お尻の汗対策におすすめのグッズ10選！下着選びのポイントも！

暑くなってくると気になるのは汗です。座り仕事が多い人はお尻に大量の汗をかいてしまうこともあります。「下着の色が変わってしまうほど汗をかいて気持ち悪い」「お尻の汗蒸れが気になり仕事に集中できない」「こんなに汗をかくなんて病気なのでは」などお尻の汗に悩んでいる人は意外と多いです。今回はお尻の汗の対策についてご紹介します。

座り仕事や通勤時間など、お尻に汗をかいて恥ずかしいと感じている方は多いです。中でも気になってしまうのはやはり汗の臭いですね。臭いは自分ではわかりにくいこともあり、周囲の人に臭いと思われていないか不安に感じることもあります。

汗が出てくる汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2つの種類があります。汗が汗腺から出てきたばかりの時は、実はほとんど臭いはありません。汗が皮脂などと混ざり酸化し、雑菌が繁殖することで臭いが出てくるのです。

先ほどご紹介した2つの汗腺の中でも、より臭いを発生しやすいのはアポクリン汗腺です。アポクリン汗腺は脇など特定の部位に存在し、お尻にはありません。お尻の汗はエクリン汗腺による汗のためほとんど無臭です。そのため汗をかいてすぐに臭いが発生するといった心配はありません。

お尻に汗をかくのはとても不快ですよね。酷い時は下着だけでなく衣類まで汗で濡れてしまうこともあります。中には大量に汗をかきすぎて病気なのではと心配してしまう人もいます。ではお尻に汗をたくさんかいてしまう原因は一体どんな所にあるのでしょうか。

お尻などの下半身は下着の締め付けが原因となり蒸れてしまうことが多いです。女性はサポートインナーを付けている方も多く下着の締め付けにが原因となっていることが考えられます。

お尻が椅子と密着することで蒸れ、大量の汗が出てくるという原因も考えられます。長時間座っていると、湿気を逃すことができず蒸れが生じてしまうのです。デスクワークが多い人や長時間運転する人などは特になりやすいでしょう。

いつもはそれほどお尻の汗が気にならないという人でも、日によっては妙にお尻の汗が気になるという場合もあるでしょう。それはもしかしたら緊張など体調の変化が原因で発汗しているのかもしれません。

ここまでにご紹介した原因で思い当たらないという場合は、多汗症という病気の可能性もあるかもしれません。ホルモンバランスや体調の変化やストレスが原因でこの病気を発症することがあります。多汗症という病気の場合、全身に大量の汗をかく場合もありますし特定の場所だけ汗が多いこともあります。「もしかしたらこの病気かもしれない」と思った方は一度医師に相談してみましょう。

気になるお尻や太ももの汗ですが、どのように対策をしていけば良いでしょうか。続いてはお尻や太ももの汗の対策について見ていきます。しっかり対策をすることでお尻や太ももを心地良く保ちましょう。

お尻や太ももの汗の量が気になる人は下着選びを工夫することが大事です。例えば、コットンの下着は肌に刺激も少なく、汗で痒くなってしまう場合におすすめです。他にも厚手の下着を避けたり、スポーツインナーにするなど通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

デスクワークなど座り仕事が多い方は、椅子に敷パッドを敷いたりクッションを使って対策することもできます。敷パッドやクッションは通気性の良いものを用意し、椅子との密着を避け湿気を逃がすようにしましょう。先ほどの下着と組み合わせることでかなりお尻の汗も改善できるはずです。

お尻に大量の汗をかきすぎて下着だけでなく衣類の色が変わってしまうという人は、汗ジミが目立たない衣類を選ぶと良いです。下半身の衣類はネイビーやブラックなど濃い色味がおすすめです。

緊張によるストレスで発汗機能が高まっているという場合もあります。ストレスは多汗症などの病気にも繋がりますので病気の対策としてもストレスを溜めないように心がけると良いでしょう。呼吸を整えてみる・自分の好きなアロマを付けたハンカチを持ち歩くなど、気分を上手に変えみることが大事です。

お尻に汗をかきやすい人は、太ももの裏側にも汗をかきやすいと感じているはずです。太もも裏も椅子と密着しますので汗をかきやすい部位です。そのためお尻・太ももの汗対策のインナーは太ももの裏側までしっかりカバーするものがおすすめです。まずはレディースインナーのおすすめを紹介していきます。

千趣会の「サラリスト」は速乾機能があり、たくさん汗をかいても乾きが早いのが特徴です。生地は薄手でさらっとした綿混素材でお尻と太もも汗をしっかり吸収し、蒸れや臭いを防いでくれます。通気性が良いので長時間の座り仕事にも向いています。3分丈から7分丈までありますので太ももの裏側までしっかりとサポートしてくれます。

GUNZEの「COOL MAGIC汗さらッ」シリーズは吸汗速乾と消臭抗菌防臭加工が施されており丈の長さも選べます。お尻から太ももの裏の汗の対策をしっかりしたいなら5分丈がおすすめです。お尻や太ももにピッタリとフィットしてめくれ上がりにくいデザインのためショーツなしの1枚履きも可能です。

セシールの「スマートドライ」シリーズは汗を素早く吸い取り、速乾機能にも優れます。消臭・抗菌防臭機能もあり、気になる汗の臭い対策にもおすすめです。お腹の冷えをカバーしてくれるタイプもあり種類も豊富です。1分丈から10分丈まで丈の長さも選べますので、お尻・太ももの裏側の汗対策にもピッタリです。

お尻の汗に悩んでいるのは女性だけではありません。男性もお尻・太ももの汗対策に特化したメンズインナーを選んでみましょう。男性は女性に比べると汗の量が多いのでしっかりとお尻や太もも裏の汗対策をしていきたいですね。ではお尻・太ももの汗対策におすすめのメンズインナーを2つご紹介します。

Wacoalの「ブロス」は素材にこだわり付け心地の良さに特化したメンズインナーです。吸汗速乾性のある素材でベトつきを防止してくれます。フロント部分はゆとりがあり蒸れを防ぐため履き心地もよく、ボクサータイプなのでメンズインナーの見た目が気になる方にもピッタリです。

先ほどレディースで紹介した「COOL MAGIC」のメンズタイプです。こちらも吸汗速乾で汗のベトつきを防いでくれます。また消臭加工も施されていますので汗の臭い対策もバッチリです。ロングボクサーなら太もも裏の汗もしっかりと吸収してくれます。

汗対策はインナーだけでは不安という方は他のグッズを使ってみるのもおすすめです。もちろんインナーに拘らずにこちらだけで対策することも可能ですが、インナーと併用するほうがより効果的です。ではお尻や太ももの汗対策におすすめのグッズを見ていきましょう。

サラフェプラスはやや高価ですが、伸びがよく少量でも良く馴染みますのでコスパは悪くありません。汗を抑える成分が配合されていますので気になる太もも裏など、下半身にしっかり塗っておくと良いでしょう。さらっとしたつけ心地で敏感肌の方も安心して使えます。

制汗スプレーは白くなってしまうものも多いですが、エージーデオ24ならその心配もありません。朝下半身にスプレーしておくと、サラサラ効果が続き消臭力もあります。肌に密着する力が強いので、1日に何度もスプレーする必要がありません。

汗や皮脂のべたつきを抑えてくれる効果がありますので、下半身にパウダーを馴染ませておけば汗をかいてもサラリとしています。抗菌作用で汗の嫌な臭いも防ぐ効果もある上に防腐剤・着色料フリーと使いやすさ抜群です。下半身だけでなく全身の汗対策におすすめです。

持ち運びに便利なデオドラントシートなら、日中かいてしまった汗の対策にぴったりです。エージーデオ24なら白くなる心配もありませんし、拭いた後は消臭効果も長続きします。下半身と共に全身の汗を拭き取っておけば、汗かぶれも防げます。

薬用固形パウダーは赤ちゃん向けに作れているものが多く低刺激で敏感肌の方にもおすすめです。コンパクトな固形タイプなら持ち運びにも便利なので朝しっかりと下半身につけた後はカバンに入れておきましょう。

レディースやメンズの汗対策インナーのおすすめをご紹介しましたが、もちろん紹介したものでなくてもしっかりとお尻・太ももの汗対策をすることができます。ではお尻や太ももの汗対策に良い下着の選び方はどういった点に気を付ければよいのか、ポイントを見ていきましょう。

蒸れの原因となる湿気を逃がすために通気性の良い素材を選ぶようにしましょう。例えばスポーツインナーなどは汗が蒸発しやすいように作られているものが多いです。パッケージをしっかり確認して汗を逃してくれるタイプの素材を選びましょう。

速乾性の素材であれば汗をかいてもすぐ乾くため、蒸れや汗による痒みを防いでくれます。速乾タイプのインナーは汗ジミ対策にもなりますし、汗によるベタつきも少ないので暑い時期でも快適です。

締め付けが原因となり、お尻や太ももが蒸れて大量の汗をかいてしまう場合があることもご紹介しました。そのため、インナーは締め付けないサイズのものを選ぶということも大事です。「きつくなってきた」「つけているとちょっと苦しい」と感じているものがあれば、サイズを見直しましょう。

夏のインナーは、かいてしまった汗を素早く吸収させてくれるものがベストです。吸水性がありおすすめの素材はレーヨンやポリエステルなどです。これらの素材は速乾性も高いです。

お尻の汗は意外と目立つこともあり、座り仕事が多い方には死活問題と言えるかもしれません。だからこそ汗の対策をしっかりして、お尻の汗を予防していくことが大事です。今回ご紹介したインナーやグッズなどを参考にして快適に過ごしていきましょう。