましょう。調理方法や食べ方・解凍の仕方・注意点についても併せて紹介するので、コストコの七面鳥に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

コストコで購入できる七面鳥の大きさは内容量によって異なりますが、1羽の重さはだいたい6〜7kgもあるようですね。七面鳥は日本のクリスマスやパーティーではあまり馴染みがないので、これだけ大きな七面鳥が丸ごとテーブルに乗ったらかなりの迫力です。

七面鳥の値段ですが、輸入製品のため価格は決まっていません。円高・円安の影響もあるので毎年値段が変わるのです。また、店舗によっても値段は変わりますし、グラムで単価が決められているので1羽ずつ値段が異なります。ただし、いくら高くても100グラム70円することはまずないので、3,500円前後の値段で購入することができます。

コストコの七面鳥の賞味期限は、−18℃以下で保存すれば約3週間持ちます。ただし、幅を取るので何日も冷凍庫へ入れておくのは難しいかもしれませんね。コストコの七面鳥を購入するときは、食べる日までの解凍時間を考えて購入するのがおすすめです。

インパクト大なコストコの七面鳥ですが、風味や旨味が絶品との声が多くありました。骨から取り外しやすいので簡単に切り分けることができます。ただし、もも肉はジューシーなのに対し、胸肉の部分のパサつきが気になるという方もいました。そんなときは、バターを詰めて調理するとしっとりとした味わいになりますよ。

コストコの七面鳥は予約購入することができないため、必要であれば早めに購入しておくようにしましょう。特にクリスマスシーズンは売り切れることが多いので、12月上旬には手に入れておくのがおすすめです。

コストコの七面鳥はあらかじめ内臓の処理がしてあるのですが、まずはその空洞部分に入っている首の肉を取り出しましょう。美味しい出汁が出るので、捨てずに取っておいてください。また、心臓・肝臓・砂肝が入ったビニール袋も取り出しておきましょう。こちらはグレービーソースや詰め物にアレンジします。

内臓の処理は済んでいますが、血合いが残っていることもあるので内臓が入っていた空洞部分を丁寧に洗いましょう。大きなバッド等に七面鳥を置いて、水をかけながら手を入れて洗うイメージです。奥の方にある血合いを取り除くようにしてゴシゴシと洗います。

ターキーを持ち上げて、空洞部分に入った水をよく切りましょう。重さがあるので2人掛かりで持ち上げた方が安全です。ある程度水が切れたら、キッチンペーパーを使って丁寧に水分を拭き取っていきましょう。これで七面鳥の下処理は終わりです。

七面鳥の食べ方ですが、まずはレッグからはずして切り分けていきましょう。レッグの先を片手で持ち、支えながら付け根部分に包丁を入れます。裏側は骨のつなぎ目に沿いながら包丁を入れていくと、簡単にレッグがはずれます。レッグはかぶりつくような食べ方がおすすめです。

お腹の方から手羽の付け根に包丁で切り込みを入れましょう。骨に当たるまで包丁を入れると関節が見えてくるので、関節を切り落とすイメージで包丁を入れてください。切り分けにくいときは、手で持ってぐるりと回すとはずすことができます。こちらもかぶりつくような食べ方でも良いですが、関節をうまく外した食べ方の方が身を余すことなく食べられます。

七面鳥の中心にある骨の両脇に包丁で切り込みを入れましょう。ささみを残すように胸肉だけを手で剥がすイメージで包丁を入れて切り分けます。ささみと皮を取り外したらガラに残った肉をスプーン等で剥がして切り分けの完成です。ガラから剥がした肉は、チャーハン等の具にアレンジする食べ方もおすすめですよ。

コストコの七面鳥をローストする調理方法をご紹介します。まずは七面鳥の背中全体に塩コショウをふりかけましょう。ひっくり返したらもう1度塩コショウをふりかけるのですが、お腹に詰め物をするのでここでは軽めにふりかけるように注意してください。

塩コショウをまんべんなくふりかけたら、七面鳥全体にオリーブオイルをかけましょう。ローストしても味が染み込みやすいように、七面鳥の表面を揉みながらオリーブオイルをなじませていきます。

七面鳥のお腹の中に、お好みの食材を詰めていきましょう。詰め物はなくてもOKですが、ローストしている間に美味しい出汁が出るのでぜひ入れてください。ローストするときに詰め物が溢れてこないように、皮と肉を重ねて串を刺し、お腹を閉じます。

お腹側を上にしたまま大きなアルミプレート等に入れて、タコ糸で手足を固定しましょう。160℃に予熱したオーブンで、4時間半〜5時間ほどじっくりとローストします。焼き始めると七面鳥から脂が落ちてくるので、刷毛を使って表面に塗布しましょう。アルミホイル等をかぶせて、表面が焦げすぎないように注意してください。

七面鳥に串を刺して、透明な肉汁が出てきたら焼けた合図です。オーブンから取り出してアルミホイルをかぶせ、約30分ほど休ませたら完成です。ピンクの肉汁が出てきたときは、様子を見ながら追加でローストしてください。

コストコの七面鳥をクリスマス料理にアレンジしましょう。まずは、スタフィンと呼ばれる七面鳥の中に入れる詰め物の調理から始めます。スタフィンは好みのもので構いませんが、コストコでも購入できる業務用の冷凍のピラフを使うと時短になっておすすめです。

調理したスタフィンを、下処理をした七面鳥のお腹の中に詰めていきましょう。スタフィンが溢れてこないように、串を刺してお腹を閉じます。上下の皮を縫うように刺して止めると、より一層溢れにくくなりますよ。

七面鳥のお腹の中に入っていた首の肉とブイヨンを使ってスープを調理しましょう。スープを作っている間に、七面鳥に塩コショウとオリーブオイルを揉み込んで、手足をタコ糸で縛っておきます。

予熱したオーブンに七面鳥を入れて、じっくりと火を通していきましょう。七面鳥の表面が乾いてきたら、首の肉とブイヨンで作ったスープをその都度かけて焼いていきます。ある程度焼けたらアルミホイルをかぶせる等して、七面鳥の表面が焦げないように注意しましょう。アルミホイルの代わりにセロリの葉を代用すると香りが良くなります。

グレービーソースやクランベリーソース等、お好みのソースを添えたらアレンジレシピの完成です。マッシュポテトも添えると、より一層クリスマスに出てくるような七面鳥レシピに近づきます。

コストコの七面鳥を購入したものの、いざ持って帰ってきたらオーブンに入りきらないということもあるので注意が必要です。オーブンの内寸を測っておき、購入する七面鳥のサイズ感と比べられるようにしておくと安心ですね。

七面鳥のサイズを気にしなければならないのはオーブンだけではありません。保存しておくためにも冷凍庫のスペースを確保してからコストコへ出かけましょう。また、クリスマスやパーティーのときは七面鳥の他にも作り置きするおかずがたくさんあるので、冷蔵庫のスペースも確保できるように注意してください。

コストコの七面鳥を冷蔵庫内で解凍する方法は、未開封の状態でトレーの上に置いておくだけです。ただし、パッケージには24時間で解凍できると記載されていますが、実際は解凍するまでに2〜3日かかるので注意してください。

解凍するのに2〜3日は待てない、という場合は冷水を活用しましょう。シンクや大きなたらい、浴槽等、水が溜められる大きな入れ物に水を溜めて未開封のまま七面鳥を入れます。30分毎に水を取り替えれば7時間前後で解凍することができますよ。

冷蔵庫に入れるスペースがなかったときは、クーラーボックスを活用するのがおすすめです。コストコの常連であれば専用のクーラーバッグを持っている方も多いのではないでしょうか。このバッグの中に七面鳥を入れて放置しておけば、2日程度で解凍することができますよ。

コストコで購入できる七面鳥は、冷凍保存することで日持ちしますが解凍するまでに時間を要します。クリスマスやパーティー等のイベント時に出すときは、計画的に購入するようにしましょう。七面鳥のアレンジメニューもぜひ試してみてくださいね。