子供の夏バテ対策におすすめの食材&レシピ!夏野菜が効果的?

1年を通してエアコンが欠かせない現代では、大人だけでなく子供も夏バテになりがちです。そこで今回は、子供の夏バテ対策について詳しく解説していきます。夏バテ対策におすすめのレシピも併せてご紹介するので、お子さんのいるご家庭は必見です!

子供の夏バテ対策におすすめの食材&レシピ!夏野菜が効果的?のイメージ

目次

  1. 1子供の夏バテにいいレシピを一挙紹介!
  2. 2そもそも「夏バテ」とは?
  3. 3夏バテにいい食材6選!夏野菜が効果的!
  4. 4子供に食べさせたい夏バテ防止レシピ5選!
  5. 5夏バテに効果大なお手製ドリンク3選!
  6. 6スポーツをする子供に大人気はこれ!【レモンの三温糖漬け】
  7. 7子供の夏バテ対策をしっかりして、この夏を乗り切ろう!

子供の夏バテにいいレシピを一挙紹介!

子供の夏バテ対策には、睡眠不足の解消や一定量の汗を掻くことも効果があると言われています。さらに、夏バテには夏野菜を使ったレシピが効果的とも言われているのをご存知ですか?そこで今回は、夏野菜を使った子供の夏バテ対策レシピを詳しくご紹介します。夏野菜は他のシーズンの野菜に比べて特にカラフルで、目で楽しむこともできるので、子供の夏バテにおすすめですよ。

夏野菜

そもそも「夏バテ」とは?

エアコンの普及に伴い、子供の夏バテも急増しているのをご存知ですか?子供の夏バテには自律神経の乱れも大きく関係しています。蒸し暑い夜は特に睡眠不足になりがちですが、睡眠不足は自律神経が乱れる原因となります。さらに、エアコンの効いた過ごしやすい室内と暑さの厳しい外との激しい温度差も、自律神経が乱れる原因となるのです。

横になる子供

自律神経の乱れは消化機能の低下を促進させる可能性があり、食欲不振へと繋がります。こうした食欲不振は夏バテへと繋がり、疲れやだるさを感じるだけでなく、集中力の低下を併発する恐れもあるのです。子供が風邪じゃないのに食欲がなかったりだるそうにしている時は、夏バテになっている可能性もあるので注意しましょう。

ポロシャツを着た男の子

夏バテにいい食材6選!夏野菜が効果的!

①トマト

子供の夏バテ対策に効果的な夏野菜の1つに「トマト」が挙げられます。トマトの中にはカリウム・クエン酸・ビタミンB1・ビタミンB2が含まれているのですが、これらは全て子供の夏バテに効果的な栄養素と言われているのです。クエン酸・ビタミンB1・ビタミンB2の不足は夏バテ特有の症状を引き起こす原因となりますが、これらの健康的な栄養素をトマトで補うことができるのです。クエン酸は食欲を増進する効果が期待できますし、子供の夏バテを解消するには取り入れやすい夏野菜と言えるでしょう。

3つのトマト
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②トウモロコシ

夏野菜の代表とも言える「トウモロコシ」は、子供にも大人気の食材ですよね。トウモロコシにはビタミンやミネラルといった健康的な栄養素が豊富に含まれており、夏場のエネルギー補給としてもおすすめの夏野菜です。子供の夏バテ対策のためにも積極的に摂り入れましょう。消化吸収にも優れているため、すり潰してスープにすれば、夏バテした食欲のない子供も簡単に栄養補給することができます。

たくさんのトウモロコシ

③なす

調理法が多彩な夏野菜と言えば「なす」が挙げられます。実の90%が水分とも言われているなすは一見子供の夏バテ対策とは遠い気もしますが、実はカリウムや食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれているのです。これらの栄養成分には夏場の火照りを調整する効果が期待できるため、子供の夏バテ対策にはおすすめの食材です。

さらに、クロロゲン酸とナスニンと呼ばれるポリフェノールも含まれていることから、生活習慣病や老化の予防効果も期待できます。夏バテ対策や健康を気にする人に積極的に摂取してもらいたい夏野菜と言えるでしょう。

フライパンとなす

④ピーマン

苦味の強い夏野菜「ピーマン」は、苦手な子供も多いのではないでしょうか。しかし、ピーマンは子供の夏バテ対策に効果的な栄養素が豊富に含まれているのです。ピーマンには他の夏野菜と同様にビタミンAやミネラルも豊富に含まれているのですが、注目したいのがビタミンCという栄養素です。ピーマンに含まれるビタミンCの量はレモン1個分とも言われており、摂取することで紫外線対策や抵抗力が高まるため、子供の夏バテ対策には非常に効果的な食材なのです。

ピーマンに含まれるビタミンCは熱に弱いので生で摂取するのがおすすめですが、それでは食べにくいといった子供も多いですよね。完全にビタミンCがなくなるわけではないので、ピーマンが苦手な子供には軽く火を通してあげるのがおすすめです。

ピーマン

⑤オクラ

ネバネバとした食感の夏野菜「オクラ」は、その特有の粘り気から胃の粘膜を保護する効果が期待できます。胃の中にある胃酸には強い殺菌作用がありますが、オクラを摂取することでこの殺菌作用から胃の粘膜を保護することができるのです。

胃炎の予防にも非常に効果的で、オクラ特有の粘り気は健康的な胃になるようサポートする働きがあるのです。大人も子供も暑い夏は冷たい食べ物や飲み物を好んで食べてしまいがちなので、夏バテ対策に取り入れて胃をサポートしましょう。ネバネバや切り口の星型が子供にも人気が高いのでおすすめですよ。

たくさんのオクラ

⑥ゴーヤ

苦味が癖になる夏野菜「ゴーヤ」に含まれるビタミンCは、レモンの3倍にもなります。本来、ビタミンCを含んだ食材を加熱するとその栄養素は低下してしまいます。しかし、ゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、他の夏野菜に比べると補給しやすいのが特徴的です。その他にも、βカロチン・ミネラル・ビタミンB1・ビタミンB2等、健康的な栄養素が豊富に含まれているため、夏バテ対策におすすめの食材です。ゴーヤの苦味が苦手な子供も多いですが、豚肉等と合わせることで食べやすくなりますよ。

ゴーヤ

子供に食べさせたい夏バテ防止レシピ5選!

①さっぱり豚バラそーめん

塩風味でさっぱりとしたそーめんは食欲も増し、子供の夏バテ対策にも人気の1品です。レシピに必要なメインの食材は、素麺・豚バラ肉(スライス)です。スープ1人前の分量は、水200mlに対し鶏がらスープ(粉末)小さじ2・塩小さじ2・ごま油大さじ1・ニンニクチューブ小さじ1/2です。トッピングに小口切りにしたネギや茹で卵を添えると、カラフルな色合いになって子供も楽しく食べ進めることができます。

生肉

さっぱり豚バラそーめんのレシピは、食べる30〜40分前に作り始めるのがポイントです。そーめんを表記通りに茹でて流水で洗い、氷水に浸しておきます。この時、氷水に浸した状態でタッパー等に入れて冷蔵庫で保存しておくと、食べる頃にキンキンに冷えていて夏バテでも美味しく頂くことができます。スープの材料も小鍋で沸騰させ、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やしておきましょう。

豚バラ肉は、炒めても茹でてもOKです。電子レンジで加熱するとさらに時短になります。冷やしておいたそーめんとスープを器に入れて、豚バラ・茹で卵・小口切りにしたネギを散らせば完成です。

素麺

②夏野菜たっぷりカレー

夏野菜がたくさん入ったカレーは、カラフルな見た目とスパイシーな香りが食欲を増進させてくれます。カレーは子供にも人気なので、夏バテで食欲が低下してきた時にもおすすめの1品なのです。簡単に作りたい時は、市販のルーを活用しましょう。レシピは表記通りで、記載されている野菜を夏野菜に変えるだけで簡単に美味しいカラフルなカレーが完成します。子供と一緒に作るのもおすすめですよ。

カレーライス

ゴロゴロ野菜が嫌いな子供には、ドライカレーはいかがでしょうか。一見難しそうですが、市販のルーを使ったレシピもあるので簡単に作ることができますよ。ドライカレーのレシピに必要な食材は、合挽き肉・夏野菜・水1〜2カップ・オイスターソース大さじ2・カレールー(1/2箱)・塩胡椒です。合挽き肉と夏野菜は大まかで良いので、表記されている1箱分の量を用意しましょう。水は基本的に2カップほどですが、トマト等の水分の多い野菜を多く入れる時は量を少なめにしてください。

ドライカレーのレシピは、フライパンでみじん切りにした夏野菜と合挽き肉を炒め、塩胡椒します。野菜がしんなりしてひき肉に火が通ったら、水・オイスターソース・カレールーを入れて炒め煮にしたら完成です。色合いもカラフルで見た目も可愛いドライカレーができますよ。

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③ゴーヤとパプリカのカラフル炒め

ゴーヤとパプリカのカラフル炒めは、15分で作れるスピード料理です。その名の通り、カラフルな色合いの食材が子供達の食欲をそそり、豊富な栄養素が夏バテにも効果がありますよ。レシピに必要な食材は、豚こま肉・ゴーヤ・パプリカ(赤・黄)です。サラダ油の代わりにマヨネーズ、味付けにはオイスターソースを使用します。マヨネーズとオイスターソースは1:1の割合で、炒める食材の量に合わせて調整してください。

カットしたゴーヤ

ゴーヤは縦半分にカットして、ワタを取っておきましょう。3mm幅にカットしたら水にさらしておきます。パプリカは5mm幅にカットしておきましょう。フライパンを火にかけ、マヨネーズを熱したら食材を全て投入して炒めます。豚肉に火が通ったらオイスターソースを加え、サッと炒めたら完成です。豚肉が入っているので、ゴーヤやパプリカ等カラフルな野菜が苦手な子供も食べやすい1品です。

パプリカ炒め

④ネバネバ丼

ネバネバな食材が大好きな子供には、ネバネバ丼を作って夏バテ対策をしましょう。メインの材料は、オクラ・納豆・長芋等のネバネバ系の食材です。このほかに、マグロやたくあんを加えるのもおすすめですよ。マグロを加える場合は、ごま油と醤油を1:1の割合で混ぜ合わせたものに漬けておきます。ネバネバ食材を乗せるご飯と、味付け用のめんつゆも用意しておきましょう。

カットしたオクラ

ネバネバ丼は、食材を小口切りや角切りにしてご飯の上に乗せ、水で薄めためんつゆをかけるだけなので、簡単に作ることができます。カラフルな色合いと食欲をそそるネバネバが、子供達にも大人気です。トッピングに、刻み海苔や千切りにした大葉、白ごまや温玉(卵黄)を乗せるのもおすすめですよ。1度にたくさんの栄養素を取り入れることができる、健康的で子供の夏バテ対策にもおすすめの1品です。

ネバネバ丼

⑤夏野菜カラフルサラダ

コロコロっとした見た目が可愛い、夏野菜をふんだんに使ったカラフルサラダは、見た目も華やかなのでパーティー料理にも人気の1品です。レシピに使う食材は、トマト・茹でトウモロコシ・きゅうり・玉ねぎ・レタスと、夏バテ対策に効果的な栄養素が入った野菜ばかりです。トマトやトウモロコシの色は、パプリカでも代用することができますよ。味付けには、イタリアンドレッシングがおすすめです。

カットされたパプリカ

カラフルな夏野菜をサイコロ状にカットしたらお皿に盛り付けるだけと、とても簡単に作ることができます。イタリアンドレッシングは市販のものでも、お好きなレシピで手作りしてもOKです。この1皿でいろいろな夏野菜の栄養素を補給することができるので、子供の夏バテ対策にも健康にもおすすめのレシピですよ。

カラフルサラダ

夏バテに効果大なお手製ドリンク3選!

①梅ジュース

レモンやライムと同様に、梅にもクエン酸が豊富に含まれているのをご存知でしたか?そんな梅から作るジュースは疲労回復にもおすすめなので、健康的で子供の夏バテ対策にも人気のジュースなのです。梅ジュースを作る時は、青梅1kgに対し氷砂糖も1kg用意しましょう。青梅は冷水で洗ってからアク抜きをします。青梅の水気をしっかりと取ったらヘタを取り除き、広口の容器に青梅と氷砂糖を交互に入れていきます。この作業が意外と楽しいので、子供と一緒に行うのもおすすめです。

冷暗所で保管し、毎日容器を揺すって混ぜ合わせれば、1ヶ月後には梅ジュースの完成です。夏バテ対策として子供に飲ませる場合は、味が濃いので水や炭酸水で割って飲ませてあげましょう。

梅酒

②赤紫蘇ジュース

鮮やかな赤い色合いが夏らしい赤紫蘇ジュースも疲労回復があり、子供の夏バテ対策や健康におすすめの飲料です。スーパーや八百屋で大量に入った赤紫蘇を見かけたら、是非ゲットしてくださいね。赤紫蘇ジュースに必要な材料は、赤紫蘇・砂糖・酢・水です。

赤紫蘇は軸を取り、流水で綺麗に洗いましょう。お湯を沸かした鍋に赤紫蘇を入れ、中火で20分程度抽出します。漉し器等を使って葉っぱを取り除いたら、砂糖と酢を加えてもう1度中火で20分煮て完成です。梅ジュースとは違い、比較的簡単に作ることができると人気の健康ジュースです。

赤いジュース

③ゴーヤジュース

健康的な栄養素が豊富に含まれたゴーヤを使ったジュースは、子供の夏バテ対策におすすめの飲料です。ゴーヤ・水・レモン汁・はちみつがあればすぐに作って飲むことができるので、手間が少ないのも人気の理由です。ワタを取ってカットしたゴーヤとその他の材料を全てミキサーにかけ、ガーゼで漉してグラスに注いだら完成です。氷を入れるとひんやりと美味しいゴーヤジュースを楽しむことができます。はちみつが入っているので、子供でも飲みやすいジュースです。

グリーンジュース

スポーツをする子供に大人気はこれ!【レモンの三温糖漬け】

スポーツをしていた方ならご存知のレモンの三温糖漬けも、子供の夏バテ対策におすすめの1品です。レモンと三温糖は2:1の割合で準備し、輪切りにしたレモンと三温糖を交互に容器に入れて冷蔵庫で冷やすだけで完成します。保存容器は広口の瓶でも良いですし、タッパーでもOKです。

スポーツの休憩中にそのまま食べるのも良し、残りの汁を水や炭酸水で割って飲むのもおすすめですよ。また、レモンの三温糖漬けは料理にも活用することができます。鶏肉や白身魚に揉み込んでオリーブオイルでソテーすると食欲が増し、子供の夏バテレシピとしてもおすすめです。

たくさんのレモン

子供の夏バテ対策をしっかりして、この夏を乗り切ろう!

子供が夏バテせずに健康的に過ごすためには、夏バテしない体づくりをすることが重要です。夏バテ対策にはエアコンの温度設定や睡眠不足の解消等も必要ではありますが、不足している栄養素を補うことも重要なのです。本格的な夏を迎える前に、今できる子供の夏バテ対策をしっかりと行いましょう。食欲が衰退している時は、クエン酸を含む食材や子供たちに人気の食材を積極的に取り入れることも、夏バテ対策のポイントですよ。

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この記事のライター
aki17

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