顔の汗におすすめの対策法6選！すぐ止めたいならツボ押しが効果的？

汗をかくのは仕方がないとしても、顔の汗はどうしても気になってしまうものです。対策法を知れば、顔に汗をかいてしまう暑い季節も怖くありません。おすすめの対策法やグッズなどを紹介するので、止まらない顔の汗をなんとかしたいと感じている人は是非参考にしてみてください。

身体にかく汗よりも顔汗の方が気になってしまうのはどうしてなのでしょうか。その理由を3つ見ていきましょう。

顔汗をかいているところを見られるのが恥ずかしいということが気になる理由の一つとして挙げられます。友達であればそれほど気にはなりませんが、気になる人や好きな人に顔汗を見られるのは恥ずかしいと感じている人が多いようです。

ベタベタして気持ちが悪いということも顔汗が気になる理由の一つです。人に見られて恥ずかしいということもありますが、自分自身が汗をかくことでベタベタとして不快だと感じてしまうため止まらない顔汗の対策を知りたいと思うのでしょう。

女性の多くが顔に汗をかくことが気にしてしまう理由はメイクが崩れてしまうということです。汗をかいてメイクが崩れてしまっても、外出先であれば簡単にメイク直しができずに崩れたまま過ごさなければいけません。そのため、顔に汗をかきたくないと思っているのです。

止まらない顔汗をどうにかしたいと思ったときにはどうすればいいのでしょうか。即効性のある顔汗を止める方法を5つ紹介します。

止まらない顔汗に効果的なツボが手にはいくつかあります。手のツボであれば、自分でも指やペンなどで簡単に押すことができるので場所を問わずおすすめの方法です

顔汗に効果的なツボの一つ目は後谿です。手を握ったときに少しふくれるので分かりやすいでしょう。肩こりなどにも効くツボとなっています。

合谷も止まらない顔汗対策におすすめのツボとなります。親指と人差し指の付け根が交わった場所より、少し人差し指側にあるのが合谷です。顔汗対策以外にも頭痛・肩こり・眼精疲労などにも効果のある万能なツボと言われています。

顔汗対策には陰郄のツボも効果があります。陰郄は小指側の手首にあり、付け根より1～1.5cm程下にあるツボです。親指などでグッと押してみましょう。

顔汗を止めるには、血管を冷やすことが効果的です。首には大きな血管が通っているので、首を冷やすと体温が下がり顔汗も止まります。冷やす場合には、首の後ろや左鎖骨下がおすすめです。

わきの下を圧迫すると半側発汗という作用が働くので顔汗に効果的です。半側発汗とは、身体の片側を圧迫すれば圧迫した側の汗が抑えられ、反対側から汗が出やすくなるという反射の一種になります。両わきの下を圧迫することで顔汗だけでなく、わきの汗を抑えることもできるのです。ただし、顔やわきの汗が抑えられたぶん下半身からの汗の量は増えてしまいます。

わきを圧迫して汗を止めるのは人前では難しいでしょう。そのため、さらしを巻いて胸とわきを圧迫しておけば顔汗対策になるのでおすすめです。舞妓さんなどは、さらしを巻いているため顔汗が抑えられメイクも崩れないと言われています。

しわやたるみなどの改善に使われるボトックス注射は顔汗も止めることができるのです。一度治療してしまえば、個人差はありますが4ヶ月～1年程度は効果が持続するので毎日顔汗対策をする必要はなくなります。

首を冷やすことや、わきを圧迫する以外にも生活を改善することで顔汗対策をすることができます。どういった対策があるのかを3つ見ていきましょう。

運動不足などであまり身体から汗をかかないと、汗腺は衰えてしまいます。身体から汗が出ないぶん、汗の出やすい顔から出るようになってしまうのです。運動をして全身の汗腺を鍛えることで止まらない顔汗の対策となります。

熱中症にならないためにはこまめに水分補給をしなければなりません。しかし水分を摂れば汗をかくのは自然なことなので、必要以上に水分を摂らないことが顔汗対策になります。

緊張する場面で顔汗が出て困るという人もいるでしょう。心が乱れると余計に汗が出てしまうので、顔汗対策にはリラックスすることが大切なのです。緊張する場面でも焦らずにゆっくりと深呼吸をしてリラックスしましょう。

ドラッグストアなどには顔対策ができる制汗グッズがたくさん売られています。その中からおすすめの制汗グッズを8つ紹介していきましょう。

ハッピーデオ フェイスシートは、メイクの上からでも使うことができるのでおすすめです。シートで顔を押さえれば顔汗を止めるだけでなく、ひんやりさせてくれる効果があるので火照った顔を冷やすこともできます。

サラフェはメイク前に塗る制汗クリームになります。この制汗クリームを塗っておけば、運動をしてもダラダラと顔に汗をかくことはありません。汗やテカリを抑えてくれるので、メイクが崩れる心配もなくなります。

薬用ノエミュは天然成分がたっぷり入っているので敏感肌の人でも使える制汗ジェルです。基本的にはメイク前に使いますが、汗が気になったときにはメイクの上からも使うことができます。

クリアアップ ホワイトムースは角質のケアをしてくれる美容液になります。冷たいムース状なので、洗顔後に使うことで顔を冷やすことができて汗を抑えてくれるでしょう。

フィックス＆セットエアリーミストは顔に汗をかいたときにメイク崩れを防止してくれるグッズです。メイクの上から使えば潤いを与えてくれるので、汗をかく時期だけでなく乾燥が気になる冬にも使えます。

こちらの商品はスキンケアの最後に使うことで、顔の汗を抑えてくれます。また、肌を健やかに整える効果があり夜に使ってそのまま眠ることも可能です。

エクサージュホワイト ホワイトニング パウダーも朝と夜に使える薬用パウダーになります。さらさらとした肌にしてくれるのでお風呂を出てからの顔汗を止めたいというときにも使える嬉しいグッズです。

ブライトニング フェイス パウダーはケースが可愛くて持ち歩きたくなるようなグッズの一つです。美白有効成分配合されていて、さらさらでなめらかな肌にしてくれて汗もかきにくくなるでしょう。

顔の汗で困ったときには首を冷やすことや制汗グッズで汗を抑えることができますが、顔ばかりに汗をかいてしまうのは病気が原因という可能性があるので注意が必要です。

顔面多汗症とは、名前からも分かるように顔ばかりに多くの汗をかいてしまう症状のことを言います。暑いと感じたときや緊張する場面などで顔からしたたり落ちるほどの汗をかいてしまうのです。

どうして顔面多汗症になってしまうのか、その原因についても気になるところでしょう。直接的な原因はまだはっきりとはされていませんが、運動不足などで身体から汗をかくことが少ないと筋肉をよく使う顔から多く汗をかいてしまうと考えられています。また、遺伝も顔面多汗症の原因の一つとも言われているようです。

運動不足以外にも病気が原因で顔面多汗症になっている場合があるということも覚えておきましょう。顔面多汗症から疑われる病気は自律神経失調症・糖尿病・甲状腺機能亢進症・更年期障害などがあります。心配な場合は一度病院で診てもらうようにしましょう。

顔に汗をかくとメイクが崩れるだけでなく、恥ずかしくて人と会話することも嫌になってしまいます。こちらで紹介した対策法や制汗グッズを使うことによって、汗を抑えることができて快適に過ごせるでしょう。自分に合った顔汗対策を見つけて汗をかく時期を乗り越えてくださいね。