囲碁の発祥の地はどこ?歴史や囲碁から生まれた言葉も紹介!

日本の囲碁の発祥や歴史を解説します。特に江戸時代に生まれた本因坊家は囲碁を語る上で欠かすことが出来ません。本因坊家の発祥や昭和に入ってからの本因坊家の廃止の話は囲碁を打てなくても面白いです。また、囲碁が発祥の言葉も紹介します。

囲碁の発祥の地はどこ?歴史や囲碁から生まれた言葉も紹介!のイメージ

目次

  1. 1囲碁発祥の地はどこなの?
  2. 2囲碁の発祥の起源は4000年前まで遡る?
  3. 3日本での囲碁の発祥起源は?
  4. 4日本で囲碁が庶民に広まったのは鎌倉・室町時代!
  5. 5日本で囲碁が急速に広まったのは江戸時代!
  6. 6日本での囲碁の全盛期は昭和時代!
  7. 7東アジアでの囲碁の人気と現状は?
  8. 8東アジア以外での囲碁の広がりとは?
  9. 9囲碁から生まれた言葉6選!
  10. 10【番外編】囲碁をするメリットとは?
  11. 11【番外編】日本最古の碁盤はどこにあるの?
  12. 12囲碁の発祥起源を知ってより深く楽しもう!

囲碁発祥の地はどこなの?

囲碁

囲碁の発祥の地は中国とされています。囲碁発祥の地には諸説があり中国以外にもチベットやインドという意見もあります。囲碁発祥の地は謎が多いのですが、現在は中国発祥が有力となっています。

囲碁の発祥の起源は4000年前まで遡る?

木

紀元前二十四世紀に中国の皇帝が発明して息子たちに伝えたのが発祥とされています。他にもいくつか諸説がありますが4000年以上前が発祥というのが有力のようです。4000年以上前が発祥起源とは気が遠くなる話ですね。

4000年前の中国で「占星術」に用いられたのがはじまり?

像

当時は娯楽というよりは石を使った占い「占星術」として用いられていたのが発祥のようです。これは盤を宇宙に、石を星に見立てています。囲碁発祥の頃は少し小さい十七路盤や十五路盤が使われていました。しかし当時は暦が360日だったのでそれに天元の1目を加えて361目とし、そこから十九路盤が使われるようになりました。発祥より少しずつ形を変えて現代まで受け継がれています。

孔子や孟子が囲碁について言及していた?

孔子と孟子は囲碁について「囲碁は遊びなのでやめた方が良い」と苦言を呈しています。しかし、彼らは囲碁が嫌いだった訳ではなく囲碁に熱中し過ぎず程々にしようという意味だったようです。このことから囲碁発祥より長い時間をかけて庶民に浸透して娯楽になったというのが分かります。

日本での囲碁の発祥起源は?

桜

囲碁の発祥起源を語る上では中国のことは欠かせません。中国での囲碁の発祥の歴史はとても長いということは分かりました。中国発祥で始まった囲碁はその後どのように広まっていくのでしょうか?次は日本での囲碁発祥の起源について紹介します。

日本に囲碁が伝来したのは5世紀頃!

花

日本には五世紀頃に中国や朝鮮から伝えられたとされています。具体的な発祥の地は定かではないのですが平安時代には貴族や僧の間で嗜みとして親しまれていたようです。この後少しずつ普及されていくのですが、日本での発祥起源は貴族や僧と言ってもいいでしょう。

『枕草子』や『源氏物語』に囲碁の記述がある!

花

清少納言や紫式部も囲碁を嗜んでいたようです。『枕草子』や『源氏物語』に囲碁の詳細が書かれているため相当な打ち手であったと言われています。当時は男女関係なく人気のある遊戯だったようですね。

日本で囲碁が庶民に広まったのは鎌倉・室町時代!

囲碁

貴族と僧が囲碁を嗜んでいたのを日本での発祥起源としましたが、日本で囲碁が広がり始めたのが鎌倉時代・室町時代です。鎌倉時代では武士が打ち始めました。そして室町時代になると庶民にも囲碁が広まりました。戦国時代には織田信長・豊臣秀吉・徳川家康も囲碁を好んで打っています。プロの囲碁打ちが誕生したのもこの時代です。

日本で囲碁が急速に広まったのは江戸時代!

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江戸時代では囲碁が急速に広まりました。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に指南していた日海という僧が本因坊算砂と名乗りました。徳川家康は囲碁を奨励して家元制度を作りました。家元は本因坊家・井上家・林家・安井家の4つがあり、互いに競い合うことで江戸を中心に日本の国技として発展していきます。ちなみに本因坊家の初代家元である日海(算砂)は織田信長に名人と呼ばれ、名人の言葉の発祥はこのことが由来となっています。

日本での囲碁の全盛期は昭和時代!

店

明治に入り江戸で全盛だった家元制度は失われました。大正では一般人が職業プロとして囲碁を打つことになります。昭和の新しい世代によって昔の慣習や技法は見直されていきました。そして江戸時代より続いた本因坊家の名前は昭和に無くなりました。これは本因坊家を受け継いだ本因坊秀哉の引退(昭和11年)のときに自ら宣言したためです。330年で本因坊家は無くなりましたが昭和14年に本因坊というタイトル戦で名前が復活しました。

東アジアでの囲碁の人気と現状は?

家

囲碁の競技人口は約3600万人います。中国が2000万人、韓国が900万人、日本が500万人、台湾が60万人です。人口の大半を東アジアが占めています。世界大会も開催していて人気の競技と言えます。最近の日本は今一つ成績を残せていませんが、昭和の時代は強かったです。将棋の羽生さんや藤井さんのようなスター選手が出現すればまた囲碁も世界をリードするくらい強くなるでしょう。

東アジア以外での囲碁の広がりとは?

囲碁

競技人口の話なら残念ながら少ないと言うしかありません。ですが覚えてしまえば分かりやすいルールと着手の発想の自由さから世界での人口は増え続けています。更にインターネットの普及により国は関係なく競技を楽しめるのも追い風になっています。

囲碁から生まれた言葉6選!

私たちが意識せずに使っている言葉に、囲碁用語や囲碁が発祥の言葉があります。囲碁発祥の言葉は多数あるのですが、多すぎて紹介しきれないので6つにピックアップして紹介します。

「駄目」

文字

よくカタカナでダメと書きますね。これは囲碁が発祥の言葉です。駄目とは自分の地にも相手の地にもならない無駄な目のことをいいます。そこに石を打ってしまうと地が増えずパスをしたようなもので悪い手です。そこから転じて現在使っているような意味の言葉になりました。よく使う言葉なので面白いですね。

「駄目押し」

駄目押しは駄目から発祥した言葉です。囲碁では勝負が終わり地を数える際、上述した駄目を石で埋めて数えやすくします。駄目押しは念のためという意味がありますよね。念のため駄目を埋めるから駄目押しということです。

「一目置く」

ライオン

一目置くという言葉も囲碁発祥です。一目置くの意味は相手のことを認めるという意味です。囲碁には実力差がある場合にハンデ戦があります。ハンデ戦は一子・二子と数え、弱い方が対局前に予め石を一目二目と置きます。このように自分より相手の方が強いと認めたのがこの言葉の発祥です。

「八百長」

八百長というのはわざと負けることをいいます。この言葉も囲碁が発祥です。江戸時代に八百屋の長兵衛が相撲の親方と対局してわざと負けて勝率を調整していたのがこの言葉の語源です。江戸時代の出来事が言葉の発祥となるなんて長兵衛さんは想像できなかったでしょうね。

「定石」

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定石とはこうしておけば最善の結果になるという意味で使われています。この言葉も囲碁が発祥です。囲碁では石を打つ順番を研究して、先手後手共に最善の手を打って互角になることを定石といいます。少し意味合いが違いますが最善の結果になるというところが共通点ですね。ちなみに将棋でも「じょうせき」という言葉がありますが漢字が違います。将棋では定跡と書き、意味は囲碁と同じです。

「傍目八目・岡目八目」

これには注意が必要です。傍目八目は「はためはちもく」とは読みません。傍目八目も岡目八目も両方とも「おかめはちもく」と読みます。これも囲碁が発祥の言葉です。傍目・岡目は第三者、八目は八子置くという意味です。対局している二人より対局をそばで見ている第三者の方が冷静に戦局を見ていて八子置くくらい強いということから生まれた言葉です。

【番外編】囲碁をするメリットとは?

囲碁の発祥について学んできました。しかし、囲碁と聞くと難しそう・時間がかかってしまうというイメージがあります。では囲碁を打つメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?

考える癖がつく

男性

まずは考える癖がつくことが挙げられます。囲碁は空いている目の好きな所に石を置くことができます。もちろん着手禁止の目はありますが他のボードゲームと比べると圧倒的に自由度が高いです。その自由度のため常に考えていなければ勝負に勝つことができません。このようなことがあり囲碁を打つと考える癖がつきます。

子供の精神的成長につながる

子供

囲碁は礼を重んじます。いくら強くても対局前後のあいさつや対局中の態度などができていないと多くの人に認められません。また、囲碁は交互に石を打ちます。それはまるで会話のようです。一方的に話すのではなく相手は何を考えているのか感じなければいけません。そこから自然と子供の精神成長につながるという訳です。

認知症の予防になる

手

囲碁に勝つためには手順がとても重要です。ABCと打つのとCABと打つのでほとんど同じ様に見えますが、結果は変わってしまいます。順番を考えるという作業が認知症の予防となります。

【番外編】日本最古の碁盤はどこにあるの?

囲碁は中国発祥でしたね。では日本最古の碁盤はどこにあるのでしょうか?それは東大寺の正倉院に日本最古の碁盤が納められています。正倉院には奈良時代・平安時代の宝が納められています。そんな昔から昭和・平成・令和と受け継がれているのは不思議な感じがしますね。

囲碁の発祥起源を知ってより深く楽しもう!

囲碁

囲碁は強い弱いだけのゲームではありません。発祥起源を知ることでまた違う楽しみが生まれてきます。囲碁が好きな人もこれから始める人も発祥や歴史を学んで囲碁を語り合えたら、人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。

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この記事のライター
猫太郎
楽しい記事をお届けできたらと思います。

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