ベッドの高さを上げるのに便利な100均グッズやDIY術を紹介!
ベッドの高さを上げたいと思ったことはありませんか?100均の耐震マットや100均お得意のリメイク材を使った調整から本格的なDIYまで、ベッドの高さを上げるさまざまな方法をご紹介します。高さを上げるときの注意点も必見です。
目次
ベッドの高さを上げるには?
ベッド下のスペースを活用したいときや、ベッドを動かさずに手軽に掃除をしたいときなど、ベッドの高さがあともう少しだけ高ければ解決することは結構ありますよね。ベッドを買い替えるほどではないけれど自分の理想に近づけたいという方は、これからご紹介するベットの高さを上げる方法を試してみませんか?ベッドの高さを自分で変えるだなんて考えたことがなかったという方も、100均グッズやカラーボックス、マットレスを使ったものなど、意外とお手軽にできる方法を知れば、挑戦してみたくなるかもしれませんよ。
【100均】ベッドの高さを上げる便利なグッズ3選!
あまりコストをかけずにベッドの高さを上げたい方は、まずは100均で材料を揃えてみてはいかがでしょうか?100均のグッズはコストが低いだけでなく、見た目も工夫次第でおしゃれに見せることができます。100均では装飾するためのリメイクグッズも豊富にあるので、オリジナリティを出しても素敵ですね。そんな100均で扱っている商品の中から、ベッドを上げる際に使える便利なグッズをご紹介します。
耐震マット
ベッドの下に掃除機を入り込ませたいなど数cmの調整でよければ、家具のずれ防止のための耐震マットがおすすめです。耐震マットを2~3枚重ねて接着剤で連結し、ベッドと床の接地面に並べてスペースを作ると、安全にベッドの高さを上げることができます。取り扱う100均の店舗によって厚みやカラーに違いがあるため、いくつか比べて自分の使いやすいものを選びましょう。
レンガをリメイク
もっと大幅にベッドの高さを上げたい場合は、園芸コーナーにあるレンガなどのブロックを使うのが便利です。インテリアとしても人気なレンガはそのままでも使えますが、上からリメイクシートを貼ったりラッカースプレーでの塗装やステンシルでデコレーションをすることで、よりおしゃれにもなります。
100均で扱っているレンガでも充分に強度があるので、どのようなベッドの土台にもすることができます。ただし、レンガの下には何かを敷かないと床が傷付いてしまうので注意してください。
板材を布地でカバーした土台
100均では2cmほどの厚みがあるクラフト用の板材も取り扱っています。同じく100均でも豊富に揃えることができる布やレースなどで板材をカバーして使えば、100均のグッズだけでも自分好みの土台を作ることができますね。
【DIY】ベッドの高さを上げる方法7選!
次はもう少し本格的に手を入れてベッドの高さを上げたい方に向けてのDIY方法についてです。いま流行になっているDIYの材料は、ホームセンターやインターネットなどでも簡単に揃えることができます。
ツーバイ材を使って土台を作る
DIYといえば必ず名前が上がるツーバイ材は、丈夫で比較的柔らかく初心者でも加工がしやすいため人気の素材です。ツーバイ材の企画は2×2から2×10と幅広くありますが、厚さは38mmで統一されているため、安定して高さを上げることができます。ツーバイ材で土台の枠を作れば、ベッドを思い通りの高さに上げることができますね。
継ぎ脚と木材で土台を作る
高さを上げたいベッドが脚のあるベッドであれば、専用の継ぎ脚という器具を使うこともできます。継ぎ脚はベッドやテーブルの脚にはめるだけでそれらの高さを上げることができる器具です。継ぎ脚だけでも5~15cm程度高くなりますが、DIYで継ぎ脚とベッドの間に板材を挟めば、更に高さを上げることも可能です。
DIYで継ぎ脚とベッドの間に板材を挟む場合、継ぎ脚の中にはベッドの脚の代わりに棒材を入れ、その棒材と間に挟む板状とを接着剤で固定して強度を上げる必要があります。板材は安全のため棒材より多少大きめにカットしてください。継ぎ脚と接着された板材の上には耐震マットなどを置き、その上にベッドが乗るようにすれば、ずれにくくなるのでより安全です。
カラーボックスを使う
手軽なDIYであれば、カラーボックスもおすすめです。カラーボックスを横向きにいくつか置いて土台にすれば、ベッドの高さを上げるだけでなくベッド下のスペースを収納に活用することもできます。カラーボックスの土台は固定金具をネジで止めるだけでいいので初心者にも安心です。一般的な3段タイプのカラーボックスは横幅が29cmですので、それがベッドを上げる分の高さになります。カラーボックス用の仕切り板などを使えば、思い通りのベッド下収納が作れますね。
発砲スチロール製ブロックを使う
数10cm単位でベッドの高さを上げる際によく使われるブロックですが、一般的なブロックは重く床を傷つけることもあるので少し扱いにくいですよね。より便利に使いたいならば、発砲スチロールで作られたブロックがおすすめです。
この発砲スチロール製ブロックは軽量で糸鋸で切れる点からとても使いやすく、ベッドの高さを上げるのにも向いています。ただし、ベッドの重量が狭い範囲に集中してしまう細い脚ではブロックが潰れてしまう恐れがあるため、すのこ状の板を挟むなど対策をしてください。また、ブロックを積み上げるときには接着剤で固定する必要があります。安全面に注意してご使用ください。
マットレスを厚くする
ベッド下にスペースを作りたいなどの理由がなければ、マットレスを厚くすることでもベッドの高さを上げることができます。寝心地はマットレスで決まるとも言われており、各社さまざまなマットレスが売り出されています。マットレスであれば比較的買い替えもしやすいので、こだわりのマットレスを選んでみるのもいいですね。
市販されている脚を使う
ベッド下にスペースを作りたい場合は市販の脚を取り付けてもいいでしょう。内側に滑り止めがあり乗せるだけで使えるものが多いですが、念のため耐荷重が高く安定感のあるものを選びましょう。脚が細すぎたりパイプ状のものだと使えないことがあるため注意してください。
高い脚に取り替える
脚が取り換えられるベッドであれば、脚を取り換えることでベッドの高さを上げることもできます。一般的にメーカーで作られているものの中から選ぶことになりますが、ネジ穴さえ対応していれば脚は基本的にどのベッドにも接続することは可能です。ネジ穴の規格を確認して無理のない交換をしましょう。
ベッドの高さを上げるメリット4つ!
ベッドの高さを上げることによってどのようなメリットがあるのでしょうか。高さを上げることによって考えられるメリットを4つほどご紹介します。
ベッド下のデッドスペースを有効活用できる
ワンルームなど狭い部屋の場合、ベッドの高さを上げることの一番のメリットは収納スペースを増やせることではないでしょうか。ベッドは家具の中でもサイズが大きく、あるだけで部屋の面積を占領します。そのベッド下のデッドスペースがすべて収納になったら結構な量のものが入って便利になりますよね。
自分の思い通りのベッドの高さにできる
ベッドの高さが自分にちょうどいい高さになると、起き上がりやすくなるというメリットもあります。畳に布団とまでは言いませんが、起き上がるのに不便な高さのベッドだと、腰に負担がかかることもあります。毎日のことですので、できるだけ心地よく寝起きをしたいものですよね。
ベッド下の掃除がしやすい
ベッドを高く上げることによるメリットは掃除にもあります。ベッド下は湿気がこもりやすく、油断するとすぐに不衛生になります。スペースをふさがずに空けておくのであれば、最低でも掃除機のヘッドが入るくらいのスペースは確保しておくべきでしょう。ロボット掃除機を使うご家庭ではもしかしてこれが一番のメリットかもしれませんね。
2つのベッドの高さを合わせられる
若い夫婦や小さいお子さんのいるご家庭では2つのベッドをつなげて使用していることもあると思います。そんなとき、高さをピッタリと合わせられるといいですよね。マットレストッパーのようにマットレスの高さを微調整することができるものを使えば、ほとんど段差は気にならなくなるはずですよ。
ベッドの高さを上げる2つのデメリット
実際にベッドの高さを上げる前に、考えられるデメリットについても考えなければいけません。インテリアとしてのデメリットや生活する上でのデメリットなど、ベッドの高さを上げることによってどのようなデメリットがあるのでしょうか。
圧迫感がある
ベッドの高さを上げることによる視覚的なデメリットは、圧迫感があることです。ただでさえ大きいベッドの高さが上がると、部屋の中での存在感が増します。狭い部屋の場合、収納スペースにするなどの理由がない限りインテリアを考える上では避けたいところです。
安定感がなくなる
実際に使用するときに感じるデメリットとしては、安定感がなくなることでしょうか。当然ベッドの高さが上がれば重心も上がるため安定しにくくなります。土台の強度や接着などに充分注意して対策を取る必要があるでしょう。
ベッドの高さを上げる注意点とは?
では、ベッドの高さを上げるときにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。安定感がなくなるというデメリットへの対策としてもご覧ください。
強度に注意する
まずは強度です。高さを上げる専用の器具であればいいのですが、そうでないものを使った場合はどのくらいの耐荷重があるかを必ず確認しましょう。お子さんがいるご家庭ではベッドの上でジャンプなどをする可能性も考慮する必要があります。
ベッドの高さを高くし過ぎない
次に高さです。やはり高くなれば安定しにくくなり、最悪倒れることも考えられます。高くし過ぎたことでベッドの上に上がりにくくなってしまったり、落下したときには怪我をすることもありますから、高さは30cmくらいまでで留めるのが無難でしょう。
【番外編】ベッドの高さが高すぎる場合はどうしたらいいの?
番外編として、ベッドの高さが高すぎる場合にはどのように低くすればいいかもご紹介します。
マットレスを薄くする
一番簡単な方法はマットレスを薄くすることです。マットレスはさまざまな厚みのものがあり、薄型のものを選べば3cmほどまで薄くすることができます。元々のマットレスが薄い場合にはあまり効果は感じられませんが、第一候補として最も有力な方法です。
ベッドの脚をカットする
大幅に低くしたい場合は脚をカットすることもできます。ただし、真っすぐカットできないと不安定になるため、のこぎり用のガイド工具などを使ってサポートするといいでしょう。ガイド工具は100均でも扱っているため、失敗しないように是非使ってみてくださいね。
ベッドの脚をはずす
脚が外せるタイプのベッドであれば、外してしまうのも簡単ですね。完全に外してしまうのでフロアーベッドのようになってしまいますから、床面への湿気対策は忘れずに行いましょう。ベッドの下にすのこなどを敷くのがお手軽ですよ。
ベッドの高さを上げるときは強度に注意しよう!
本格的なDIYからお手軽なものまで、いろいろなベッドの高さを上げる方法がありましたがいかがでしたでしょうか?ベッドは1日の中でも長い時間を過ごす場所ですので、できるだけ心地よくしたいものですよね。長時間使うベッドだからこそ安全面には特に注意をして、自分好みの調整をして長く使っていきましょう。