スキンヘッドのお手入れ方法や道具は？メリット・デメリットも！

かっこいいイメージが強いスキンヘッドの髪型は、実はお手入れが難しい髪型の1つとされています。ポイントを押さえていなければ、かっこいいスキンヘッドに仕上げることができません。それらの注意するポイントや、スキンヘッドのお手入れ方法、そして多くの人が知りたいと思っているスキンヘッドが青くならない方法についてご紹介します。

最初にご紹介するのは、スキンヘッドと坊主の違いです。日本ではスキンヘッドと坊主頭の違いがはっきり区別されずに使われることがありますが、この2種類には違いがあります。

スキンヘッドとは、英語の「スキン」である皮膚を意味していることから、頭皮が見えている髪型を指しています。髪の毛をカミソリで剃ってしまい、髪の毛を頭に残していません。

また坊主とは、お坊さんが昔していた髪型のことを指し、必ずしもスキンヘッドとは限りません。うっすらと髪の毛が残っている状態であっても坊主頭と分類されます。

スキンヘッドは似合う人と似合わない人がはっきりしています。スキンヘッドをしてかっこいいと周りから思われる人になるため、スキンヘッドが向いている人の4つの特徴をご紹介します。

スキンヘッドが似合うためには頭の形が大切です。。髪の毛でごまかすことができないので、頭の形がダイレクトに表れることになるからです。スキンヘッドの似合う顔型は面長で、後頭部部分がふんわりとしている人といわれています。

スキンヘッドは髪の毛がない分、顔のパーツが強調されます。そのため顔が濃い人、つまり欧米系の人のような彫が深くて眉毛の濃い人などがスキンヘッドが似合う人といわれています。

大柄で筋肉質の人は、スキンヘッドが似合う人です。スキンヘッドは髪の毛がないので頭が小さく見え、ワイルドな体つきに見せることができます。

色白で痩せている人はスキンヘッドにすると病弱に見えてしまいますが、日焼けをした健康的な肌の人であれば、スキンヘッドも映えます。日焼けした人のスキンヘッドはかっこよくなりますよ。

かっこいいと憧れるスキンヘッドですが、どんなメリットがあるでしょうか。メリットを6つご紹介します。

スキンヘッドにすることで髪を洗う手間がかかりません。シャンプーの使用量も減りますし、洗った後のドライヤーなどのお手入れからも解放されるというメリットがあります。

毎朝髪型整えていた人も、スキンヘッドにすることで時間を短縮できるというメリットもあります。髪型やお手入れを心配する必要がないからです。

薄毛で悩んでいる人がスキンヘッドにすることで、髪の毛の悩みがなくなります。髪が少量残っていることで薄毛の悩みが発生するので、スキンヘッドのように髪の毛がなくなってしまえば薄毛も気にならなくなりますしお手入れも必要ありません。

薄毛や髪型のお手入れなどの悩みは毎日のストレスになります。これらの悩みがないスキンヘッドにすることで、気持ちも明るく前向きになれるというメリットがあります。髪の毛のお手入れなどでストレスがあるという人は、思い切ってスキンヘッドにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

頭皮のお手入れは髪の毛が邪魔になって、なかなか思うようにできない人も多い中、髪の毛がないスキンヘッドであれば、直接頭皮のケアができお手入れも楽になります。

「スキンヘッドの人」として印象に残りやすいのもメリットです。人に顔や名前をなかなか憶えてもらえないとしても、スキンヘッドにすることで相手からすぐに覚えてもらうことができるからです。スキンヘッドはある意味で相手に自分を印象つける武器となりますよ。

スキンヘッドにはデメリットもあります。かっこいいスキンヘッドに憧れている人は、デメリットをしっかり押さえておきましょう。デメリットを5つご紹介します。

スキンヘッドにしても髪の毛は生えてきます。それでこまめにお手入れをして、かこいいいスキンヘッドを保つために時間が必要になります。また念入りにお手入れをする必要のある髪型なので、お金も必然的にかかってきます。

髪の毛はあらゆる衝撃から頭を守るものとなっています。スキンヘッドにすることで、その保護となるクッションがなくなることになります。頭をぶつければ、その衝撃が直接体に響きますし、頭に傷が残ることもあります。

髪の毛がないスキンヘッドは、夏は涼しげだと思われるでしょうか。確かに見た目はすっきりとして涼しげですが、実は頭皮に直射日光が直接当たり頭がすぐに暑くなります。反対に冬の場合は髪の毛がないので寒いというデメリットもあります。

人に怖いイメージを持たれてしまうというデメリットもスキンヘアにあります。場合によっては悪い印象を与えてしまうこともあります。「スキンヘッドの人はかっこいい人」でもありますが、別の人が見ると「スキンヘッドの人は怖い人」と思われるようです。

TPOに合わせたファッションを心がけているとしても、スキンヘッドにすることで似合わなくなるファッションがあるのは事実です。好きなファッションが楽しめなくなるというデメリットは、おしゃれを楽しみたい人にとってマイナスになることもあります。

自分でスキンヘッドにすることができます。ポイントとスキンヘッドにする方法をご紹介します。

普段ヒゲ剃りに使っている電気シェーバーやT字カミソリがあれば十分ですが、バリカンがあれば自分で簡単にスキンヘッドにできます。初めてスキンヘッドにするのであればバリカンは必要です。まずバリカンで髪全体の髪の毛を刈り上げて坊主にしておくなら、きれいなスキンヘッドをつくりやすくなります。

蒸しタオルなどで頭皮を温めるなら、仕上がりが良くなるだけでなくお手入れしやすくなります。頭皮も柔らかくなり怪我するリスクが下がるからです。

基本的な髪の剃り方は、前から頭頂部に、そして両サイドから後頭部の順番になります。両サイドを剃る際には、耳周りは剃り残しが多くなる部分なので、念入りにチェックしながらカミソリやシェーバーなどで剃るようにしましょう。

頭皮の毛周期は、発生段階のスピードはごく緩やかで、1日に約0.2mm～0.3mmほど伸びると考えられています。平均的に1か月で1cm伸びます。おすすめのお手入れの頻度は、毎日髪を剃ることです。

スキンヘッドに必要な日々のお手入れは、電気シェーバーで行えば短時間で、しかも安全に行うことができます。またお手入れで美しさをキープしたいのであれば、T字カミソリがおすすめです。時間にして5分～10分ほどの時間で、頭全体を綺麗にお手入れすることができますよ。

かっこいいスキンヘッドをキープするために、どんなお手入れをすればよいのでしょうか。プロがおすすめするスキンヘッド専用のお手入れ方法をご紹介します。

かっこいいスキンヘッドを維持するために、毎日生えてくる髪を剃りお手入れしましょう。最低でも3日に1回はお手入れしたいものです。3日も経てば髪の毛は1mm伸びていることになるからです。毎日カミソリで剃り続けることで、頭皮も固くなりカミソリ負けしないようになりお手入れしやすくなります。

スキンヘッドは頭皮の保湿によるお手入れが大切だといわれています。保湿クリームを手に取り、頭に伸ばすようにお手入れすることで保湿を保ってください。ただしお手入れの際に保湿クリームを大量に頭皮につけてしまうと皮脂過剰になることがあるので、お手入れの際の保湿量は自分の肌質を見ながら行ってくださいね。

保湿と同時に紫外線対策のお手入れを忘れないようにしたいものです。スキンヘッドの場合は紫外線を直接頭皮に受けることになります。紫外線をスキンベッドの人が直接浴びてしまうと、紫外線による頭皮乾燥が進みます。その結果紫外線が原因で頭皮がカラカラになってしまうことも考えられます。紫外線対策のお手入れと頭皮の保湿を忘れないようにしましょう。

自分でスキンヘッドのお手入れをする際に、どんな道具を揃えればよいでしょうか。おおすすめの道具を6種類ご紹介します。

電気シェーバーは失敗率が少ないので、スキンヘッド初心者の人におすすめの道具です。電気シェーバーはカミソリと比べると皮膚に優しく、皮膚が敏感な人でも無理なくお手入れできるからです。

使いやすい道具としてT字のカミソリもあります。3枚刃や5枚刃のカミソリを使ってお手入れすることで、剃り残しのないスキンヘッドにすることができます。

頭皮を洗う場合は、ボディーシャンプーや石鹸などを使う人もいますが、頭皮に優しいスカルプシャンプーを使うことをおすすめします。皮脂つまりなどの悩みを解消してくれます。

スキンヘッドはきれいな皮膚を見せる髪型だけあって、頭皮のお手入れは保湿が必須となっています。自分の肌質に合わせた化粧水と保湿クリームを使って、すべすべのスキンへッドをつくりましょう。

上記でもご紹介しましたが、スキンヘッドは直接紫外線を浴びることになります。帽子を被るだけでも頭皮の乾燥を防ぎ、保湿を保つことに役に立ちます。

寝るときにナイトキャップを活用することで寝冷え防止になります。冬は特に頭が寒くなると風邪を引きやすくなるので、ナイトキャップは必須です。

スキンヘッドにしてもフケの悩みはついてきます。スキンヘッドのフケの種類と解決方法をご紹介します。

フケは主に2種類あるとされています。1つは角質フケです。生きている限り、お手入れをしているスキンヘッドでも新陳代謝による角質細胞の剥がれから逃れることはできません。角質がはがれてフケになることがあります。2つ目は脂性フケと呼ばれる皮脂です。この脂性フケは臭いを発することがあるので、厄介なフケとして知られています。

2種類のフケの原因は乾燥です。しっかり頭皮を保湿するお手入れをすることで、パラパラと落ちてくるフケに悩まされることがなくなります。

スキンヘッドにしたときに、頭皮が青くならない方法があれば知りたいですよね。カミソリやシェーバーで剃ったとしても青くならない方法をご紹介します。

スキンヘッドにしたときに頭皮が青く見える原因は、根毛が透けて見えていることが原因です。頭皮の白い人は他の人より頭皮が青く見えることになります。

スキンヘッドが青くならない方法は毛根が見えなくすることが一番なので、処理方法として脱毛クリームをおすすめします。毛根からしっかり脱毛してくれるので、スキンヘッドが青くなりません。また青くならない方法として、シェーバーよりもカミソリできれいに剃ってしまう方法も試してみることができます。加えて日焼けすることもスキンヘッドが青くならない方法です。

「スキンヘッド」は英語単語にある言葉ですが、意味が全く違ってきます。英語の＂skinhead＂は反体制の思想を持つ人や団体を指しています。「スキンヘッド」は和製英語であって、日本人の間では髪型として使っています。

スキンヘッドに憧れている人は、メリットやデメリットを参考に考えてみてください。そして本当に自分に似合う髪型だと思う人は、是非チャレンジしてくださいね。